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『広汎性発達障害 レポート』
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広汎性発達障害総論 読後レポート
書名:『発達障害ガイドブック』東條 恵著 考古堂
人間の活動分野は、精神発達、運動発達の2つに大きく分けることが出来る。精神発達には情緒の発達も含まれ、この情緒の発達を1つの分野として分けると3つの大きな分野に分けることが出来る。そして、これらの分野において、受胎から発達期の脳への障害が原因で出てくる疾患を「発達障害」と総称している。そのうち、以下の症状がみられる子どもは、広汎性発達障害といわれる状態である事がある。広汎性発達障害の子どもには、マイペースで人と気持ちの共有感を持ちにくい、人の気持ちを読む事の苦手、一人遊びで満足する、こだわりを持つことの多いなどの症状がみられる。広汎性発達障害には、「高機能自閉症」、「アスペルガー症候群」、そしてこれらと特定するほど症状が明らかでない場合の「特定不能の高機能広汎性発達障害」といわれる状況の3つがある。この3つの基準は日本の医療者間でも統一されていないようである。では、広汎性発達障害の原因についてみていく。
詳しい場所は分かっていないが、原因は脳の機能障害や損傷と言われている。多くは生まれつきであり、おそらく遺伝子異常を背景に持っていると考えられている。しかし、まだこの障害の遺伝子は分かっていない。一方で、心理学を中心に、認知障害についてはかなり分析されてきた。その代表が「心の理論」の障害である。「心の理論」未成立状態で生まれてくるのが広汎性発達障害児であると言われている。「心の理論」で広汎性発達障害、自閉症スペクトルの全てを説明できるという訳ではない。しかし、理解しやすく保護者に対する説明もしやすいため、この理論は広く浸透している。「心の理論」は、大きく分けて3つの内容に集約される。第一に他者と交流する事を大前提に他人が自分にとって安心できる存在だということ、第二に相手の気持ち・心を感覚的、直感的に読む事、そして第三に相手と思いを共有しようとする事である。これが未成立であるため、他者とのコミュニケーションが困難なのである。「心の理論」は言語性IQと相関があると言われているが、知能検査で高いIQを持っていると診断されても、同時に「心の理論」がよい成績とは言えない。「心の理論」は「マクシ課題」や「サリーとアンの課題」などで測る事ができ、自閉症研究において注目されている。
では次に主な症状についてみていく。上記の「心の理論」が上手く働いていないことによって起こってくるのが自閉症スペクトラム児の主核症状、つまり対人関係の障害・コミュニケーションの障害・想像性の欠如である。また、「心の理論」で説明できない症状としては、知覚過敏や時間感覚の欠如などがあげられる。対人関係の障害では、母親が抱いてもあまり興味を示さないとか、視線を合わせないなどの原初的な症状が見られ、社会性が順調に育っていかない中で、仲間が作れない、楽しみや興味を共有できないなどがあげられる。コミュニケーションの障害では、特徴として、一方的に話すが、自由会話にならないことがあげられる。これは、言語レベルが低いために起こってくる障害とも考えられる。想像性の欠如では、ことわざや慣用句など言葉の言外の意味解釈が苦手であるという症状がみられる。しかし、決して学ぶ能力が欠如しているという事ではない。また、こだわりが強いという症状もこの項目に含まれる。こだわりは、自分の精神世界が壊される事に恐怖を感じ、一方いつも同じであれば安心できるという解釈が成り立つ。自閉症者は、他者や周囲の世界を、自分の世界として上手く取り込めない
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広汎性発達障害
高機能自閉症
アスペルガー症候群
心の理論
自閉症スペクトラム
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政治思想後期自由レポート
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政治思想史レポート
ルソーの「新しさ」~完全なる近代化について考える~
「ルソー」という名前は中学、高校の頃から社会や倫理の授業でたびたびきいており、親しみのあるものだった。大学の政治思想史での講義では政治思想家としての彼の側面をみてきたわけだが、彼には教育思想家という側面もある。今回はこのレポートを足がかりに教育思想家としての彼についてとりあげたい。
ルソーの教育思想や近代性などといったものといったものについて考えるときに、一般的によくいわれるものとして、子どもの自由な身体活動や感覚的経験の重視、言葉や書物中心の教育への批判、残酷な体罰や強制的教育への批判、子ども期固有の幸福な時間への配慮などがあげられる。今回はルソーの教育思想を、「ルネサンス的近代性」と「19世紀後半以降の近代性」の狭間に立つ過渡期的な思想として、その「新しさ」がどのような点だったのであるかについて、考えてみたい。
最初に、ルソーそのものをとらえるために、ルソー以前の、エラスムスやロックらによるルネサンス的教育というのがどのようなものだったかというところから確認していきたい。簡単にいえば、ルネサンス以来の近代的教育は、礼儀作法と古典語の教育を重視したものであった。礼儀作法の教えというのは、「人との交際において、どのようにふるまえば人々から好意と尊敬をもって受け入れられるか」というものであった。このことに関するふるまいのルールは、シビリテ(civilite)とよばれた。
次に古典語の教育とは、純粋な古典ラテン語を教養ある人々の生きた社交の言葉として、その価値を再確認するものであった。この場合も、人と人との交わりにおいて、教養のある人だと思われるための言語教育だったのであり、その根底においてはやはり礼儀作法が意識されていた。
ルソーがルネサンス期の近代性を批判したのは、まさにこの礼儀作法と古典語の教育の点についてであった。彼はこのような教育について、「何一つ美徳を身につけないで、あらゆる美徳の外観を身につけた」ものであるだと指摘したのだった。エラスムスやロックらにとって、外観とは、人々の内面を表す記号を意味するものであったのだが、ルソーにとっては、外観とは相互の不信と疑惑の温床であった。礼儀作法が行き渡れば全ての人間が同じ外観をもつようになる。そうなってくると人々はさらに記号を差異化して、ますます複雑な作法を積み重ねる。外観はもはや人々の内面を表す記号ではなく、内面を覆い隠すヴェールとなり、人々は互いにそのヴェールの下を疑心暗鬼で探りあうのだ、ということである。このルソーの主張の頃から、社会的規範の力点が、外観や行為から、内面の良心や感情へと移行するようになる。
では、このような内面的道徳をどのような教育によって実現しうるのか。このことについてルソーは、『エミール』の中で、自分の自然の欲求に忠実でありながら、かつ、社会的義務を果たすことできる一貫した人間(たぐいまれなる人間)をつくる技術の問題として語ることになる。ロックらとルソーの考えの違いは、子どもという存在の位置づけ方にあった。ロックらにとっては、子どもはすでに社会的存在であり、他者との相互的関係性の中にある。子どもは他者から好意を持たれる喜びを知っているが、どのようなふるまいが他者からの好意をもたらすのかを知らないため、それを教えるためには、相互行為の実地訓練と、大人による理性的な説得が必要であると考えた。一方、ルソーにとって子どもとは前社会的な存在であり、肉体的な快・不
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ルソー
政治思想
ルネサンス
ロック
エミール
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戴帽式を終えて レポート
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冒頭
戴帽式を終えて、看護師になるという気持ちがより一層高まった。練習では、歌の係として誰よりも声を出し、ソプラノとアルトが綺麗に合わさるようにすることができた。歌の係以外での練習では、放課後の練習も参加し、式中の動きや、誓詞の言い方など、リーダーを中心に練習することができた。準備や後片付けも率先してやり、練習がスムーズに行えるように行動できた。本番では、練習した成果を発揮することができ、保護者の方が涙を流しながら歌を聴いてくださっていたのを知った時は、嬉しさと同時に誓いを忘れず、自分が目指す看護師に絶対なろうと改めて誓った。しかし、戴帽式の練習を通してと、日頃の行いを見つめ直して、何点か課題ができた。まず一つ目の課題は「自分の意見を相手に伝える」ということだ。
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戴帽式
レポート
看護
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