連関資料 :: 問題

資料:1,331件

  • 国際結婚を巡る諸問題
  • 日本における国際結婚の件数は1980年代に入ってからじわじわと、そして1980年代後半から急激に増加している。1970年には約五千件であったのが1980年には約七千件、1990年には三倍以上の約二万五千件、そして2000年には三万六千件と、10年ごとに区切ってみても1980年代の増加数は凄まじい。日本の高度経済成長とともに、レジャーや仕事などで海外に行く機会も増え、海外が現実的にも精神的にもより身近になったことがその要因の一つとして挙げられるだろう。日本が高度成長を迎える以前には、海外旅行は中流階級に属する庶民にとって夢の夢であり、それゆえに今ではGWや夏の長期休暇の時期になるとそこら中の書店で目にする「バリで過ごす夏のバカンス」や「コレで決まり!セレブ御用達の地中海ホテル特集」なんていうレジャー誌の海外バカンス特集も無かった時代に(上流階級向けの雑誌ではあったかも知れないが)誰が国際結婚なんていうことを現実的に考えただろうか。勿論、映画や小説などでロマンティックに描かれた国際恋愛モノや、映画の主人公、ヒロインの容姿端麗で洗練されたハイセンスなファッションに憧れた人はゴマンといただろうが、それは総理大臣になるとか野球選手になるとか有名人になるとかそういった夢と同列に扱われてもよいほどのただの夢だったに違いない。今では200万人を超す外国人が日本にいるが当時外国人といったら映画や小説の物語の中にしか存在しないと言えるレベルだったのである。それが高度成長期に入るや否や、である。 だが、国際結婚で思い浮かべるような欧米人と日本というカップルは意外に少なく、1980年代は外国人妻の出身国は韓国・朝鮮、中国、当時調査されていなかったため後に調査されて判明した数も考慮にいれて推測すると、中国よりも若干多いくらいのフィリピン、タイ、アメリカとなる。一方外国人夫は1960年代においてはアメリカ人が多いものの、1980年代には韓国・朝鮮人の半数以下に減少し、次いで中国、調査されてなかったため推測になるが同数ぐらいのイギリス人といった形になる。これが2000年になると外国人妻の数はは中国人、フィリピン人、韓国・朝鮮人、タイ人といった順番になり、外国人夫はその他の国の出身者が最も多く、次いで韓国・朝鮮人、アメリカ人、中国人という順番になる。ここで注目すべきところは、外国人妻の国籍がアジアに集中しており、一方外国人夫はアジア国籍も多いものの、アメリカやその他の国籍が多いという点である。一体なぜこういったことが起こったのだろうか。 日本人女性が欧米人にモテるという話はよく聞くが、これは本当らしい。バイト先にくるアメリカ人やイギリス人の客がよく「日本人の女性は最高だ」と熱心に語っているのを目にする。細やかで気が利いて、男を立てるし家事はするし、その上金持ちで言うことがないというのが欧米での日本人女性に対する評価らしい。一方日本人男性は、基本モテない。そういった話を一切聞いたことがない。細やかで気が利くというのは、日本人特有の声に出さずとも伝わるという美意識による特徴であるといわれているが、欧米人にとってそれは女性が持つべきものであって、そんなしみったれた男はみっともないと考えられているようだ。背は低いし団子っ鼻でルックスもいまいちだし、ワイルドさもないしと、世界最高の日本人女性と対比されて世界最低の日本人男性と揶揄されて、エスニックジョークにも情けない、モテない男性として日本人男性がたびたび登場するほどだ。 そんな世界最低といわれる日本人男性も、アジアではモテるらしい。様々
  • レポート 国際関係学 結婚 国際結婚 国際 再生産 問題
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  • 臓器移植法の問題
  • 本レポートでは臓器移植法においての子どもの臓器移植に関する問題点を指摘し、意見を述べたいと思う。 1 脳死判定が存在する理由 脳死を人の死とする考えは妥当であろうか。自然科学的に脳死状態の人は生物としては生きているので脳死を人の死とすることは妥当ではない。これに対して個々の細胞や臓器は生きていても1つの生物としての人は死んでいるという考え方もある。しかし、この考えからすると人工心臓を付けている人は死んでいることになってしまう。  この問題を、脳死状態は事実的には死んではいないが、規範的には死んだものとして解決することは可能である。しかし、可能であるからそうするべきであるというのではない。脳死が人の死と考える理由は臓器移植を行なう上で有益であるからである。確かに心停止後に臓器移植を行なうことも可能であるが、臓器の性質や移植手術の成功率から考えると、死と考える時期は早いほうがいい。このように臓器移植を待つ患者や家族からすると死の判定は早いほうがいいが、脳死状態の人や家族にとっては何の利点もない。 脳死判定される者の利益だけを考えるならば、脳死判定は必要ではない。しかし、臓器移植手術が殺人罪になってしまうために、脳死の者を死者であるとしなければならない。とすると、臓器移植に関する場合にだけ脳死を認めてもよいのではないか。法律では本来的に不自然であっても、必要性があるならば事実と反する決定も可能である。胎児に相続権が許されたのは胎児の利益を考えてのことである。しかし、生きているものを必要性があるからといって死んだものとして扱うのは問題があるのではないか。言い換えると「死んでいないのに死んでいる」と扱うことが本人にとって利益があるのか。逆に不利益になることはあるが、利益になることは何もない。 レジュメによれば、臓器移植に日本よりも積極的である諸外国の遺体観は自分にとって大切な人の臓器が死後も人の役に立つことを優先させるというものである。他者への思いやりの気持ちを大切にしているといえる。しかし反対に日本人は遺体そのものを大切にし、物理的存続に重きを置くため、臓器移植はなじまないのである。脳死であれば人の死であるとする規範的決定は、回復を願う家族の思いを否定することになり、脳死であっても人の死でないとする規範的決定では臓器移植によって命を助けたいとする家族の願いを否定する。このように臓器移植には倫理観という人間の心の繊細な問題を伴う。しかし、規範として2つの死を認めることで価値観の違う両者が共存できるのではないだろうか。 2 子供の臓器移植と脳死判定 脳死を人の死と考える最大の理由は臓器移植を正当化するためである。一部の臓器は死亡後であっても移植は可能であるが、手術の成功率や臓器の鮮度を考えると現に活動している臓器の使用が望ましい。そこで我が国は臓器移植法を作り、一定の基準を満たしていれば脳死を人の死と判定し、臓器の移植を可能とした。しかし、ここで問題となるのが子供の臓器移植、特に心臓移植についてである。一部の臓器は大人の臓器であっても子供に移植は可能であるが、心臓は大人の物ではサイズが大きすぎるため危険が生じることから、幼児のような体格の小さい子どもへの移植には、ある程度それに近い体格の子どもの心臓を移植することが必要不可欠となる。 臓器移植法6条において移植の為に臓器を提供する場合は、提供者本人の書面による意思表示が絶対条件とされている。この意思表示が有効なものとして扱われるのは15歳以上の者であって、15歳未満の者が臓器提供の意思表示をし、臨床的に脳死と
  • レポート 法学 脳死 臓器移植法 臓器移植
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  • 遺産分割調停の問題
  • 遺産分割調停の問題点 下記の事例において、事実関係と調停処理にどのような法律上の問題があるか指摘、論評しなさい 遺産分割とは、相続財産の清算が行われる例外的な場合(限定承認・財産分離・相続人不存在)を除き、共同相続関係の一般的な経過における相続財産移転の問題を決着させる手続きである。 この遺産分割は協議で行うのが原則となっているが、協議が不調ないし不可能な場合には、裁判分割(民907条)によって行われる。この裁判分割は、家事審判法に基づく調停手続(家審21条、家審規129条以下)と審判手続がある。 本件の場合も、再三遺産分割協議を重ねたが、解決をみなかったため、調停による遺産分割が行われているものである。 本件のような遺産分割調停では、当事者のすり合わせに終局したり、複数の争点に対する判断の棚上げ、事件の長期化等さまざまな問題がある。このような手続きに終わらせないためには、はっきり争点を確認したうえで、調停の進行を図るべきである。すなわち、相続人の確定、遺産分割の対象となるべき財産の範囲の確定、寄与分や特別受益の有無、遺産分割の方法等の争点を明確にして調停を進行していかなければならない。 また、本件においても事実上、生命保険金の受取人が記されているにも関わらず、それが問題とされ、死亡退職金も会社の規定上遺族に給付されるという性質を有するものでるにも関わらず、その帰属及び相続財産に含まれるか否かが争われている。このように、事実関係と調停処理においてはさまざまな問題点が存在する。 本件の場合の問題点を以下に述べていく。 <事実関係> Ⅰ 遺産の範囲確定の問題  本件調停の場合、遺産として争われているものとして、不動産(宅地・建物)、動産(50万相当)、預貯金400万、死亡退職金800万、生命保険金500万、葬儀費用20万が挙げられる。これらのすべてが遺産の範囲に含まれるか問題となる。 死亡退職金  死亡退職金は、公務員や民間企業の従業員の死亡に際して、勤務先から支払われる退職金で、法律・内規・就業規則などで、受給権者の範囲や順位が定められている。退職金の法的性質として賃金の後払いと遺族の生活保障が挙げられおり、前者の性質に着目すれば遺産性を肯定する方向に、後者のそれに着目すればこれを否定する方向に傾く。しかし、死亡退職金の法的性質及び遺産性はこれを一律に決しうるものではなく、具体的な事案に応じて個別的に決すべきもののであるから、死亡退職金に関する支給規定の有無によって場合わけをし、これがある場合には支給基準、受給権者の範囲又は順位などの規定内容により遺産性を検討し、これがない場合には従来の支給慣行や支給の経緯等を勘案して個別的に遺産性を検討することになると考える。  判例(最判昭55.11.27)も、受取人を定める規定を解釈し、民法の相続人とは範囲・順位が異なって定められている場合には、相続財産にはならず遺族固有の受給権があると判示する。  本件では、被相続人の勤務していたX会社においての規定に、「死亡退職金は、在職中に死亡した職員と世帯を共にする遺族(内縁の妻)に支給する」と規定されており、本件死亡退職金については、遺族の生活保障としての性質を持つことが明らかであることから、当然に被相続人と世帯を共にするふみ及びはなに支給され、これは、これらの者が自己固有の権利としてこれを取得するものと考える。また、遺産には相続財産には含まれないと解することができる。 生命保険金 生命保険金においては、受取人が相続人中の特定の者である場合には、第三者のためにする契
  • レポート 法学 相続 特別受益 遺産の範囲 親族 法律
  • 550 販売中 2006/12/30
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  • 高電圧工学問題解答
  • 1.平行平板電極の静電界分布をポアソンの方程式を解いて求めよ。 平行平板電極の幅をaとする。 ポアソンの方程式 両辺をxで積分すると、 両辺をxで積分すると、 x=0のときV= 0であるので、C2=0 x=aのとき、V=V0であるので、 よって、 よって、平行平板電極の静電界分布は、 ここで、平行平板電極におけるρ=0とすると、 となる。 2.半径3cmの円筒電極が平行に中心間が50cm離れて置かれている。両電極間に1200Vの電圧を印加した場合に,電極間の中央の点の電界の強さはいくらか。またこの値は電界の最大値の何パーセントにあたるか。 平行な円筒電極の電界は、次式より求まる。  
  • 550 販売中 2007/11/11
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  • 電力応用演習問題(照明)
  • 電力応用 演習問題 (1) 次の( )の中に入れる答の正しい組み合わせを①~⑧の中から選びなさい。   測光量の単位として一般に、光束には(a)、照度には(b)、光度には(c)、光束発散度には(d)、輝度には(e)が用いられる。    光束‥1[W]、555[mμ]の放射束が目に入ったときに感じる明るさを光束の基準とし、680[lm]とする。同じ1[W]の光でも555[mμ]の光が最も明るく感じる。[lm]で表される。 照度‥光束の面積密度。ある面積A[m2]にF[lm]の光束が垂直に入射しているとき、この面での 照度E= [ ] ([lx],[ph]) で表される。(1[lx]=1[ ]、1[ph]=104[lx]) 光度‥光束の立体角密度。ある方向の光度はその方向の光束の立体角密度。光度I= [cd] で表される。 光束発散度‥ある光源面、あるいは他の光源によって照射された発光面(二次発光面)から単位面積当たりに発散する透過光束。[rlx]で表される。 輝度‥光源面Aをその法線方向と角θをなす方向から見たとき、この方向の光度をI、光源面の方向への見かけの上の面積をA’=Acosθとすると、輝度B = [ ] ([nt],[sb])と表される。 これらより、答えは、① (2)高圧水銀ランプに関する記述として、誤っているものを次の①~⑤の中から選びなさい。   ①始動してから定常状態に達するまでに数分の時間が必要である。 →正しい 始動時は、アルゴンガスが主体の放電で色は青味がかかっていますが、放電による熱により管内の温度が上昇するに従って、封入された水銀の蒸発が徐々に進んで水銀蒸気による放電が強くなり、ランプ電圧と光束(明るさ)も次第に増加して本来の光色と光束を放射するようになる。水銀が全部蒸発してしまうと、特性は安定して本来の放電状態へと移る。よって、スイッチONから安定状態になるまで数分の時間が必要になってくる。  ②点灯時における水銀蒸気圧は、10気圧以上である。 →誤り    高圧水銀ランプの定義は、点灯中の水銀蒸気圧が100k~1,000kPa(1~10気圧)程度。   ③発光管と外管の間に窒素が封入されている。 →正しい    外管の中に封入された窒素ガスは、ランプ点灯中の発光管の高温化に伴う金属部品の酸化を防ぐ。    ④発光管に水銀のほかにアルゴンが封入されている。→正しい     電源のスイッチを入れると、始動極と主電極の間での局部放電が発生する。これにより、アルゴンガス内における主電極間の主放電が開始される。(放電による熱によって管の温度が上昇することにより、封入された水銀の蒸発が徐々に進んで水銀蒸気による放電が強くなり安定状態に達する。)    ⑤効率は高いが演色性が悪い。→正しい    発光効率は50[lm/W]と高いため、光量が必要な分野で使われる。 水銀の線スペクトルが主となっているため、特に赤色の演色性が低い。 (3)白熱電球のフィラメント用金属としてタングステンが使われるが、その使われる理由として、誤っているものを次の①~⑤の中から選びなさい。   ①線膨張係数が大きいこと。 →誤り     タングステンの線膨張係数は金属中最小で、これによりためみが生じにくい。   ②高温度においても、できるだけ蒸発しないこと。 →正しい      フィラメントが蒸発すると、光束が減少し、細くなることで最後には断線してしまう。また、フィラメントが蒸発して内壁に付着(黒化)し、光束が減少することの原因にもなる。   ③加工が容易
  • 定義 波長 時間 融点 密度 抵抗 酸化
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  • 地域福祉論 試験問題
  • 地域福祉論W8104  最終試験問題6題についてのまとめ 現代の地域福祉における社会福祉協議会の役割と課題について説明しなさい。 地域福祉の推進方法について、関連諸領域との連携、住民参加、民間非営利団体の役割に関わらせて説明しなさい。 地域福祉とは何か。その理念と基本的な概念について説明しなさい。 現代社会におけるコミュニティと地域福祉の関係について、戦後における地域社会の変化に着目して説明しなさい 地域福祉の基本的視点と具体的な構成要件について述べなさい。 地域福祉の展開について、歴史的経緯をふまえて説明しなさい。 「地域福祉の展開について、歴史的経緯をふまえて説明しなさい。」 Ⅰ はじめに  社会福祉の成立と発展の歩みは、大戦直後に制定された「福祉三法」と社会福祉事業法成立の時期、高度産業化の進むなかでの「福祉六法」の時期を経て、1990年には、「福祉関係八法の改正」、2000年には、「社会福祉法の成立」など関係の八法が改正され、社会福祉基礎構造改革として進展してきた。その特徴は、地域を基盤とした福祉へと大きく歴史的に変化していることである。 Ⅱ 歴史的経緯 戦前は、報徳思想やセ
  • 佛教大学 通信 科目最終試験 地域 福祉 社会福祉 福祉学 試験 問題 テスト
  • 2,200 販売中 2008/10/10
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