連関資料 :: 道徳

資料:718件

  • 道徳教育の研究レポート
  • 「道徳教育の研究」 第5章 社会変動と道徳教育  道徳教育を考えるとき、道徳が論じられている社会を抜きにしてそれを語ることはできない。人間は生まれ育った社会における文化の中で、その文化固有の価値観を学び身につける。この点からみれば道徳を学ぶということは、一定の社会に生まれ育つ個人が、その社会の文化を習得していく過程すなわち文化化と考えられる。道徳の問題が論じられる場合には、その道徳が成立している社会・文化的背景によって道徳の問題が規定されていることをまず忘れてはならない。  今日のような社会間の交流や文化間の接触が頻繁な時代においては、社会や文化自体が日々変貌している。また、子どもたちを取り巻く社会、文化的環境も変化している。私たち大人は子どもたちの道徳の問題を論じる前に、子どもたちを取り巻く社会の変化や文化の変容を考察する必要がある。  子どもが生まれた家庭環境およびそれを構成する家族は、子どもが接する最初の集団でありかつ子どもにとっては強制集団である。子どもたちにとってこの家庭の環境は、子どものその後の発達に重大な影響を及ぼす。子どもが成長する過程で、大きな影響力をもっているのはまさにその家庭であるが、この家庭を支える家族に関して、しま変化が生じている。その変化とは、ひとつには社会環境の変化にともない家族のあり方が激変している。また家族特有の病理現象も生まれている。反対に、積極的に家庭をとらえ直そうとしたり、子育ての原理に関しても新しく創造しようという動きもみられる。いわば、現代の家族はカオスの状況の下にあるのだ。そのカオスを土台として子どもたちは成育しているのである。そこで現代家族として大事なことは私たち一人一人が、自ら「家族」のあり方や家族の運営の仕方、ひいては家族における子どもの育て方を模索し、一つ一つの家族が自らの「家族」の理念を構築する必要があるということである。  子どもたちを養育する家族は、戦後様々な形で様変わりしてきた。家族の変容は、それが独立した要因ではなく相互に関連しあっており、変化する家族の中で養育される子どもたちの生活環境にも影響を及ぼすものである。ここで子どもたちの家庭内での教育にとって重要な役割を果たしてきた母親に焦点を絞って、その変化を探っていく。今日のような専業主婦と呼ばれる形態が誕生するのは第二次世界大戦後の高度経済成長期である。その後、生活水準の向上を背景に、日本の家族は消費型家族へと突き進んでいく。この消費型家族では、家族の中心は「消費」を行う妻や子どもたちであり、生産や労働にかかわる夫は家族の中心ではなくなった。つまり父権は失墜したのである。同時に専業主婦という存在自体にも、変化が生じている。家事から解放された主婦は近年の経済状況や雇用状況の変化により、また自己実現のため、育児から手が離れると社会で再び働くようになった。  また家族が生活する場においても、変化はみられる。子どもたちが生活する空間は、「消費」社会という人工的な空間になった。人工的な空間は道徳性の発達に必要な現実の世界における心の痛みといった原体験を生じてこない。子どもたちの道徳性の発達には人間関係で学ぶ豊かな感受性が必要であり、原体験はこの感受性の育成には欠かすことができない。この感受性を育成することが現代の家族に求められているのである。  戦後の家族形態の変容と共に、今日家族内での様々な病理現象が顕在化している。家庭における病理現象が社会現象として顕在化するのは、1980年戦後であると思われる。その発端は、家庭内暴力であった。さらに近年
  • 道徳教育の研究 道徳教育をまなぶ 遠藤克弥 田部井潤
  • 550 販売中 2007/12/13
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  • 私の理想とする道徳の授業
  • 「私の理想とする道徳の授業」   私の理想とする道徳の授業は、「考える時間」をテーマに進めていきたいと感じている。道徳の授業は、とかく「なぜ人を殺してはいけないのか」といったような重いテーマのものから、「なぜ赤信号で横断歩道を渡ってはいけないのか」といった身近なテーマまでいろいろあるが、こういった人間観念にのっとった哲学的な問いを発するよりも私は、音のならない信号機で学習したように、身近なテーマであり、なおかつ答えが画一化されていないような物事に関して、グループで話し合ったりすることが道徳の授業においては重要であるように思える。このように私が言うのにはもちろん理由がある。それは、道徳の授業の特
  • レポート 教育学 道徳 学校 授業
  • 550 販売中 2006/11/22
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  • 道徳学習指導案
  • 第1学年4組 道徳学習指導案 平成18年10月18日(水曜日)第1時限     指導者 中澤 亮介 1 主題名  「夢飛行機」をつくろう! 2 指導計画(1時間完了) 3 本時の指導 (1)ねらい 自分や友人の夢について考え,将来の自分を考えるきっかけにする。【道徳プリント】 (2)準備    紙飛行機用プリント,個人シート (3)指導過程 時間配分 学習活動 指導上の留意点 評価の観点と方法 3分 3分 8分 6分 12分 15分 3分 準備 例として教師自身の夢の話を聞く。 自分自身を見つめ,自分の夢を考え,紙飛行機用プリントと個人シートに記入する。 記入した紙飛行機用プリントに目印を書い
  • 教師 道徳 学習 言葉 指導 飛行機 生徒 自分 生活 目標
  • 550 販売中 2009/08/13
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  • 現代の道徳教育の課題について
  • 道徳教育とは、自然な心ある行動や人間の人格形成を促す教育であり、その教育のねらいは、道徳的判断力や道徳的心情、道徳的実践意欲と態度を培うことを通して道徳的実践力を育成することである。そして道徳教育は「道徳の時間」だけでなく、学校教育活動全体の中で行われるようにされなければいけないと学習指導要領のなかで位置づけられ、その存在は重要なものとされている。それでは現代の道徳教育の課題にはどのようなものがあるのだろうか。 平成10年に改訂された小学校学習指導要領解説(総則編)(平成11年、文部科学省)の第1章総説、(2)改訂の基本方針では、日本における児童の算数科や理科の学力が国際的水準では高いが、多角的なものの見方や考え方が不十分であり、また文章表現力や論理的な思考力がやや弱いことが問題点として懸念されている。そして道徳教育については、「道徳の時間が十分確保されていないこと、道徳の時間に興味・関心を持っている児童の割合は学年が上がるに従って低下している」ことが問題視されている。昨今のニュースを見ていても、少年犯罪の低年齢化やキレやすい若者が増えたなど、自我を最優先とし、子どものなかの道徳性が養われていない、また自分以外の人間をないがしろにしている傾向が見受けられ、深刻な問題とされているのではないだろうか。
  • レポート 教育学 道徳教育 学習指導要領 生きる力
  • 550 販売中 2006/08/10
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  • 共にまなぶ道徳教育
  • 本著を読んで自分の道徳に対する考え方が「徳目主義」と呼ばれる教育の影響を大きく受けていることを感じた。当たり前のように「正直」、「勤勉」、「節約」、「勇敢」などは善い行為として認識しており、それが本当に善く生きる為の行為なのかを深く考えたことがなかった。 それは今まで自分がうけてきた道徳教育がタフになりすぎており、自主制を欠く内容だったからであろう。 ではこれから自分が教員になった時にどのようなことができるだろうか。 第一に生徒の環境を整えてあげることである。
  • 環境 日本 道徳 教師 学校 発達 道徳教育 授業 生徒 老人
  • 550 販売中 2009/11/20
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  • 道徳の存在とそれに伴う判断について
  • 倫理学概論レポート 道徳の存在とそれに伴う判断について 世の中には、絶対的に正しい行為、などというものがあるのだろうか。社会や個人の「規範」に囚われることなく、全てにおいて誰もがそうだと認めるような正しさは、果たしてあるのだろうか。中には、数学のような人間たちから切り離され、独立して無条件に正しいものもあるが、これに倣って、全ての事柄を絶対的に正しいと判断するわけにもいかない。そうしたことから、人々が普段何気なく行っている道徳的な判断は、ほとんど100%何らかの規範に囚われていると言っても過言ではない。つまりそれは『ある種の行為を許すときには、そのような行為は妨げられるべきではないという規則を暗に前提している』のであり、『習俗はたんにくりかえされる習慣であるばかりでなく行為の規則なのである』。そして日常繰り返されるそれらの行為は道徳の基礎として形成されるのである。 道徳の基礎に関してはまず、「事実を引き合いに出す」ということが考えられる。この場合の事実とは、多くの人がその社会において妥当と認められるような規範に沿うものである。例えば、その社会において多くの人々がゴミのポイ捨てを行ってそ
  • レポート 哲学 道徳 倫理 判断 善悪
  • 550 販売中 2007/02/05
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  • 道徳の学習指導案
  • 道徳 学習指導案                  ○○中学   ○○科    教科指導員 ○○○                                指導者   ○○○ 一 期日   平成○○年 ○月○日 ○曜日 ○限目 二 クラス  ○年○組 三 教材   ライフボート 四 考察 教材観 (2) 生徒観(省略) 五 単元の目標    命の大切さや、人の命の重さに差はないことを考える。 六 本時の展開 まとめ 予告 (5分) 展開 (42分) 導入 (3分) 感想を元に、「命」というものについて確認する。 プリントに、どの四人を選ぶか、またその理由を考え記入する。(5分) 班にわ
  • ライフボート 学習指導案 教育実習 道徳 中学
  • 550 販売中 2008/04/10
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  • これからの道徳教育の在り方
  • 今日の生徒たちは、二十一世紀の国際化・情報化など、多様な価値観をもった社会の中で生きていかなければならない。社会の急速な変化は、人々の生活を一変させ、生徒の心にも大きな影響を与え、多くの問題を引き起こしている。このような社会の変化は、これからも益々進むと予測される。
  • 環境 道徳 社会 教師 高齢者 学校 発達 地域 問題 生徒
  • 770 販売中 2009/07/06
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  • 現代の道徳教育の課題
  • 『現代の道徳教育の課題について述べよ』 1はじめに 道徳教育は、大辞林では「社会において望ましいと考えられている価値観や価値体系に基づく意識や行動様式・生活態度の形成をめざす教育」と述べられている。古代ローマの教育が「善き人」を理想的人間像とした時代から現代の教育に至るまで、道徳教育は単に教育内容の一部としてのみならず、教育の中核をなすものとして常に重視されてきたのである。これは我が国でも同様で、戦後制定された教育基本法第1条で「教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家および社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない」と示されており、人格の形成と国民の育成の中核となるべき教育活動が道徳教育であることは明らかである。 しかし今日、国民生活のあらゆる方面における道義の退廃は誰の目にも明らかである。また、子どもたちのモラルの喪失が顕著になってきたことも事実である。それは我が国が長い間、教育の中核となる道徳教育を軽視し、ないがしろにしてきた結果である。そこで今一度現代の道徳教育の在り方と課題について考えていきたいと思う。
  • 道徳教育の研究 佛大 レポート
  • 550 販売中 2007/11/30
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