連関資料 :: 実験

資料:323件

  • ホーソン実験の概要と人間観の転換
  • ホーソン実験の概要と人間観の転換 1.テイラーリズム  ロボットとしての労働者は、二十世紀初頭のアメリカでの経営者の人間労働に関する支配的な考え方によるもので、テイラーの「科学的管理法」にみられるように、自然科学的・個人中心的な人間機械観、あるいは利己心を肯定し経済活動を活発にすることが人類の幸福につながるとしたアダム・スミス以来の「経済人」の仮定であった。これにより精密な分業のシステムがつくられ、労働者は歯車やネジのように部品として組み込まれるものでしかなく、金銭的刺激に反応して、与えられた課業をこなすだけのロボットのような存在とみなされていた。このような、人間機械観によってはじめて最高の生産能率が維持されるとする見解は、ほぼ同時代にウェーバーによって明らかにされた近代官僚制の特質、特にその技術的卓越性の指摘に相通ずるものがある。 しかし、このようなテイラーリズムの下で単調労働を強いられる労働者に不満がないわけがない。経営者と労働者の関係性、また人間観がどのように変化していったのかまとめていきたい。 2.ホーソン実験 証明実験 第一にホーソンは、作業能率は照明度、温度・湿度等の物理的
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  • 550 販売中 2008/08/13
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  • 心理学実験レポート プロトコル分析
  • 目的  本実験では、被験者に物語の発端部が与えられ、被験者はそれを見て続きの物語を自由に語る方法をとり、その発話データについてプロトコル分析(エピソード分析)を行った。  プロトコルとは、その人の思考、思考過程を発語してもらったものである。プロトコル分析(protocol method)とは、その名のとおり、発語データを分析する。Think aloud methodとも言われる。この方法は、心理学やヒューマン・インターフェースなどで主に使用されている。理解や問題解決の過程などの本来内的な認知的処理を、それらの処理に伴って起きる言語化など観察可能な行動から分析する研究方法のひとつである。最も一般的には、「考えていることをできるだけ声に出して説明してください」などとの教示によって言語化を誘導し、そこに現れた言葉遣い、表現などを分析する。この方法を発話思考法という。発話思考は、内観法による思考研究の一種で、時系列に沿った内観プロトコルである。意識(思考)を行動(発話)に顕在化させることによって、内観法の持つ追観(回想)的欠点を補おうとした。被験者には内観の方法をよく訓練された者が使われる(認知心理学領域において、チェスの試合中の被験者の発話思考を記録して有効にデータとして用いるような研究例がある)。厳密に言語のみではなく、同時に起きる指差しや表情の変化なども一緒に記録し分析の対象とすることもある。  分析の方法は、大きく分けて、言語化される内容に着目するものと、表出される言語そのものを分析するものとがある。前者は、人が言語化する内容がそのまま認知作業に言及していると捉え、発言内容から直接認知過程を想定する。例えば、ディスクが5枚あるハノイの塔を解いている被験者から、「ディスクを数枚かたまりにして動かすと考えても良いですね」のような発言が得られると、この発言そのものを「人はハノイの塔などの問題を解く場合、再帰的な解法を取ることがある」ことの証拠とする。これに対し後者では、発話された言語の形を何らかの認知的処理の結果の表明と捉え、その生起頻度などからその背後に起きている処理過程を推定する。例えば、ある問題解決に伴う発言の中で、同じ対象が「これ」と表現されている場合にはその対象を「近く」から見ているのに対して、「あれ」と表現される場合には「遠く」から見ていると想定し、「これ」と「あれ」の出現分布、生起頻度などから問題を解く過程での概念的な視点の行動過程を推測する。  本実験ではプロトコル分析を通して、発話データの分析方法について考えることを目的とする。またプロトコル分析への理解を深めることも目的のひとつである。
  • プロトコル分析 発話思考 内観法 エピソード分析 日本女子大学 実験レポート
  • 550 販売中 2007/12/05
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  • 乳酸脱水素酵素を用いた実験
  • 酵素実験2  目的  酵素反応には第9章の基質濃度と反応速度のほかに、反応液中の温度やpHにより反応の仕方が異なる性質がある。この実験では、乳酸脱水素酵素を用いて、酵素反応の温度および、pHの影響と補酵素の重要性を理解する。 結果 実験1 温度と補酵素の影響 補酵素あり 補酵素なし 反応条件 ①4℃ ②37℃ ③70℃ ④4℃ ⑤37℃ ⑥70℃ 吸光度 1.1549 0.6990 1.6990 1.4949 1.53785 1.53785 実験2 pH依存性 pH ⑦9.4 ⑧7.4 ⑨4.4 1.3209 0.62895 1.40905 考察 実験1:温度と補酵素  酵素反応の温度を、4、37、70℃に設定し、反応終了後のピルビン酸(生成物)の吸光度を温度に対してプロットすると、グラフは釣鐘を逆さにした形になった。すなわち、吸光度は温度の上昇に従って減少し、37℃のときが最も低く、70℃でまた増加した。これは、37℃のときが、最もピルビン酸の変化が多いことを示しており、このとき酵素活性が最も高く、至適温度が存在することがわかる。  NADH(補酵素)を加えずに実験した方の吸光度
  • レポート 農学 酵素 解糖 補酵素
  • 550 販売中 2007/02/16
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  • 伝熱工学実験(カルマン渦列)
  • 1. 実験の目的 模型実験に関する相似則を学ぶとともに、その応用として、円柱からのカルマン渦放出周波数の測定結果を無次元数によって整理してみることで、相似則の有効性を確認する。また本実験を通して、伝熱工学やエネルギー工学等の熱力学系の講義への理解や興味を深め、今後の講義等へいかしていけるようにする。 2. カルマン渦     流れの中に静止した物体が置かれていると、粘性の作用によってその周りの流れは減速させられ、また渦が発生する。このため物体の背後には多数の渦を伴う速度の遅い領域が形成される。これを後流(wake)と呼んでいる。一般にこの領域内の渦はしだいに減衰し、また速度の低い領域は次第に広がって、もとの一様な流れへと戻っていく。しかしある条件のもとでは渦のエネルギーが集まって、規則正しい渦列が長く持続する。たとえば円柱の後流には円柱の両側から回転方向が逆の渦が交互に発生し、千鳥状の配置をした規則正しい渦列が形成される。風の強いとき、電線や隙間風が音を立てるのはこの渦列による振動音である。 Benardはこの現象を始めて実験的に研究した。またKarmanはこれを理論的に解析した結果、このような渦列が形を崩さずに進むためには、渦列の幅bと間隔aの比がb/a = 0.2806でなければならないことを証明した。これは実際の観測値と良く一致している。そこでこの渦列をK arm an渦列と呼ぶ。 今回の実験では、カルマン渦列の周波数が流速や円柱径によってどのように変化するかを調べてみる。ここで図1に油の流れ中生じる円柱の伴流内の条線を示す。
  • レポート 理工学 流体 カルマン渦 工学 実験 エネルギー工学
  • 550 販売中 2006/04/16
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  • 制御工学実験(周波数応答特性)
  • 1.実験目的 2次遅れ系を中心とした動的システムの周波数特性に関する実験を行う。加振器によって外乱が加えられ振動する1自由度振動系は、代表的な2時遅れ系である。周波数応答曲線(Bode 線図)を求めることにより、対象システムの周波数特性を理解する。また、実験全体を通して制御工学や機械振動学への理解を深め、今後の講義等に役立てるようにする。 2.実験の基礎:機械振動系 図1: 1 DOF vibration system 図1 に、典型的な1自由度振動系の簡易モデル図を示す。m は物体の質量、c は減衰係数、k はバネ定数である。このとき、システムに何らかのアクチュエータを使って制御入力u(t) を加えることが出来るものとする。また、平衡点(N. P: Natural Position)からの移動変位を出力y(t) とする。次のような伝達関数G(S) が得られる。 3.実験装置 実験対象  振動台車    1台、質量70.4 [g] 加振源   電動式加振器  EMIC 511-A 信号源   信号発生器   FG-273 測定器   各波形確認   オシロスコープ 加振変位    レーザセンサ 台車変位    ポテンショメータ PC関係 実験用 PC-AT 互換機、Linux I/O ボード ADM-682、 12bit A/DC  PCI-3336 16bit D/AC データ処理用 Macintosh、MATLAB 本実験で使用した実験装置を図2に示す。 4. 周波数領域における応答特性 制御対象の周波数領域における応答は、正弦波状入力に対する定常応答であり、周波数応答と呼ばれ、非常に重要な系の特性を示す。周波数応答では、入力に対する出力の振幅比および位相ずれの2種類の情報によりその要素や系の特性を表現することが出来る。伝達関数表現はラプラス変換後のs 領域すなわち複素空間であるため、s = α + jβ において、α は一定、β のみ変化するとき、α = 0、β = ω とみなしs = jω とおき周波数応答解析する。ω は正弦波入力x(t) = Xo sin ωt の角振動数を表す。
  • レポート 理工学 制御 ゲイン 位相 フィードバック
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