資料:11,673件
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そんなに偉いのか学校教育は
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「これからの教師,付録:教師に関する名言集」を読んで,私が最も共感した人の言葉は,松下幸之助の「学校で経営学を習っても,必ずしも経営ができるわけではない。」である。これは、机上だけで習うのではなく実践的なことも習う必要がある、という事を言っているのである。
松下幸之助は明治28年に和歌山県で8人兄弟の末っ子として生まれた。父の言い付けにより小学5年で学校をやめ、大阪へ行き、火鉢屋で働き始めた。しばらくして仕事を変え、次に自転車屋で修行見習いとして6年間働いた。そしてこの時大阪で電車の敷設工事が始まっており、このまま自転車屋で働くよりも電気事業をおこす方が将来は有望だと考え、電灯会社へ転職。24歳で会社を辞め、今度は自分でソケットの研究を始めた。これが当たり、松下電器として経営ができるほどにまで成長していった。戦中、戦後と時代は過ぎ、幸之助自身はしだいに経営に重点を移していった。そしてオランダのフィリップス社、ビクター社などと次々と提携を結び、松下電器は大きく成長していった。
このような中で幸之助は日本の再建を考え、産業界の立場から世界の平和に貢献したいという、そんな経営理念を持って常に時代の先を見据えて生きた人である。
さて、そんな松下幸之助が残した「学校で経営学を習っても、必ずしも経営ができるわけではない。」という言葉に私が共感したのはなぜだろうか。
私は常々「そんなに偉いのか、学校教育は」と考えている。最近子どもの心の荒廃が言われており、マスコミ等によって教育機関の反省と改革が声高に叫ばれていて、学校の教師たちも自分を「教育のプロである」などと豪語して懸命に子どもたちに健全な教育を施すべく日々努力にいそしんでいる。しかし、ここで一歩立ち止まって考えて欲しい。
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レポート
教育学
松下幸之助
学校教育
教師
550 販売中 2006/01/13
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教育方法論レポート
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学習指導案の意義と作成上留意しなければならないことについて
1,学習指導案とは
学習指導案とは、教師が授業の展開を予測して作成する授業計画書のことで、いわば授業の設計図である。教師は、授業を行う際、事前に「学習指導案」を作成し、「授業目標」や「授業内容・教材・教具」などの諸点について構想を練り、授業を準備することになる。 学習指導案とは、広儀と狭儀のとらえ方があり、広義には学習指導のための計画書である。年間学習計画、月・週ごとの学習計画、単元ごとの学習計画、一単位時間の学習計画等がこれにあたる。しかし、学習指導案という時は一般に以下に述べる狭義が使われることが多い。狭義には年間、月、週の学習計画等をもとにして作られる1単位時間の学習計画書をいう。ここでも狭義の学習指導案について述べていきたい。
学習指導案は大きく分けると「細案」と「略案」がある。
(1) 細案 「細案」とは、単元名(または主題、題材)、単元設定の理由(または単元の考察、教材観)、単元の目標、指導計画(または単元の計画、評価計画)、児童・生徒の実態、本時の目標、本時の展開などはもとより、1単位時間の授業過程における教
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指導案
教師
子ども
学習
授業
学習指導案
指導
児童
学習指導
計画
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道徳教育の研究 リポート
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『「生きる力」の育成と道徳教育について述べよ。』
第一章 生きる力とは
変化の激しい現代社会に生きる子どもたちには今、「生きる力」が求められている。
1996年7月に出された第15期中央教育審議会第一次答申によって、「生きる力」の育成という新しい教育の目的が提示された。「生きる力」とは、①自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する能力。②自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性。③たくましく生きるための健康や体力。この三つの能力から成る、「全人的な力」であり、
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道徳
生きる力
学習指導要領
生命
健康
佛教大学通信
A評価
道徳教育の研究
リポート
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平和教育の方向性について
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平和教育の方向性について
人類史上最初の原爆投下を含む悲惨な戦争体験の国民的反省と平和の価値への覚醒とが、戦争放棄の平和憲法と平和的人間の形成を目ざす教育基本法とを生み、それらによってその後の日本の教育が平和教育でなければならぬという原則が確立されたという点に、戦後わが国の教育の根本的特色があるのである。それは侵略戦争への単なるざんげをこえて、人類の未来の教育を先どりしたものでもあった。
これは1976年に創刊した『季刊平和教育』の第1号に書かれている言葉である。この文章を読むと複雑な想いがする。平和の概念が構造的暴力の克服も含めた積極的平和へと進歩しているのに対し、その大前提となる平和憲法と教育基本法が変えられようとしているからである。「人類の未来の教育を先どりしたもの」であったはずなのに、今では退化の道を歩んでいる。自分の周辺、自分の生きている間のことしか考えないのならば、目先の利益だけを追い求めて好きなようにしたらよい。しかし、もし未来を望むのであれば無関心でいるわけにはいかない。人間は未来を想像する力の発達した生き物である。
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レポート
教育学
平和教育
構造的暴力
積極的平和
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貝原益軒と近世の教育
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近世の教育には、近代の学習原理とは全く異質な原理にたつ学習文化が存在した。その近世の社会の中で、無自覚のうちに蓄積されてきた教育と学習の文化を明確な形で言語化したのが貝原益軒であった。ここでは、貝原益軒の思想に見られる近世教育の注目すべき点について考えていく。
まずは、近世の教育機関として有名な手習塾(寺子屋)について見てみる。手習塾は文字通り手習い=文字を書くことを学ぶ塾である。江戸時代は文字の読み書き能力がないと不利益を被る社会システムであった。それ故江戸時代の庶民たちは、可能な限り読み書きそろばんの習得に向かったのである。手習塾への入門は、ほぼ7,8歳であるが、特に定まった時期はない。また手習塾という教育機関に入学するというのではなく、ある手習師匠に弟子入りするという意味を持つのである。重要なことは、どの師匠を選択するかはあくまでも学ぶ側にあるということである。制度としてではなく一種の人格的関係としての教える者−教えられる者の関係である。それ故手習塾における学習法は、個別の学習と指導、そして自学自習である。決まった登校時間もなく、手本もそれぞれの個人で異なっていた。そこでは原則として競争原理はない。また師匠は手本を示すだけで、言葉で教えるのではない。学ぶ者がそれを模倣し習熟するのである。手習塾は近代学校教育の原理とは全く異質な原理によって成り立っているのであり、決して近代に成立した「近代学校」の概念としての「小学校」ではない。
また、近世において学問といえば儒学であったが、儒学を学ぶ場としては学問塾や藩校がある。儒学の学習とは最初から最後まで「経書を読む」という作業に終始する。そこでは素読、講義、会業の三課程の段階が分けられるが、学習原理としては手習塾と同じである。自学自習であり決まった登校時間があるわけではない。
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レポート
教育学
貝原益軒
近世
寺子屋
教育
利点
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教育実習研究(小)
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「教育実習のPDCAサイクルについて」自身の体験や期待をもとに具体的に述べなさい。
PDCAサイクルという名称は、サイクルを構成する次の4段階の頭文字をつなげたものである。
Plan(計画)、Do(実施・実行)、Check(点検・評価)Action(処置・改善)。この4段階を順次行って1周したら、最後のActionを次のPDCAサイクルにつなげ、螺旋を描くように一周ごとにサイクルを向上させて、継続的な業務改善をしていく考え方である。教育実習前なので、実習を想定した考察を行う。
○児童理解の計画(Plan)
教育実習が始まる前の打ち合わせにおいて、まず担当するクラスの名簿のコピーをもらい、児童の
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PDCAサイクル
教育実習研究
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新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
- 写真のアップロード
- ハッピーキャンパスに写真の
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アップロード可能なファイルは:doc .ppt .xls .pdf .txt
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