連関資料 :: 社会学

資料:928件

  • 言語社会 
  • まず、A群の『はじめての言語学』黒田龍之介著(講談社現代新書)について述べたい。この本は、言語学について、高校生向けに書かれた入門書のようなもので、比較的易しい書き方がされた、読みやすい本であった。最初の方で、言語学のポイントが三つ上げられていて、一つ目に「音を重視する」とあった。これは正直意外であった。「言語学」というと、この本にも書かれていたが、今まで「文法を研究する」という固い感じのイメージが浮かんでいたからである。しかし、現在ではインターネットの普及なども伴って、文字情報が溢れているといえるが、文字における言語が発明されたのが5000万年前であるのに対し、音としての言語が発生したのは1万2000年前であることから考えると、言語学において、音が基本になるのは自然だと思った。しかし第3章では、この「音」の難しさについて書かれていた。世界対応で音を表す記号として、IPAというものが紹介されていて、こんなものがあることを初めて知ったのだが、筆者の「IPAというものは、音をイメージするための妥協の産物であり、過信すべきものではない」という意見に賛成し、さらに音の難しさと重要性を感じた。
  • レポート 社会学 言語 言語社会学 文法
  • 550 販売中 2005/07/30
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  • 教育の社会
  • 90年代半ばに問題化した女子高校生の性的逸脱現象(ブルセラ、援助交際)、多くの女子高生がブルマやセーラー服を売り、セックスワークにより金銭を受け取るという一連の行為群について考察していきたい。  女子高生の実態に世間の耳目が集中したのは94年8月の新聞各紙社会面の記事の影響が強いのではなかろうか。『テレクラ・ツーショットに電話、中二・三女子の27パーセント』(日経新聞)、『今どきの女子中学生…テレクラ四人に一人「経験あり」』(読売新聞)、『中学生までテレクラ体験、実際はもっと多い?』(朝日新聞)といった見出しがおどり、親や教師たちは「個人的にはそういうことがあっても不思議じゃないと思っていたが、表立って話題にはできなかった」という認識を多く共有しており、先のようなデータが公表されたことでその実態に目を向けざるをえなくなった。  約10年経った今、ブルセラに関する言説は少なくともメディアからは完全に消え去り、インターネットや携帯電話の普及によりいわゆる援助交際の場や手段がテレクラから出会い系サイトに比重を移し替えたと考えられる。自分の穿いていたブルマやセーラー服を売る、出会い系サイトで知
  • 教師 学校 法律 都市 援助 援助交際 通信 日大 教育 社会学
  • 880 販売中 2011/04/29
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  • 社会概論
  •  日本において、産業の高度化と大衆社会化が進行したのは、1960年代を中心とする高度経済成長期である。  1950年の朝鮮戦争による特需景気のおかげで、第二次世界大戦による壊滅状態から経済復興を遂げた日本は、石油化学工業、自動車、家電製品等が60年代には二桁の経済成長率を達成する。ここでは、高度経済成長期以降の「産業・社会の変化と家族の変容過程の関係について」?高度産業社会期 ?脱産業社会期 と2つの時代に分割しまとめてみることにする。 ? 高度産業社会期  この時代の首相、池田内閣の所得倍増計画の結果、収入は増し、人々の消費性向は高まっていった。又、「工業優先、農業切り捨て」の政策を受けて、多数の若者たちが農村から都市へと流入し、都市には若い単身者や核家族が、農村には年老いた単身者や核家族が増大することになる。就業構造の変化や所得水準の向上がもたらした消費生活の変化は、人々の価値観や行動様式に影響を与え、結婚や家族の在り方を変えていく。所得水準の向上から夫一人の収入で暮らすことが可能になり、専業主婦が増大する。その結果、出生率が安定し家族が最も安定した時期である。その特徴は、女性の主婦化、再生産平等主義、人口学的移行期であり、M字型の就業パターンが定着した時期である。この時期は、小家族化や核家族化が進行した。国勢調査より1920年〜55年までの間に平均世帯人員はほぼ5人を維持し、親族世帯に占める核家族世帯の比率は58.8%から62.0%へとわずか3.2%の増加にすぎない。ところが、1955年〜75年の間に平均世帯人員5.1人から3.8人へと1.3人縮小し、核家族世帯の比率は74.1%へと12.1%の増加を示す。そもそも家族とは従来、生活集団としてその役割をもっているが、土地・財産などの資産を世代から世代へと継承していくことに価値を置き、家族連続性の観念が支配的であった。
  • レポート 社会学 社会の変化 家族の受動的側面 家族の能動的側面
  • 550 販売中 2006/03/06
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  • 教育社会
  • 『学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて学力の視点から述べよ。』  最初に、「学歴社会」とは何なのかを述べたいと思う。 「学歴社会」というのは、学歴によって、職業選択、給与体系、出世速度などが左右される社会のことである。すなわち、良い学校を卒業したものはそれだけで優秀とみなされ、たいしたことのない学校ならそれなりの目で、中卒などになると白い目で見られることも少なくはないのである。バブル崩壊以降、実力主義や能力主義の社会を迎え、いわゆる有名一流ブランドという学歴社会はなくなり、個人の資質、能力を平等に評価することが大切だと思われてはいるが、現在の日本はまだまだ学歴社会のままである。 学歴社会の現状で、企業
  • 教育社会学 学歴社会とは何か 学歴 高学歴化 社会 教育
  • 550 販売中 2008/06/30
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  • 社会心理
  • 1 練習の初期段階では単独(個人)練習が、熟練した段階では集団(他者と一緒)練習が有効であるのはなぜか。  練習の初期の段階では、課題に慣れていないため、課題を「難しい」と感じる。一般的に難しい課題は、他者の存在がストレスとなり、課題遂行を妨害するという社会的妨害が働く。よって、単独で練習する方が有利になる。  また、練習が熟練した段階では、課題にはかなり慣れており、課題を「簡単」と感じるようになる。簡単な課題であると、他者の存在は、課題遂行を促進させるという社会的促進が働く。よって、集団で練習する方が有効になる。 2 ラタネの社会的手抜きの実験で疑似集団を用いたことの意義は何か。  社会的手抜きとは、集団で行うと一人一人で行う時よりもあまり働かなくなる現象のことを言う。  ラタネらは、これを実験によって検証しようとした。実験では、できるだけ大声を上げると言った課題を、同時に1人、2人集団、4人集団、6人集団で行ってもらった。その結果、一人当たりの音の大きさは1人、2人集団、4人集団、6人集団の順で小さくなっていった。つまり、集団の人数が増えれば増えるほど一人一人は本気を出さなくなっていくと言うことが言える。  ただし、この実験には欠点がある。何人かで同時に声を出してもタイミングがずれていたりすれば、音が小さくなったかもしれない。というわけで、ラタネらはさらに次の実験を行った。被験者には目隠しと他の人の叫び声が聞こえるヘッドホンをして一人で大声で叫んでもらった。ただし、今回は被験者にウソをつき、1人、2人集団、6人集団のいずれかの条件で叫んでいると信じ込ませた。被験者は何人かの集団で叫んでいると思っていますが、実際には一人で叫んでいる。この実験のことを疑似集団条件という。こうすることで複数で叫ぶときの音のズレを含まない、純粋に社会的手抜きの効果を図ることができるという意義がある。 3 「12人の怒れる男」の映画の中に見られる「同調」と「少数派の影響」について解説せよ。  まず、同調とは、集団や他者の設定する標準ないし期待に沿って行動することである。同調は大別して、多数者意見に本心から同意して生じる「私的受容による同調」、本心では多数者意見に同意してはいないのだが、行動では表面上多数者に合わせる「公的受容による同調」の2種類ある。  また、少数派の影響とは、少数者が多数者に影響を及ぼし、集団の多数者意見を変革していく過程のことである。一般に、少数者が影響力を持ち得る条件として、確信に満ちた態度で一貫して自説を主張し続けること、主張内容が論理的であること、少数者の社会的属性が他の成員と類似し利害関係がないことが挙げられる。  また、多数者の影響が内的な変化を伴わない表面だけの公的受容による同調を引き起こすことが多いのに対して、少数者の影響は、多数者に認知葛藤を引き起こし、表面的には変化がなくとも、内的な態度変化をもたらすといわれている。  ここで、「12人の怒れる男」の映画を最初から筋を追って、「同調」「少数派の影響」を受けていると思われる場面をピックアップしていく。一番はじめは、早く帰りたいと思っている人が数人いた。そして、周りの雰囲気を見てみると、有罪に投票しそうな人がたくさん居そうな雰囲気であった。早く帰りたい人は、きっと有罪に表を入れれば全員一致で会議をしなくても終わってしまうだろうと思っていた。そして、早く帰りたいがために、あまり証言について深く考えずに、有罪だと票を入れた。これは「同調」である。しかし、開票の結果、無罪が1人(建築技師)、
  • レポート 心理学 練習 社会的手抜き 同調 リーダーシップ PM理論
  • 550 販売中 2007/11/14
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  • 社会動態研究(国際社会
  • 1、 はじめに  今回のこのレポートでは科目郡;社会動態研究、科目区分;国際社会学、についてまとめる。もともとこの分野に対しては強い関心があった。しかし、『社会研究の世界』という講義内では講師の都合により、行われなかった。従って、このレポートをまとめる上で講義の内容を取り入れるのは物理的に不可能である。そこは了承していただきたい。高校時代、2年次の課題で一年間をかけて論文を作成するというものがあった。その時、私が扱ったのは「黒人ラップと日本語ラップの両者にこめられたメッセージの比較及び分析」であった。私はこの研究を通して、アメリカ社会におけるマイノリティとしての黒人の差別的待遇のされ方やゲットーの状況、及びポップミュージックの果たす役割などを知った。そこでやはり社会学の必要性を知り、こうした状況を打破せねばならないと思った。国際社会学はこうした私の理念に通じたものであると知り、これについて学んでみようと思ったのがこの分野への動機である。以下は文献などを参考に調査したものを掲載する。 2、 国際社会学とは  国際社会学は未だ開発途中の学問体系であるので明確な定義はないが、あえて定義を行うならば三つに分けられる。 ?「国際・社会学」  詳しく言えば「国際関係および民際関係を社会学の理論・仮説・手法等を用いて分析しようとする学問体系」という意味である。つまり、これまでの社会学的な理論・仮説・手法を、単に国民社会の内部の事象に対してではなく、国境を越えた現象や主体に対しても適応するのである。 ?「国際社会・学」  詳しく言えば「国際社会を一つの有機的実体としての社会として把握し、その発展・運動の形態や構造を研究し、国際社会の諸問題を解決しようとする学問」という意味である。つまり、これまでのような「国民社会」ではなく、「国際社会」それ自体を一つの社会とみなし、それ自体を分析の対象とするのである。
  • レポート 社会学 社会動態研究 国際社会学とは エスニシティ 発展途上の学問 黒人と白人
  • 550 販売中 2006/01/14
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