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連関資料 :: 社会

資料:4,241件

  • 地域社会の問題ーホームレス問題ー
  • 講義を通じて、国や行政の力が必要とされている部分が意外にも私の身近にも存在することがわかった。助けを必要としている人々のなかでも、ビデオで見た知的障害者や精神的に問題を抱えている人が同じ悩みを抱える者同士支え合って問題を克服して行こうとする姿が印象的だった。今回のレポートでは地域や社会のサポートを受けながら社会復帰をしている路上生活者や、その人々を支えるボランティア団体に注目してみた。彼らもまた、総合失調症の問題を抱える人々のように克服した者が地域と一緒になりそうでない人々を支え、また自分たち自身も支えられ生きているのである。 私が路上生活者、いわゆるホームレスの支援団体を知るきっかけとなったのは去年の冬である。千葉にある実家の近くには大きな公園がある。ある日、その公園で母が冷たい雨の降る夜に公園でじっと寒さを耐えている老人を見かけたことが始まりだった。歳もそこそこの老人だったので生活保護の申請が取れるのではないかと思ったが、一人では解決することが困難だと感じ、いろいろと調べたところ「ホームレスを支援する100の方法」という本に出会った。この本には地域でできるホームレス支援の方法が細かく書かれている。また本の最後には‘全国ホームレス野宿者支援グループリスト’が載せてあり、各地域の支援グループへの連絡先が記されていた。その中で一番近いと思われる市川の支援グループにコンタクトを取ると千葉市の福祉課に連絡をとってくれた。 私と母が見かけた老人は古橋さんと言い、当時68歳だった。彼は路上生活者となる前は川崎製鉄所の下請け会社に勤務しており、きちんと収入のある普通の労働者だった。しかし、会社が倒産後それまで住んでいた家の立ち退きを迫らせ家を出てから次に住む家のあてもなく路上生活の身となってしまった。当時は年金ももらい当分の生活費にも困ることなく生活をしていたが、住所不特定者となってから年金の支給が止められてしまい路上生活を余儀なくされてしまったのだ。本人にはなぜ年金の支給が止められたか分からず、知識もなかったため支給の再開ができなかった。私の母は古橋さんに元の生活を戻すことができると確信し、千葉市の生活保護団体と一緒になって彼の定住先を探した。定住先を見つけることのできた古橋さんは年金の再開もあり、今までの普通の生活を取り戻すことができた。 古橋さんの社会復帰への段階ではいくつかの問題点があがった。最初、母は個人的に千葉市の福祉課へ古橋さんの状況と解決策を持ちかけたのだが、あまり積極的に取り合ってもらえなかった。こういった市の対応に疑問を持つ。ホームレスの中には働きたくても働けない、社会復帰をしたいけれどつてがないといった方も多くいるという。しかし、一個人として福祉課に相談にいったとしても対応は遅くあきらめてしまうケースが多い。それ以前にどこへ頼っていいのか分からないといった古橋さんのような知識のない方が大半なのが現状である。古橋さんの定住先が早々に決まったのには訳があり、最初に連絡を取った市川のホームレス支援グループの方がたまたま千葉市でホームレス対策に力を入れている市議会委員と親しかったため話しが通りやすかったのだ。母が個人的に福祉課へ問いかけた時の対応とは違い市議会委員からの要請であれば早急に動くといった対応は行政のあり方に疑問を持たずにはいられない。もう一つの問題点は、住所不特定になってから社会復帰をするために部屋を借りなければならないが、それがとても大変だということだ。部屋を借りるために保証人が必要となった時、彼らには保証人となってくれる人が周り
  • レポート 総合政策学 NPO ホームレス 自立支援
  • 550 販売中 2007/02/04
  • 閲覧(3,743)
  • 高齢化時代の社会保障改革
  • 高齢化時代の社会保障改革  高度経済成長期を通じて、我が国の社会保障制度は制度的には西欧諸国と遜色のないものとなった。昭和48年の第一次石油危機による石油価格の高騰は、物価を急上昇させるとともに、企業収益を圧迫し、高度経済成長の終焉をもたらした。我が国経済は、主として輸出の増加を通じて安定成長に移行することとなった。 この時期において、人口高齢化の速度は早まっていった。また、高度経済成長期を通じて家庭の扶養機能が低下したことから、老人扶養の問題が低所得階層のみならず一般世帯においても大きな問題となっていった。年金費用を含む社会保障給付費が増加し、その負担も増加することが予測され、将来の社会保障
  • レポート 福祉学 社会福祉 社会保障 歴史
  • 550 販売中 2007/02/05
  • 閲覧(1,664)
  • アイデンティティにおける日本とボディにおける社会化の違い
  • 「アイデンティティにおける日本とボディ社会における社会化の違い」 まず、ボディ社会におけるアイデンティティの特徴といえば、モラレの存在である。しかし、日本にもモラレに似たようなものがある。それは、英才教育である。英才教育とは、 「すぐれた才能をもつ者に対する特別な教育」(広辞苑)とあるが、現実には、すぐれた才能をもっていなくても、お受験という言葉が代表されるように、我が子には是非とも○○の能力を身につけてもらいたいと望み、そのためのカリキュラムを組んでいる英才教育が多いのではないだろうろうか。その例として、子どもを進学校に行かせ、良い会社に勤められるようにするものや、スポーツを小さい頃からやらせ、プロにさせる。というようなエリートコースを歩ませるために親は、必死に子どもを教育するというものがある。では、どこがモラレと英才教育が似ているのだろうか。それは、他者の敷いたレールに沿って歩む人生である。具体的に述べると、英才教育では、他者(親)が将来子どもに期待するレール、例えば前述のとおりエリートコースというような親の期待であるレールを敷き、子どもがそのレールに沿って人生を歩むというものであ
  • レポート 社会学 教育 ボディ 教育社会学
  • 660 販売中 2010/10/18
  • 閲覧(2,398)
  • 学校制度と社会 第1分冊
  • (1)教育とは「人間の教導・育成にかかわる活動」である。人間の子どもは無力で生まれ、他人の配慮なしには生存することはできない。人間は、幼児より成人に発達する過程において、多くの事柄を学習しつつ成長するものであって、最初は、家庭生活の中で、つぎは学校において、さらには、地域社会の場を中心とする社会生活において、ある場合は組織的・意図的に、ある場合はインフォーマルに無意図的に学習と成長を続けている。幼児期には、成人の保護の下で生活し、その保護と指導によって人間相互の関係と外界の事物を知り、さらに、学校における教育によって社会生活に適応する上で必要な知識と技能を系統的に学習して、様々な活動の能力を養い、成人して社会生活を営むようになる。教育とは、人間に知識と技能を与え、基本的生活様式を体得させて、社会に望ましい人格(パーソナリティ)を発達させることを目指しているのである。これは、長い複雑な学習の過程である。この過程が「社会化」(socialization)である。  社会において行われる教育は、「社会の成員を社会の生活に適応させるための方策」であり、「社会の成員を社会生活に適応させるために、
  • レポート 教育学 庶民教育 江戸 玉川
  • 550 販売中 2007/11/01
  • 閲覧(2,762)
  • 04144 社会教育 第二分冊
  • ○生涯スポーツ論  生涯スポーツは、単に運動の能力向上を中心としたものではなく、子供からお年寄りまで生涯にわたりスポーツとかかわることができるようにしたもの。  誰でもスポーツを楽しむことができ、スポーツを通して学び、人との交流や関係を深める。他の世代の人ともコミュニュケーションをとる。スポーツをすることで生活を活性化、家庭、地域社会を形成する。といった考え方が基本にある。  高齢化社会に伴う高齢者の健康への関心や青少年の体力低下もあり、スポーツ施設の普及は必要になってきている。そうした廃家からもスポーツ振興法で「国および、地方公共団体は、体育館、水泳プールそのほかの政令で定めるスポーツ施設は政令で定める基準に達するよう、その整備に努めなければならない。」となっている。その地域に住む住民が使いやすく、コミュニュケーションの場として作られるようになっているが、まだまだ不足しているところもある。その施設を知らせるためにも、行政は広報活動を通して、多くの住民に知らせなければならない。スポーツの活性化として、運動ができるできないではなく、自分自身のためにと考えることが大切であり、生活に充実感を
  • スポーツ 教師 社会 学校 高齢者 体育 健康 地域 児童 運動
  • 880 販売中 2009/01/08
  • 閲覧(1,597)
  • 04144 社会教育第1分冊
  • ○乳児期・幼児期  乳児は保護なくして成長をすることはできない。親による家庭教育が成長・発達の中心になる。1歳ごろまでに、「ハイハイ」から歩き、走る。2歳になると、簡単な言葉をしゃべるようになる。その半面、情緒面では感情が前面に現れる。  幼児期  幼稚園や保育園など遊びを中心とした、集団生活へと生活の場が移ってくる。過程から、友達や遊びにより交流が増え、外との接触範囲が増えて、関心を示す。  運動面では、体全体の動きから、ハサミを使ったりするなど、手先に器用さが出てくる。  乳児期の認知は反射のを基礎としていたが、ごっこ遊びなど、まねをしたり、振りをしたり、想像の世界が広げられる。  ○児童期・学童期  保育園・幼稚園での集団生活から、学校を中心とする集団生活を経験するようになる。生活の中心が家庭から学校教育の影響を大きく受けるようになる。それまでの、遊びを中心とする学校教育から、学校での目的・計画に沿った教科学習をはじめとする諸活動が展開される世になる。  児童自らが、知識や技能の獲得に価値を置くにようになり、課題解決のために努力をしたり、目標設定をして達成をしようとする意思を持っ
  • 環境 情報 社会 コミュニケーション 子ども 学校 スポーツ 保育 地域 幼児
  • 880 販売中 2009/01/08
  • 閲覧(1,377)
  • 社会福祉援助技術各論Ⅱ
  • 本レポートの内容 レポート課題 「集団援助技術についてまとめよ」 「集団援助技術の展開過程についてまとめよ」 科目終了試験 「集団援助技術の理論と内容について」 「グループワークにおけるプログラム活動の効果」 「集団援助技術についてまとめよ」   1、集団援助技術の歴史的展開  グループワークとは、複数の個人で構成されたグループ内での成員間の相互作用を活用して、ニーズの充足を図る問題解決法・技術である。そのグループワークは、最初から今日のようなソーシャルワークの援助方法として実践されていたわけではなく、また突如としてある日あらわれたわけでもない。本レポートでは、はじめに、グループワークの歴史的展開から述べてみる。 19世紀の産業革命後の欧米社会では、深刻な社会問題に直面していた。例えば、人口の多くが都市に流入したことによる住宅不足、不衛生で不健康な健康状態、あるいはスラムの発生などの悪い生活環境条件を引き起こしていた。また、貧富の格差は増大し、失業、疾病、犯罪の増大などによる社会生活の不安も生み出していた。 このような社会状況のなかで、青少年の精神を改善するという趣旨のもと、イギリスの
  • 東京福祉大学 社会福祉援助技術各論 レポート課題 集団援助技術についてまとめよ 集団援助技術の展開過程についてまとめよ 科目終了試験 集団援助技術の理論と内容について グループワークにおけるプログラム活動の効果
  • 660 販売中 2009/01/16
  • 閲覧(4,295)
  • 社会福祉援助技術各論Ⅲ
  • 本レポートの内容 レポート課題 「間接援助技術の必要性、今後の課題について」 科目終了試験 1 間接援助技術の領域について 2 地域援助技術の特質と問題点について 3 地域援助技術の基本的性格について 4 地域の組織化と福祉の組織化 「間接援助技術の必要性、今後の課題について」 1、はじめに 間接援助技術とは、利用者本人に対人的に行う直接援助技術の背景に当たる環境、つまり地域における支援体制作り、社会福祉援助技術の促進や、直接援助技術を有効的に進める為の方法や技術の総称である。 直接援助技術は、利用者の問題解決を直接的に援助するものであり、逆に間接援助技術は、利用者を取り巻く環境を整備し、文字通り間接的に援助していくものである。お金が沢山あっても、お店が無ければ使い道が無い。正に直接援助技術と間接援助技術は表裏一体の関係なのである。 2、間接援助技術の必要性  間接援助技術の必要性は次の四つである。  ①社会資源の整備:福祉サービスを必要とする人が、その必要に応じて的確な援助を受けるためには、生活する地域に必要な福祉サービスが整備されていなければならない。  ②周知:社会資源が整備され
  • 東京福祉大学 社会福祉援助技術各論 レポート課題 間接援助技術の必要性今後の課題について 科目終了試験 間接援助技術の領域について 地域援助技術の特質と問題点について 地域援助技術の基本的性格について 地域の組織化と福祉の組織化
  • 550 販売中 2009/01/16
  • 閲覧(3,119)
  • 社会福祉援助技術各論Ⅳ
  • 本レポートの内容 レポート課題 「社会福祉調査の性格と類型についてまとめ、統計調査と事例調査の相違について述べよ 」 科目終了試験 1、統計調査と事例調査の相違点 2、標本調査の種類と方法について 3社会調査法について レポート課題 「社会福祉調査の性格と類型についてまとめ、統計調査と事例調査の相違について述べよ 」 1、社会福祉調査法の意義 社会福祉調査とは、市町村や都道府県、国の福祉施策において新しく生起した福祉サービスの課題や既存の福祉サービスの改善計画、また、人口の流入、流出、少子高齢化等の動向を予測して将来の福祉需要に対する施設、サービスの整備計画の政策を策定することである。また、その効果的なサービスや対応策を計画し、実施する場合、的確な現状把握が必要である。この現状把握を行う方法の一つが社会福祉調査である。  なお、社会福祉調査は、社会調査の一応用分野であり、その理論と技法は、社会調査に依拠しているが、社会福祉調査は、問題解決アプローチ型の調査を主流としており、社会福祉援助技術の一方法として用いられている所に、その特徴がある。すなわち、社会福祉調査を通して社会福祉制度及
  • 東京福祉大学 社会福祉援助技術各論 レポート課題 社会福祉調査の性格と類型についてまとめ 統計調査と事例調査の相違について述べよ 科目終了試験 統計調査と事例調査の相違点 標本調査の種類と方法について 社会調査法について
  • 660 販売中 2009/01/19
  • 閲覧(3,698)
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