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連関資料 :: 教育について

資料:11,673件

  • ペスタロッチーの教育学(直感の原理など)について考察せよ
  • ペスタロッチーの教育学(直感の原理など)について考察せよ。  まずはじめに、ペスタロッチーの生涯について少し述べておく。 ペスタロッチーは1774年貧民院(貧民学校)を設立し、教育活動を開始している。後、ブルクドルフの初等学校教師となったが政変によって二年後、学校から追放されるがその間に執筆をしている。  1804年には、イフエルテンで学校を開いた。高い評価を獲得したが、1825年には、学校が内部の紛争の末、閉鎖に追い込まれたのだ。  ここからはペスタロッチーの教育学について詳しく考察していきたい。  ペスタロッチーは子どもには、将来発展する素質が備わっており、この素質が子どものうちから発展するように助成するのが教育だと考えている。  子どもは生まれながらには、未だ動物的であるにすぎず、この動物的衝動を根絶することが、教育なのであると考える古い教育観に反対するのである。真への認識、美の感情、善の力、これらは全して子どもが生まれながら有しているものであるのだ。教育者は、子どもの内的本性が自ら実現していくのを援助することに専念しなければならない。子どもの内的本性に備わっていないものを外部から注入することは教育にはふさわしくないのだ。子どもの本性は、白紙ではなく、既に将来成長する能力を内的に有している。この能力を自然に即した形で伸ばしていくことが重要なのだ。ペスタロッチーは、この教育観を「有機的・発生的」と呼んでいる。子どもの内的素質を重視するという点で「有機的」であり、自発的な成長を促している点で「発生的」でもあるのだ。  また、ペスタロッチーは『探求』において、人類の進化を分類している。(1)自発的状態(2)社会的状態(3)道徳的状態である。最初は無邪気さが現れるが、だんだん我欲のために粗暴になる。社会には我欲を抑える法秩序が求められる。そして、さらに我欲が完全に抑えられ人間性が達成される時、道徳的状態に到達することができ、人間を自然な形で道徳的状態にもたらすことが教育の目的だといえるのだ。  ペスタロッチーは、直観と、感情とは子どもの内的な能力の所産として、すでに本源的に人間的で精神的かつ、道徳的であるということを、教育方法の重要な柱として、「直観の原理」として考えている。人間は、直観と感情をまず最初に知覚し、まさにそのことによって直観と感性、それ自体と人間の内的なるものとを、知覚する外界の対象から分けて純粋に自由に直観され、感ずる誘惑と感情とは、児童と人類の純粋に人間的な純粋に精神的に、また、純粋に道徳的な文化のすべての単純な不変の要素となり、また要素である。直観はすべての認識の基礎であるのだ。  教育方法は、まず直感的でなくてはならないが、しかし、直観において受け取ったものはまだ曖昧で混乱している。  すなわち、直観はまだ素材であり、概念的には不明瞭であるので直観を分離、結合して秩序を与え、明晰判明な概念にまで高めることが求められるのである。しかし、ペスタロッチーの教育方法は段階的、斬新的な教育法でもあったのだ。  さらに、ペスタロッチーは直観が三つの根本的要素から成り立っていることを発身したのだ。その三要素とは、如何に多くの、また幾種類の対象がその眼前に漂っているのか(数)。どんなに見えるか、その形とその輪郭は何か(形)。どんなにそれらは呼ばれるか。如何にしてその各々を一つ一つの音により語によって再現することができるか(語)。の三つである。  ペスタロッチーによると、あらゆる事物は三つの要素を有しているという。そのため、子どもの教育において
  • レポート 教育学 ペスタロッチ 教育原論 原論
  • 550 販売中 2007/09/04
  • 閲覧(11,152)
  • ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ
  • 『ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ』 ペスタロッチーはスイスの教育家である。その生涯を見てみると、ペスタロッチーの思想性がわかるように思われる。 1746年にチューリッヒで生まれ、幼くして父を失い、母と家政婦によって育てられた。幼年期の女性によって育てられたことが、後年教育における女性の重要性を説いたことに影響していると考える。 また、貧しい人々の救済のために働いていた牧師である祖父の影響で、宗教的信仰を以って貧しい人々の救済事業にあたることを決意する。1763年神学を学ぶために大学に入学したが、貧民救済のためには宗教ではなく法が重要であると考え、法学に魅了される。農業改革での人民救済を目指し、1771年「ノイホーフ農場」を設立するが失敗する。そんな中、1774年に貧民院(貧民学校)を設立し、教育活動を開始するも、親たちの理解が得られず、経済的困窮もあり閉鎖に追い込まれる。この頃の教育実践を友人の勧めから、新聞紙上で紹介し『隠者の夕暮れ』(1780年)、『リーンハルトとゲルトルート』(1781年)の二作品が世間で好評を得る。その後『人間の発達における自然の歩みについての私の探求』(通称『探求』)が1797年に出版され、ペスタロッチーの思想が体系的に述べられている。 ペスタロッチーの教育の原理は二つから構成される。「有機的・発生的教育方法」と「直観の原理」である。 まずは「有機的・発生的教育方法」を見てみると、ペスタロッチーの教育観は、ルソーと似通ったものがある。子どもには将来発展する素質が備わっており、この素質が子どもの内から発展するように助成するのが教育と考えている。ペスタロッチーはこの教育観を「有機的・発生的」とよんでいる。子どもの内的素質を重視するという点で「有機的」であり、また自発的な成長を促している点で「発生的」であるのである。心の中には生まれながらに刻み付けられた観念や原理などはなく、子どもの本性は白紙である、とするロックのタブラ・ラサ説のような教育観とは異なるものである。 また、ペスタロッチーは人類の進化に関しても、①自然的状態、②社会的状態、③道徳的状態、に進化するという定義を示している。最初無邪気さが現れるが、次第に我欲のために粗暴になる。そのため社会には我欲を抑える法秩序が求められる。我欲が完全に抑えられて、人間性が達成される時、道徳的状態に達成するのである。 ここからも、人間を自然な形で道徳的状態にもたらすことが教育の目的とされているのがわかるであろう。 次に「直観の原理」について、ペスタロッチーは教育方法の重要な柱として考えている。直観は全ての認識の基礎であるので、教育方法はまず直観的でなくてはならないのである。ただし、直観で受け取ったものはまだ曖昧で混乱しているため、その曖昧な直観を明瞭な概念にすることが重要になる。 すなわち、直観は素材であり、概念的には不明瞭であるので、直観を分離・結合して、秩序を与え、明晰判明な概念にまで高めることが求められるのである。 「我々の認識は混沌から規定へ、規定から明晰へ、明晰から判明へと進むのです」とあるように、ペスタロッチーの教育方法は、段階的・漸次的なものである。  さらにこの直観は「直観のABC」といわれる三つの根本的要素から成り立つことを発見し、その三要素の基礎的部分を学習することの重要性を説いている。 ペスタロッチーによると、全ての事物はこの三要素を有しているため、子どもの教育においてはこの三要素から始めなければならないということである。 以下に各々の三
  • レポート 教育学 ペスタロッチー 直観の原理 直観のABC 佛大
  • 660 販売中 2007/09/14
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  • 教師に求められる職業的性格と教育技術
  • 教師に求められる職業的性格と教育技術であるが、今日ではさらなる教師の専門性の向上が求められている。教師に求められることとして、専門性の向上と共に大切である、人間性にかかわる資質、能力がある。そこで、どのような性格、資質を持った人が教師に向いているのかを考える。第一に、これは間違えなく、「子供が好きだ」ということが大事である。子供達への愛情、愛着が、逆に彼らからの信頼につながっていき、そこで初めてお互いの良い関係を築く第一歩となるはずである。教師として、そのような関わり合いができなければ話しにならない。したがって、そこが前提にないと教師として何もできないのではないかと思う。そのような資質が大前提としてあってこそ、子供達が問題に直面した時に、適切な援助、支援をしていくことができるし、彼らが持つ無限の可能性を実現させ、人格の主体的な形成にも協力できるのである。 第二には、人の意見、書物から得る知識、子供や保護者から教わること、そういった様々な情報を受け入れられる人が向いているのではないかと思う。どんな職業にも当てはまることであるだろうが、物事には表と裏があり、ひとつの問題に対しても反対の意
  • レポート 教育学 職業的性格 教育技術 方法
  • 550 販売中 2007/10/18
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  • なぜ環境による保育が幼児教育では求められるか述べよ
  • 「なぜ環境による保育が幼児教育では求められるか述べよ」 1、幼児の特性について  人間の発達を考える場合、常にその要因の一つとして「環境」ということがあげられ、人間と環境との関係が問われてきた。古くは「遺伝か環境か」という論争から、やがて「遺伝も環境も」という考え方に変わり、今日では人間の発達は「個体と環境との相互作用の過程」としてとらえられている。  「保育所保育指針」「幼稚園教育要領」ではどのように記されているか述べたいと思う。 (1)保育所保育指針  乳幼児期の子どもの心身の発達・発育は著しく、人間形成の基礎が形成される重要な時期である。しかし、一人一人の子どもの個人差は大きいため、保育に当たっては、発達の過程や生活環境など子どもの発達の全体的な姿を把握しながら行う必要がある。 発達とは、子どもが心身の自然な成長に伴い、それぞれの子どもに応じた自発的、能動的な興味、好奇心や、それまでに身につけてきた知識、能力を基にして、生活環境内の対象への働きかけ、その対象との相互作用の一結果として、新たな態度や知識、能力を身につけていく過程である。 との間で行われる社会的相互作用は、子どもの情緒的、社会的、道徳的な発達のみならず、知的発達にとっても不可欠な体験である。こうした、大人との上下関係とは違う横の対等の関係の中で、自己主張や自己抑制の必要性や方法を学び取っていく。 また、子どもはその生理的・身体的な諸条件や教育環境の違いによって、その発達の進み方や現れ方が異なってくることを認識することが重要である。 子どもの発達は、子どもとその環境内の対象との相互作用を通してなされるものであり、子どもの発達を促すためには、大人の側からの働きかけばかりでなく、子どもからの自発的、能動的な働きかけが行われるようにすることが必要である。 うな環境が構成されなければならない。 (2)幼稚園教育要領  幼児期には、幼児は家庭において親しい人間関係を軸にして営まれた生活からより広い世界に目を向け始め、生活の場、他者との関係、興味や関心などが急激に広がり、依存から自立に向かう。  幼児期は、運動能力が急激に発達し、いろいろなことをやってみようとする活動意欲も高まる時期である。  幼児の生活の場が最も大きく広がるのは幼稚園生活などの集団生活が始まってからである。興味や関心の幅を広げ、言葉を獲得し、表現する喜びを味わう。そのことにより、次第に幼児の自立的な生活態度が培われていく。 付き始め、次第にかかわりを求めるようになってくる。このような対人関係の広がりの中で幼児は互いに見たり、聞いたりしたことなどを様々な方法で伝えあうことによって今まで自分のイメージにない世界に出会うことになる。  幼児はこのようにして、一人で活動するよりも、何人かの友達と一緒に活動することで、生活がより豊かに楽しく展開できることを体験し、友達の大切さに気付いていくことになる。 、相手も自分も互いに違う主張や感情をもった存在であることに気付くようになるのである。  このような他者との関係の広がりは、同時に自我の形成の過程でもある。  2、環境を通して行う教育の特質と意義について 技能を一方的に教えられて身につけていく時期ではなく、生活の中で、自分の興味や欲求に基づいた直接的・具体的な体験を通じて、人間形成の基礎となる豊かな心情、物事に自分からかかわろうとする意欲や健全な生活を営むために必要な態度などが培われる時期である。この時期の教育においては、生活を通して幼児が周囲に存在するあらゆる環境からの刺激を受け止め
  • レポート 教育学 環境 保育 幼児教育
  • 550 販売中 2007/11/03
  • 閲覧(21,758)
  • ソクラテス的対話と教育学的意義
  • ソクラテス的対話(産婆術)について述べ、ソクラテスの教育学的意義について考察せよ。  ソクラテスは真の知を獲得するために、他人とともに研究することが重要と考え、対話しあうことが知への道であり、またもっとも有効な教育方法でもあると考えた。ソクラテスの対話術は、一般に産婆術(助産術)と呼ばれている。すなわち、産婆が妊婦に子を産むのを手助けするのと同様に、教師の役割は学習者自身が真の知を産み出すのを手助けすることに他ならないということである。知の創造を出産にたとえて、学習者は知の生産者、教師は産婆役に位置づけられている。すべての人は生まれながら道徳的に善悪を判断する能力を有していると考え、産婆術はこ
  • 教育言論 ソクラテス的対話 産婆術 教育学的意義 通信 佛教大学
  • 660 販売中 2008/02/25
  • 閲覧(6,610)
  • 教育技術における判断する過程と専門的知識
  • 教育技術は判断する過程が重要であるといわれているが、その判断と専門的知識はどのような関係になっているかを説明せよ。 教職以外の専門職では、技術の教育が重視され訓練されているが、教職教育においては教育的価値や規範、あるいは子ども像の問題は論じられることが多いものの、技術を組織的に教育することはなかった。教育技術を板書や発問などの技能と見なすような考え方が大勢を占めていたからである。 技術を意図、規範、認識、着想、判断に基づく行為であると考えると、現在の教育技術は、他の技術分野と比較すると判断過程においての専門性はまだかなり低い。 教職はこれまで優れた教師個人像を描くことによって、職業の専門性を維
  • 教育方法学 教育技術 判断する過程 専門的知識 通信 佛教大学
  • 880 販売中 2008/02/25
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  • 全人教育研究Ⅰ(1分冊)
  • 一八世紀後半から興った産業革命の影響により革新、工業化、機械化や技能労働力の大量化が競われ、合理的で経済効率の高い適正な人材の配置と活用に力を注ぐようになった。公教育の整備、拡充が政策の重要な柱となり、個人の持つ資質や能力の開発によって広く人材を確保していかなければならなくなった。そして、それらの要請はそのまま学校教育の課題となり、時代の要請に即応できない学校の改革が叫ばれた。さらに、工業化、機械化の急速な進展を土台とする資本主義社会は、自然科学を始めとする諸科学の発達と共に発展した。中でも、大きな影響力を持つものに「進化論」があった。その自然淘汰と最適者生存の理論の影響を受け、学校では、子どもの自由な発達、個性や能力などの研究に重点が置かれるようになった。このことが、新教育がよって立つ基盤となった。  次に、新教育の特色と実践例について述べる。旧教育は、伝統教育に基づいた教師中心の教育であり、その内容は、古典重視の知育無味蒙昧な教科書の利用、教師による強制的な注入主義がとられ、学校では、子どもの人格や個性は無視された。一方、新教育は、「児童自ら成長していくものであり、その発達に即し
  • 日本 小学校 学校 子ども 教師 発達 科学 児童 学習 運動
  • 550 販売中 2008/03/24
  • 閲覧(1,720)
  • 教育相談の研究 試験対策 学習ノート
  • <内容> ■ カウンセリングの種類を挙げて、それぞれの理論や方法について比較検討しなさい。 ■ 教師カウンセラーとスクールカウンセラーそれぞれの長所(メリット)と限界について考察しなさい。 ■ 現代の子どもたちは、仲間同士の人間関係が希薄になっていると言われるが、その原因と考えられることを述べ、学校教育全般にわたる対応策について論じなさい。 ■ 現代の社会や学校において、カウンセリングがますます重視されるようになってきている背景や原因について考察しなさい。 ■ 非行をしている子どもの心理と、学校や家庭における指導の在り方を述べなさい。 ■ 不登校について、そのタイプ別に学校及び家庭における対応(指導)の在り方を述べなさい。 ■ カウンセリングの種類を挙げて、それぞれの理論や方法について比較検討しなさい。 ①治癒的カウンセリング 対象は、主に神経症(ノイローゼ)の患者 神経症とは、自分自身にとって症状は苦しい悩みであり(苦悩)       自分は病気であるという意識があり(病識)       その病気の原因は自分自身にあると思うが(洞察力)、原因は自分にはわからない       日常生活に支障をきたすので、なんとか治療したい(治療意欲) 神経症の例 ・社会恐怖(対人恐怖)…人前で話したり字を書くとき震えてしまう       ・不潔恐怖…不潔を極端に嫌悪し、何度も手を洗う 原因がわからないのは、自分の無意識の中に原因があるから 無意識を意識化して原因を明らかにする 意識化されれば自分で症状をコントロールすることができるようになる (無意識は、フロイトが導入した概念。行動は、意識された行動のみでなく、無意識に影響される行動が多い…言い間違い、読み違い、物忘れなど) カウンセラーはクライエントに対して、専門的な知識と技術を用いて、症状や病気を治癒する 自由連想法や夢分析 無意識の意識化 リラックスした状態で頭に浮かんでくることをそのまま話す カウンセラーが解釈をしながらクライエントの洞察をうながす 主に、成人した大人が対象 基本的にイド・自我・超自我の大小関係は固定したまま 自我における意識・無意識の関係において治療したほうがよい ②発達援助的カウンセリング 子どもは、イド・自我・超自我の心的構造が流動的、発達的 子どもの症状や問題行動は、心的構造がアンバランスであるため←修復がカウンセリングの目的 クライエント中心療法が中心 自我の発達が未熟な場合には、受容や共感などいわゆるカウンセリング・マインドをベースにした受容的カウンセリングが良い まずは、子どもの気持ちを充分に理解し、子どもの自己表現を大切にする 超自我の発達が未熟な場合は 教育的カウンセリング 子どもを言葉を交わして、社会的にも道徳的にもどのような行動が望ましいかを子どもの考えを中心に相談する 注意点:評価をしない イド:性的衝動や攻撃衝動からなり、衝動の満足を目指す無意識的エネルギー(リビドー)の貯蔵庫。 自我:イドの要求と現実社会を把握し、自分の行動を決定する役割    現実社会に受け入れられる形での衝動の満足法を探したり、欲求の充足を延期したりして    人格の安全を図る部分。 超自我:内在化された道徳的命令。本能欲求の充足を禁止する。自我を監視している ■ 教師カウンセラーとスクールカウンセラーそれぞれの長所(メリット)と限界について考察しなさい。 教師カウンセラー スクールカウンセラー <長所> ・授業や教科外活動など、さまざまな面で生徒を把握できる。 ・相談の場以外でも信頼関係を
  • 教育相談の研究 学校カウンセリング 科目最終試験 佛教大学
  • 660 販売中 2008/04/10
  • 閲覧(5,348) 5
  • 教科教育法数学1設題1
  • 『数学教育の歴史(現代化以前、現代化、それ以後)について述べ、それらの教育内容を自分の視点で考察せよ。』 明治初期の中学校数学教育では「数学」は算術、代数、幾何、三角法の4科目に分かれていたが、数学教育改良運動の影響により、明治の終わりから大正にかけて「中学校教授要目」が改訂され、これまでわかれていた4科目を統合して数学となった。 昭和17年、「中学校教授要目」が見直され、微分・積分、確率・統計、近似式などが入り、力学が題材として扱われるようになり、問題解決を中心とした教科書が編集された。しかしこの時、日中戦争が拡大し、第二次世界大戦へと進み、昭和19年・20年には戦局は不利になり、中学校も学徒勤労員を行うようになり、教育は満足に行われなくなった。 昭和20年8月15日、終戦を迎えた。戦後、すぐに教育は再開され、戦前の教科書で軍事関係、領土関係、神童関係などの内容を黒く塗りつぶした「黒塗り教科書」が使われ、昭和21年にはそれらの部分を除いた「暫定教科書」が使われた。 昭和22年、教育基本法、学校教育法が公布され、小学校、中学校が義務教育となり、試案された「学習指導要領」をもとに新しく始まった。この時の中学校の教科書は、数学の社会有用性に基づいた問題解決学習を主眼とする単元学習のはしりの教科書であった。高等学校は昭和23年から新しい教育が始まり、「解析学(Ⅰ、Ⅱ)」、「幾何学(Ⅰ、Ⅱ)」という4冊の教科書によって始まった。これには、初等幾何、解析幾何。ベクトル等が含まれ戦後の高等学校の数学教育の骨格を作った教科書である。しかしながら、単元学習は計算力や学力の低下の元凶とされ、数学の社会有用性よりも、数学のできあがった体系の論理的系統性を重視した系統学習に変わり始めた。 1950年代後半から1960年代にかけて、「数学教育の現代化」と呼ばれる運動が欧米諸国を中心に始まり、1969年に改訂された学習指導要領の数学科の総括目標が次のように述べられた。  「事象を数理的にとらえ、論理的に考え、統合的、発展的に考察し、処理する能力と態度を育成する」 統合的、発展的に考察しという記述は、当時強調された「創造性の育成」という観点から述べられている。  数学科の領域については、それ以前の「計量」領域が削除された一方で、上のねらいに対応した新しい領域が設置されることになり、次の5領域で構成されることになった。 A:数・式、B:関数、C:図形、D:確率・統計、 E:集合・論理 内容の面では、小学校算数科で「集合の考え」とその意義の強調、文字の使用、「確からしさ」などが新たに導入された一方で、中学校においては、次のような新しい内容が加えられた。 集合の基本的概念やその用語・記号の導入 数集合の構造、剰余系の導入 「対応」による関数の定義 図形の変換という見方、位相的な見方 等である。  高等学校数学科では、進学率の上昇に伴う生徒の多様化への対応、内容の集約と精選、数学的な考え方の重視、小・中・高の教育課程の一貫性の重視などを基本方針として改訂された新しい学習指導要領が、1970年に発表された。その科目編成は以下の通りである。  数学一般、数学Ⅰ、数学ⅡA、数学ⅡB、数学Ⅲ、応用数学  このうち、「数学一般」または「数学Ⅰ」は、すべての生徒に履修させるものとした。新たに導入された内容は「数学Ⅰ」では、ベクトル、確率、集合と論理、「数学ⅡA」では行列、電子計算機・流れ図、「数学ⅡB」では、行列、平面幾何の公理的構成などであった。  このような現代化の主要な狙いは、新しい内容
  • 数学教育の歴史(現代化以前 現代化 それ以後)について述べ それらの教育内容を自分の視点で考察せよ
  • 1,100 販売中 2008/04/18
  • 閲覧(3,053)
  • 教科教育法数学1設題2
  • 『数、代数、幾何、関数、微分・積分、離散数学、確率・統計の中から一つを取り上げ、その内容の要点を記述するとともに、自分の視点で考察せよ。』 本リポートは微分・積分について考察していきます。世の中の数学嫌いと言われる生徒の中には、微分・積分が「何をしているか」「何のためにやるか」を理解していない生徒が沢山いると思います。微分・積分には数多く公式が出てきます。微分・積分を単なる公式を覚えるだけの暗記科目のように解こうとする生徒には是非その公式の導き方やその根本的な意味を考えさせることによって、「こういうことだったんだ」という発見をしてもらい興味をもってもらいたいと思います。  以降では、万有引力を発見したニュートンの法則に従って, 「速度」から微分法を考察していきます。 下左図のような傾斜角が54.72°のスローブから物体を落とした場合の、時間と距離の関係は下右図のようになります。 微分法によって、この物体のある時刻での速度を求めることができるとすると、何かちょっと有意義な方法に聞こえます。速度というと距離÷時間ですが、ここでポイントになるのがこの物体の速度は時間によって変化するということ
  • 代数 幾何 関数 微分・積分 離散数学 確率・統計の中から一つを取り上げ その内容の要点を記述するとともに 自分の視点で考察せよ
  • 1,100 販売中 2008/04/18
  • 閲覧(3,333)
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