連関資料 :: 音楽

資料:328件

  • 音楽における注意
  •  音楽を聞いている時、我々は全ての音刺激に同程度の注意を向けているわけではなく、様々な仕方で注意を集中させている。注意の向け方は、流れている音楽の種類によって異なっている。たとえば一つの楽器が単純な旋律を奏でている場合には、注意の競合はない。一方、オーケストラが奏でるような音楽では、できるだけ様々な旋律の流れに同時に注意しようとする。しかし我々は、視覚における「ルビンの杯」と同じように、図と地の体制化における二つの様相の間を揺れながらこのような音楽を知覚しているのであって、地のないいくつかの図を知覚しているのではないように思われる。伴奏のついた歌のような場合、一つのパートが普通「図」になり他のパートは「地」になる。では、たくさんある旋律の中からどのような条件で「図」となる主旋律を選択しているのだろうか。  音楽の選択的聴き取りの殆どは自発的である。または少なくともそうみえる。そして、どの情報に注意を向けるかを意のままに選べるという印象を持っている。しかし、ある種の音は他の音よりも注意を引きやすい。大きな音は弱い音よりも、高い音は弱い音よりも気づかれやすいだろうし、一様な音の中に対照的な音が入れば注意を引くだろう。鋭く飛び込んで来るような音は、徐々に始まる音よりも気づかれやすい。ビブラートのかかった音やドラムの連打のような、絶えず変調する音は、なめらかな音より目立つであろう。人の声のような特殊な音は、特に注意を引くように思われる。それらの音の特徴も旋律の知覚に影響を与えている。しかし、旋律を知覚するには、旋律を構成する音高の連続における一貫性を知覚しなければならない。そのためには、旋律の輪郭、リズム、テンポを知覚する必要がある。旋律の輪郭とは、聴き手がまず耳にした時に際立って目立つ音楽の特徴である。
  • レポート 心理学 音楽の知覚 音楽分野の知覚 旋律知覚 音楽
  • 550 販売中 2005/12/13
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  • 1214 音楽
  • 東京福祉大学のレポートです。 所見として「文章は簡潔明瞭で全体の構成、段落の置き方も良く、課題に対して適切にこたえられている。」と高評価いただいております。
  • 東京福祉大学 A 音楽 A評価 A評定
  • 550 販売中 2022/06/22
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  • 音楽指導法「音楽科における基礎・基本について」
  • 「音楽科における基礎・基本について」  小学校学習指導要領では、「ゆとり教育」の中で、豊かな人間性や基礎・基本を確実に身に付け、個性を生かし、自ら学び考えるなどの「生きる力」を培っていくことを基本的なねらいとしている。  小学校音楽科においても、このねらいを根底に置きながら、子どもたちが様々な音楽に主体的、創造的にかかわり、より楽しい音楽活動を実現できるような授業を目指すべきとされている。また、「基礎・基本」を確実に身に付け、「自ら学び、自ら考える力を育成すること」を音楽科においても重視しているのである。  音楽科の「基礎・基本」は、学習指導要領の目標及び内容の総体である。音楽科の基礎・基本
  • 550 販売中 2009/01/28
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  • 音楽科指導法「小学校における音楽科教育について」
  • 「小学校における音楽科教育について」  「音楽」といって私がイメージするのは、音を楽しみ、その音がリズムを奏でているということである。ある人が、「音楽は音と沈黙を聞き分けるものである」と言ったり、バーンスタインが、「音楽は言葉で表現できないものを表現できる」と言ったり、その捉え方はそれぞれで、自由なのである。  この音楽を諸学校において指導される際、目標が必要となってくる。小学校の音楽については、小学校学習指導要領において、「表現および鑑賞の活動を通して、音楽を愛好する心情と音楽に対する感性を育てるとともに、音楽活動の基礎的な能力を培い、豊かな情操を培う」と示されている。  この目標は、昔から
  • 550 販売中 2009/01/28
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  • 音楽と著作権
  •  デジタル情報としての音楽と著作権 近年、音楽はCDのみでなく、様々な媒体を通して手に入れることができる情報となった。その要因は音楽情報がデジタル化したことにあると思う。アナログのレコードに対して、CDに記録されている情報はオーディオ機器だけでなくパソコンにも取り入れることができるようになっている。そして、パソコンは以前よりもますますネットワークの中での利用が中心となり、他人との情報交換がよりスムーズに、頻繁に行われるようになった。 1.著作権とは何か (目的) 第一条  この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。 とあるように、著作権法の目的は文化の発展に寄与することである。それは文化的活動によって生計を立てている個人を例に考えると、創作活動という労働の結果である文化的作品が、彼の経済的安定を生み出しているということになる。しかし、その作品が公共のものとされれば、誰もそれに対して金銭を支払わなくても良いと
  • レポート 海外文学 音楽 著作権 デジタル
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