連関資料 :: 実験

資料:323件

  • 自分の問題意識に沿った実験のテーマや方法について
  • (1)実験法について  心理的事象には複雑な要因が絡み合っていることが多く、それを一度に明らかにするのは容易な事ではない。そのため、事象に関わる条件と結果の関係を単純化し明確にすることで捉えやすくすることが必要になる。実験法とは、このような背景の下に導入された研究手法の一つである。実験法とは、他の条件による効果を全て一定に保って、一つの条件のみを組織的に操作し、変化させることで、それに伴う事象の変化を観察、測定、記録する、という方法である。 (2) 実験法の研究展開について  実験法の研究目的とは、こうした操作を繰り返し、一つ一つの要因を検証することで、事象を規定する要因を明らかにし、事象に変化を及ぼす関数関係を明らかにすることである。  実験法を用いた研究では、一般的に、?仮説の設定、?被験個体の選定、?教示(被験者に実験手順の説明を行うこと)による反応の統制、反応指標と測度の決定、?結果の分析と総合、?再び問題設定、といった実施手順となる。
  • レポート 心理学 心理学実験法 問題意識 実験者
  • 5,500 販売中 2005/11/11
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  • 心理学実験実習 要求水準のレポート
  • 1、目的 ?作業の成功・失敗は次の要求水準をどのように変化させるか。 ?作業の成功・失敗と満足感は一致するか。 ?要求水準のたて方に個人差が見られるか。 2、方法 <実験材料>内田・クレペリン精神検査用紙・ストップウォッチ <実験手続>はじめに課題の要領を会得させるために30秒間、加算作業の練習を行う。  次に、「できるだけ正確に、できるだけ速くやって下さい。時間は1分間です。」と教示を与えた後、加算作業を行わせる。各自の作業量を所定の欄(表1)に記入させた後、次はどのくらいできるか、その予想量を今の作業量に基づいて記入させる(ここで第1回目の要求水準が設定される)。次に1分間の加算作業の後、各自の作業量を記入し、その結果に対する満足度を 不満−1、普通−2、満足−3の3段階評定で記入させる。そして再び、どのくらいできるか予想量を書かせてから作業に入る。同様には反復して10試行行う。各試行間隔は個別実験と集団実験とでは多少異なるが、作業の開始に支障がない程度にあける。実験終了後、どのように予想をたてたか、その感想を簡単に報告させる(口頭または筆頭)。
  • レポート 心理学 要求水準 クレペリン 内田・クレペリン精神検査用紙
  • 550 販売中 2005/12/13
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  • 心理学基礎実験 認知的葛藤
  • 第一章 序論 一般的に、葛藤状態とは、同時に2つ以上の要求が存在し、しかも、目標間の誘意性の強さがほぼ等しい場合には、生物体はいずれかの目標を選択するか決定できない状態のことである。我々の日常生活の中には、日々葛藤が生じている。Lewin(1935)によれば、この葛藤には3つの基本形が存在する。第一に、2つ以上の要求に対し、いずれの要求も応じたいという接近−接近型、逆にいずれの要求も避けたいという回避−回避型、そして他の場合と違い要求が一つだけであり、この要求に対して応じたい一方で、避けたいという接近−回避型である。この3つの基本形が単独、または組み合わさることにより、葛藤状態が生じている。 では,このような葛藤が、認知的水準において起こる場合ではどうであるだろうか。人間は、外界の刺激に反応する場合に、反射などのように、常に意識的にその反応を操作することはできない。さらには色、形、大きさ、方向などといった刺激の持つ属性を選択的に取り出して、それぞれ独立に注意を払うことはできない。例えば、聴覚の場合では、男性が女性の言葉を使用するのを奇異に感じてしまう。これは、刺激の持つひとつの属性を明示する場合に、同時に必ず他の属性をも指示することになるからである。 また、視覚における認知的水準における矛盾葛藤には、Stroop Testがあり、認知心理学の課題では有名なもので1935年、John Ridley Stroop博士が考案した。彼の名前をとって一般的にはStroop testと呼ばれている。(正式にはcolor word conflict testと呼ばれている。)この課題は,単に文字を読む,色を言い当てるだけではなく,色の判断と文字を読むという二つの異なる情報が同時に脳に入ったときの「葛藤」により色を答える反応が遅くなる現象があることを教えてくれる。このことはStroop効果と呼ばれている。近年の研究では、文字を読むことは色を命名することより簡単であることが明らかになっている。 今回の実験では、単語がどのように処理されるかを明らかにするためにストループ干渉課題を用いる。この課題では、インク色と語の意味とが不一致な色単語に対して、そのインクの色を命名するように課される。すると命名に要する反応時間が増大し、反応が困難になるという認知的葛藤現象―ストループ干渉効果が生じる。この現象は、言葉の意味がインク色の認知を阻害していると考えられる。
  • レポート 心理学 ストループ効果 ストループ干渉 逆ストループ干渉 Stroop ストループテスト
  • 550 販売中 2006/04/14
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  • 制御工学実験(周波数応答特性)
  • 1.実験目的 2次遅れ系を中心とした動的システムの周波数特性に関する実験を行う。加振器によって外乱が加えられ振動する1自由度振動系は、代表的な2時遅れ系である。周波数応答曲線(Bode 線図)を求めることにより、対象システムの周波数特性を理解する。また、実験全体を通して制御工学や機械振動学への理解を深め、今後の講義等に役立てるようにする。 2.実験の基礎:機械振動系 図1: 1 DOF vibration system 図1 に、典型的な1自由度振動系の簡易モデル図を示す。m は物体の質量、c は減衰係数、k はバネ定数である。このとき、システムに何らかのアクチュエータを使って制御入力u(t) を加えることが出来るものとする。また、平衡点(N. P: Natural Position)からの移動変位を出力y(t) とする。次のような伝達関数G(S) が得られる。 3.実験装置 実験対象  振動台車    1台、質量70.4 [g] 加振源   電動式加振器  EMIC 511-A 信号源   信号発生器   FG-273 測定器   各波形確認   オシロスコープ 加振変位    レーザセンサ 台車変位    ポテンショメータ PC関係 実験用 PC-AT 互換機、Linux I/O ボード ADM-682、 12bit A/DC  PCI-3336 16bit D/AC データ処理用 Macintosh、MATLAB 本実験で使用した実験装置を図2に示す。 4. 周波数領域における応答特性 制御対象の周波数領域における応答は、正弦波状入力に対する定常応答であり、周波数応答と呼ばれ、非常に重要な系の特性を示す。周波数応答では、入力に対する出力の振幅比および位相ずれの2種類の情報によりその要素や系の特性を表現することが出来る。伝達関数表現はラプラス変換後のs 領域すなわち複素空間であるため、s = α + jβ において、α は一定、β のみ変化するとき、α = 0、β = ω とみなしs = jω とおき周波数応答解析する。ω は正弦波入力x(t) = Xo sin ωt の角振動数を表す。
  • レポート 理工学 制御 ゲイン 位相 フィードバック
  • 550 販売中 2006/04/16
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  • 心理学実験レポート ストループ効果
  • 目的 一般的に、心理的な葛藤(conflict)とは、同時に満足させることが困難な要求や衝動が、同じくらいの強さで個人内部に存在し、行動を決定することが出来ない状態のことである。Lewin.K(1935)によれば、この葛藤には3つの基本形が存在する。第一に、同じくらい魅力的な対象が2つ以上あり、同時に全てを得たいがそれが不可能な場合に生じる接近-接近型(approach-approach型)、逆に自分にとって望ましくない対象が2つあり、いずれも選択したくない場合に生じる回避-回避型(avoidance-avoidance型)、そしてある活動を行うことが肯定的な側面と否定的な側面を併せ持つ場合に生じる接近-回避型(approach-avoidance型)である。この3つの基本形が単独または組み合わさることにより、葛藤状態が生じている。 では、このような葛藤が、認知的水準において起こる場合ではどうであるだろうか。人間は、外界の刺激に反応する場合に、反射などのように常に意識的にその反応を操作することはできない。さらには色、形、大きさ、方向などといった刺激の持つ属性を選択的に取り出して、それぞれ独立に注意を払うことはできない。  今回の実験では視覚の認知的水準における矛盾葛藤(認知的葛藤、cognitive conflict)を、ストループテスト(Stroop Test,正式にはcolor word conflict testと呼ばれている)を用いて確かめた。この課題は、単語がどのように処理されるかを明らかにするために、インク色と語の意味とが不一致なカラーワードに対して、そのインクの色を命名(色命名,color naming)するように課される。すると命名に要する反応時間が増大し、反応が困難になるという認知的葛藤現象、つまりストループ効果が生じる。この現象は、言葉の意味がインク色の認知を阻害していると考えられる。簡単にいうと、文字意味と文字色のように同時に目にする二つの情報が干渉しあう現象のことである。これは、1935年にストループ(Stroop,J.R.)がカラーワード効果についての論文を発表したことが始まるといわれている。例えば、色名を答える質問を行った場合、赤インクで書かれた「あか」の色名を答える場合より、青インクで書かれた「あか」の色名(『あお』)を答えるほうが時間を要することをいう。また、文字の意味を答える質問を行った場合、赤インクで書かれた「あか」の意味を答える場合より、青インクで書かれた「あか」の意味(『あか』)を答える場合の方が時間を要する。このように、文字を読ませたときに、実際の色が干渉することを逆ストループ効果と呼ぶ。この課題は,単に文字を読む,色を言い当てるだけではなく,色の判断と文字を読むという二つの異なる情報が同時に脳に入ったときの「葛藤」により色を答える反応が遅くなる現象があることを教えてくれる。さらに、近年の研究では、文字を読むことは色を命名することより簡単であることが明らかになっている。
  • 心理学 ストループ効果 逆ストループ効果 認知的葛藤 自動化 相対的速度 日本女子大学 実験レポート
  • 660 販売中 2007/01/08
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