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違法性で検索した結果:77件
~殺人の罪~ 【保護法益】個人の生命である。 <普通殺人罪> 客体:行為者を除く自然人。 行為:「束乱すこと、すなわち、殺人の故意をもって、自然の死期に先立って、他人の生命を断絶することである。手段・方法のいかんを問わない。したがって、不作為による殺人も、間接正犯の形態による殺人...
被害者の承諾とは、法益主体である被害者が自己の法益を放棄し、その傷害に承諾又は同意を与えることである。被害者の承諾が構成要件該当性の正否に与える影響については以下の通りにわけられる。 1.構成要件該当性を阻却する場合。消極的構成要件該当性を否定すし、その行為が被害者の意志に反する...
1.総論 甲は、自動車を走行中、過失により路上を歩いていたXに激突し、頭蓋骨骨折などの障害を負わせた。甲は、Xを病院に運ぼうとしたが、事件の発覚を恐れ、Xを遺棄し逃走することを企て、Xの死を認識認容しながら、約30キロほど走行しているうちに、Xが死亡してしまった。 この場合に...
横浜地裁 H7.3.28 判決 被告人Xは、平成三年四月十三日午後八時三十五分頃、神奈川県の東海大医学部付属病院の本館六階6B病棟十四号室に赴いて、多発性骨髄腫で入院していたB(当時五十八歳)に対し、患者がすでに末期状態にあり死が迫っていたものの、苦しそうな呼吸をしている様...
A評価でした。 参考文献 芝池 義一 『行政法総論講義』 (有斐閣; 第4版補訂版)
刑法総論 違法性と安楽死 刑法上の安楽死とは、死苦を緩和させるためにとった方法が、(自然の死期に先立って) 人を死亡させる結果となることをいう。死期が切迫していること及び、肉体的苦痛の緩和 のみを目的とし、精神的苦痛の緩和を目的としないこと、及び、本人に意識があることを 絶対...
刑法総論 最終更新日 : 2009/09/28 <答案作成上のポイント> ●検討順序 ○共犯の有無、故意の有無については早めに確定すべき(検討する罪が変わるから) ○共犯以外で被告人が複数いる場合は、問われる法益侵害の危殆化に直近のものから論じる ○構成要件該当性→違法阻却...
売買 売買から発生する権利→代金支払請求権・引渡請求権・登記移転請求権 Kg 【★売買契約に基づく代金支払請求権】 ①売買契約の締結 売買型→売買を行えばすぐに契約の本質が発生。期限は附款で必要なし 【★履行遅滞による損害賠償請求権】(付帯請求) 【履行遅滞】 ①履行可能→...
【事案】 妻Aは、夫Bと激しい口論をしたあとで、ライトのついていない寝室に入ってきた。そこで、かねてAは折あればBを殺そうという計画をし、用意しておいたピストルを取り出した。そこへBが入ってきてAを抱きしめ『仲直りの口づけ』をしようとかがみ込んだので、Aはピストルを発射し、Bを殺...
『正当防衛』 <正当防衛の意義> 正当防衛とは、急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為をいう(§36Ⅰ)。違法性の実質は、社会的相当性を逸脱した法益侵害行為である。そして、正当防衛は、緊急状態の下で法益侵害に対して反撃し、法自体の存在を確...