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違法性で検索した結果:77件
平成21年刑事法第1問 1.Aのキャッシュカードと通帳を持ち出した行為 ★Aに対する業務上横領罪 (1)業務上占有 Aと甲は上下関係→甲はただの占有補助者か? Aは通帳に目を通す程度、甲は自己の判断でカードと通帳管理・利用しうる→業務上占有していた (2)不法領得の意思 取引先...
「一般的不法行為の要件と効果について述べよ。」 1 不法行為 不法行為とは、人を殴って怪我をさせたり、車の運転を誤って人家を壊したりするように、「故意または過失によって違法に他人に損害を加える行為」をいう。わが国では、民法709条により「故意または過失によって他人の権利または...
刑法問題・答案 恐喝罪 権利行使と違法性阻却 問 フリーターのAは生活費に窮し、Bから50万円借金したが、Bからの再三の催促に 対し何かと理由をつけて滞納を続けていた。BはAの態度に憤慨し、暴力団員のCに 取立てを依頼した。Cは、A宅を訪れて「どうして借金を返さん。家族がどう...
1.甲による映画上映は、わいせつな図画の公然陳列に該当するため、わいせつ図画公然陳列罪(刑法175条)の構成要件を満たす。もっとも、甲は当該上映は法律上許されていると誤信している。そして、刑法38条1項は、故意犯処罰を原則とする。そこで、故意には、自己の行為を違法であると意識する...
刑法総論 超法規的違法性阻却事由 ―被害者の承諾― 構成要件該当行為であっても処罰するためには、違法性阻却事由が存在しないことが必 要である。刑法中に規定のある違法性阻却自由には、正当防衛・緊急避難・正当業務行為 がある。このほか、法令中に規定のない自由による違法性の阻却事...
刑法総論 新旧過失論 過失とは、不注意による犯罪事実の不認識をいう。これには違法性があり、責任がある として犯罪が成立するととなる。刑法 38 条 1 項により、過失犯は「法律に定めのある場合」 に限り処罰される。過失犯の内容には、注意義務違反であるとされるが、その内容につい...
07年度 債権総論A 試験レポート (1)法定利率を政令により定めるものとすること。 利息には、約定利息と法定利息がある。前者は、法律行為によって発生する場合である。後者は、法律の規定によって発生する場合で、民法404条より年5分、商法514条より年6分である。 利息をいかに弁済...
第6回 レポート課題 「結果的無価値論と行為的無価値論」 現代法律学における、結果的無価値論というものは、行為の結果として、刑法が保護 している生活利益の侵害等が生じた際において、刑法の発動があるとするというもので ある。ここで、結果というものは、客観的なものであるから、この...
刑法総論 犯罪論-違法性 「可罰的違法性の理論と判例」 1.総論 違法性の本質については結果無価値論と行為無価値論との争いがある。結果無価値論と は、違法性の実質を「法益の侵害ないしその危険性を生じさせた結果」と理解する見解で ある。行為の結果に着目し、否定的評価(無価値...
第2回 レポート課題 「Xの罪責について」 ケース XはAと共謀し、保険金を詐取するために偽装事故を起こした。Xは自車を Aの運転する自動車に衝突させ、Aに軽傷を負った。そして、その事故の後、 偶然起きた2つ目の事故により、Aは死亡した。このときXが問われる罪は、 どのよ...
平成18年 刑事第1問 1.甲の罪責 (1)丁に対する罪責 ☆傷害罪 【客観的構成要件】 バットを思い切り振り回し左腕に当てる→加療約2週間を要する打撲の傷害 ⇒人の身体に対する有形力の行使→人の身体の生理機能に傷害を負わせる 【主観的構成要件】 肩附近を目掛けてバットを思い...
~殺人の罪~ 【保護法益】個人の生命である。 <普通殺人罪> 客体:行為者を除く自然人。 行為:「束乱すこと、すなわち、殺人の故意をもって、自然の死期に先立って、他人の生命を断絶することである。手段・方法のいかんを問わない。したがって、不作為による殺人も、間接正犯の形態による殺人...