連関資料 :: 教育について

資料:11,536件

  • 美術教育
  • 幼い子供たちの多くはお絵かきが好きである。色鉛筆・クレパスなど用具にも左右されずに、手が別の生き物のように描いていく。それがいつしか、歳を重ねるごとに描くが減っていき、学齢期を過ぎた頃には絵を描くことが嫌いになってしまう人も少なくない。そこでまず、美術が嫌いな理由を周りの意見や自分の経験そして参考文献より集めた。その結果、「絵を描くのが苦手」、「何を描いて良いかがわからない」、「描きたくても描けない」、「何のための授業かわからない」、「授業が面白くない」などが挙げられた。それはなぜであろうか。美術(絵を描くこと)嫌いを生み出してしまう原因はなんであろうか。 その原因は四通り考えられる。一つ目は、作品の出来栄えばかりに目を向けた作品主義の指導と芸術評価である。そのため、子どもは一般に言う「上手い・下手」が判断基準となり、先生が良いと思う作品がつくれないとやる気を喪失してしまう場合である。二つ目は、子どもの自由な表現活動が良いという教師の考えから、放任放縦している指導を受けたためである。全くの自由はむしろ不自由である。三つ目は、材料用具の使い方から表現の方法まで徹底的に指導されたためである(技術主義・詰め込み指導)。この場合、子どもの情意形成は無視され、感動のない、まさに面白くない授業となる。四つ目は、反対に知識や技能の形成を軽視し、子どもの創造的表現力が学年とともに発達しない指導であったため。これにより「描きたくても描けない」ようになってしまった。そして、最後が親の問題である。美術は高校や大学の受験科目にない教科である。 私の場合は、一つ目の作品主義の指導を受け、自分の作品が客観的に見ることができるようになったころ、美術嫌いになっていた。しかし、このような状況が良いわけではない。そのため、学習指導要領では美術離れが進まないように改訂されてきている。 平成10年改訂の学習指導要領では、図画工作科の目標は「表現及び鑑賞の活動を通して、つくりだす喜びを味わうようにするとともに造形的な創造活動の基礎的な能力を育て、豊かな情操を養う。」と示されている。 ここには3つのキーワードがある。それは、「つくりだす喜びを味わう」、「造形的な活動の基礎的能力を育てる」、「豊かな情操を養う」である。これは学校の図画工作科では、(1)材料や場などからその色や形、雰囲気などを読み取り、そこから思ったこと感じたことをもとに想像をふくらませて、その子らしい表し方を試しながら思いをまた色や形などに実現していくこと、(2)自己実現するために必要な基礎的な能力(外的能力)である「造形感覚」「想像力」「デザインの能力」「知識・技術」などを身につけさせること、(3)そして「つくりだす喜び」と「創造活動の基礎的な能力」が有機的に統合されることで、よさや美しさ、優しさなどの価値(美的価値)を育てることを目標としていることが分かる。これらを忠実に授業へ生かせば、美術嫌いは少なくなるということであろう。 では、実際に教育現場ではどうすればよいであろうか。計画、実行、評価の段階に分けて留意すべき点を述べていこうと思う。 計画の段階であるが、まず授業の目的を「優れた作品をつくったり本物そっくりにつくったりすることではなく、子どもが造形活動の中で出会う造形的な体験そのもの」とする必要がある。ここで、美術嫌いにつながるような姿勢ではいけないであろう。次に子どもを理解することである。指導にあたる子ども達がどのような発達段階にあり、現在何ができて、何ができないのかを知って始めて、その子たちに合った課題を設定す
  • 美術教育 図画工作 図工
  • 550 販売中 2007/11/09
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  • 高等教育
  • 富山県立高岡南高校で明らかになった3年生が地理歴史教科の必修科目を履修していなかった問題により、全国各地の公私立高校においても地理歴史教科で必修の2科目のうち1科目しか履修していないなどの問題がわかった。私がこの第一報をニュースで知った後に、県教委に相談のメールを送ったのが起因だったのか分からないが、全国のニュースでも岩手県の高校に対して目を向けられた。 私の母校は県内有数の進学校であり、当然、今回の問題にも関わっている。理系コース・理数科の生徒に対して、地歴3科目のうち1科目だけを履修させていたのだ。また、内申書を振り返って見ると、文系コースにおいては、3年次に履修していない世界史・化学の成
  • 問題 高校 地理 生徒 就職
  • 550 販売中 2007/11/14
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  • ゆとり教育
  • はじめに  文部省では,平成十年十二月十四日に幼稚園育要領,小校及び中校習指導要領を,平成十一年三月二十九日に高等校習指導要領,盲校,聾校及び養護校幼稚部育要領,小部中部習指導要領,高等部習指導要領の改訂を告示した。その中でも特に目を引いたものは育容三割削減、完全週五日制、そして合演習の足だ。  この三つの大きな化の根底は「ゆとり」である。「ゆとり」とは基礎基本を徹底的にえ、そこから一人ひとりの可能性を伸ばすために活用されるべきものだ。  しかし、今力向上を目的とした「ゆとり育」によって子ども達の力低下の問題が浮上してきていることは明らかだ。  そこで「ゆとり」と授業容の削減、完全週五日制の三つを中心に子供たちの力低下について調べていこうと思う。 習指導要領見直しの結果  これまでの日本の育は詰めみ授業であり、その力は世界的に見ると上位を占めてはいたが生徒の意思をまったく無視して授業が行われてきた。そんな授業を子供たちは面白く思うはずもなく、授業が嫌いと答える日本の子どもも多い。そして、その面白くない授業に集中できるわけもなく日本の力はだんだんと低下してきていた。  そこで政府は習指導
  • ゆとり教育 学習指導要領 学習指導要領見直し ゆとり フィンランド 総合学習 レポート
  • 550 販売中 2007/11/11
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  • 教育相談
  • 教育相談。いじめをどう対処するか。 学校教育相談とは、一人ひとりの児童・生徒の教育上の諸問題について教師が主体となって、児童・生徒及び保護者等の関係者を対象に、児童・生徒の健全な発達と望ましいあり方、自己実現を目指して行われる活動のすべてであり、具体的には個人のもつ悩みや困難の解決を援助することによって、その生活によく適応させ、人格の成長への援助するなど学校生活におけるさまざまな問題への支援である。 教育相談は、学校カウンセラーの普及などによりクローズアップされているカウンセリングだけではない。その活動には様々な相談活動がある。まず学業相談は勉強方法が分からないという子どもの悩みに対して個別に指導を行うことである。また開発的教育相談として将来どのような進路に進んだら良いのかをともに考える進路指導などを含む相談活動がある。そして不登校やいじめなどの問題が起こらないように教師が子どもたちに働きかけたり、それらの問題の前兆が見られた時点で問題が大きくなる前に子どものケアを行う予防的教育相談も含まれる。このように様々な相談活動全てが教育相談活動といえる。 教育相談はただ問題を抱えた児童・生徒のみを対象とするのではなく、すべての児童・生徒を対象として行なわれるべき教育活動である。教育相談は子どもの生活への適応と人格的な成長のために、全ての子どもたちを一人ひとり理解して、それぞれに問題や悩みに対して対応する教育活動であり、重要視されるべき活動である。 これらの教育相談を行うにあたり注意すべき点を、「いじめ」を例にとり説明する。まずいじめの定義だが、いじめは一般的に「自分より弱いものに対して、一方的に、身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているもの」とされている。また、いじめと一口に言っても、その形態は様々な形をとっており、その行為がいじめであるか否かを判別する基準も曖昧になっている。 このような状況の中で、教育相談の役割を考えると、その三つの機能の中で「予防的教育相談」の果たすべき役割が大きいと考えられ、またいじめの持つ悪質な暴力的特長を考えると予防することに注力すべきであると社会的にも要請されていると考えられる。予防的教育相談は文字通りいじめを予防するために行われる教育相談であり、この場合普段からの子ども一人ひとりの状況・様子を理解しておくことがもっとも重要なことである。現在のいじめは非常に複雑化し、陰湿化し、巧妙化していると言える。そのため、教師の立場からはかなり見えにくいものになっており、いじめを発見することの困難さを高めている。教師への信頼が低下しているという報道もあり、いじめが起こっている場合に、それを教師に相談することは通常稀であることが指摘されている。いじめにあっている当事者が最も多くとる行動の選択肢は「誰にも相談できない」であることを考えると、個別に子どもから相談を受けることは非常に難しいためやはりいじめが起こらない環境の整備が重要であり、それこそが予防的相談の役割ということができる。では具体的にどのような行動を取らなければならないのであろうか。 まずは学級の雰囲気を良くし、子ども同士の交友関係を円滑にし、一人ひとりの子どもの居場所を作ることによって、いじめなどの問題を予防することがその中心的な活動と考える。いじめが発生する場合やはり、雰囲気がよくない、子ども同士の協力関係がないなどの発生するひとつの原因になるであろう状況がそれを助長していると考えられれるからである。教員は予防のために、学級をまとめ、一人ひとりの子どもを
  • 子ども カウンセリング いじめ 相談 問題 人間 進路指導 生徒 理解
  • 550 販売中 2007/11/26
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  • 算数教育
  • 算数科教育史の歴史 (黒表紙教科書、緑表紙教科書、水色表紙教科書、単元学習、現代化、ゆとり) 2002年度完全実施の学習指導要領(算数科)の特徴、教育内容 算数教育の歴史を振り返ると江戸時代においては、寺子屋などでおこなわれていた教育がある。寺子屋では、算盤を用いた珠算など実学的な内容が扱われていたといわれている。いわゆる「読み書きそろばん」のそろばんの部分である。つまり、体系的な数学の知識を得るというのではなく、生活上必要な計算などの知識を得ることが重要な目的となっていた。時代が大きく変化して明治に入ると、教育令、諸学校令、教育勅語が出されるなど、短期間のうちに国家としての教育制度が整っていった。明治初期においては、数と計算の内容を中心として算数と実生活との結びつき、また欧米の様々な教科書が翻訳・紹介されるなど比較的自由な算数教育が展開されている。一方、国内の動きはというと、日本の教師や研究者らが、自らの手で創りあげていこうとする気運はそれほどなかったといえる。 そして1905年に第一期国定教科書『尋常小学算術書(黒表紙教科 書)』が編纂される。それまで多様だった教育内容が画一化される以後、国定教科書は戦前の算数教育を永く支配し、国家統制を強力なものにしたようである。国家戦争の下で、日本の教育は統制に向かっていったといえる。数え主義の徹底や幾何の学習を一部に限るなどのやり方は、国家の教育制度をどう確立するかのスタンスに立っており、この時期の算数教育は、子どもの認識の発達を考慮したものではなかったといえる。 この体性からさらに子どもの認識の発達を重視し、それに見合った教科書を作成するという動きが起こり「緑表紙教科書」が作成された。その内容は、黒表紙教科から大きく変更されている。例えば計算問題ばかりではなく、数と量と図形をバランスよく学習することとされ、目標を数理的思想の育成としている点でそれまでの考え方から大きく転換している。そして、さらに次の教科書として編纂されたのが「水色表紙教科書」である。水色教科書は、内容としては緑表紙教科書とそれほど大きな差は見られないが、一部当時の新しい数学を導入、理科との結びつきを強め実測・実験を重視するなど、内容面において発展が見られる。 そして、戦後においては、生活の重視による科学的能力の育成を目指した「単元学習」が行われる。これは日常の色々な現象に則して、数・量・形の観念を明らかにし、現象を考察処理する能力と科学的な生活態度を養うというものである。この後、「何を、何のために、どのように」教育するのかという「系統学習」へと移行する。次に、アメリカがソ連との国際競争で優位に立つことを目標として数学教育の現代化を行った。それを受け、日本においても数学教育の「現代化」が図られた。しかし、管理体制の問題も重なり子供の負担が増加し批判が起こった。 そして、ゆとりと充実・基礎・基本を重視する「ゆとり」の時代に入る。基礎的な知識の習得や基礎的な技能の習熟を重視し、また時間をかけて数学的な考え方や処理の仕方を生み出す能力と態度を育成することを目的としている。また、教育内容を精選し、創造的な能力の育成を図り、ゆとりある充実した学校生活を実現するとしたが、配当時間は減少し、内容の多くが整理削減された。それにより学力低下や学習意欲の低下などさまざまな問題が指摘される要因ともなった。 そして、現在、「生きる力」を育成する「個性化」の教育の時代へ入ってきている。 このように、算数科教育の内容は、時代背景や国家体制によって大きく変遷をとげて
  • 算数教育 教育学 教育 算数科 ゆとり
  • 550 販売中 2007/11/26
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  • 教育原論
  • ☆ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ  ヨハン・ハインリッヒ・ペスタロッチー(Johann Heinrich Pestalozzi,1746-1827)はスイスの医師の家に生まれた教育実践家であり、フランス革命後の混乱の中、自分で学校を開き、スイスの片田舎で孤児や貧民の子などの教育に従事した。  ペスタロッチーの教育手法として、直観教授(メトーデ)、労作教育があり、当時のヨーロッパでは高い知名度を持っていた。そのため、多くの人物が教えを乞いに訪れた。ペスタロッチーの教育実践は主に初等教育段階のものであったが、彼の元に訪れたフリードリヒ・フレーベル、ヨハン・フリードリヒ・ヘルバルトらによって幼児教育や大学での教育学などに応用、発展された。 B5・400字換算で約7~8ページ
  • 教育原論 教職 ペスタロッチ 教育 直観の原理
  • 550 販売中 2007/12/05
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  • スパルタ教育
  •  スパルタ教育とは、子どもを国家の所有物と考え、子どもの学習過程、発達過程を無視し、極端な軍国主義、鍛錬主義の教育のことである。  スパルタの人口は約40万であって、国民はスパルタ人、ペリオイコイ、ヘイロースの3つに分かれていた。スパルタ人は、この土地の征服者の子孫で、人種、言語ともドーリア族に属し、市民権を有する自由人の階級で、人口はおよそ2万人で、戦い得る者は約1万人であった。ぺリオイコイは、スパルタの周辺地帯に住む第二階級である。彼らは、市民権を有せず土地の所有を許された。しかし、地代その他の重税を課せられた。そして、戦争の際はスパルタ人の命令に服従する義務が負わされたのである。人口は、スパルタ人の約3倍であった。ヘイロースは、スパルタ人に征服された先住民で、市民権のない奴隷、及び、農奴で大部分はスパルタ人の所有地の耕作に従事していた。彼らは国家の財産であって、個人の私有物ではなかったが、抽選によって個人に分配された。その人口は約30万人であったが、もしも、ヘイロースの数が、国家の安全を脅かす以上に大きくなると、合法的に彼らを殺害することが許されたのである。このように、スパルタ人
  • レポート 教育学 教育 スパルタ教育 教育史
  • 550 販売中 2007/04/26
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  • アメリカの教育
  • アメリカの教育ほど「多様」という言葉があてはまるものはない。アメリカは州によって法律が違うので、教育のシステムも各州で異なっている。また、授業も日本のように画一的、統一的な指導要領、方法ではなく、学生が希望する進路に基づいて教育するといった内容になる。アメリカの教育は個人の個性を尊重すること、将来の職業に役立つ教育をする事の2つを柱にしている。 多様だからこそアメリカは様々な試行錯誤を繰り返してきた。もちろん成功した事例もたくさんあるが失敗した事例もたくさんある。また、教育改革をした結果が成功だからといってそれが完璧な教育方法だということではないだろう。もし完璧な教育改革が過去にあったならば
  • レポート 教育学 アメリカの教育 教育改革 チャータースクール
  • 550 販売中 2007/07/17
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  • 義務教育について
  • 1.義務教育とは   (1)憲法26条  能力に応じて等しく教育を受ける権利を有する。     保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う。     義務教育は、これを無償とする。   (2)教基法4条 保護する子女に、9年の普通教育を受けさせる義務を負う。   (3)学教法22条 保護者は、子女の満6才に達した日の翌日以降における最初の学年の初から、満12に達した日の属する学年の終わりまでこれを小学校に就学させる義務を負う。(盲、聾、養護学校の小学部)   (4)学教法17条目的       18条目標 1号~8号   2.生きる力とは   (1)学習指導要領の変遷     1)S22、生活化・体験化     2)S33、系統化     3)S43、現代化      4)S52、人間化(ゆとりと充実)     5)H元年、個性化(新しい学力観)     6)H10、総合化(ゆとりの中で生きる力を)   (2)生きる力     自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する能力(前回 5)の新しい学力観を発展)     自らを律しつつ、他人と強調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性とたくましく生きるための健康と体力     * 1)と3)と5)と共通   (a)基本的概念を明確にし   (b)科学の方法を駆使、探求の課程をたどらせる。     事実 仮説 検証 定理   (c)1)の生活化・経験化の際には、はいまわる〇〇科の批判を受け、2)の系統化へ    (3)学習指導要領の概念     大綱的基準から最低基準(ミニマム・リクワイアメント)としての性格へ 3.学力と学力低下   (1)基礎的な学力     読み、書き、計算、世界の中で生きるための外国語や情報活用能力     *平成12年11月教育委員会月報、大島理嘉文部大臣 巻頭言談   (2)国際学力比較 平成7年と12年の比較     数学 3位から5位へ シンガポール604点、日本579点    学習が好き48%(前回5%減、世界72%) 理科 3位から4位へ 台湾569点、日本550点   学習が好き55%(前回1%減、世界79%   (3)学力論争     1)理解度は、小・中・高→7.5.3と言うこと     2)大学生の学力低下{1+(0.3-1.52)}÷(-0.1)2       理工科系大学生の正答率 58~91%(朝日新聞)     3)理科離れ     4)2006年問題     5)五日制(70単位時間削減)と学習内容3割減への危惧       指導漢字数、必修英単語数の減、台形の面積の指導カット、円周率の扱い     6)ゆとり教育亡国論     7)TT、少人数学級(第7次標準法改正)   (4)学力評価  「目標に準拠した評価(いわゆる絶対評価)」を一層重視(指導要録)生きる力の評価、総合的な学習の時間の評価 4.心の教育   (1)家庭教育の役割   (2)ゆとりの教育・心の教育・総合的な学習の時間の展開   (3)心の教育と特設道徳の時間   (4)小学校-ふれあいフレンド、中学校-心の教室相談員 5.学校の役割    学校改革、教師改革、カリキュラムの改革の三つがセット   (1)地教行法、学校管理運営規則の改正   (2)学校評議員制度   (3)公立義務教育学校の学校選択・通学区の弾力化   (4)教員への評価、勤務評定の見直し   (5)学校経営の評価、マネージメントサイクル(P-D-Sサイクル
  • 日本 英語 情報 健康 生きる力 問題 芸術 指導 人間 生物
  • 全体公開 2007/12/06
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  • 幼児教育について
  • ◇日時     平成13年2月6日 13:30~16:00 ◇場所     奈良市法蓮町757-2「春日野荘」(畝傍の間) ◇発言のポイント  I 意見交換(幼児教育について) 子どもの幸せを第一義に、親の楽しみは二の次に 幼稚園を通して社会参加を、親も子も成長のチャンス早急に地域の持つ教育力の再構築を現在の家庭状況では体験できないものを保育園、幼稚園で保育園、幼稚園では基本的な社会性についてのしつけを厳しく保育園、幼稚園の教育においても、両性の視点が必要女性の社会進出としつけ。専業主婦の役割の再検討子育てに対する社会的理解を一時保育の充実、子どもとの遊び方、接し方を教える地域に開かれた保育園、幼稚園を 母親の活力を地域の行事に活かせ幼児教育における父親の役割の再認識親は子育てに自信を持て保育所、幼稚園、保健所の連携及び保育所、幼稚園、小学校の関係の見直しをプロジェクト的・実験的に実施する。 親の監護力を育てる支援策を新たな地域社会づくりの核にPTA I 意見交換(幼児教育について) 【会長】  前回、基調提言をいただいた幼児教育について意見をいただきます。  (子どもの幸せを第一義に、親の楽しみは二の次に) 【委員】  子供というのは、はっきり言いまして、親の責任といいますか、親の生活をしていく力、これが子供たちに直接返されてきているように思います。 入学してくる子たちが、その親の保育というか、養育の仕方によりまして自分の力を学校で発揮できない、できる、そういうことに直接かかわってくると思います。  昔の親が子供たちにどういう教育をしたのか、この辺はわからないわけですけれども、今は大人がやはり自分の生活をまずエンジョイするというか、楽しむというか、自分も幸せにならなければというのを第一義に考えて、子供は第二義的な扱いをしているように感じて仕方がありません。やはり親は、こんなことは私の口からもう申すまでもありませんが、自分の楽しみはこれはもう二の次にして、子供の幸せ、これをまず第一義に考えるべきです。  学校のほうでは家庭教育学級とか、あるいは、授業参観の後の学級懇談、あるいは全体の教育講演会などをたびたび計画をするわけです。しかし、そういう場に出席していただける人は少ないです。また参加していただける人は、ふだんそういうことを勉強されている方か、考えておられる方、悩んでおられる方でありまして、本来、参加していただきたい人には参加していただけません。  そういう親を持った子たちを学校はどういうふうにして育てていくか。学校では、親ができないからいたし方ないんだというのではなく、親のできない分も含めてというか、親ができるできない部分を含めて子供たちをどのように養育していくか、これを考えなければならない。それで情操面において音楽、読書、それからもう一つは、やはり厳しいしつけというところも忘れてはならないと思っております。  子供たちはやはり純粋ですから、学校の教員側、教師側のやはり考え方あるいはしつけの仕方によってある程度どうにでもなると思います。  返事はきちっとする、それから、集会・朝会等のときにはやはりきちっと立たせる。 もっと胸を張って堂々と歩きなさい、前かがみになって歩いてはいけないということしつけとし徹底していこうと思っています。  ところで10時になってもまだ外へ親が子供を連れ出して歌を歌いに行ったりしているというのを聴きましたが、これはもう私も現に目撃をいたしました。10時を過ぎているのにお母さんと一緒に歌を歌っている。この子たちはあす学
  • 子ども 保育 女性 子供 地域 幼稚園 問題 家庭 行政
  • 全体公開 2007/12/06
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