連関資料 :: 社会
資料:4,235件
-
社会科概論2
-
『社会科の目標構造における、「社会認識形成」と「合理的意思決定能力の育成」について説明しなさい。』
社会科の目標とは、社会認識形成(社会の見方)=社会がわかる・理解する・概念形成、合理的意思決定能力の育成(社会の考え方)=問題を解決する・自分の意見をもつ、の2点である。
「社会認識形成」
社会科で育てる子供像は、社会認識内容を豊かに育成し、それを判断材料として価値判断させれば、市民的資質が育つ。と『社会科固有の授業理論30の提言』の中で岩田和彦氏は述べている。しかし、現在では生活科、総合的な学習といった活動中心の学習が主流になり、肝心の認識内容が欠落してきている。一例として5年の伝統工業を通
-
佛教大学
レポート
社会
社会科概論
通信
550 販売中 2008/05/11
- 閲覧(2,129)
-
-
社会科教育法
-
「3年生または4年生の地域学習について、具体的な学習指導案を作成しなさい。5年生の国土産業学習について、具体的な学習指導案を作成しなさい。」
第4学年 社会科学習指導案
平成16年11月17日(火)5時間目
場所小学校 4年1組
児童数 38名
授業者
1. 単元名 わたしたちの東大阪
2. 単元設置の理由
本学級は、37名の児童と、ひまわり学級1名の計38名で、毎日の学校生活を送っている。社会科の学習に関しては、4年生での消防署や清掃センター、浄水場の見学を通じて、聞いたり見たりして学んだことや、関連する資料を、自分なりにまとめる学習活動を行っている。
子どもたちは、3年生での東大阪市の学習を通して、身近な地域社会について理解している。しかし、市全体となると、家族で遊びに行ったところや親戚がいるところ、有名な観光地は知っていても、それらの場所が東大阪市のどのあたりの位置しているかまでは関心が広がっておらず、また、東大阪市にはどのような地形の特色があるかなどはほとんど知らないのではないかと思われる。
本単元は、東大阪市の地形的特色や人々の暮らしについて調べ、それらの関係について理解することを狙っている。市の様子を調べていくことは、これまでの学習よりも一回り広い視野で地域社会の生活を考える良い機会であり、それによって自分たちの住む東大阪市の良さにも気づき、ここで生活していることへの誇りをもつことにもつながるのではないかと考える。
3. 単元の目標
東大阪の様子に関心をもち、いろいろな方法を用いて調査・観察する(関心・意欲・態度)。東大阪の地形や産業の特色と、それにかかわる人々の生活や他府県・外国との関係について考えることができる(思考・判断)。資料を収集・活用し、大切なことをまとめて発表することができる(技能・表現)。東大阪の地形や産業の特色、人々の生活や他府県・外国との関係について理解することができる(知識・理解)。
4. 指導計画
私たちの東大阪・・・20時間
学習計画をたてよう・・・2時間(本時1/2)
東大阪について観察しよう・・・10時間
調べたことを発表しよう・・・3時間
東大阪ガイドブックを作ろう・・・5時間
5. 本時の学習
目標
東大阪について知っていることをグループ内で進んで話したり、友達の意見をしっかりと聞いたりすることができる。多くの意見を分類・整理することにより、東大阪 について感心を持つとともに、さらに詳しく調べたいという意欲をもつことができる。
展開
学習活動 教師の支援 備考 導入3分 1. 東大阪について学習していくことを知り、東大阪について興味、関心を持つ。 ○これから4年生の終わりまでに、東大阪について学習していくことを知らせ、始めに学習計画を立てることを伝える。 東大阪地図
(白地図)
展開37分 2. 東大阪について、知っていることをグループで出し合う。
2. 他のグループから出た意見を聞き、再度グループで話し合う。
3. 各グループで意見を分類させ、誰かがどの項目について調べるかをグループ内で分担する。 ○各班で記録係を決めさせる。
○ブレインストーミングで大切なことを伝える。
・友達の意見を否定しない
・質より量 ・短く
・全員が意見を出す
○有名な場所、食べ物、知っている町村など、様々な視点からできるだけ多く挙げさせる。
○グループ内で一人1つずつ順番に発表させる。
全員が発表したら、2つめ、3つめの意見を順番に発表させる。
○1~2班程度
-
佛教大学
レポート
社会
社会科教育法
通信
550 販売中 2008/05/11
- 閲覧(3,549)
-
-
比較社会学 完成
-
設題
学歴社会とは何か明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するか学力の点で述べよ
1、学歴社会とは
まず、学歴社会とは、社会における社会的、職業的地位などの配分の基準としての学歴が重きを占める社会であり、高学歴社会とは「高学歴者が多い社会」高校への進学率50%以上であることである、しかし、ここでは、高学歴化が進むとは、高校進学率の上昇だけではなく、大学、大学院まで幅を広げて述べていきたい。
高学歴が進行する理由として多くあるのだが、現在、日本では学歴社会であって、未だに、こぞって高校へ、大学へと子供をいれようとする風潮がある。私自身も中学生時代に、両親からは、「高校だけはいきなさい。」と言われて、勉強していた。この当時、高校進学のため、将来のためだけが勉強のモチベーションであった。学歴社会では、学歴があればなんとかなるという考えがあるので、学習の競争が激しくなる。さらに、学習塾や予備校などといったところに子供を通わせる必要性も感じるようになる。
しかしながら、もともと学歴社会は、明治政府がスタートし、維新政府が必要としたのは、各分野における優れた人材であり、その質的、量的に安定した供給を保証してくれる機構であって、それまでの身分社会では、士農工商のような身分制度では、欧米に追いつこう、追い越そうとしていた明治維新期に求められる、知識や技術が絶えず向上していく幅広い分野での相当数のリーダーを養成するのにより効率的であった、学歴社会、学歴主義がとられ、これに端を発していて、実力社会や能力社会を阻害するものでなく、逆に、それを実現するための手段であった。
2、学歴と学力
学歴がまったくもってその人の実力をあらわすかというと、学力の点では18歳から20歳の時点を表すに過ぎない、近年のように生涯学習化した社会では徐々に弱まってはいるが、まだまだ主流であるといえる。さらに、そのころの学力は受験学力であって、多面的能力のごく一部しか表さない。それがその人の全ての能力や人格を表すとみるのはおかしい。
こうなってしまうのは大学の経営と多数の学生の無気力、無目標などが原因である。大勢の学生たちは目標がない、しかし、大学を出てとりあえず就職したい、大学へはいって遊びたいと思う学生もいる。大学側は学力があればそういう学生も入学させ、できるだけがんばって卒業させ、就職させようとする、少子化の煽りも受けて、そうしなければ学生を集めることができなくなってきている。そうなれば、大学生の学力低下は免れない。もちろん、大学生の学力低下はそれだけでなく、今まで入ることのできなかった学力の持ち主が入れるようになり、大学が学校化していることも少し考えれば原因の1つと考えることができるだろう。
3、学歴を重視する理由
まず、1つ目に、スクリーニング仮説というものがある。これは提唱された経済的仮説であり、学歴がその人の知識や技術・技能を表すのではなく、企業が人材を採用する際に、職業上必要であろう知識・技術を学校教育で身に付けてくるとは想定せずに、初任者研修などの諸訓練を入社後行い、その際に、学歴をより大きい教育効果をえるための指標とするものである。つまり、学歴によって今までの教育を評価し、これからどれだけ能力が向上するかの目安にし、人材を選ぶといった考え方である。
2つ目に、統計的差別理論というもがある。これもまた、スクリーニング仮説とおなじでその人が受けてきた教育の内容を反映し、知識、技術を表すものではないとしている。この理論は、その企業がそれまでに積み重ねてきた
-
レポート
佛教大学
通信
比較社会学
550 販売中 2008/05/19
- 閲覧(5,375)
-
-
教育社会学テスト
-
いじめの原因についてまとめ、それが学校だけの問題ではないことについて説明せよ。
いじめの原因について、大きく4つに分類。
①機会原因説
いじめの発生はきっかけにすぎず、所属している集団の状況や雰囲気によって左右されるという説。例えば、何をするにも遅い子どもがいても、集団によってはいじめは発生しない。ここで問題となるのは故人のどのような特性もがいじめの標的になることである。我々の特質は他者に許容される一定の幅を持つ。そこから外れる場合にいじめの標的になるのである。ここでは「普通」であることが求められ、違いがあると排除の対象になる。最近では成績が良すぎる、容姿が良すぎるなどプラス面もいじめの発生原因となる。
②性格原因説
いじめの原因を、被害者や加害者の性格に起因させる考えかたである。たとえば加害者の特徴として「落ち着きが無い」「無神経である」、被害者の特徴として「小心者」「依存的性格」などの見方がある。つまり、性格を直せばいじめは回避できるというものだが、短絡的な説である。③いじめの4層構造論
いじめを学級集団全体の問題ととらえ、加害者・被害者だけでなく観衆や傍観者の存在を指摘した説である。この説によると、観衆や傍観者が容認態度をとるといじめがエスカレートするとされている。
④ストレス原因説と規範意識欠如説
いずれも加害者の視点から論じた説である。いじめの背景には加害者のなんらかのストレスや欲求不満が関係しているとしている。規範意識欠如説では、子どもの規範意識の崩壊などがいじめの発生に関わっているとされる。加害者がいじめることを面白い、何も感じないと表現することが増えたが、その背景にはゲームなどの影響がある。
ここでは、中国について述べる。1990年代の改革として、学生数の増加、教育における市場原理の導入、素質教育の実施を行った。
教育と科学技術によって国の振興をはかるため、まず学生数を多く増加した。中等教育・高等教育共に大きく学生数が増え、非識字率も低下した。しかし、就学率の面でみれば日本と比べてもまだ低いと言える。また、日本の戦後の教育で大学進学率などが向上したことと類似しているとも言える。
次に、素質教育の実施について述べる。中国では教育を受けることが奨励されたが、激しい受験戦争が起こり、また所得の格差も起こった。これもまた日本の数十年前の歴史と類似している。中国でも日本と同じく受験戦争が問題視され、素質教育への転換がいわれるようになった。素質教育では、知的面だけでなく徳育や体育、美育などを有機的に統一することが求められた。そして学生の全面的な発達を目指した。
次に教育における市場原理の導入について述べる。中国では1990年代に社会主義市場経済体制の確立が提唱されたが、これに伴い教育にも競争原理が導入された。これにより、学校設置主体が多様化した。民営学校が多数出現し、また公立学校に民営の管理方式を導入して効率化をはかるという改革もなされた。これにより資源の使用効率を高めた。これらは、日本において私立学校が台頭してきた歴史と類似していると言えるだろう。
しかし依然、中国では厳しい受験戦争は終わっていない。日本においても受験戦争が叫ばれ、ゆとり教育導入やそれに対するさまざまな批判などがあったが、未だ大学入試などは厳しい競争が続いているし、教育格差問題などもある。
国家が近代化すればおおよそ同じようなプロセスを経ていくのかもしれないが、日本と中国では文化や風土が違うので、必ずしも日本と同じようになるとは限らないため、注目していくべきだろう。
国
-
佛教大学
通信
科目最終試験
6設題全部
問題と解答
参考までに
550 販売中 2008/05/20
- 閲覧(8,295)
-
-
社会科教育法
-
『3年生または4年生の地域学習について、具体的な学習指導案を作成しなさい。』
第4学年C組 社会科学習指導案
平成20年6月2日(月) 第3校時 指導者: 単元
紹介しよう「伊勢型紙」!!
単元目標
(1)みんなの地元、鈴鹿市白子の伝統的な産業「伊勢型紙」について、自ら積極的に学ぶ態度を養う。(関・意・態)
(2)「伊勢型紙」が出来上がるまでにはどのような人の関わりがあるのかを知る。(思・判)
(3)実際に伝統産業会館(伊勢型紙作りが体験できる)に行き、感じたことや「伊勢型紙」を市外、県外の人に紹介できるようにわかりやすく伝えることができる。(技・判)
(4)「伊勢型紙」についての歴史や産業について理解することができる。(知・理)
指導計画(全11時間)
第1次 「伊勢型紙」って何だろう?(3時間)
第2次 「伊勢型紙」に触れてみよう!!(4時間)
第1時 「伊勢型紙」についての調べ学習
第2・3時 伝統産業会館に行ってみよう
第4時 伝統産業会館でわかったことは・・・(本時)
「伊勢型紙」をPRしよう!!(3時間)
まとめ(1時間)
-
社会科学習指導案
地域学習
3年生または4年生
550 販売中 2008/05/25
- 閲覧(3,632)
-
-
社会環境と発達病理について
-
「社会環境と発達病理について述べよ。」
<社会環境と発達病理>
発達病理とは、ある年齢段階にいるものに対して社会が要求する行動が常識的と考えられるワクから逸脱しており、しかもそうした行動特性が社会現象として認識される場合のことをいう。そして発達病理の背景には何らかの社会環境が関係する。そこで以下に現代の社会環境を述べ、後にそこから生まれてくる発達病理をあげる。
<社会環境>
1.学習環境
日々接する環境の中で学習は行われるといえる。そこで子どもの発達を考える場合、どのような環境と接してきたか、どのような環境と接していくかが重要となる。親族、友人、教師といった人的環境、家庭の経済状態、家屋、遊具、本、情報機器といった物的状態、育った地域の風土といった文化環境は、子どもの発達に大きな影響を与える。社会環境そのものが学習環境といえる。都市化が進んでいく中で、地域の人間関係は希薄なものになり、面倒くさい近所づきあいから解放されたかわりに、地域社会という子育ての援助者を失いつつある。
過去の学習経験は、その人なりの行動パターンの基礎となる。そのために児童期の学習内容及び方法が青年期そして成人期に大きな影響力があるといえる。
2.家庭環境
核家族が増加し子どもの数が減少するという現代的傾向は、いうまでもなく子どもの生活環境の変化を意味し、そのことは取りも直さず子どもの発達に影響を及ぼすことを意味する。特に核家族化・少子化が「ひとりっ子」や「共働き」の問題とリンクしたとき、子どもの発達上の問題が生じやすい。家庭におけるしつけ、食生活、対人関係の問題は子どもの発達に大きな影響を与えるのである。
また、現代の子どもが「指示待ち症候群」「指示待ち族」と言われて久しい。必ずしも学問的用語として認知されていないが、現代の子どもにこうした傾向が見られることは否定できない。簡単に言えば、自ら状況に気がついて行動することは苦手だが、親や教師から指示が出されると指示されたことについてのみ行動できる特性であり、逆に言えば、指示が出されないと行動できない子どもたちのことをいう。
3.教育環境
不登校が取りざたされる今、個性や学習ニーズの異なる子どもたちに画一的に行われる授業、学習塾の低年齢化に伴う生活体験の定価、技術主義による道徳的指導のできない教師などの教育環境の問題により子ども達に与える影響は大きい。
さらに家庭における教育機能の低下が上げられる。自分の欲求や感情をコントロールする力や公共心・道徳心などの社会性の発達は、幼い頃からの親のしつけによるところが多いが、現代の親は自分の子供をしつけることに自信をなくしており、その役目を学校に期待していることからも教育環境の質の低下は否めない。また子育てに関わりが十分でない理由に仕事が忙しすぎることがあげられる。
4.情報化
情報化機器が一般化されることにより、子どもの放課後の過ごし方では、男女ともテレビを見るのが約70%、テレビゲーム51.5%等(ベネッセ遊び調査)一人で過ごせる遊びが多くなっている。
青年期になると携帯電話を持つ青年が多くなり、直接的なコミュニケーションではなく、Eメールによる文字でのコミュニケーションが多くなる。ある意味、コミュニケーションとしての手段が加えられ、気持ちを直接表せることのメリットはあるものの直接の対人関係での障害も多いといえる。これは成人にもいえることである。
またダイヤルQ2、ブルセラーショップ、インターネットによる性情報媒体、性体験のパソコンソフトなど青年を刺激する性情報の氾濫
-
発達
小児
社会福祉
東京福祉大学
1,320 販売中 2010/09/16
- 閲覧(3,549)
-
-
教育社会学2
-
設 題
⇒「学力低下とは何かを明らかにし、社会階層のような社会的不平等と学力がどのような関わりをもつのかについて述べよ。」
学力低下は現在、ゆとり教育の見直しという言葉とともにマスコミに登場することの多い教育関連の言葉である。この場合、ゆとり教育が原因で進行した学力低下が取り上げられ、特に近年、経済協力開発機構(OECD)が世界各国の15歳の生徒を対象に行った学習到達度調査(PISA)などの国際的な学力順位が落ちていることがその証拠であるとされることが多い。実際、2007年12月に発表されたPISA2006の被験者(当時高校1年生)は、小学6年生からゆとり教育を受けている世代として結果が注目されたが、読解力は14位→15位へ(統計的には9~16位グループ)、数学的リテラシーは6位→10位へ(同4~9位)、科学的リテラシーは2位→6位へ(同2~5位)へ、と全分野で順位を下げる結果となった。また、同一問題による正答率の比較でも、前回を下回る問題の方が多く、理数系の分野でも学力低下を示す結果となった。
1980年代以降、日本の小学校から高等学校までの教育課程において推進されてきたゆとり教
-
佛教大学
通信
レポート
第二設題
教育社会学
550 販売中 2008/07/15
- 閲覧(1,879)
-
-
社会科学概論1
-
550 販売中 2021/04/01
- 閲覧(1,586)
-
-
現代社会と福祉①
-
社会福祉士の通信教育にて、50点中40点の評価をいただいたレポートです。
【科目】現代社会と福祉①
【課題】「助け合い」2019年9月12日にインターネットメディア「現代ビジネス」に掲載された坂本治也の記事『日本人は、実は「助け合い」が嫌いだった・・・国際比較でみる驚きの事実』を読んで、①ここで述べられている内容について同意するか・しないかの意思表示をした上で、その根拠(具体的な経験、自らの実感、データなど)を示してください。その上で、②これから日本において共助の意識を高め、その実践を充実したものとするにはどのような取り組みが必要であるかについて、あなたの考えを述べてください。
【文字数】1587字
【評価】40/50点
ご自身の経験も踏まえ、うまくまとめておられます。
-
日本
福祉
社会福祉
社会
高齢者
地域
国際
サービス
課題
比較
社会福祉士
通信
550 販売中 2021/08/12
- 閲覧(2,751)
-
-
日本の社会福祉の歩みについて
-
(1)戦前の日本の社会保障について
ヨーロッパの中世封建社会の時代は、イギリスの救貧法にて典型的にみられるように、国家は町や教区などの地域団体に対して貧民対策を実施する権限を与える救貧法を制定した。わが国で1874(明治7)年に制定された恤救規則もこれと同様の系譜に属する。
やがて、市民革命と産業革命を経て資本主義的な経済組織を基盤とする近代市民社会が確立した。わが国でも1890年代になると産業革命がはじまり、下層社会が形成される。しかしながら、この時期には、1900(明治33)年に制定された感化法を除き、新しい貧民対策は成立しなかった。それだけではなく、政府は、感化事業講習会を通じて欧米の自由主義的、求援抑制的な救済観と伝統的な地域共同体的、親族協救・隣保相扶的な救済観との結合をはかり、1908(明治41)年以後になると公的救済支出は大幅に削減され、救済責任は民間の慈善事業に転嫁されてしまうのである。
また日本においても、イギリスにくらべて時期は少し遅れるが、第一次世界大戦後の大正デモクラシーの時代に社会事業が成立した。そのきっかけとなったのは第一次世界大戦後に各地で起った米騒動であり、これによって社会問題対策が急速に進展することになった。1920(大正9)年には内務省に外局として社会局が設置され、続いて1921(大正10)年には職業紹介所、1922(大正11)年には健康保険法、1923(大正12)年には工場労働者最低年齢法が制定された。しかしながら、救貧制度の系譜についてみると、この時期にも新しい救貧法が制定されることはなく、明治初期以来の位救規則に依存する状態が続いた。
恤救規則にかわる救貧法である救護法が制定されたのは1929(昭和4)年のことであった。しかし、この救護法は、慢性的な不況のなかで経費不足を理由にその施行が延期され、競馬法の改正によってようやく財源が確保され、その実施をみたのは1932(昭和7)年のことであった。
-
レポート
福祉学
戦前の社会保障
日本の社会福祉
戦後の社会保障
5,500 販売中 2005/11/11
- 閲覧(7,860)
-
-
日本のタテ社会の特徴
-
一般的に言うと社会組織を規制する人間関係はタテ、ヨコ、契約関係である。「タテ」の関係というものは、理論的に見た場合、社会組織の基盤となる三つの関係の中の一つを示しているといえる。「タテ」の関係とは、上下関係のもので、日本社会において広く、深く浸透しているものである。「ヨコ」の関係とは、兄弟、姉妹、同僚といった同位同列に立つものの間の関係であり、現代においてもインド・東南アジアにおいて強く機能している。もう一つの関係は師弟、先輩後輩といった上下関係、すなわち「タテ」の関係でもなく、ある階級、組織、縁故に属する「ヨコ」の関係でもなく、純粋に「契約」によるものである。これは西欧の社会を中心に行われているものである。
日本社会を特徴付ける「タテ」型集団においては、メンバー同志が多分に感情的、情緒的人間関係によって直接に結びつくのである。要するに、日本の社会が個人と個人の間に互いに納得できる理性的な普遍的なルールを設定することによって、結びつく社会ではなく、人間関係がきわめてパーソナルな、直接的関係、つまり、感情的、情緒的、皮膚接触的な関係によて結びつく社会であるといえよう。ということは東京大学の中根教授先生は「タテ社会の人間関係」の中でもう指摘した。
日本ではヨコの人間関係がないとはいえないが、このタテの関係だけが発達し、ヨコの関係が発達していないということだ。ここで言いたいことは、その場合日本のタテの関係、上役、部下の関係は中国にも現れるが、日本ほどみごとに表のタテの関係と裏のタテの関係が両立していることはあまり見あられない現象である。すなわち、中国ではタテの人間関係は日本ほど発達していないのだ。中国はタテとヨコの関係のバランスがとれた織物のような社会というならば、日本はタテだけの世界は近代社会として充分に機能している秘訣は裏に糊うちがしてあるということだとよく指摘される。
-
レポート
社会学
タテ
ヨコ
集団
意識構造
人間関係
550 販売中 2005/12/03
- 閲覧(11,984)
-
新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
- 写真のアップロード
- ハッピーキャンパスに写真の
アップロード機能ができます。
アップロード可能なファイルは:doc .ppt .xls .pdf .txt
.gif .jpg .png .zip
- 一括アップロード
- 一度にたくさんの資料のアップロードが可能です。 資料1件につき100MBまで、資料件数に制限はありません。
- 管理ツールで資料管理
- 資料の中から管理したい資料を数件選択し、タグの追加などの作業が可能です。
- 資料の情報を統計で確認
- 統計では販売収入、閲覧、ダウンロード、コメント、アップロードの日別の推移、アクセス元内訳などの確認ができます。
- 資料を更新する
- 一度アップロードした資料の内容を変更したり、書き加えたりしたい場合は、現在アップロードしてある資料に上書き保存をする形で更新することができます。
- 更新前の資料とは?
- 一度アップロードした資料を変更・更新した場合更新前の資料を確認することができます。
- 履歴を確認とは?
- 資料のアップロード、タイトル・公開設定・資料内容説明の変更、タグの追加などを期間指定で確認することができます。