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連関資料 :: 社会

資料:4,235件

  • 社会学史(近代)−デュルケム自殺論について
  •  ここではデュルケムの「自殺論」についてまず内容をまとめ、その後に具体例として池田小児童殺傷事件とネット自殺について取り上げ、デュルケムとの関連性とその今日的な意義を考えていこうと思う。  デュルケムは自殺を単に個人的問題として扱うのではなく、その自殺を引き起こす様々な社会的要因について考察した。彼は自殺を社会の連帯が弱まり、個人が孤立してしまい、無気力になり引き起こされる「自己本位的自殺」、反対に社会が強い結合度を持って個人に自殺を強制させたり、そのような状況に追い込まれ自殺させたりする「集団本位的自殺」、社会の規範が崩壊すことにより、個人の欲望が無限に増大し、そのむなしさから自殺を引き起こす「アノミー的自殺」、反対に欲望に対する規制が強すぎるため絶望感が募って自殺を引き起こす「宿命的自殺」の4種類に分類した。また彼は「自殺論」に先立つ彼の著書「社会的方法の基準」のなかで「社会的事実を物のように考察しなければいけない」と書いており、彼は自殺にたいしても―「物」という言い方が適切だったのかは分からないが―極めて冷静で客観的に、先入観や予断を拝して観察しようとした。例えば、自殺と宗教の関係について彼はプロテスタント諸国で自殺が多く見られ、カトリックの国家では相対的に自殺の発生率が低い、という事実をまず統計から見出し、そこからこの事実について考察し、この事実は両方の教義とも自殺を禁じている、ということから教義による違いではなく、プロテスタントではカトリックと比較して統合の度合いが弱く、そのため孤立が強まり自殺が多く引き起こされると結論づけている。つまり、彼は社会的統計によりある傾向を取り出して、そこからなぜそのような傾向になるのか、といったことを様々な仮説を立て、冷静に考察しているのである。
  • レポート 社会学 デュルケム 自殺の特徴
  • 550 販売中 2005/11/18
  • 閲覧(14,961) 1
  • 現代社会論〜世俗化と聖化〜
  •  宗教と呼ばれる現象が生み出している「世俗化と聖化」の混沌とした状況について述べ、またその説明可能な現象について論じる。  元々宗教というものは神秘性・神聖性を秘めている信仰や行事であり、またそれらの連関的体系である。一般に古い宗教程そうしたものの蓄積が感じられるだろう。しかし、現代の社会において神秘性・神聖性が保たれているとは必ずしも言えない.現代社会では、宗教が含み持つ「聖」の性質が、社会と文化の諸領域にまたがって侵犯されつつあるように思えるからだ。例えば、神父、牧師、僧侶など「聖職者」として位置づけられてきた人々の職業が一つの社会的役割としてみなされ、さほど特別な使命を持っている人間としては扱われなくなっている。また、一部の原理主義集団を除いて多くの宗派は、現代社会に適応するためにインターネットやマスコミを利用した科学的合理的手段を用いたりもしている。さらには、宗教が絡まるテロ行為や紛争の多発は、宗教への根本的懐疑を拡大させたかにも見える。  もはや宗教は謎に満ちた不可思議な領域、あるいは神秘性を潜め神聖性をかもしだす現象などではなく、宗教に関わるあらゆる事が一般的に用いられている言葉で説明可能になるのであろうか。世俗の言葉、科学的言語によって説明しつくされてしまうのであろうか。  近代科学は宗教にまつわる謎を、あらゆる角度から合理的に説明しようと努めてきた。これによって宗教が含み持つ謎の部分は心理に、病理に、社会構造に、文化的制度に還元された。宗教現象を合理的に説明しようとするこれらの試みは、現代社会の状況に照らし合わせると全体としてかなりの程度成功したといえるかもしれない。  しかし、謎の部分がすっかりなくなることはなさそうではある。科学技術があまりに高度に発展した時代であるからこそ、あらためて問い直される側面も決して失われてはいない。
  • レポート 社会学 宗教の神秘性の解体 世俗化 聖化 イスラム原理主義 社会現象
  • 550 販売中 2005/11/27
  • 閲覧(2,816)
  • 民主化運動と社会的特徴との関わり
  •  ミャンマー社会の根底には、特有の世界観や主従関係が存在する。ミャンマーでは、ネーウィン政権の下、1988年に民主化運動が起こった。この運動の特質として、世界観と主従関係が大きく関わったことが挙げられる。そこで、二点について触れ、それがどのように民主化運動に影響を及ぼしたのか考察する。  ミャンマー人の世界観には、上座部仏教とナッ信仰が並存しており、それは「道徳的善」と「威力」の領域とに分かれる。この2つの領域は相反関係にあり、その均衡を保つ役割として「媒介領域」が存在する。  ミャンマーの実社会の中では、「道徳的善の領域」として何らかのコミュニティー、「威力の領域」として外部世界、「媒介領域」としてコミュニティーの統率者が位置づけられる。統率者は、コミュニティーに対して徳・慈悲を与え、「威力の領域」に対しては威力によって対抗する、良き指導者として存在するのである。  次に主従関係であるが、これをパトロン・クライアント関係という。パトロンはクライアントに対し、生活全般の保障や保護・恩恵を配分する代わりに、従属や支持・協力を得られる。特徴的な点は、クライアントもパトロンを選択、解消する権利を有することである。よって両者間の利害は均等であり、契約関係とも言える特質がある。  以上2つの社会性は、ネーウィン政権打倒の意識を生んだ。ネーウィン支配は、ミャンマーというコミュニティーに対し無慈悲であり、威力によるものであった。民衆の世界観からすると、それは「媒介領域」が「威力の領域」(=敵)と同一であることを表していたのである。また、それはパトロン・クライアント関係においても、保護・協力の相互関係を崩すものであった。
  • レポート 国際関係学 ミャンマー 民主化運動 パトロン アウンサン 上座部仏教とナッ信仰
  • 550 販売中 2005/07/18
  • 閲覧(8,790)
  • 社会保障論「医療保険制度の概要について」
  • 「医療保険制度の概要について」 我が国の医療保障制度は、「いつでも、どこでも、誰でも安心して医療を受けられる」ということを目的としており、国民が健康で文化的な生活を営むために、病気、傷病、出産などの際、必要な医療サービスを受ける機会を平等に保障することである。  医療保障制度の各国の現状を見てみると、2通りのタイプが挙げられる。第一は、公費負担で国民に必要な保健と医療をサービスする保健医療サービス方式である。第二は、保険料負担で加入者に必要な医療を費用負担する医療保険方式である。我が国の医療保障は、医療保険方式を中心に、老人保健や公費負担医療といった保健医療サービス方式の制度も採用している。  我が国の医療保障制度は、諸外国と同じく医療保険制度を採用しており、さらに国民皆保険を取り入れている点で一歩進んでいるといえる状態である。そこで、医療保険制度に重点をおき、その目的や原理、制度の概要や課題について以下に述べる。 (1)医療保険制度の目的・特徴・基本原理  医療保険制度の目的は、疾病という不確実な事故に備えて、個人ではその損失を負担できない危険について集団で平均化する社会的システム
  • 医療 保険 経済 企業 社会 健康 地域 高齢化 医療保険 家族
  • 550 販売中 2009/07/21
  • 閲覧(3,141)
  • 法社会学(4000字用)のレポート
  • (設題) 1 あなたの身近に起こった法的「もめごと」を1、2件選び、その過程を法社会学的観点から記述・分析しなさい。 2 現代日本における政治的、社会的対立であって、法的論点を含む事例を1つ選び、その原因・展開・結果を法社会学の観点から記述・分析しなさい。 (解答) (設問1)学校におけるいじめ問題について 2006年10月、前年に自殺を図った北海道滝川市の当時小学6年生の女子児童の遺書が全国版の新聞に報道されたことをきっかけに、学校におけるいじめの問題に、にわかに注目が集まり始めた。 我が国において、学校におけるいじめが社会問題として認識されるようになったのは、1980年頃からであり、過去2回、1980年代半ばと1990年代半ばに大きな論議が起こっている。このため、今回の状況を「第三のピーク期」あるいは「第三の波」と呼ぶ論者もいる。 さて、冒頭に述べた「いじめ問題」は、2006年10月1日の読売新聞に掲載された記事から始まった。この記事は、前年9月に自殺を図った女児(翌年1月に死亡)が、学校や友人あての遺書で「いじめ」を訴えていたにもかかわらず、市教育委員会がいじめに関する記述を隠し
  • 環境 日本 学校 社会 教師 社会学 いじめ 生徒指導 問題 地域
  • 1,100 販売中 2009/07/22
  • 閲覧(12,258)
  • 「個人」と「社会」についての考察――フロム『自由からの逃走』を中心に
  • 「個人」と「社会」についての考察――フロム『自由からの逃走』を中心に 序  「個人」と「社会」の関係について、社会学者は多様な論を展開してきた。そしてそれらは各人の理論・思考過程の根本的な基礎を成していたといえるだろう。以下では、フロムの『自由からの逃走』における「個人」と「社会」に関する論理に立脚しながら、その対比としてデュルケームの理論を、また宗教改革の捉え方の違いに注目して、ウェーバーの理論を取り上げ、考察していく。  また、同時にフロムの主要テーマである「ナチズムの心理」の過程を、現在の新自由主義が席巻する日本社会の諸問題と関連付けながら検討していきたいと思う。 1. フロムの「個人と社会」像  フロムは主著『自由からの逃走』にて、ドイツでのナチズムの例から、全体主義へと民衆が傾斜していく心理過程を分析したが、その根底には以下のような「個人」と「社会」に対する視角があった。  彼は新フロイト派として、歴史というものは社会的には規定されない心理的な要素の結果であると説明したフロイトの立場に反対すると同時に、人間の意識を超越した社会の存在を想定するデュルケームの理論に否定的であった
  • 歴史 社会 宗教 心理 社会学 分析 人間 個人 古典 自由 デュルケーム ウェーバー フロム
  • 550 販売中 2009/08/03
  • 閲覧(4,178)
  • 教育社会学(第2説題)
  • 「学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて学力の視点から述べよ」  学歴社会とは、「社会における社会的・職業的地位などの配分の基準として学歴が重きを占める社会」を意味し、高等教育機関で学ぶことが重視され、そのために若者が大学や大学院などの機関に殺到するような社会である。つまり、公教育を以って教育とみなし、その機関を経た学歴を重視する社会といえる。日本は諸外国に比較しても高学歴者の多い国である。高校に進学するのは常識化しており、大学への進学率は、5割に近い。より高度な教育を受けるものが多いということは、社会自体にとっては、歓迎されるべきことである。し
  • 佛教大学 通信教育 教育社会学
  • 550 販売中 2008/05/31
  • 閲覧(1,957)
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