連関資料 :: 政治
資料:488件
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国際政治学8
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この章では、戦後の日本を揺さぶった二つの観念である、平和主義アイデンティティと現実主義アイデンティティという二重のアイデンティティから出てきた安全保障政策の歩みを考察した後に、戦後日本の安全保障政策とアイデンティティ変容の過程を考察する。最後には日本の安全保障政策の今後についてまとめる。
平和主義アイデンティティは、法律、制度、規範、文化などの観念的要素を重視する姿勢に依拠する。憲法9条などに代表される平和主義からこれは生まれた。系譜としてはカントの観念論などを祖としている。自由主義は相互依存の概念が国際関係の本質を理解するのに役立つと主張する。相互依存からえられる利益は、両者に負担となる様々な費用をも上回る可能性を有する。A国の利益が必ずしもB国の損失を意味するわけではなく、相互利益が可能なのである。これは現在も拡大し続ける国家間の相互依存関係を説明するものであり、特に国際機構や国際体制の役割を重視するものである。
現実主義アイデンティティは、国際政治構造や各国の軍事バランスとうの物質的な要素を重視する姿勢に依拠する。これには、4つの前提がある。?国家が主要な行為体 ?国家は単一の行為体 ?国家は自己の利益、目的の最大化を求める合理的な行為体 ?国家安全保障の問題が最優先の国際的議題ということである。国家中心的なアプローチである上に、国家の合理性を前提としており、観察可能な物質的要因のみが分析対象である。
戦後日本のアイデンティティの中心は憲法であった。平和国家としての中心は9条である。吉田首相の描く戦後安全保障は国連による平和維持であった。だが国連も米ソの軋轢の中でその役割が麻痺していった。1950年の朝鮮戦争は日本非武装の方針転換を確実なものとした。資本主義対共産主義などが絡み合う時代である。
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550 販売中 2005/11/29
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日本におけるメディアと政治の問題
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日本では、政治とメディアとは、非常に深いかかわりを持っているといえるだろう。メディアがある政党に注目し、よく取り上げていた影響で、その政党の支持率が上がることは、一例として挙げられる。これは、読売ジャイアンツの人気があるのと、同じ効果であるといえるだろう。ジャイアンツ戦はよくテレビ中継される。このことは、テレビ中継されることが少ないほかの球団と比べ、ファンを獲得しやすい状況を作り出している。ジャイアンツへの支持率が高く、人気があるのはこのためだといえる。人間は、目にする回数が多ければ多いほど、その事柄が、記憶に残るようにできている。したがって、メディアに取り上げられることの多い政治家は、高い支持率を得ることが多いのである。その例として挙げられるのが、田中真紀子元外務大臣や小泉純一郎首相の例である。
特に、小泉純一郎が首相になる背景には、メディアの力が大きく働いていたように思う。小泉純一郎政権を作り出したのは、メディアの力であるといっても、過言ではないだろう。わたしは当初から、彼がなぜ人気があるのか、なぜあんなにも高い支持率を得られるのか、不思議だった。彼にそこまでのカリスマ性があるとも思えなかったし、特別、政治能力の高い人物のようにも感じなかった。事実、彼は現在に至るまで、公約をほとんど実現できていないのである。それなのに、今なお、彼を支持する人は少なくない。他の政権時と比べたら非常に高いといえる支持率を、今現在も維持しているのである。次の首相として、適任者がいないことも理由として挙げられるだろうが、公約を十分に実現できていない首相にこれだけの支持率が集まる理由はもっとほかのところにあるのではないだろうか。
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550 販売中 2005/12/03
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『国際政治――恐怖と希望』について
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本書は、1966年に執筆された国際政治に関する著作である。1960年代といえば主に、米ソ間の冷戦時代である。冷戦が終結した現在から見れば、本書はかなり時代的に古いものになるが、文章も比較的平易でわかりやすく、わずか204ページの文章でまとめられており、国際政治の入門書として今もなお出版され続け、長く親しまれている作品である。
著者は京都大学で国際政治学を専攻し、その後も京都大学教授として研究活動を続け、数々の国際政治に関する著作を残した高坂正尭である。その中でも名著である本書は、彼が32歳という若さで書き上げたものである。当時彼の目を通して描かれた国際政治のあり方とはいかなるものだったのか、そしてそれは、現在の我々にどのような意義をもたらしてくれるのだろうか。以下に本書についての紹介とともに、私の批評をくわえたい。
まず、全体的な本書の構成であるが、平和についての考察が五章にまとめられている。はじめに序章で、問題を考察する上で前提となる国際政治についての視点を明らかにし、続く一、二、三章で、軍備、経済交流、国際機構と、論題を大きく個別に区切って説明し、最後に終章で国際政治と平和について著者の結論を述べている。これらの章ごとに、その内容を紹介していく。
『序章 問題への視角』では、基本的な国際政治の見方が提示されている。最初に著者は、国際社会における問題の捉え方が以下に困難で、間違いを犯しやすいかということを説明している。外交に失敗した平沼内閣の言葉にも表れているように日本にとっても国際政治は「複雑怪奇」であった。なぜなら、日本人は力と利益の絡み合った複雑な権力闘争の存在を想定して国際政治を捉えていなかったからである。そして、国際政治と権力闘争は切り離せないものでありながら、第一次世界大戦以降、国際政治は平和を志向する価値体系とも結びついて語られるようになり、ますます捉えにくく変質していた。
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高坂正尭
読書感想
著書紹介
冷戦
550 販売中 2005/07/31
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社会主義の政治思想
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社会主義思想の誕生
保守主義が文明社会を貴族主義的リーダーの下に従属させ、その弊害を矯正しようとするのに対して、文明社会のあり方そのものに疑問を持ち、その否定を唱える社会主義が登場してくる。
それは豊かな文明社会の持つ暗い面、(貧困、不平等の広範な存在、資本家と労働者との階級対立)を主張する。また、このことが人間の道徳的・政治的発展にとって大きな阻害となっていることを主張する。
サン・シモン
彼は18世紀以来の産業社会の到来に注目した。
■ 歴史の動向
軍事的段階→→→→→産業的段階へと向かっている
■ 社会の中核となる
身分的秩序の人々(旧来)→→→産業活動に従事する人々(今)
旧来の身分的秩序に代わって産業活動に従事する人々がいまや社会の中核になりつつある。
反身分制的産業社会は人間に対する人間の支配を含まない、基本的に平等でもっぱら人間による物の管理に尽きるものとして描かれている。この偉大な進歩は、現実には自由放任主義や個人主義(エゴイズム)のためにまだ実現されていない。これと対決するためには、新しい社会秩序を作らなければならない。
そこで彼は産業社会の自由放任とその結果としての経済的無秩序に反対し、全体的視野を持った経済エリートを頂点とする産業の組織化の必要を説く。したがって指揮命令関係自体は存在しているが、それは国民経済の発展と生産という共通の目的を前提にした、いわば技術的な指揮命令関係である。 かくして政治の問題は技術的問題に還元される。
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550 販売中 2005/10/16
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主要国の政治システムについて
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<主要国政治システム概論>
現代民主主義国家を支える基本的な政治原理は、立憲主義、法治主義、権力分立制などである。
立憲主義(constitutionalism)とは、国家の根本組織法である憲法に従って統治がなされることを意味する。
法治主義とは<法の支配>を原則とし、統治者も被統治者も等しく法により規制され、法の枠内における行動が容認され正当化されることをいう。国家の政治組織も法により規定されていることはいうまでもなく、かかる<法の支配>が確立されている国家を法治国家という。
権力分立制とは、政府の権力を複数の独立した機関に分割し、その相互間に抑制と均衡(checks and Balances)の原則を働かせ政治権力の集中と暴走を防止しようとする政治原理である。通常、立法(Legislature),行政(Executive),司法(Judiciary)の三権に政治権力を分散させることから三権分立主義といわれ、立法権は議会(国会)に、行政権は内閣あるいは大統領に、司法権は裁判所におのおの帰属する。もっとも現実の政治において三権はおのおの完全に独立したものではなく、深く絡み合いほかの存在を認め尊重しながら各部門の職務を遂行する。またこの三権分立主義が政治権力の乱用を防ぎ、個人の権利と自由を制度的に保障するために唱えられたことからも明らかなように、これが単に制度として規定されているだけでなく実際にどの程度機能しているかが、その国の民主主義の度合いをはかる尺度にもなる。
次に民主主義国家に採用されている統治形態を、立法府である議会と行政府の関係から大別した、議院内閣制と大統領制についてふれる。
議院内閣制は内閣が議会の信任に基づき存立する制度である。よって議院内閣制は、立法府と行政府とがお互いに抑制と均衡を保ちながらも両者が密接な連関を有し融合されていることに特徴がある。
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政治学
法治国家
日本の政治システム
中国の政治システム
550 販売中 2006/01/07
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マスメディアが政治に与える影響
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■テーマ設定の動機
マスメディアは新聞やテレビなどの形で存在しており、近年急速に普及したインターネットもマスメディアの一つということができる。私自身政治に関する情報を見聞きするのはすべてといっていいくらいマスメディアを介してのものである。もはやそれは当たり前になりすぎていることではあるが、元々は別のものであるはずである。そこで今回はその「マスメディア」が政治に与える影響についてスポットをあててみることにする。
■現代における「マスメディア」の位置
まず、現代において「マスメディア」がどのような位置に存在しているかについて考える。
そもそもマスメディアが存在しなかった時代には政治権力と大衆は隔絶されており、両者相互を通じ合わせる媒介はほとんど存在しなかった。独裁制をとっていたならなおさらである。しかしその後マスメディアや普通選挙制の確立などにより両者は除々に密接に関係するようになってきた。現代においては大衆の自主性を尊重する民主政治では大衆に十分な情報を提供するために使用される。(また独裁体制下においても大衆動員のためにマスメディアは必要不可欠なものになっている。)
これは民衆の「知る権利」に応えるためでもあり、具体的には政策や国家のPR活動、また経済面、国際面などのニュース報道の形となってあらわれている。
またマスメディアは権力側からだけでなく大衆側から発せられるものもある。それは主に世論調査、投書、社会面ニュースなどのものである。そもそも政治権力が大衆より先走ったり立ち遅れたりしていては正しい政策を打ち出すことはできないのである。相互が密接に関係しているといわしめたるゆえんである。
このような意味でマスメディアは現代の政治そのものを成り立たせているといえる。マスコミの媒介なしには政治そのものが存在しえなくなるといっても全く過言ではないのである。
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マスメディア
政治学
情報
マスコミ
センセーショナル
扇動
煽動
加熱報道
やらせ
報道
癒着
550 販売中 2006/01/13
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政治家の選挙活動
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この章では、候補者が選挙で勝つためにどのようなことをするかが述べられている。党の公認を受けた候補者は、選挙でどう勝つかということに関心を持つようになる。日本の候補者は具体的にどのような選挙戦略と立て、行動するのか述べていくことにする。
まず、選挙でどう勝つか、ということであるが、それは、選挙制度だけが原因ではない。「候補者がどの集団を重視し、どの集団を軽く見るかは、選挙制度が教えてくれるものではない。選挙戦略というものは、選挙区内で長い時間をかけて作られてきた具体的な人間関係を背景として立てられるものである。また、選挙制度が変わっても、支持者を動因する基本論理に変わりがあるわけではない。」と述べられている。小選挙区制の導入により、当落の基準が変えられた。それによって、より狭い地域の中で、より多くの支持者を動員しなければならなくなったのである。では、その支持者を動員するために具体的にどのようなことがなされるのであろうか。3つの論理について考えてみる。
小選挙区制のように、少しでも多くの支持者を集めるためには、さまざまな論理が働く。まず、第一に、包接と排除の原理である。この論理は、まず、選挙戦略を立てることから始まる。選挙区民のすべてを自分の支持者にしようとするのではなく、自分に票をくれないであろうと考えられる人には初めからキャンペーンの対象外とする。それまでの歴史的な流れの中で形成されてきた中核者を中核として、政治活動を始める。こうすることにより、中核的な支持者を裏切れなくなり、さらに、敵視してきた集団に手を伸ばせなくなる。第二に、統合と拡張の論理である。これは、自分の足元の固定票を固めた上で、その外側にいる有権者に支持を呼びかけるという方法である。この方法では、成功するかどうかは、党組織の柔軟性と開放性にかかっている。
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経済学
選挙
政治家
候補者
550 販売中 2006/01/16
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戦後日本政治の特徴
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1.55年体制とはいかなる政治システムか
55年体制とは、1955年に自由民主党と日本社会党の2つの政党によって形成され、1993年まで続いた現代日本の政治システムであり、狭義では自社対立の政治体制を指し、保守・革新の二大政党制を土台にした戦後日本政治の構造である。
その実質は、「擬似2大政党制」といわれる自民党の1党優位政党制である。特徴としては、公共事業の拡大とこれに伴う利益誘導政治に代表される政官財の癒着構造、立法機能を官僚がコントロールする官僚主導の政治、そのことによる国権の最高機関としての議会の形骸化、などが挙げられる。また、経済成長の果実を比較的平等に配分するシステム(春闘、農業への補助金、公共事業など)を備えていたこともあって、高度経済成長の時代にはそれなりに機能していた。
1993年に崩壊した原因としては、
(1)冷戦体制の崩壊による、自民党長期安定政権の大義名分(反共の防波堤)の喪失、社会党の存在理由の消失。
(2)リクルート事件や佐川急便事件に見られる政治腐敗の進行と、バブル経済の破綻。
(3)経済の高度成長を前提にしたシステムが、社会構造・経済構造の変化に対応できなくなったこと。などが挙げられる。
2.政策決定過程から見た場合の国会政治の特質
政策決定過程から見た場合の日本政治の特質の1つに、永田町政治」がある。
永田町政治とは、自民党の派閥、族議員、実力者議員から構成され、特に、派閥政治と族議員政冶をその特徴とする。
派閥の機能としては、?総裁選出機能、?役職配分機能(閣僚の派閥均衡、当選回数を基準とするシニオリティ・ルール)、?政冶資金調達・配分機能、?陳情処理機能(官僚とのパイプ)、?政策決定機能(最近は減退)などが挙げられる。
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550 販売中 2006/01/28
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公務員の政治活動の制限について
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公務員の政治活動の制限について
国民が広い意味で政治に参加することを国民参政といい、この国民参政の権利をさんせいけんという。
しかし、国民が主権者であるとはいえ、それは国民自らがすべての政治をおこなうべきことではないし、また、事実上不可能であるから、特定の者に政治をおこなわせることになるが、その者がおこなう「国政は、国民の厳粛な信託によるもの」である。このようにして公務に従事するものは、国民の意思に基礎づけられていなければならない。このことを具体化したのが、憲法の「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」という規定である。憲法にいう公務員とは、国または地方公共団
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憲法
国家公務員
地方公務員
550 販売中 2007/05/09
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法人の能力と政治献金
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1.A銀行の代表取締役Y₁、Y₂は定款に記載がないにもかかわらず、B政党に対して、一億円もの政治献金を行った。その行為はA銀行の権利能力の範囲内か。もし範囲外とすると、取締役₁、Y₂は義務違反となり、個人的に責任を負わなければならないが、本問ではどうかを論ずる。その上で、もし仮に定款記載の目的の範囲内だとしても、公的資金を受けながら、政治献金することに問題がないかを検討し、ひいては代表取締役Y₁、Y₂の責任を検討する。
2.会社の政治献金
(1)判例:八幡製鉄所事件(最大判昭和45年6月24日)
?事件は、定款に会社の目的として「政治献金」の記載のない会社の代表取締役Y₁、Y₂が自民党に350万円余りの政治献金を行ったことに対して、株主が当該献金行為は定款の目的外の行為であり、会社には献金をする権利能力がなく、定款違反および取締役の忠実義務違反にあたるとして、会社の被った損害の賠償を求め株主代表訴訟を提起したものである。
最高裁は、会社は定款に定められた目的の範囲内において権利能力を有するとしながらも、その目的の範囲内の行為とは、定款に明示された目的自体に限局されるものではなく、その目的を遂行する上で直接又は間接に必要な行為ならば、全てこれ(目的の範囲内の行為)に内包されるものと解するべきであると述べ、かかる社会的作用に属する活動は、相当の価値と効果を認めることもでき、間接的であっても目的遂行の上に必要なものであるとし、会社に対し期待ないし要請される限り、会社に政治献金の寄付をなす能力がないとは言えないと判断した。
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レポート
法学
八幡製鉄所事件
政治献金
定款
権利能力
550 販売中 2005/07/14
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新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
- 写真のアップロード
- ハッピーキャンパスに写真の
アップロード機能ができます。
アップロード可能なファイルは:doc .ppt .xls .pdf .txt
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- 一度にたくさんの資料のアップロードが可能です。 資料1件につき100MBまで、資料件数に制限はありません。
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