連関資料 :: 微生物について

資料:34件

  • 微生物学 咽頭、鼻内の細菌
  • 目的  自身の鼻腔・咽頭から菌を分離し、標準菌との比較から菌の同定を行う。この実験を通して、球菌の性状を理解し、どのような菌が健康人の鼻腔・咽頭に常在しているのかを学ぶ。 学習目標 1) 菌の操作法を修得する。 2) 菌の培養法を理解する。 3) 薬剤感受性の測定法を理解する。 4) 代表的な球菌の性状を理解する。 実習 A、球菌(標準菌株)の培養  被検菌を血液寒天培地に接種、培養し、コロニーの観察を行う。 [準備物] ・ 菌液(Staphylococcus aureus=黄色ブドウ球菌 , Staphylococcus epidermidis=上皮性ブドウ球菌 , Streptococcus pneumoniae=肺炎球菌 , Streptococcus pyogenes=A群連鎖球菌 , Streptococcus agalactiae =B群連鎖球菌, Streptococcus viridans=緑色連鎖球菌 , Neisseria sicca =ナイセリア菌)、サンプルチューブ7本/グループ ・ 血液寒天培地(1枚/各自) ・ [塗抹、培養] (1) 血液寒天培地を裏側からマジックで2分割する。 (2) 白金耳が火炎滅菌(滅菌と消毒の項参考) (3) 白金耳が冷えてから菌液を採る。 (4) 図のように培地の片隅に菌液?をなすりつけ、充分菌がほぐれたら白金耳でAのように塗抹する。 (5) 白金耳を火炎滅菌し、冷えたらBのように塗り広げる。寒天の柔らかい表面に傷を付けずに塗っていく。二重塗りをしてはいけない。 (6) シャーレを半回転し、菌液?を同様に塗抹する。(?と交差させないように注意する。) (7) 塗り終わったふたに戻し、37℃で培養する。
  • レポート 医・薬学 微生物 細菌 培養 薬物
  • 550 販売中 2006/01/12
  • 閲覧(4,778)
  • 病原微生物
  •  感染症の予防について答えよ ⑴感染症の予防の重要性 人類は、これまで、疾病、とりわけ感染症により、多大の苦難を経験してきた。ペスト、コレラ等の感染症の流行は、時には文明を滅亡の危機に追いやり、感染症を根絶することは、正に人類の悲願と言えるものである。医学医療の進歩や衛生水準の著しい向上により、多くの感染症が克服されてきたが、特にここ数年来、世界的に新興・再興感染症が問題になってきた。 平成15年春には「重症急性呼吸器症候群(SARS)」が大流行し、「高原性病原鳥インフルエンザ」や「ウエストナイル熱」などの新興感染症が人類に脅威を与えている。また、平成13年の同時多発テロ以降、犯罪集団が意図的に重篤な感染症をまん延させることを想定した対応も課題となっている。更に、航空機等の移動手段が発達した現代において、感染症は、短時間での人や物の移動により、瞬く間に世界各地に広がるなど、感染症を取り巻く環境は大きく変わってきている。こうした状況を踏まえた対策が必要とされている。 ⑵感染症の予防 国の対策として、「 感染症を制圧し、国民の保健医療の向上を図る予防医学の立場から、 広く感染症に関する研究を先導的・独創的かつ総合的に行い、 国の保健医療行政の科学的根拠を明らかにし、 また、 これを支援する」を目的とした国立感染症研究所があり、ここを中心とした地方衛生研究所等との連携によって、感染症等の制圧目的としたネットワークが形成されている。具体的な内容を見ていこう。 病原体に対する対策 特に新興・再興感染症として位置づけられている疾患及び旧来により存在する重要疾患の病原体の分子生物学解析に加え、それらの迅速診断法及びワクチン等の開発・研究などを前述した国立感染症研究所が中心に行っている。また 感染症レファレンス活動(感染症に関する検査システムを確保するために必要なすべての活動)の一環として、病原体等(病原微生物及びそれらの産物、寄生動物、媒介動物)の保管、分与、感染症の診断・検査や疫学調査等に用いる試薬の標準化及び標準品の製造・分与、専門技術者の教育、情報交換等である。  このような感染症レファレンス活動を円滑に運営するために、1986年(昭和61)にはレファレンス委員会が設置され、さらに地方衛生研究所等との連携によって、感染症等の制圧目的としたネットワークが形成されている。  またわが国のサーベイランス事業の一環として、地方衛生研究所からの病原体検出報告及び定点診療所からの患者発生状況を当研究所で集計評価し、その結果を国民に提供している。更に感染症の流行や集団発生時においては、その免疫学調査、並びに外国の感染症情報機関と情報交換を行う。これらの業務をより有効に推進する中核組織として1997年(平成9)4月には感染症情報センターが設置された。 ②個人の感受性に対する対策 個人の感受性に対する対策としては、保健所が 健康診断や入院、就業制限などを行うが、患者・家族に十分な事前説明を行い、理解を得るように努める。また、患者・家族に対して必要な援助を行う場合、人権に十分配慮する。  保健所が入院が必要と認めた場合は、その入院先である感染症指定医療機関は、医者が患者に対して十分に説明を行い、患者の同意に基づいた対応を行うことが重要である、入院の後も必要に応じて十分な相談と説明を行い、患者・家族及び関係者の精神的不安の軽減を図る。 さらに、平常時から感染症に関する知識の普及の啓発に努め、患者・家族等への差別や偏見を排除する。さらに、感染症患者の円滑な職場復帰や再登校のた
  • 感染症の予防 東京福祉大 レポート
  • 550 販売中 2008/01/07
  • 閲覧(2,596)
  • 獣医微生物
  • (1)興味を持った理由    今回、獣医学概論における本多先生の獣医微生物学についての講義に最も興味を持った理由は基礎ゼミでミクロフィラリアの予防薬「イベルメクチン」についての研究を行っているうちに寄生虫などに強く興味を抱くようになっの時に飼っていたウサギが突然死んだことが原因でウサギについての研究をしてみたいという気持ちがあったので、今回はウサギの寄生虫について深く考察していきたいと思います。 (2)調べた内容について    1)寄生虫の種類     <1>原虫類(PROTOZOA)       ①特徴:原虫(原生動物:PROTOZOA)は単細胞の真核生物であると定義される。原生動物の細胞の基本はそれぞれが細胞的分化を遂げた独立生命体であり、栄養摂取、代謝、運動、生殖などの生命維持・種族保存に必要な全ての機能を持っている。また、細胞的分化として細胞機器が発達している。これは原形質の一部が特有の機能を有する有機的単位として分化した細胞の特殊構造である。       ②発育:原虫の分裂増殖は母体が子孫を産出する多細胞動物とは大きく異なり、母 体に当たる原虫自身が2あるいは多数に分裂し、それぞれが子孫にあたる 新たな原虫になっていく。また、単純な無性生殖の場合と、これに有性生 殖が組み合わされている場合とがある。       ③分類:原生動物は非細胞性という見方も存在するが、単細胞性の動物であると           いう定義が一般的である。現在では約7000種の規制性のものを含む約 65000種に及ぶ原虫が知られている。クス 類、微胞子虫類、鞭毛中類、肉質中類、繊毛虫類などが存在する。     <2>吸虫類(TREMATODA)       ①特徴:扇形動物門(Platyhelminthes)の一網で全ての種が寄生生活を営む。発育様式や生態によって単世類(Subclass Monogenea)、楯吸虫類(Subclass Aspidocotylea)、Subclass Digenea)の3亜網(subclass扁平、葉状のものが多い(扇形動物門)が、ときに卵円形、円筒形、円錐形のものも存在する。体表は間葉細胞から分泌されるクチクラ層で覆われており平滑である。      ②発育宿主は脊椎動物であり、多胚生殖の行われる中間宿主は通常軟体動物、陸生または水生の貝類である。第中間宿主は節足動物、あるいは魚類を含む比較的下等な脊椎動物である。各発育期の順序と名称は虫卵→ミラシジウム→スポロシスト→レジア→セルカリア→メタセルカリア→成虫である。       ③分類:主なもので住血吸虫類、重口吸虫類、棘口吸虫類、肝蛭類、双口吸虫類、腹囊双口吸虫類、腹盤双口吸虫類、二腔吸虫類、斜睾吸虫類、住胞吸虫類、後睾吸虫類、異形吸虫類などが存在する。     <3>条虫類(CESTODA)       ①特徴:家畜・家禽に寄生する条虫類は多節動物門といわれ条虫類と共に扇形動物門に一網を構成する。全てのものが寄生生活を営み、多くは脊椎動物の腸、まれに体腔内に寄生する。       ②分類:主なものに裂頭条虫類、中擬条虫類、テニア条虫類、ダベン条虫類、膜鱗 条虫類、二孔条虫類、裸頭条虫類などが存在する。     <4>線虫類(NEMATODA)       ①特徴:線形動物(Nemathelminthesに属し、扇形動物である吸虫類や条虫類よりも高等動物であると考えられている。体系は糸状、紐状、長円筒状で、多くは両端がやや細くなっており、体節的な区分は全くない。体表はケラチン素
  • レポート 農学 獣医 微生物学 原生動物 概論
  • 550 販売中 2007/07/16
  • 閲覧(2,297)
  • 病原微生物学 評価A
  • 感染予防について述べよ。 1.はじめに  感染とは、微生物が生体内に侵入し、組織内で増殖し、寄生状態が成り立つことである。その結果宿主(寄生虫に居所を提供する側の動物または植物の総称)の生体機能に障害または、組織に変化をもたらすことである。感染が起こると宿主はそれぞれ病原体に対して反応を示し、反応が病的な程度に達し臨床症状が現れた病気を感染症という。  現在、抗生剤の普及によりかえって抗生剤が効かない状況になっている。なんでも抗菌性のグッズの増加、ストレスなどによる自己免疫機能の低下もあげられる。 このような状況で、高齢者や乳幼児は容易に感染する可能性がある。  感染症になってから治療するのではなく、感染しないように予防していくことが重要である。  そのためには以下のことについて知る必要がある。 2、細菌とウィルス 1)細菌  細菌は、種類によって形・大きさ・空間配列がある程度一定しており、細菌の分類や診断に有用な役割を果たしている。大きさは。0.5μm~30μmぐらいまであるが、大部分は、1μm~4~5μmの間にある。形は、球状(球菌)、杆状(杆菌)、らせん状(らせん菌:ビブリオ、
  • 日本 感染 高齢者 組織 生物 予防 感染症 ウイルス 分類 微生物
  • 550 販売中 2009/03/19
  • 閲覧(3,399)
新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
写真のアップロード
一括アップロード
管理ツールで資料管理
資料の情報を統計で確認
資料を更新する
更新前の資料とは?
履歴を確認とは?