連関資料 :: 実験

資料:319件

  • SD法実験(印象形成)
  • [問題] 私たちは日頃、様々な色に囲まれて生活している。色彩は固有の感情価を持ち、また、形も例えば円と三角形では異なる印象を与える。一般に、同じ形態でも施された色彩が異なと違った感情的印象を与えることはよく知られている。中野(1972)は形態と色彩の合成図形がもたらす感情価について,形態と色彩の感情価のどちらが予測的であるか検討した。その結果,重回帰分析で多くの尺度において色彩の方が形態よりも効果が大きいことを示した。大山・田中・(1963)によれば、色と温度感の関係として、赤や黄などがいわゆる《暖色》と呼ばれ暖かく感じ、青や緑といった《寒色》と呼ばれる色は冷たく感じると述べている。また、色と重量感の関係としては、芳賀・大山(1959)が「軽いー重い」の7段階スケールで色紙の直感的な印象を調べ、それによると黄〜黄緑〜緑に軽さが、赤や青紫~赤紫に重さが報告された。それと並べて、色と大きさの関係としては、一般に、寒色系より暖色系の方が大きく見えるといわれるものの、実際には明度の影響が著しく、明るい色は暗い色より大きく知覚される傾向にある。(「視知覚1995 松田隆夫」)これらに加えて、色と感情の関係は、一般に暖色系は積極的で活動的な感情を伴い、それに対し、寒色系は消極的で沈静的な感情を伴うとされる。また、白には明るく清楚なイメージを感じ、灰色から黒に近づくと落ち着いた感情から陰鬱さや不安の感情を感じるようになる。柳瀬(1982)の代表的な7色の感情価を7段階評定させた結果の一部(表1)からは、「柔らかいー硬い」と「愉快なー重々しい」での順序、
  • レポート 心理学 視覚 印象形成 力量性 活動性 感情
  • 550 販売中 2006/05/30
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  • ケルビンダブルブリッジの測定実験
  • ・概要 今回はケルビン・ダブルブリッジを使い、金属抵抗を測定した。銅などの金属棒の抵抗は非常に低く、金属棒を締め付ける金属と棒との接触抵抗などの抵抗値の方が大きく、10^-5[Ω]程度の抵抗は通常のホイートストンブリッジなどでは測定が出来ないからである。 実験をするにあたって金属棒の両端をアセトン( )で数百回拭く。その後、乾くとアセトンの被膜が出来るため、それも数百回拭いた。同様に金属の固定器具も拭く。 実験では、外部電源と検流計、金属棒をセットしてRs、Raitoが適正な組み合わせであったら、摺動抵抗Rを左右に動かすことで検流計の針も左右に触れる。その状態で検流計の針が動かなくなったとき、抵抗Xは となる。 銅の理論値はl=50[cm]で断面積を考慮したとき83.65[μΩ]である。温度が20℃で無いとき、R= [Ω]と計算される。測定の結果、4回目の実験で誤差が30%を切る事が出来た。非常に疲れた。 この実験において、より精密に金属の抵抗を測定するためには下準備が非常に大切だということがわかった。 ・実験方法 まず、ケルビン・ダブルブリッジが金属抵抗を精度よく測定できることを調べ、説明する。 1.銅の棒の両端を、アセトン溶液をつけて数百回拭く、その後アセトン被膜を落とすために同じようにして数百回拭き取る。
  • レポート 理工学 電気 電子 実験
  • 550 販売中 2006/11/09
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  • ホーソン実験と人間関係論
  • メリカ合衆国では、人間性の疎外が招いた科学的管理法に対する労働組合の反発、そして1929年に起こった恐慌が引き金となった経済危機などを理由に、科学的管理法の見直しに取り組んでいきました。科学的管理法における最大の問題であった「個人の軽視」の解決の糸口を示したのは、1924年から1932年に渡って、アメリカ最大の通信機器メーカーであるウエスタン・エレクトリック社(The Western Electric Company)が、シカゴ郊外にあった自社のホーソン工場にて、ハーバード大学ビジネススクールのエルトン・メイヨー(Elton. Mayo)や、レスリスバーガー(F. J. Roethlisberger)らと協力して展開したホーソン実験である。これは、従業員の生産性に影響を与える要因はいったい何なのかについて行われました。この実験は、テイラーなどが提唱した、古典的管理論で主張されている内容を実証することを目的としていました。たとえば、作業する部屋の照明の明るさや温度など、物理的な作業条件の変化が労働者の生産能率・生産性を規定するという仮説を実証しようとしたわけです。これがいわゆる「人間関係論」と始まりとされています。  当時、ホーソン工場内の3万人にも及ぶ従業員の間では、不平不満がみなぎっており、工場には娯楽施設や医療制度などはよく整備されていたのですが、従業員達の不満の原因は経営者にはよく理解されていなかったのです。その頃、人間の労働についての科学的研究に関心が高く、栄養、衛生、色彩、照明、換気などの条件が生産性や作業能率にどのように影響するのかという問題が研究課題になっていました。つまり、ホーソン実験は現場における労働環境と、生産性における費用対効果の改善を目的とした実験であり、
  • レポート 経済学 ホーソン実験 人間関係論 メイヨー レスリスバーガー 科学的管理法
  • 550 販売中 2006/10/06
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  • 心理学実験レポート ソシオメトリックテスト
  • 目的  集団における交友関係あるいは関係構造を理解するためには多種多様の方法が考えられる。その一つがソシオメトリックテストである。ソシオメトリー(Sociometry)はソシオメトリックテストの分析技法を表す用語として多く用いられ、その発想は、モレノ(Moreno,J.L.)に始まる。ソシオメトリーの語源は、ラテン語のsosius(social)とmetrum(measurement)、あるいはギリシア語のmetron(measurement)を結び付けたものである。日本語に置き換えれば社会測定、あるいは社会測定法となるが、通常原語のまま用いられている。ソシオメトリーについてモレノは、人間間には基本的に愛憎の問題があるとし、ソシウス(socius)、つまり仲間という基本的社会関係の解明と測定とに焦点をおくソシオメトリーの理論と技法とを展開した。さらにモレノはソシオメトリーを「集団の心理的な特徴を数学的に研究すること」であり、「数量化のための実験的技法や得られた結果そのもの」をさす場合もある。その理論体系は、人間の自発性と創造性を原点とする世界観から始まり、社会構造論、人間関係論、役割理論などさまざまな側面を含む壮大なものとなっている。たとえば彼の社会構造論は「社会的三分法(social trichotomy)」と呼ばれ、我々の社会が、現実に存在する「外部的社会」と、心理的な構造としての「ソシオメトリック・マトリックス」、そしてこの両者の力動的統合としての「社会的現実」から構成されていると主張する。したがって社会的現実を理解するためには、外部的社会と心理的な構造の両者を別個にとらえ統合する視点が必要とされる。外部的な社会の構造は法律などをてがかりに用意に記述しうるが、内的なマトリックスの理解はより困難である。内的なマトリックスには、まず距離を意味する「テレ(tele)」という用語で表される個人間の感情の流れあう現象がある。テレの基本形は、牽引(attraction)、反発(repulsion)、無関心(indifference)である。そして、ある個人は家族・友人などと緊密にテレによって結ばれているが、特定の個人と彼を焦点として集散する一群のテレとは集団関係を構成する機能的な最小単位としてみられることから、これを社会的原子(social atom)という。さらに社会的原子がいくつか結合した社会的分子、社会的分子が相互に連結したもの(いくつかのグループの原子・分子が結びついてネットワーク化したもの)をソシオイド(socioid)とよぶ。  ソシオメトリックテストは、モレノによって「社会集団が組織化されている程度を測定する道具」として定義されているが、一般には集団成員間の人間関係を「選択(親和)」と「排斥(反感)」を軸に分析する手法として知られている。テストそのものは、対象となる集団の範囲や場面を明記した上で、被験者に親和感・反感を感じさせる成員やその理由を列記させるだけで完了する。その際、選択・排斥の人数を制限したり、選択のみあるいは排斥のみについて尋ねることもある。結果はまず、全成員を行と列双方に並べ、すべての選択・排斥関係を記入した「ソシオマトリックス(sociomatrix)」としてまとめられる。ついで、相互選択関係(互いに選択している関係)や相互排斥関係(互いに排斥している関係)を中心に、「ソシオグラム(sociagram)」が作成される。ソシオグラムは成員間の関係を図示したもので、下位集団間の関係や、スターと呼ばれる人気者、集団に溶け込めな
  • ソシオメトリックテスト ソシオメトリー 日本女子大学 実験レポート
  • 550 販売中 2007/12/05
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  • 心理学実験法についてまとめ
  • 心理学実験法についてまとめ、自分の問題意識に沿った実験のテーマや方法について考察しなさい 心理学実験法とは、他の条件による効果を全て一定に保って、一つの条件のみを組織的に操作し、変化させることで、それに伴う事象の変化を観察、測定、記録する、という方法である。心理学における実験は自然界の物理的な現象の解析と異なり、複雑に枝分れしている人間の心理を対象にすることから、しばしばまとめることが難しい場合がある。心理学が近代科学としての立場をとって以来、実験的方法は客観的な説明をもとめるための重要な方法となった。 データ収集法には、観察法、面接法、質問紙法などがあるが、実験法は、他の方法とは違い仮説検証型の研究に都合の良い手法である。実験はフィールドで行う事も可能であるが、自然条件では制約が多いため、さまざまな変数を効果的に操作できるような設備を整えた実験室で行われるのがふつうである。実験で得られた情報は数量化しやすく、データの分析にさまざまな統計学的手法や数理モデルを用いた解析法が積極的に利用される。実験法は一般に最も厳密な方法であると言えるが、決して万能ではない。複雑な人間行動や社会現象は操作可能な少数の変数を用いて容易に捉えられるものではなく、実験的に作り出した環境が実際の社会環境の再現とみなせるかどうか、という疑問が常につきまとう。 心理学実験の客観性という意味は①同一条件下において再現可能である、②因果関係を明確にできる、という意味であるが、これは心理学に限らずすべての自然科学に共通な特徴である。
  • 環境 心理 錯視 問題 人間 自然 比較 方法 測定 考察
  • 550 販売中 2007/12/12
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