連関資料 :: 政治

資料:495件

  • 政治学原論-分冊1 合格リポート
  • 大衆社会とは、大衆の力によりその動向が決定される社会の総称である。主にマス・コミュニケーションの発達、大量生産・大量消費、組織の官僚化や巨大化などによって生じた現代産業社会の様態について言うのである。大衆の政治参加の機会が増大すると同時に、人間の個性の喪失、生活様式の画一化が進行し、政治的無関心や現実逃避が顕著になると言われ、問題視されている。まさに現代社会は大衆社会であると言って過言ではない。  続いて大衆社会の形成について述べる。そもそも大衆社会は冒頭でも述べたとおり、大衆の政治参加の機会が増大すると共に進行した社会現象である。よって封建社会では大衆社会は存在し得なかった。封建社会では王や貴族らに代表される特権階級が、民衆を絶対的権力によって支配していたため、民衆に政治的参加の余地はなかったのである。また、封建社会に基づく政治体制は宗教(主にキリスト教)と強く結びついていた。しかしながら封建社会も徐々に崩壊していったのである。イタリアのルネッサンス期の思想家である、マキャヴェリは著書である君主論で「君主は、宗教的な理由づけや倫理的正当化を一切排除して、政治をありのままの姿で捉える
  • 日本大学 通信教育部 0210 政治学原論 大衆社会 分冊1
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  • 宗教改革の展開を政治との関連において説明せよ
  • 「宗教改革の展開を政治との関連において説明せよ」  宗教改革の起こった背景からみていく。  背景はいくつもあるが、ローマ・カトリック教会の搾取に耐えかねた、各国のキリスト教徒の民族主義的な抵抗をまず挙げることができる。自領・自国の教会財産を没収し、領民・国民の支配しようとする、世俗権力者の野望もその一つである。また、1348年のペストの大流行による民衆の激減により、人々は救済を求めていったのである。しかし、民衆を救うのが宗教であり、教会であったはずが、当時の教会は分裂によりその権力を低下させ、身近な聖職者達は堕落し、もとより末端の聖職者を養成する教育機関が無かったのである。  このような中、マルティン・ルターの宗教改革はドイツでおこる。次に宗教改革の推移についてみていく。 宗教改革の発祥のドイツは当時、一つの主権国家ではなく、神聖ローマ帝国と称し、三百余の領邦と帝国都市の連合体であった。七名の選帝侯が皇帝を選ぶのだが、事実上、ハプスブルグ家が帝位を世襲していた。帝国内の支配権強化をねらう皇帝と、領邦国家化をもくろむ諸侯とが何かにつけて対立していた。したがってドイツはローマ教会に対する宗教的な闘争が、ローマ教会の守護者を自任する皇帝に対する政治的な闘争と結びつきやすい状況にあったといえる。さらにドイツにはローマ教会に批判的な人文学者がいたことや、論争を瞬時に拡大する大量宣伝手段となりうる印刷術が発達していた。一介の進学教授の投じた一石が大きな政治的・社会的運動を触発する条件が揃っていたのである。 ドイツの宗教改革は1517年に始まる。この年、マルティン・ルターは「95か条の提題」を発表する。これはローマのサン・ピエトロ大聖堂再建費用調達のための贖宥状の販売を機に、免償による罪の赦免というカトリック教の教理にたいして疑義を呈していた。免償というのは、在任が教会に蓄積されているキリストともろもろの聖人の功徳にあずかることによって罰を免じられることである。贖宥状はかつて十字軍遠征やローマ巡礼にたいして与えられた。これが簡単に買えるというのだから、罪の意識にさいなまれ、救いを求めていたキリスト教徒にとってこれほどありがたいことはない。しかし、ルターは、金で罪を贖えることや、教会が罪を神にかわって赦すことを不可能であると考えた。人が犯す罪よりも堕落し腐敗した人間性そのものが問題と考えたからである。ルターは信仰や善行によって救われると説いたのである。 ルターの「提題」は活字印刷されて流布し、反響を呼んだ。民衆はルターの教えに救いを信じた。しかし、ローマ教皇はカトリック教会の危険を感じ破門としたが、ルターは精力的に著作活動を続けた。帝国追放を言い渡されたルターはザクセンの選帝侯フリードリヒに保護され、この間ルターの蒔いた種は、様々な政治的・社会的要求と絡み、内乱の嵐を巻き起こす。 「貴族戦争」や「農民戦争」がおこり、その後、宗教改革は領邦君主によって遂行されていく。ルターと宗教改革とに敵対的であった皇帝カール五世はオスマン・トルコ勢力との対抗上、諸侯の協力が不可欠と見て領内の宗教改革を許し、改革派諸侯はルター派の教会制度を採用する。更に改革派はシュマルカルデン同盟を結成し、シュマルカルデン戦争が勃発。後にアウクスブルグ宗教和議が締結される。これにより諸侯は、カトリック教会かルター派教会の選択権を獲るのである。これ以後、ドイツ以外のデンマークやスウェーデン等の北ヨーロッパ諸国に根を下ろすのである。 次にジャン・カルヴァンの宗教改革についてみていく。 カルヴァンの神
  • レポート 史学 ルター 宗教改革 カルヴァン
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  • 政治的無関心の三形態についての分析
  • 政治的無関心の三形態についての分析 はじめに  私は政治に関心をもっているが、なかでも今最も興味があるのは政治的無関心である。政治的無関心とは様々なタイプに分類できるが、中でも  屈折的無関心:本当は政治に参加したいという欲求を持っているが、自分が参加しても大した影響は及ぼせないと考えて政治に距離を置いている状態。  伝統型無関心:政治的な情報・知識を持っておらず、政治は自分と無縁なものと考えるタイプ。 現代型無関心:政治を他人事のようにとらえ、政治に関連したいという気持ちをなくしているタイプ。非行動的で傍観者的な態度。    などがあげられる。国民はどのような政治的無関心に陥っているのか。本調査で分析する。また、上記のように類型はいろいろあるが、本調査ではそこまで調べられないため割愛する。  そして、政治的無関心に陥っている人はどのような環境の人が多く、どのような行動を起こす傾向があるのか。本調査で分析していきたい。  なお、金沢調査のデータは2007年7月29日の参議院議員選挙の約1ヶ月後の8月27日から1週間後の9月3日までの間に本選挙の意識調査を金沢市の有権者を対象に実施した。 金沢調査の概要 母集団 金沢市選挙人名簿 金沢市の有権者36万人から無作為に抽出した1500人を対象 回収方法 「郵送」 回収率 サンプル数:1500人 回収票数:771人 有効回収率:51.4% 1.本調査で求める事柄 (1)なぜ政治的無関心は起こるのか。 (2)政治的無関心に陥っている人はそれぞれに際立った際は見られるか。またそこから映し出される日本の政治的無関心の問題点は何か。 2.分析 (1)‐1 概要  まず政治的無関心の概要を知るためにQ8の棄権理由を使用する。 [表1] 棄権した人の棄権理由 棄権した人 パーセント 用事 35 11.9% 病気 21 7.1% 面倒 15 5.1% 無関心 28 9.5% 情報不足 25 8.5% 選挙のしくみ不明 5 1.7% 投票しても結果同じ 23 7.8% 無風 10 3.4% 無期待 53 18.0% 変わらない 62 21.1% その他 17 5.8% 294 100% 政治的無関心である屈折的無関心、伝統的無関心、現代型無関心は上の表でおのおの  ①屈折的無関心:「投票しても結果同じ」「無風」「無期待」「変わらない」の4つ        回答数148(多重回答可) 全体の回答% 50.3% ②伝統的無関心:「情報不足」「選挙のしくみ不明」の2つ        回答数30(多重回答可) 全体の回答% 10.2% ③現代型無関心:「面倒」「無関心」の2つ        回答数43(多重回答可) 全体の回答% 14.6% に分けられる。これからの分析・考察はQ8の棄権理由でどこに回答したかで政治的無関心の3つの形態に分けたものを使う。なお、用事、病気、その他は政治的無関心に関連がないため省くとする。 (1)-2こるのか  まず、屈折的無関心は何によるものなのか。説明変数に屈折的無関心、被説明変数にQ18年齢を掛け合わせてみる。そしてカイ2乗検定・クラマーのV係数を用いる。 [表2]屈折的無関心と年齢のクロス集計表 年齢     20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-79歳 80歳以上 NA 合計 屈折的 無関心 度数 11 20 20 24 7 6 3 1 92 % 20.0% 22.0% 19.8% 13.4% 4.4% 4.6% 5
  • 政治学 政治 政治的無関心 屈折的無関心 伝統的無関心 現代型無関心 レポート 調査 SPSS 社会学 投票 選挙 参議院 投票行動
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