連関資料 :: 教育原理

資料:402件

  • 教育原理(1分冊)平成19年版
  • ルネサンス とは人文主義的な文化運動で、それは古代ギリシア・ローマの華やかな頃への憧れが背景にあった。そして、中世に否定された人間関心の復興を目指しての知的・美的・社会的運動であった。ここに再び時代の文化の変化が伴い、かかわって教育をめぐる諸事態も動くこととなった。  キリスト教思想を中心に作り上げられた中世の思想と生活と教育の論理的統一性は、個人としての人間の目覚めによって打破され、いわゆる近代を特色づける様々な興味や活動が起こってくる。中世に生み出されたこの世界観や人間観(ヒューマニズム)の特徴として、人間の自由の尊重、現在の幸福を求めること、楽天的なものの考え方、人間の肉体にも価値を認めるようになったことの4つがあげられる。人間の精神と同じように肉体にも価値を認めるようになったことで、体育も盛んに行われるようになっていった。 体育と遊戯を重んじる楽しい学校をつくったヴィットリーノ(1378~1446)は、体罰を嫌い、生徒の学習意欲を尊重し個人の能力に合わせた教育を行なった。盛んに体育を取り入れ、「知育・徳育・体育の全人教育によって調和の取れた人間の育成をめざした教育」(注1)
  • 宗教 子ども 学校 教師 社会 文化 体育 人間 思想
  • 550 販売中 2008/03/18
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  • 教育原理(2分冊)平成19年版
  • 教育課程は,学校の指導のもとに生徒のもつすべての経験や活動の系列である。生徒が望ましい経験を重ね,有効な活動を行うためには,学習内容の計画のみでは十分ではない。学習内容のよい選択とともに,優れた学習指導がそれに伴わなければならない。学習指導が適切に行われることで,はじめて望ましい知識・理解・態度・習慣・鑑賞・技能を養うことができる。 学習指導は教育内容から離れ,それだけが独立して存在するものではない。個々の教材をよく研究し吟味することで,それに最も適した学習指導が考え出される。また教育課程が生徒の発達に即さねばならないため,同時に学習指導が生徒の発達に応じたものでなければならないことを意味する。ゆえに、生徒理解が有効な学習指導を考える基礎となる。すなわち,教材の研究と生徒理解とは,学習指導を考える場合の基礎となるのである。  一般に学習とは環境との相互交渉を通じてである。環境から様々な情報を受け取り、その情報に基づき反応し、その反応に対するフィードバックを受ける、こうした環境との相互交渉の結果が学習である。そのため、学習の成立には、学習の成立が期待されるような環境設定が必要となるのであ
  • 環境 情報 教師 指導 発達 学習 学校 生徒 問題 教育課程
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  • ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。
  • .『ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ。』 ペスタロッチーは子供は生まれながらには未だ動物的で、この動物的衝動を根絶することこそが教育であるという古い考え方に反対し、ルソー同様に、子供には将来発展する素質が備わっており、この素質が発達するように助成するのが教育と考えた。 すなわち、真への認識、美の感情、全の力などこれらはすべての子供が生まれながら有しているものであり、子供の本性は白紙であるというロックのようなダブラ・ラサ説とは異なり、既に内的に能力を有しているのであり、これを自然に即して伸ばしていく、いわゆる「有機的・発生的」教育観を提唱している。「有機的・発生的」での、「有機的」とは子供の内的素質を重視するという点であり、「発生的」とは、自発的な成長を促しているという事である。 また、ペスタロッチーは人類の進化を自然的状態、社会的状態、道徳的状態にわけている。 まず無邪気さが現われ、次第に我欲のために粗暴になるにで、社会には我欲を抑える法秩序が求められる。さらに我欲が抑えられることによって、道徳的状態に到達するのである。つまりは、人間性が形成される時にこの道徳的状態に到達させることが教育の目的としているのである。 ペスタロッチーの教育方法の重要な柱として「直感の原理」があげられる。ペスタロッチーは直感はすべての認識の基礎であり、そのために教育方法はまずは直感的でなければ無くてはならないとしている。これは、ペスタロッチー自身が否定した、タブラ・ラサ説、特にロックも同様に最初になすこととして感覚的訓練を挙げているので、実は最初の団では煮ている部分もあるといえよう。しかし、この直感はまだ素材であり、この混沌とした素材に秩序を与え明瞭な概念にまで高めることが求められる。  つまり、もっとも容易なことから始め、先に進む時にこれを完全に仕上げ、順序を追って進んでいくことで、僅かだが確かなものが蓄積されていくという事である。  さらに、ペスタロッチーは直観が三要素から成り立っている事を発見しこれを「直感のABC」名づけている。「直観のABC」とはつまり、直感は、数、形、語の三要素からなっており、この三要素の基本的な部分を学習することが重要であるとしている。それゆえに、子供の教育においてはまずはこの三要素の学習から始めなければならないわけである  この三要素の各々の領域について、「暗い直感から規定された直感に、規定された直感から明晰な表象に、明晰な表象から判明な概念に導くこと」が求められる。このように教育方法を根源的要素にまで遡って単純化することで、その要素から確実性を有する合自然的な教育の実行が可能になるとされている。  では、この三要素の教授はどのように行われるべきなのであろうか。まずは数の教授から見てみよう、この目的はどれだけ多くの対象が目の前にあるのかを明確に学習することである。  算術の基礎は1から10までの数の概念をはっきりと直観し得るように子供に見せることからであり、その上で足し算や掛け算、引き算に進むことができるとしている。 ここで注目したいのが、足し算の次に掛け算し、その後引き算をするという順番である。我々が受けてきた初等教育では、従来足し算の後に引き算をまなんでいる。しかし、ぺスタロッチーがここで掛け算を持ってきているということは、つまり数を増やすということを学んでしまった後、数を減らすということを学んでいるのである。 ペスタロッチーの教育論の根底にある単純な事象から、順序を追って複雑な事象へ進むということがここでも主
  • レポート 教育学 教育原論 ペスタロッチー 直観の原理
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