連関資料 :: 博物館レポート

資料:25件

  • 博物館レポート(国立国際美術館)
  • ? 博物館の基本データ     国立国際美術館は、国内外の現代美術を収集・展示する、独立行政法人国立美術館が管轄する美術館。1970年(昭和45年)に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会において、世界各国の美術品を展覧するために建設された「万国博美術館」の建物を利用して1977年(昭和52年)に開館。以後、現代美術を主に展示してきたが、建物の老朽化と収蔵スペースの不足に伴って万博記念公園から大阪市の中之島に新館を建設して移転した。現在の美術館は2004年(平成16年)年11月に開館した現在の美術館は、大阪市立科学館の敷地の地下を利用した、完全地下型美術館である。なお、万博記念公園の旧国際美術館は取り壊された。    開館時間は10:00〜17:00(入館は16:30まで)。休館日は月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日が休館)と年末年始(12月28日〜1月4日)、他に展示替えのため休館することがある。常設展示の観覧料は一般420円、大学生130円、高校生70円。小・中学生、65歳以上、心身に障害のある方及び付添者1名は無料で観覧できる。建物の設計はシーザー・ペリ&アソシエイツジャパン事務所。地下3階 、地上1階からなり、施設はすべて地下にある。 ? 収蔵と展示の概要     主に第二次世界大戦後の国内外の現代美術を収蔵し、期間ごとに定期的に入れ替え展示を行っている。企画展は戦後の現代美術だけにとどまらず、さまざまなジャンルの展覧会を開催している。12月6日現在、企画展示『もの派―再考』展、常設展示「コレクション3」、「瑛九フォトデッサン展」が開催されている。開催中の常設展示「コレクション3」は、所蔵品の中から国内外の現代美術を紹介し、『もの派―再考』展、「瑛九展」の開催にあわせて、これらと同時代の1950〜70年代を中心とした戦後の日本の美術を紹介している。
  • レポート 博物館学 国立国際美術館 展示学
  • 550 販売中 2006/11/06
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  • 博物館レポート(兵庫県立美術館)
  • ? 博物館の基本データ 兵庫県立美術館は、もともと神戸市王子公園にあった兵庫県立近代美術館のコレクションを受け継ぐ形で平成14年4月に開館。入館料については、常設展は大学生400円、特別展とのセット割引では240円となる。ちなみに兵庫県内に在住・在学の中学生と小学生はココロンカード持参で無料となり、コレクション展、特別展ともに障害者(介護者を含む)および兵庫県内在住の65歳以上は半額となる。 開館時間は午前10時から午後6時まで(特別展会期中の金曜日と土曜日は午後8時まで開館)、休館日は月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日)と年末年始、およびメンテナンス休館(2006年1月21日〜2006年1月25日)。美術館内にはレストラン、カフェ、ミュージアムショップの他、貸し施設としてミュージアムホール、レクチャールーム、ギャラリー、アトリエが、資料の閲覧や映像の鑑賞ができる美術情報センターが併設されている。 現在の所蔵作品数は約7,000点であり、2002年度の入館者数は約103万9千人。 ? 収蔵と展示の概要    ホームページによると、コレクションは大きく海外の彫刻、日本の彫刻、海外の版画、日本の版画、兵庫ゆかりの洋画、兵庫ゆかりの日本画、日本近代の名作、現代美術に分けられる。地元出身である金山平三と小磯良平については、それぞれ個人の記念館が設けられている。特に地元兵庫県の近代以降の絵画作品と、近現代の彫刻作品の収集に努めているようである。    当博物館では、所蔵作品の展示を「コレクション展」と呼んでおり、さらにコレクション展は、神戸にゆかりのある二人の画家である小磯良平および金山平三記念室の展示、収蔵作家や作品に関連した展覧会である小企画、テーマを設けコレクションを重点的に紹介する特集展示に分けられる。
  • レポート 博物館学 兵庫県立美術館 展示学
  • 550 販売中 2006/11/06
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  • 博物館レポート(大阪市立東洋陶磁美術館)
  • ? 博物館の基本データ 大阪市立東洋陶磁美術館は、住友グループ21社から、965件、約1000点にのぼる優れた東洋陶磁を集めた安宅コレクションの寄贈を受けたことを記念して、それを収蔵し、ひろく一般に公開するため、1982年に大阪市によって設立された。 設立以来、多くの寄贈者の好意により館蔵品は増加の一途を辿り、現在では母体である安宅コレクションを合わせると約2000点に達している。そのうち、とくに1999年の李秉昌氏からのご寄贈によって韓国陶磁は飛躍的に内容の充実を見た。こうしたコレクションの膨張に応えるべく、また、同時に日本陶磁の常設展示をも可能とするため、新館を増設した。 観覧料は一般600円、高大生450円、中学生以下は無料である。開館時間は午前9時30分から午後5時まで、休館日は毎週月曜日(その日が祝日の場合は開館し、その翌日が休館)、祝日の翌日(日曜日を除く)および年末年始(12/28〜1/4)である。 ? 収蔵と展示の概要 当美術館では、展示の概要を大きく四つに分けることができる。日本陶磁、韓国陶磁、中国陶磁、そして李秉昌コレクションである。展示室は11室あり、韓国陶磁→日本陶磁→中国陶磁→企画展示という展示の流れになっている。展示の動線の役割については後述する。高麗・李氏朝鮮時代の朝鮮陶磁、中国陶磁を中心に、国宝 2件と国指定重要文化財13件を含む約2000点が収蔵されている。 今回見学した時には、常設展「東洋陶磁の展開」が開催されていた。これは、中国陶磁・韓国陶磁・日本陶磁を各陶磁史の流れに沿って、安宅コレクション・李秉昌コレクションなどの代表的な館蔵品約310点によって、展示するものであり、東アジア全体の陶磁文化の流れを一度に鑑賞することができた。
  • レポート 博物館学 東洋陶磁美術館 展示学
  • 550 販売中 2006/11/06
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  • 国立歴史民俗博物館訪問レポート−民俗的観点を中心に−
  • 1、はじめに  8月23日、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館を訪ねた。やはり国立というだけあり、壮大なスケールに豪華絢爛たる内容だ。常設展示は5部門に分かれ、縄文時代人類のあけぼのから近代日本まで、豊富な資料を基に日本列島に住んでいた人々の生活、習慣を探ることができる。しかしながら、当然そのボリュームは半端ではなく、十分に堪能するには、かなりの時間を要するであろう。実は、私がここ「歴博」を訪れたのは今回が初めてではない。3年ほど前にも一度見学に来たことがあるのだ。しかしそれは学校の社会科見学という形であり、限られた時間と資料の膨大さゆえ、「歴博」の魅力の半分も楽しむことができなかったように思う。そこで前回見られなかった分を補うべく、再び「歴博」に足を運んだ次第である。今回は特に民俗的な観点を中心にして、日本の歴史について探っていきたい。 2、館の全体像・その中での民俗の位置付け  1981年に生まれた「歴博」は大学の学術研究を目的とする施設であり、学界を先導する研究機関となるべく、文献史学、考古学、民俗学を中心とした総合的な日本史を追及し、その成果を日々情報発信している。  展示方法の特徴としては、リアルに再現された模型、音響、グラフィックパネル等を効果的に用いている点で、一般市民にも分かりやすいつくりとなっている。特に、ふんだんに使われたジオラマは、子どもでも楽しめるであろうし、各時代での日本の町並みを、あたかも上空から見下ろしたように見ることができるというのは非常に面白い。  また、この他に気づいたことといえば、ガラスケースに入れずに直に展示している資料が多数ある、ということだ。おそらく、それらは模造品なのだろう。このような展示方法のメリットは、見学者と資料との間を隔てるものがないために、より身近に資料を感じ、深い共感を呼ぶという点にあると思う。
  • レポート 日本文化 民俗 博物館 他界観 あの世
  • 550 販売中 2006/01/14
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