連関資料 :: 心理学

資料:2,015件

  • 社会心理
  • 社会心理学は、私にとって大変興味のある分野である。人々の内面を主に対象にすることによって、社会のさまざまな現象の原因を読み解き、その解決策を模索してゆく。これは、人の存在を抜きにしては成り立たない、社会科学の中でも最も人間を集中的に研究している分野なのではないかと思う。今回のレポートの参考文献としては、『社会的ジレンマ〜「環境破壊」から「いじめ」まで』を読んだのだが、私が認識したことのなかった、「社会的ジレンマ」という概念を新しく学んだ。「社会的ジレンマ」とは、個人が自分の都合を優先させて行動すると社会全体の、そして長期的には個人の「暮らしやすさ」が下がってしまう状況を指す。それは日常生活の些細な出来事、さらには環境問題という人類にとって最大の課題とされる問題にまで、その原理が働いているということを知り、重要な概念なのだということを痛感した。 本文の内容としては、まず社会的ジレンマがいかなるものかを紹介され、その具体例が示されている。次にそれが起こる、人間の内面(モチベーション)および外面(インセンティブ)への考察が行われ、人間の感情と、合理性の相互の関係が述べられている。
  • レポート ジレンマ 飴とムチ 社会学 心理
  • 全体公開 2006/09/30
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  • 教育心理
  • (1)あなたが大切なことを記憶するときの、あなたのやりかたについて、文を綴ってみましょう。    英単語を覚えるときのやり方を書こうと思います。  ひたすら紙に書くという方法です。赤シート等で隠してチェックできない教材の場合は、先に単語帳を作っておきます。声を出せる場所にいるときは、その英単語を発音して書いて、発音して書いて、を繰り返します。1個の単語をもういいかなって思うくらい書きます。○個ずつと決めると、数える方に意識がいって、覚えられないからです。それがある程度進んだら、覚えたかどうか、チェックしていきます。覚えていなかったものについては、再度何回か書きます。この作業を全部覚えられるまで繰り返します。大学受験時には、暗記物は寝る前にやるといいという話を聞き、実行するようにしていました。   
  • レポート 教育学 短期記憶 長期記憶 維持リハーサル 精緻化リハーサル メタ認知
  • 550 販売中 2005/07/17
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  • 心理
  • 発達の概念や理論及び発達における諸問題について 発達とは個体が受胎から熟成するまでの内的心理傾向(能力、性格特性等)の変化である。原則として発達は、常にそれ以前の過程を基礎として生じる。発達的変化はいつも同じ速度で進行するわけではなく、器官や機能によってそれぞれ特有のパターンがある。(大脳などの中枢神経系の発達は生後急速に進んで、12歳の頃には成人と同じレベルに達するが、身体的発達は20歳前後で成人のレベルに達する。) 発達の理論について  発達段階というものがある。発達段階とは、他の年齢時期とは異なる特徴を持っている年齢時期のまとわりをさす。個体の発達過程がなだらかな連続的変化だけでなく、飛躍的に進行する非連続変化をも表すと考えるとき、相互に異質で独自の構造をもつとされる一定の区分された時期である。そこでエリクソンの発達段階について述べてみる。  エリクソンの提示する発達段階では、出生から成人に至る期間だけではなく、成人期をいくつかの段階に分けているのが特色である。全体は8つの段階に分けられているが、1つの段階から次の段階へと進むごとに、人はいろいろな心理社会的危機に直面するというのである。またそれぞれの段階における危機をどのように解決していくかが、それ以後の段階における危機にどのように対処していけるのかを決定すると考えるのである。  ①口唇・感覚器(信頼対不信)(0~1歳)②筋肉・肛門期(自立対羞恥)(1~3歳)③運動・性器期(進取性対罪障感)(3~6歳)④潜在期(勤勉性対劣等感)(7~11歳)⑤思春期(同一性対同一性拡散)(12~20歳)⑥若い成人期(親密対孤独)(20~30歳)⑦成人期(生殖性対停滞)(30~65歳)⑧成熟期(自我統合対絶望)(65歳~) それぞれの段階の名前の後のかっこの中に対で示されているのは、前がその段階の発達課題がうまく達成された場合で、後ろがうまく達成さらなかった場合である。例えば、⑤(同一性対同一性拡散)とあるが、前者は「自分とはどんな存在か」「自分はどうなっていくのか」などの問いに自分が答えられる場合のことで安定し、社会的に適応した生活をすることができるが、後者はこのような問いに答えられず、「自分はいったいこれでよいのか」「自分はどうなっていくのかわからない」などと考えて苦しむわけで、それが同一性拡散なのである。  エリクソンによれば、人は内面的な欲求と外部からの要請との間の葛藤を認識し、ジレンマに陥るが、そのような危機を克服することによって次の段階へ進むわけであるから、それぞれの段階はお互いに関連したものとして考えられており、個体と環境との相互作用が重視されているといえよう。  2、発達の諸問題  最近では子供の虐待の問題になっている。そこで虐待について調べてみる。  子供の虐待は古くも新しい問題である。その歴史を辿れば、世界的に「子供の人権」が認められるようになったのは第2次世界大戦後である。大人の生存そのものが危機状態にある中で、子供は弱者であり、それゆえにまた宝でもあった。そもそも虐待というのは、一方が他方を不適切に、または不公平に取り扱うことである。ただ暴力性や残虐性のみを示すのではない。  虐待には4つのタイプがあり、それを述べてみる。  ①身体的虐待:外傷の残る暴行(あざ、骨折、刺傷、火傷など)、あるいは、生命に危険のある暴行(首を絞める、布団蒸しにする、食事を与えない、冬に屋外にしめ出す、一室に監禁するなど)、  ②ネグレクト:遺棄、衣食住や清潔さについて健康状態を損なう放置。栄養不慮、極端な
  • 発達 問題
  • 550 販売中 2007/12/20
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  • 教育心理
  • ☆児童期、青年期において社会的認知(社会性の発達、対人関係(親・仲間))の拡がり、自己意識などがどのように変化するかをまとめよ。 【児童期】  児童期は、「集団生活を通して人とのかかわり方やコミュニケーションを学び、さらに心と体も成長する大切な時期でもあり、基本的な生活習慣はもとより、集団の遊びを通して友達との関係から社会と自分との関係を見つけることができる時期」である。  就学により子どもは学校という新しい生活空間を得る。このことにより対人関係が変化・拡大するとともに、時間割や教科書を理解することや、教師による一斉授業での説明や話し言葉の理解することなどが求められるようになる。それだけでなく、自分の考えをまとめて発表したり、記述したりと、伝達され交流する多種多様な情報を効率よく、適切に処理する事も要求されてくる。 ・・・ 【青年期】  青年期は、「一生のうちで、身体的、心理的、社会的にもっとも変化の著しい時期である。心理は激しく揺れ動き、不安定になりがちである。さらに親への依存に別れを告げて、同世代の人達との交わり、同性や異性の友人、先輩など対人関係の広がりの中で自分を見つめ直し、自己の同一性を獲得していく時期」である。身体・性的成長を契機として、性役割観を形成したり、様々な課題を受容・解決し、自分自身に対して関心を抱くことになる時期でもある。 B5・400字換算で約7~8ページ
  • 教育心理学 教職 教育
  • 550 販売中 2007/11/19
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  • 教育心理
  • 子どもの「個人差」について述べよ。 同じ親に生まれ、又同じように育てられた兄弟姉妹でさえも、性格、知能、顔つき、体つきなどが異なることは誰もが経験し、知るところである。又母親達が「同じ様に育てたつもりなのに、どうしてこうも違うのかしら…」という会話を聞いた者も多いだろう。 このように、同じ親から生まれた兄姉でさえ違うのであれば、「10人10色」で10人いれば10人、1人ひとり皆違った個性や体つき、知能、考え方をもっている。これらの違いを総称して「個人差」という。 この個人差は、遺伝によるものか、環境によるものかについては心理学において多くの議論がなされてきたが、多くの研究調査により遺伝・環境、両方に影響されながら形成され、独自の「個人差」が形成されると言われている。 例えば子供時代の虐待が反社会的人間を作るとよく言われているが、ある新しい研究の結果、ある種の遺伝子を持つ人にはこれが事実であり、虐待と非行が関連付けられた。しかも虐待を受けていなくても多少反社会的傾向さえあった。そして、虐待を受けた人はそうでない人に比べて4倍の強姦、強盗、暴力の罪を犯していた。しかし、虐待だけでは犯罪の原因にならず、その遺伝子をもつ必要があり、またその遺伝子だけでも犯罪の引き金にならず、虐待の条件が必要であった。  その反面、遺伝的な制約を受けてきた子供であっても、その子を全面的に受け入れ、愛してくれる存在に出会い、辛抱強く教育されていく中で、ずば抜けた知能を発揮し開花していく子ども達もたくさんいる。 私たちは、子どもには個人差があること、その個人差には必ずさまざまな要因があることを理解するとともに、教育者の個人差もまた、子どもたちのパーソナリティ形成のための要因となることを理解し、そして「差は差別の差」ではなく、「差を認識し肯定・受容するもの」であり、その「個人差」を開花させた一人ひとりが協力して「より良い社会」を作り出していく事が出来る事を認識する事が重要である。また、この事を子どもたちにも伝えていかねばならない。私たちが子ども達の「個人差」にしっかりと目を向け向き合わなければならない理由はここにある。 ①知能について;一つの運動または学習を行うに当 たって、それを実現するために費やされる時間は、子どもによって個人差がある。このような個人差は、個人的要因により決まる。この個人的要因を説明するために用いられるのが知能である。スイスの児童心理学者の発達的認識論者Jピアジュは、子供の知能や発達に関して、画期的な理論構築を行い、子どもの知的発達が段階を追って進む事を発見し、心理学の発展に大きな影響力を与えた。 ①感覚運動的知能期(0-2歳):乳児は、対象の認知を感覚と運動によって行う。やがて、意図的に人や物などの対象に働きかけるようになる。8、9ヶ月以降では、じゃまになるものを退けてボールを取る、というように、手段と目的を結ぶ関係が成立し、この時期の終わりには、見えなくなったものを探すというような行動が起こる。②前操作期(2-7歳)行為が内面化し、「ごっこ遊び」をする様になる。しかし、思考は自己中心的である。③具体的操作期(7-12歳)この時期の間にもろもろの保存が成立し、可逆的操作(例えば、AとBのコップがあり、BのコップはAよりも細長いが、入る量は同じだとしても、『このコップはやせていても、Aのコップと同じくらいビーズが入っている』と判断できる。たとえみかけが違ってもビーズの量は同じであるという思考が働くこと。)も行えるようになる。自己中心性も脱し、他者との相互作用
  • 子供の個人差 東京福祉大 レポート
  • 550 販売中 2008/01/07
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  • 臨床心理
  •  臨床心理学における人間理解の必要性および面接場面における留意点について述べよ。 1900年、フロイトが44歳の時に考察された精神分析は、最も早く開発された心理療法で「人の話を聞くこと」の大切さを強調した。その後、対話だけに依存していては完全な人間理解は出来ないことも明らかになり、そのクライアントが持っている症状も問題が深い時には、薬物投与をして対話を可能させたり、夢や絵画、箱庭などのイメージによる表現に頼ることが必要と考えられ始め、今日における心理療法の発展がある。 誰かが悩みをもって来たときに、治療者は、「その人かかえている悩みを尊重」し、このように抑圧され見失われている真の自己を再発見し、自分の個性的スタイルや可能性を含めて、人間として全体的機能を回復することに中心的力点を置くために、相手の全人格を理解する様に努める。とくにクライアントが神経症的な傾向が強いほど、因襲や安定のために自らの可能性を制限し、あるいは自分自身を抑圧し、みないようにしている(防衛機制)ことが多い。 こういう状況化の中で、治療者がクライアントの「全人格についての理解」をすることは容易でない。お互い育ってきた環境も異なれば、価値観も好みも違う「赤の他人」である。この事を踏まえた上で治療者は「聴く」ことを始める。普通の人のするように、環境に働きかけ早く片付けるのではなく、「聴く」とは、的確な応答により相手の心情を理解する事であり、安易な同調・同情ではなく、「共感」しながら聴いていく態度と共に、常に判断の自由を保有している事も必要とされる。共感とはクライアントの経験・心情を私しないで「受容」する事で、また、カウンセラーの「温かい」「優しい」雰囲気も非言語的コミュニケーションには必須である。この様にカウンセラーの共感、理解等々に支えなられながら、「ありのままの自己」が表現されることによって、クライアントは自己の深層、可能性に目覚め、全体的な適切な動きができるようになり、全身的生命が回復する、要は「ありのままの自分」が生かされるようになると言って良い。 しかし現代社会では、「雑多社会」のごとく様々な文化、家庭環境、生活環境、地域社会を背景に生活しており、「その人自身」を理解する事は容易ではない。したがって、治療者は、主観を入れた浅はかで短絡的な考えによって「クライアントを理解した」と考えてはならず、本当の意味で「理解しよう」とするならば、その人自身の歴史は無論の事、周囲の環境、家庭、学校、地域も含めて理解しようと努めなければならない。  例えば、経済学部3年生の男子学生が3年生も終わりに近づいた1月下旬に「最近、やる気が出ない。結局は自分が何者かということがわからなくて悩んでいるのだと思う。早くこの状況から抜け出したい」と相談しにきた。申込票の家族欄を見ると、彼の家族は、父、母、そして彼自身の3人で、性格記述のところには「父親について」だけ「厳しい」と書き込まれている。 この学生は、3年生も終わりになって卒業後の進路が差し迫った現実の問題として問われるころに追い詰められた時、この様に来談した。進路の問題は彼に自分の一生の重大事を、これまでのパターンのように父親の意志に追従して決めていいのかという問いに直面させることになった。それはまた、父親との関係だけではなく、人間関係一般において、単に相手に合わせるのではない、自立的なあり方を模索することにもつながっていた。結果として、これまで父親に追随しながら父親を嫌悪し避けていた男性が、思い切って父親に正面から立ち向かうことで、父親と対等
  • 臨床心理学 人間理解 面接 留意点 東京福祉大 レポート
  • 550 販売中 2008/01/07
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  • 臨床 心理
  • 心理療法について  人の心を論理的に考え人間を理解しようとした実証的科学が心理学である。それは20世紀に入り人間の環境への適応という問題を解決するための理論及び技術を研究する臨床心理学と共に発達した。その臨床心理学を臨床の場で応用するのが心理療法である。  現在行われている心理療法にはさまざまな種類があり、その理論的背景や技法もさまざまである。ここでは、それらの技法を4種とその他に分けて考察する事で概要を理解する。  ⑴支待法   支待法は、不適応の状態にある個人に「支待的な援助」を与えるものである。この方法には、症状の軽い個人に対する助言や説得・元気づけ等から、暗示をかけ薬物を使うものまで幅広く行われている。臨床の場では、困難や不安を相談者が受容しながら、当面の症状の除去や軽減に主眼が置かれ、緊張の状態を安定に導くため「支持」がなされる。適応能力の回復と維持を可能にするための援助だけでなく、クライアントと治療者の間のコミュニケーション回路をつくるためのラポール(心を開いた信頼関係)を得るための、すべての療法の基本となると考えるべきである。 ⑵表現法  表現法とは、絵画・箱庭・遊戯等の言葉や動作・遊び・イメージ・作品などを通して,不適応の背景にある抑圧された不満や攻撃感情などを浄化させたり,自己治癒力を高めながら人格の発達を促そうとする技法である。一言で言えば非言語的(non verbal)な表現手段を用いた心理療法である。 ①絵画療法;詳細な実施方法は治療者により適当にアレンジして用いられることも多い。②箱庭療法;「自由にして保護された空間」を提供することを強調し、それにより自己治癒能力が発揮されるとした。③コラージュ療法;雑誌から切り抜いた写真や絵を画用紙に貼って作品にするという方法。この方法が本格的に心理療法として用いられる様になったのは、1980年代の後半からで、主に集団療法の場で導入されることが多く、絵画療法に比べて⒜絵を描くことに抵抗がある人でも導入しやすい。⒝技術的に簡単なので、適用の年齢を問わず、急性期を除く分裂症から精神遅滞児にも広く適用できる、などの特徴がある。④音楽療法やそのほかの芸術療法として詩歌療法(俳句、連句療法)、心理劇(サイコドラマ)や舞踏療法(ダンス・ムーブメント・セラピー)などがある。 ⑶洞察法 症状や不適応の原因について,クライエント自身が自己の病理性に気づき、その意味を納得し、人格の再統合と自己実現的に生きる構えを作り出すよう援助する心理療法が分析的心理療法とクライアント中心法で、この分野に入る。  ①精神分析的心理療法;精神分析的心理療法では、夢や自由連想の分析と解釈が行われる。フロイトは神経症やヒステリー患者の治療経験から、本人の意識にのぼらない「抑圧された無意識の層」が人間にはあると考え、この理論を発展させ,現在行なわれている心理療法にも多大な影響を与えた。そこには、抑圧されていた問題、例えば親子関係の中での不快な体験や、個人の受けとめることのできない出来事が現れ、それらが本人は気づかないが、本人を動かしているその無意識を意識化し洞察が深まれば、個人の問題は解決される、と考えられている。  ②来談者中心療法;「個人は客観的な刺激に規定されて行動するのではなく、行動を決定する基本的要素は自己である」として、現象学的立場から人間を理解したロジャーズが、創始し発展させた来談者中心療法の中心的な仮説は、「援助する人が『真実さ』『ケアリング』『断定しない理解』を体験しかつ伝える関係の中で、どのような潜在する個人
  • 心理療法 東京福祉大 レポート
  • 550 販売中 2008/01/08
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  • 心理論文について
  • 1 論文の収集と文献研究 1)研究の出発点:テーマを発見すること。 テキストや論文などの文献研究や授業、日常生活などを通して、自分の関心がある研究や現象を探す。関心あるテーマについて、最新の知見を得るためにも文献研究が重要。 2)文献研究の目的:テーマの学問的な位置づけ(mapping)をすること。 ・どのような心理学の領域の、どのような研究なのか ・どのような研究を出
  • 心理学 論文
  • 550 販売中 2009/10/23
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