連関資料 :: 政治学

資料:265件

  • 政治】日本における権力分立について(4000字)
  • 日本に限らず、民主化の程度の高い国々においては、権力を持って統治にあたる側がその権力を恣意的に行使することを防止し、国民の権利と生活を守るために、様々な制度が採用されている。19世紀後半のイギリスの歴史家アクトン卿は、「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対的に腐敗する」という有名な言葉を残している。たとえ、国民による選挙によって選ばれた民意を反映した民主主義国家の指導者であったとしても、彼らの有する権力を制限する他の何らかの制度が存在しなければ、この「権力は腐敗する」という法則から逃れることはできない。  では、これらの近代国家の政治制度において、権力の腐敗や濫用を防止するためにいかなる制度・方法が採用されているのであろうか。
  • 憲法 政治 日本国憲法 権力 国家 行政 国会 民主主義 政治学 法学
  • 660 販売中 2010/01/18
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  • 政治原論-分冊1 合格リポート
  • 大衆社会とは、大衆の力によりその動向が決定される社会の総称である。主にマス・コミュニケーションの発達、大量生産・大量消費、組織の官僚化や巨大化などによって生じた現代産業社会の様態について言うのである。大衆の政治参加の機会が増大すると同時に、人間の個性の喪失、生活様式の画一化が進行し、政治的無関心や現実逃避が顕著になると言われ、問題視されている。まさに現代社会は大衆社会であると言って過言ではない。  続いて大衆社会の形成について述べる。そもそも大衆社会は冒頭でも述べたとおり、大衆の政治参加の機会が増大すると共に進行した社会現象である。よって封建社会では大衆社会は存在し得なかった。封建社会では王や貴族らに代表される特権階級が、民衆を絶対的権力によって支配していたため、民衆に政治的参加の余地はなかったのである。また、封建社会に基づく政治体制は宗教(主にキリスト教)と強く結びついていた。しかしながら封建社会も徐々に崩壊していったのである。イタリアのルネッサンス期の思想家である、マキャヴェリは著書である君主論で「君主は、宗教的な理由づけや倫理的正当化を一切排除して、政治をありのままの姿で捉える
  • 日本大学 通信教育部 0210 政治学原論 大衆社会 分冊1
  • 2,200 販売中 2008/12/26
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  • 政治原論-分冊2 合格リポート
  • 政党とは、独自の政治的プログラムを提示し、選挙を通じて議席を獲得することにより、政策決定過程に積極的に参与して、独自の政治目的の実現に努める恒常的組織であると定義づけることができる。また、政党の機能として人々の様々な要求を体系的な政策にまとめ、実行する利益集約機能や、非政治的レベルにある利益および要求を政治的レベルに表出させる利益表出機能、政治的補充機能などを有しており、政党がいかに政治的に重要な存在であるかが理解できる。また、上記に挙げた以外にも政党の役割は非常に多く、枚挙に暇がない。ここでは一党優位政党制の特質を考察し、政党の役割について述べることにする。 一党優位政党制とは、複数の政党の存在が合法的に承認され、しかも政党間の競争が認められているにもかかわらず、同一政党がかなりの長期間にわたって政権を独占し、他の諸政党が政権を獲得する可能性が極めて低い政党システムの総称である。この一党優位政党制はイタリアの政治学者である、ジョヴァンニ・サルトーリが提唱した政党システムである。日本でも55年体制と呼ばれている、19 55年に日本社会党の再統一と、それ伴って影響を受けた日本自由党と民
  • 日本大学 通信教育部 0210 政治学原論 政党 分冊2
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  • 政治 超国家主義の論理と心理
  • 政治学 「超国家主義の論理と心理」論評 1 まず、丸山真男は戦前の日本の官庁機構・官僚制をどのようにみているのだろうか。丸山はこの論文においてその特質を「セクショナリズム」という言葉でくくり、また「独善意識」の形成についてもふれている。この論文では主としてこの特質を日本の軍部を第一の例にして分析しているが、
  • 日本 経済 企業 社会 心理 政治 分析 国家 戦後 官僚
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  • 【合格レポート】国際政治 分冊1
  • 「G.モデルスキーによる世界システム論の長期サイクルについて、その考え方を説明しなさい。/モンロー・ドクトリンの時代のアメリカ外交について、欧州、中南米、アジアとの関わりの基本原則を説明しなさい。」 G.モデルスキーによる世界システム論の長期サイクルについて、その考え方を説明する。 16世紀以降における国際社会の展開によって惹起された戦争とその平和の起伏や大国の興亡を解するために、長期サイクルが働いているとする仮説を立てて検証する、これが世界システム論のテーマである。 その長期サイクルは、ソ連の経済学者N.コンドラチェフが長期サイクル・モデル(コンドラチェフの波)を主張して以来のものだが、米国の政治学者G.モデルスキーが社会学者のI.ウォーラーステインと共に『世界秩序の長期サイクル』を著し、同書にて新たな近代世界システム論を展開している。
  • 日本大学 日大 通信教育部 通信 通教 レポート 国際政治学 分冊1 モデルスキー 世界システム論 覇権国家 グローバル戦争 モンロー・ドクトリン パンアメリカ主義 西半球
  • 880 販売中 2010/04/07
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  • 竹村和子『愛について・アイデンティティと欲望の政治
  • 竹村和子『愛について・アイデンティティと欲望の政治学』  これはアイについての物語かも知れない。「私」という意味の「アイ」であり、「アイデンティティ」の頭文字としてのアイ。すなわち、「私」について語ることが、「愛」について語ることではある。  『愛について』は、「愛」の不可能性かつ「私」の不可能性の物語である。「アイ」のくるおしさに満ちた書。。。  愛においてわたしは、わたしがもっていないものを与える。なぜならあなたが欲望しているわたしは、あなたの欲望のなかにのみ存在しているから。だからわたしの愛は、いつもわたし自身の愛から疎外されている。 (p.109)  ラカンによれば、「欲望はつねに《他者》の欲望である」。言語の網の目の中にいる「私」は、自ら言語を所有することによって、「愛」の主体となることも、言語を否定することによって、「愛」を所有することもできない。しかしながら、それは「私」の「愛」が「あなた」に向かって開かれていることを意味しない。「愛」は常に不可能なまま、「わたし」と「あなた」の間を反復し続ける。  それゆえ、「愛」は永遠に経験されることはないだろう。経験されることのないまま、無限の反復運動を続ける。しかしながら、私たちはそれを「愛」と名づける。名づけることによって、「愛」に実体を与えようとする。「ファルス」(男根)の名の下に。ファルスが特権化されるとしたら、それは「愛」に生殖の流れを表象させるからである。「正しい愛」は、社会通念や法によって正当化されているから正しいのでなく、愛の困難さを知ることから免れているから、正しい。  しかしながら、「正しくない愛」によって、愛が経験されるわけではない。制度上の差別化によって、法は、「私」という場に、「私」特有の形態をとって現れる。これによって「愛」が経験されることはないのである。  筆者のおこなうものは、異性「愛」が社会的に構築されたものであるとして、糾察することではない。なぜなら、異性愛は、そもそも不可能だからである。それゆえ、筆者は同性愛を特権化することもない。同性愛もまた、不可能だからである。ただ、その不可能性と対峙すること、それが唯一残された、倫理的態度である。  おおよそ、異性愛主義の批判は、異性愛主義に対し同性愛主義を対置し、異性愛主義が異性愛を特権化するのと同様に、同性愛を特権化してきた。そのような批判は、一見異性愛主義を相対化しているように見えて、異性愛主義者が自らを特権化するのと同様に、同性愛主義の特権を問うことに失敗している。なぜならかれらもまた「私」を問わないからである。  「私」を問わない批判は、その不可能な「私」に気づくことなく「私」を表象する。そして、「私」は「アイ」の名の下に、「私」を支配する。 *           *           *  であるからこそ、筆者は「私」の政治である、アイデンティティの政治(ポリティクス)について問う。アイデンティティの政治とは、いわゆる多数派に対して、いわゆる少数派が独自のアイデンティティを主張し、自らを名づけることである。筆者によれば、「区別でなく差別化されてきたセクシュアリティ、あるいはクローゼットの中に隠さざるを得なかったセクシュアリティを、みずからの『真正さ』として主張し、『普通の生活』を要求する」ものである。  しかし、「これまで否定的なしるしがつけられていた名づけをちかって、その名づけを換骨奪胎するために行う『アイデンティティの政治』も、その名づけが既存の抑圧的な〈言語〉による定義にとどまっているかぎり、そ
  • 全体公開 2007/12/21
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