連関資料 :: 人権について

資料:377件

  • 女性と人権
  • 「女性と人権」と一言で言っても、実際には様々な面から見た人権がある。私たちが日々感じる人権問題としては、女性のパート・有期労働者の雇用・賃金問題や、男女賃金格差、育児・介護休業問題、夫婦別姓についてなどだろう。パート労働者の約7割を占める女性は、女性であることの差別に加え、パート労働者として賃金や諸権利の上での差別という、二重の差別に苦しんでいる。また同じ仕事をしているにも関わらず、男性労働者と比べ女性の賃金は6割強に過ぎないのが現状だ。99年に労働基準法の「女子保護規定」がなくなったことにより、ますます女性に男性並みの厳しい労働が強いられているが、女性の賃金は相変わらず低いままである。女性の賃金が男性の9割のオーストラリア、8割のフランス、イギリス、オランダに比べても、日本は極めて低い水準であることが分かる。 育児・介護休業は制度としてあるものの、広範な労働者が利用できるものとは言えず、利用する女性は少ない。そのため結婚・妊娠を機に退職する女性が多数を占める。また、この育児・介護休業法が改正されたとしても、仕事と家庭生活を両立できる社会にするためには、労働条件の抜本的な改善が不可欠であると考えられる。具体的には、保育・学童保育の拡充や、休暇を取ること自体を困難にしている長時間・過密労働の改善であると考える。 このように、社会の中で女性は男性と対等に扱われているとは言いがたい。女性の社会進出が進む一方で、いまだに女性の人権は様々な形で侵害されているのだ。
  • レポート 教育学 人権 女性 ドメスティックバイオレンス DV
  • 550 販売中 2006/05/22
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  • 人権教育
  • 「人権教育の現状と課題について考察すると共に、学校における人権教育のあり方についてあなたの考えを具体的に述べよ。」  まず、人権教育とは、「人権尊重の精神の涵養を目的とする教育活動」を意味しており、「国民が、その発達段階に応じ、人権尊重の理念に対する理解を深め、これを体得することができるよう」にすることを基本としている。それは日本国憲法及び教育基本法並びに国際人権規約、児童の権利に関する条約等の精神にのっとり、基本的人権の尊重の精神が正しく身に付くように、地域の実情を踏まえつつ、学校教育及び社会教育を通じて推進されている。  2002年3月に「人権教育・啓発に関する基本計画」が策定された。この基本計画の内容は多岐にわたるが、女性、子ども、高齢者、障害者、同和問題、アイヌの人びと、外国人、HIV感染者、ハンセン病患者等、刑を終えて出所した人、犯罪被害者等、インターネットによる人権侵害、その他などが課題として挙げられる。さらにこの一つひとつに政府としての共通課題、各省庁ごとの個別の課題が挙げられている。 わが国では、すべての国民に基本的人権の享有を保障する日本国憲法の下で、人権に関する諸
  • 人権 人権教育
  • 660 販売中 2009/05/15
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  • 同和から人権
  • 人は家庭や社会での生活を通し、社会性を身に付ける。また 学校教育では、学力のみならず、現在は「生きる力」を身に付けることが目標とされる。その中において「人権感覚」を持つことはとりわけ重要であり、そのために人権教育がある。2 0 0 5年1月にまとめられた、文部科学省の協力者会議(人権教育の指導方法等に関する調査研究)の「第二次とりまとめ」では、学校教育における人権教育の効果について、以下のように述べている。(文部科学省のホームページより引用) 「人権教育が効果を挙げうるためには、まず、その教育・学習の場である学校・学級自体が、人権尊重が徹底し、人権尊重の精神がみなぎっている環境であることが求められる。このことは、教育一般においても言えるが、とりわけ人権教育においては、その教育内容や方法の在り方と共に、教育・学習の場そのものの雰囲気の在り方がきわめて重要な意味を持つ。教職員同士の関係、教職員と児童生徒の関係、児童生徒同士の関係等々の人間関係や全体としての雰囲気など、学校・学級の在り方そのものが、人権教育の基盤をなすのである。この基盤づくりは、校長をはじめ、教職員一人一人の意識と努力により、即座に取り組めるものであり、また取り組むべきものである。
  • レポート 教育学 同和 部落 人権
  • 550 販売中 2006/08/06
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  • 人権教育
  • 「同和教育の意義・歴史を概括し、学校における同和(人権)教育実践の具体的なあり方について述べなさい。」 ・同和教育の意義 同和教育とは、同和問題を解決するための教育の営みの総称である。同和問題を大枠として、部落差別問題として定義すると、同和教育は部落差別を無くすための全ての教育活動と定義することが出来る。 また、同和教育は単なる一社会問題としてのみではなく、人権教育と「差別を許さない」という共通基盤を持つものである。 ・同和教育の歴史  戦後の同和教育は、同和地区児童・生徒の長欠・腐臭学の解消に向けた就学奨励事業から始まった。 1952年、オールロマンス差別事件糾弾要項の「差別は市政の中に」で、同和地区児童・生徒の「不就学児童を無くする対策を即時たてること」を同和教育行政における最重要課題と位置づけた。この糾弾闘争をうけて京都市は「今後の同和施策運営要領」を策定し、これにもとづいて戦後初めての同和教育費200万円が52年度予算として計上された。また、同和教育費は、その後も年々増加されるようになった。  60年代に入り、同和地区と京都市の生徒間で高校進学率に約40ポイントの格差があったため、京都市の同和教育は長欠・不就学の取組から学力・進路保障への取組へと変化していった。  1964年、京都市は「教育の分野において、それぞれの公務員がその主体性と責任で同和地区児童・生徒の学力向上を至上目標とした実践活動を推進する」という同和教育目標を策定する。その後、進学促進ホール・補修学級・学習センター設置などの試みにより、1997年には京都全市と同和地区間の高校進学率はほぼ比肩するものとなった。  同和教育は、教育の原点であると言われることが多い。また日本国憲法や教育基本法などの条文に記された理念の実質化を目指した実践でもあった。すなわち、一人一人の教育権を保障するとともに、「確かな学力」の定義を目指し、「平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な」児童・生徒を育てる取り組みそのものであったと言えよう。  同和(人権)教育は、特別な教育活動として矮小化される傾向がある。差別・人権問題が、被差別者の問題すなわち学習者にとって他人事・他の世界の問題として理解・認識されていることが多い。そういった中で、生徒(学習者)達の身近な現状から知っていくことが差別・人権問題を学ぶ上での第一歩と繋がると言えよう。 ・具体的学習課題  人権問題を学習する際、その歴史的背景を知ることはとても重要になってくる。京都では、在日コリアンや在日韓国・朝鮮人に対する差別問題が昔からある。近畿地方には全国の在日朝鮮人の1/3が住んでいると言われ、京都市内で考えてみると、歴史的に被差別部落とされた地域は21地区で京都全行政区に存在しているが、行政的に同和地区指定された地域は、12地区で10行政区に位置している。また、京都市内の外国人登録者のうち韓国・朝鮮籍の人数は約3万人であるが、最も多い行政区と少ない行政区との間には9倍強の開きがある。 そういった問題や出来事を学習に取り入れ、子ども達に自分達の身近な問題と認識させ、学ぶ意欲を伸ばすことが大切であると言えよう。 ・小学校における同和(人権)教育実践の具体的なあり方  同和(人権)教育の具体的な取り組み方として、まず教師が生徒達に歴史の授業で用いた教材や資料をもとに在日コリアンなどの歴史について解説する必要がある。また実際に在日コリアンや在日韓国・朝鮮人の方を
  • レポート 教育学 人権 同和教育 在日コリアン 差別 京都
  • 550 販売中 2009/12/24
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  • 女性と人権について
  •  戸田まり先生の「家庭の中の暴力」の中で、子どもへの虐待、家庭の中でのDVのことについて学んだ。そこで全国的に見て北海道はDV発生率が高いこと、DVの定義(主として親密な関係にある男性から、女性が受ける暴力。身体的暴力、経済的暴力、性的暴力、心理的・言語的暴力がある。)が、子どもの虐待とほぼ同じものであること、子どもの虐待の定義に「DVをみせること」という内容があること、など、DVの恐ろしさや身近に起こりうることだということを知った。それを受けて増渕哲子先生の「女性と人権」の講義を受けたのだが、DVは家庭の中だけではなく、一般に恋愛関係にある男女に起こりうること、それがデートDVと呼ばれていることを初めて知り、驚いた。  私もそうであったように、DVは夫婦間の問題であるといった意識が根強い。内閣府男女共同参画局編「配偶者等からの暴力に関する調査」のデータを見ても、やはり夫婦間のDVは多いように思われる。しかし、恋人同士間のDVが次いで多い。特に20代のカップルに多く、大学生にもこれは他人事ではない。私たちの周りでも知らないというだけで、実際デートDVにあっているというカップルがいるのかもしれないと思うと、とてもおそろしい。家庭の中のDVの北海道での発生率が高いのだから、デートDVもきっと高いように思う。また、最近のメディア報道で、デートDVに関する記事も見られた。デートDVは世間一般に知られるようになるほど、ますます増加していく傾向にある。  家庭の中のDVとデートDVは一見すると違うように思われる。特にデートDVに関しては恋愛関係にあるというだけで、実際婚姻しているわけではないので、「恋愛は自由で法的拘束力がないのだからすんなり見切りをつけて別れれば済むことだ。」と軽視されがちである。
  • レポート 女性の人権 デートDV 性の価値
  • 550 販売中 2006/02/15
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  • 人権レポート
  • 【佛教大学】 2020年 「人権」 合格済み レポート 2020年度佛教大学通信課程 「人権」の合格済みレポートです。 佛教大学は特に罰則が厳しいのでそのままの転用は控えてください。 こちらを参考程度に、新テキスト・自らの考察を付け加えるなどしてご利用ください。 大変ですががんばりましょう!
  • 佛教大学 レポート 佛教大学通信教育 通信教育 リポート 人権
  • 550 販売中 2021/10/13
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  • 人権教育
  • M6706(R0719)人権教育第1設題 50年に及ぶ戦後の同和教育史を概括し、同和(人権)教育の意義と学校における同和(人権)教育実戦のあり方を具体的に論述すること。 レポート作成の参考にどうぞ
  • 佛教大学 レポート 人権教育
  • 550 販売中 2013/02/12
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  • 公務員の人権
  • 公務員も「勤労者」であるから,原則的には公務員も労働基本権(憲法28条)を有する。論ずる前にまず『特別権力関係』について述べておこう。そもそもそれは、法律の規定・本人の同意によって、公権力と私人との間に成立する関係のことである。すべての国民に関係はしなく、一般国民とは違う関係にあるのだが、国と公務員との間には、?法律の根拠なく私人を包括的に支配や人権を制限でき、?この関係における公権力の行使は司法審査に服さないという??の意味での特別権力関係が妥当するか。この二つは法の支配、人権の尊重から問題ありとされている。今日の憲法下では、上記の特別権力関係論は、そのまま適用することが出来ない。しかし特別な法律関係の下では、『目的に照らし必要かつ合理的な範囲内でのみ』人権の制約はなされる。『よど号事件』などがやむおえない判例として知られている。  次に公務員の労働基本権の制限を見ていくと、まず労働基本権の限界として『公共の福祉』による制約などがある。それプラスアルファで、全公務員は争議行為を禁止している。公務員の種類によって制限が変わってしまうが、警察職員・消防職員・自衛隊員・海上保安庁,または監獄に勤労する職員は,労働三権がすべて制限されている。また,非現業の一般公務員は,団体交渉権と争議権が制限されている。そして,郵便などの現業公務員は,争議権が制限されている。公務員も「労働者」(憲法28条)であるから,公務員の労働基本権も保障されるのが原則であるが,このような特別制約は許されるのだろうか。公務員の職務の公共性から,その職務の停滞が国民生活に重大な影響を及ぼすため,労働基本権の制約が許容される場合があると解すべきである。しかしながら,公務員の職務の性質は多様であり,基本権の制約はその職務の性質・違いなどを勘案して,必要最低限の制約の範囲にとどまらなければならない。
  • レポート 法学 公務員 よど号 全農林警職法事件 労働基本権 争議行為
  • 550 販売中 2005/07/23
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  • グローバリゼーションと人権
  • 「グローバリゼーションと人権」 グローバリゼーションが進展してきた現在、国際的な経済活動はWTOが中心となっている。今、WTOが経済的価値を重視した経済活動をすることで、多くの国にしわ寄せが生まれてきている。たとえば、環境重視の商品の規制、農産物の自由貿易化への動き、エイズの治療薬、古来の公共的資源の私有化、遺伝子組み換え食品の輸入規制などである。 この中で私がもっとも重大だと思うのは、HIVの治療薬が高額なためにアフリカなどの貧しい国に住む人たちが十分なHIV治療を受けられないということである。  治療が受けられず、患者は死を待つのみとなってしまう先進国以外の地域の政府ではこれを解決するため
  • レポート 社会学 人権 HIV グローバリゼーション 医薬品 エイズ
  • 550 販売中 2007/11/05
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  • 人権教育「わが国の人権問題の現状と課題について」
  • 「わが国の人権問題の現状と課題について」 現在、様々な人権問題がある。ここでは、ほんの一部であるが、紹介していきたい。 女性の人権問題  女性は、家庭で夫などからDVを受けたり、性犯罪の対象にされたり、社会に進出しても不利な面があるなどの差別を受けている。  このような問題を踏まえて、1979年に「女子差別撤廃条約」が採択された。これを学ぶ際の要点がいくつかある。1つ目は、自分の権利に関わるものであり、世界中の人々に関係するということである。2つ目は、分かりやすく条約の内容を理解させることである。3つ目が、子どもたちが現在生きている地域社会、日本社会が条約の下で変化しつつあるということである
  • 550 販売中 2009/01/28
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