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学校教育課程論 第1設題
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「小学校または中学校での「総合的な学習」の授業について、自ら指導案を作成し、それについて解説しなさい。」
学 年 第3学年
日 時 平成15年3月10日(月)4時間目
単元名 やさいバンザイ
単元目標
○ 野菜の栄養や料理に興味をもち、友だちと協力工夫しながら、進んで調べ、調理する事ができる。
○献立調べやインタビューで収集した情報を、表やグラフにして表すことができる。
○ 野菜は、人にとって無くてはならない存在であると同時に、野菜の安全性に目を向けながら、消費者と販売者の工夫に気付き、野菜料理の文化にふれることができる。
単元設定の理由
○教材観について・・・ 野菜は誰もが食し、大変親しまれている。野菜を調べることで、日々何を食べているかというレベルを超えて、野菜の栄養価値・安全性・流通経路・消費者や生産販売者の工夫・野菜料理の文化等々、野菜にまつわる価値や問題と対峙することができる。それらを調べたり、買い物をしたり、調理したりすることで、野菜の秘密が明らかになり、前よりも一層親しみを増し、野菜そのものが人にとってかけがいのない存在に映ってくるにちがいない。幸い、地域には、大型スーパー・ミニスーパーだけでなく、有機栽培を中心とした商店がある。この二つを対比することで、野菜の安全性や消費者の選択基準を考えることができるだろう。野菜に興味がわくと、「食べてみたい」「作ってみたい」という意欲がわいてくる。料理という体験活動を通して、野菜料理の文化にも自然に触れることができそうだ。
○児童観について・・・ 給食で子どもの食べる様子を見ていると、野菜を好む子と嫌う子に分裂している。特に嫌っている子にとっては、食べたくないもの・価値のないものととらえる傾向がある。野菜の栄養に関しても、体にいいとかビタミンがある程度で、本当に体にいいか半信半疑である。ただ、野菜を育てた子どもが多く、栽培を通して親しみをもっている。しかし、人が日々食べる野菜の種類や比率についてはあまり気にしていないようだ。親がどこでどんな野菜を買っているか、何を基準に買っているかも理解していないだろう。たくさんの野菜や野菜料理に出会っているはずだが、野菜の調理の仕方にまだ目が向いていない。しかし、嫌いな野菜でも、自分で調理すると好んで食べたりすることがある。(おいしい料理を作りたい、食べたい)という意欲を大切にしたい。
○指導観について・・・ 「野菜嫌いな子どもがいるが、大人はどうだろう」「毎日の料理に野菜はどれだけつかわれているだろう」といった問いかけで調べていくと、人は野菜を多く摂取し、好んでいることがわかる。さらに、好まれるわけを考えさせると、(野菜には何か大きな秘密があるのかな)という疑問が生まれる。野菜の栄養価値や摂取量を考えることで、野菜に対しての認識も変わるのではないだろうか。毎日食べる野菜を買う店にも注目したい。消費者や販売店の願いにもぜひふれさせたい。「自分の店をオープンしよう」という投げかけで、買う側の選択基準や売る側の工夫を意識させて計画を立てさせたい。(わたしたちも料理を作ろう)という計画では、料理の研究、買い物の工夫、調理実習など、わくわくする体験学習が味わえる。調べ学習が必然的に進められていくが、収集したデータを、表やグラフに表す力も身につけさせたい。野菜の栄養素の学習や店の工夫の学習場面では、ぜひゲストティチャーを活用したい。
学習指導計画(全17時間)
第1次
・野菜のひみつをさぐろう(5) ・こん立て調べをする。(3) ・野菜の栄養を調べる。(2)
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学校教育課程論
通信教育
佛教大学
第1設題
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理科教育法Ⅱ 第二設題
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「理科における地域の自然の教材化の必要性を述べ、次にあなたの住んでいる地域を事例にして考察し、具体的に教材化のモデルを作成せよ。」
日本という小さな国においても、地域によって存在する自然、気候、自然現象はさまざまである。しかし、今までの理科教育においては、自然を取り上げる場合、変化にとんだ身近な地域の自然を理科教材として使用せず、全国どこでも同じ教材を使用することが多かった。
近年、地域の事前を理科教材として使用することが必要になり、地域性を活かした理科教育が注目されるようになった。その結果、各地でこれが試みられるようになってきたのである。では、なぜ地域の自然を教材化することが求められてきたの
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理科教育法Ⅱ
通信教育
佛教大学
第二設題
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現在の学校教育における心理臨床的な問題
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現在の学校教育における心理臨床的な問題
最近の児童生徒→我慢する力が足りない
私語をする→自分を抑えて人の話を聞くと言う事は自我の形成があるといえる。
1現代の児童生徒の特徴
児童生徒が置かれている状況
人間→個人との環境の関数B=f(P,E)
社会・物が豊か
・情報が多く選択が困難
・世の中のスピードが速い、ついて行くのが困難
・女性の社会進出〔現90%の女性が仕事を持っている〕
*母の社会進出による側面。
塾による問題
全小学生の16%全中学生の44.5%が塾に通っている
この結果家に帰ってから十分な自由時間がとれず、削減されている。
↓結果
夜の遅い時間に外でたむろしている
家族同士のつながりが薄くなる
友人同士の協調の減少
さらにパソコン、漫画などが普及
↓結果
睡眠時間が減る
↓結果
子どもの脳にどのような悪影響があるのか?
・塾の学習とは詰め込み式
小中学生が養うべき能力は→想像力〔拡散的思考、知能、集中的思考〕
「前提→結論」が教え込まれている
・ランクづけによる落ちこぼれ
・家族の絆
高校生ではクラスの1割の両親が何らかの理由により離婚している。
<<まとめ>>
最近の子どもの問題
「不登校、引きこもり」が非常に起こりやすい状況にある。
効率優先の社会、この典型がIT化。きわめて便利→楽で早く→予定どおりのことが可能。このような生活に浸りきると
楽して結果を手にする傾向へ。
↓結果
苦労すること、耐えることを覚えない。頑張り通すことのできない子どもたちの増加
2)安易な育児の社会化
・子育ての下手な親の増加
子どもは生んだら育児施設へ預けてもよいという考え方。
↓結果
家庭での兄弟関係、親子同士による暖かい絆の減少。
人を信頼すること、基本的信頼=幼児期の十分に自分を親に預けられる信頼 が減少することにより、身の回りに対する不信感の増加、うまく人間関係が作れずに、引き子守などの原因に。
・授乳を速く終えたいと考える親=ラクして速く結果を手にするという考え。決して少なくは無い親の現状。
3)少子化の問題
一人っ子などにより、家庭における兄弟間での自分と違う考えにぶつかるという葛藤が生じない。
幼児の「自己中心性」は、兄弟喧嘩などで全ての欲求が満たされないという経験により、自分の思いが通らないこともあることを知る。
一人っ子政策、少子化により、「脱中心化」を家庭の中で得ることができなくなっている。
親とは従関係、友とは横関係、兄弟姉妹とは斜め的関係を学ぶ
↓学校集団へ入っていくために必要な関係性である。
家庭で身に着けた人間性はそのまま社会で反映される。
↓引きこもりの克服には、他者との関係性が困難なため、これを改善する必要がある。
*少子化による、過保護、過干渉、過支配
↓結果
濃密な子どもとのかかわりが生じる。これは子ども自身にひずみを生じさせる危険がある。
4)しつけの力の弱さ
特に「家庭」で、社会で生活していくための基本的な規則、けじめを学ぶ。
したいことをする、しないではなく→したくてもしてはいけないこと
したくなくても→しなくてはいけないこと を学ぶ。
この部分がうまくいっていない。
・睡眠のしつけ
子に、自分のことは自分でする。自分のしたいことは自分で抑制することを教える。
主体性、抑制力=自主性により愛他性を育てる。
この愛他性の不足により、すぐにキレる子どもが育つ→したいのにできないという力
生活能力の発達が25年前→平均100、現在→80を割る
↓つまり
自己抑制力の背景にある基礎生活能力が未熟=家庭
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レポート
心理学
学校臨床心理学
不登校
引きこもり
現代の学校教育の問題点
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社会科・公民科教育法Ⅱ
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課題
教材全体を精読し、次の中から1問選択し、番号に必ず○印を付けて答えなさい。
1 第一章「現代社会」の教育内容に深く関連すると思われる自分自身の体験を一つ取り上げて、教材の記述を引用しながら論じなさい。
2 第二章「倫理」の教育内容に深く関連すると思われる自分自身の体験を1つ取り上げて、教材の記述を引用しながら論じなさい。
3 第三章「政治・経済」の教育内容に深く関連すると思われる最近の出来事や事件を1つ取り上げて、そこに横たわる問題を、教材の記述を引用しながら論じなさい。
[引用文は「 」で括り、引用箇所がはっきりわかるように、その文が存在する頁を( )で括って明示してください]
※「1」を選択した論述
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日大
通信
日本大学
社会科・公民科教育法Ⅱ
分冊1
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新しくなった
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