日本最大のレポートサイト HAPPYCAMPUS

検索オプション
  • 私のホーム
  • 私の資料
  • 私のMEMO
  • 資料広場
  • アップロード

連関資料 :: 教育について

資料:11,654件

  • S0536(2014)人権(同和)教育
  • 京都市における戦後の同和教育行政を時系列に述べ、同和教育の意義、人権教育のあり方を述べる。 1945年4月戦前の行政機構である厚生局厚生課に同和係が設置され、程なく終戦を迎え京都市の行政も新憲法のもと同和係は民生局に移管された。1950年不良住宅地改良法による住宅改良事業に京都市は着手した。一戸あたり12.5坪(約40m2)とかなり広く画期的であった。同和係は1951年京都市同和地区生活実態調査を実施し、市は各種の改善事業を計画する。同年生起したオールロマンス事件によりそれら事業の多くは前倒し実施され、京都市の同和行政は一気に加速された。 1951年部落解放委員会京都府連合会はオールロマンス差別事件糾弾要綱で「差別は市政の中にある」と断じ、行政区分における差別性を指摘し、同和地区児童生徒の「不就学児童を亡くす対策を即時に立てること」を同和教育行政における最重要課題と位置づけた。具体的には「生活困窮家庭の児童、生徒への学用品の無料支給、無料で完全な給食の実施」の要求を京都市に行った。この糾弾闘争を受けて京都市は「今後の同和施策運営要領」を策定し、戦後はじめての同和教育費200万円を52年度予算として計上し、その後も年々増額する。当時、同和教育予算の多くを占めた同地区児童、生徒に対する特別就学奨励費はその後も長期間同和地区家庭に給付され、同和地区児童、生徒の長欠、不就学率の更なる減少が期されることになる。事件当時同和地区の長欠児童生徒数は小学校で6.5%(0.6%以後括弧内は京都市)中学校では28.7%(2.8%)と数字がと跳ね上がる。どちらも京都市平均の10倍である。10年後の1962年度、同和地区の長欠児童生徒数は、小学校で2.8%(0.6%),中学校で、5.1%(1.0%)と大幅に減少する。こうして、明治初期の学校創設期以来、同和地区が抱え続けてきた長欠、不就学問題は、行政が予算を伴った具体的な教育施策を実施して、ようやく解決の方向に向うことになった。 オールロマンス事件を契機として同和地区児童生徒の教育環境の充実が要望され、戦前から自主的な活動として行われていた補習教育が1955年補習学級として制度化された。1964年教育委員会は"補習学級の制度化以来同和地区児童、生徒の学力は一定の向上を見てきたものの(同和教育の概要1964)"と概観したが、十分なデータに基づくものではなく、高校進学率が全市水準の50%以下という明らかな格差が当時の同和地区児童、生徒の学力の実態を表し、補習学級制度事業は10年間で十分な成果を上げていなかった。 この実態の克服を目指し、1963年度補習学級から独立した進学促進ホールが制度化され、補習学級の取組も強化された。翌1964年学力、進路保障こそが、同和問題の解決に寄与する教育の営みとして最優先されなければならないという決意のもと「『学力向上』を至上目標とする」京都市同和教育方針が策定された。 1965年同和対策審議会答申において、同和地区の劣悪な実態が差別を再生産していることが指摘され、市民権利を保障させる闘いが、1969年の 同和行政の法的、経済的支柱となる「同和対策事業特別措置法」公布施行へと結びついた。 1969年京都市同和対策長期計画(第一次試案)が策定された。様々な同和対策事業が急ピッチで進められてはいたものの住環境はまだまだ劣悪なものであった。6畳一間に八人家族の八軒長屋が残る中、同和地区生徒が進学促進ホールや補習学級に参加した。1960年代、同和地区の地域改善事業は改良住宅建設のラッシュを迎えていたが、京都市内の改良住宅の建設が一応終了するのはこの20年後に当たる。 学習するための公共施設である学習センターが1971年 錦林、楽只両地区に建設されて以来12年間に14の学習センターが京都市内の同和地区に建設された。京都市教育委員会の直轄施設として指導主事が常駐し、センターの管理運営に当った。補習学級や、進学促進ホールといった義務教育の保障に関わる同和教育施策はもとより、高校生学習会、識字学級なども開設された。 1963年京都市の半分にみたなかった同和地区生徒の高校進学率は、10年後1973年92.8%(93.9%)と京都市と飛躍的に向上し、その後最大格差10ポイント未満と高い水準で推移する。 高校進学率の倍増という数字を追うならば、行政主導による同和教育施策プロジェクトとしては世界的にも類を見ない成功例といえる。ただ、保護者をはじめとする同和地区住民の期待と応援、それを背負った子供たち自身の頑張り、学校教員の献身的な指導、それらを機能的に働かせた同和施策が短期間のうちに驚異的とも言える数字を作り上げたともいえる。 77年度の「学校指導の重点」で「主体的条件の確立」が明記され、「同和地区出身者としての自覚や部落差別の現状認識(不足の自覚)を通して児童生徒自ら学力意欲を高める」取組が始まった。具体的には、80年度から幅広い学力の定着を目指した「すその学習」が取り組まれ、基礎学力定着対策としての中学年対策、個別指導、責任指導体制などが取り組まれていく。90年度には「同和問題解決の主体者として、社会の様々な分野に進出し自らの個性と能力を発揮し、豊かな生活を築くと共にあらゆる差別をなくす人間として成長する子供」を同和地区児童、生徒の「あるべき姿」と規定し、「自立促進と格差是正」が示され、取組の見直しが進められていく。 それでもなお、1977-96年の20年間の同和地区の大学進学率の平均は25%(43%)と明らかな格差があり、高校の中退者は3倍、中学校段階で顕著化する学力の落ち込みなどの「同和地区児童、生徒の低学力問題」は、解消されずに残されている。 同和問題は、日本国憲法に保障された基本的人権に関わる問題であり教育基本法第三条(教育の機会均等)において、「すべての国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機械を与えられなければならないものであって、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は、門地によって、教育上差別されない。国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的利用によって就学困難な者に対して、奨学の方法を講じならなければならない」と記されており、同和教育は、まさにこの条文に記された理念の実質化を目指した実践であった。日本社会の歴史的発展の過程において形成された身分階層構造に基づく部落差別に起因して、奪われてしまった教育を受ける権利の保障、とりわけ、教育の結果としての学力・進路の保障、そして、差別の悪循環を次世代に引き継がせないこと、「実態的差別」が生み出す「心理的差別」の解消、同和問題をはじめとするあらゆる差別の解決のために行動できる子どもの育成など同和教育の意義が実際に実践され、成果を挙げてきた。 それでもなお残る格差に対し、各校においては、常に目の前の子供の実態から出発し、その実態を生み出している背景の理解の上に立って、そうした子供たちの課題に焦点を当て、主体的努力を引き出し、社会の中でその個性と能力を発揮し自立して生活できるように支援していかなければならない。全ての人権が尊重され、あらゆる差別を許さない社会にしていくために、単に知識を与えるのではなく、常に子供の心を揺さぶり、自らの言動を振り返らせ、子供たちの生き方を高めることを目指しながら、人権尊重という普遍的な視点に立った指導と、それぞれの人権問題固有の歴史的経過や社会的背景課題をふまえた指導、発達段階に応じた人権に対する認識を育てる指導の適切な推進によって、こどもたち一人一人に人権尊重の精神を養い、人権問題解決に向けた実践態度を培う必要がある。
  • S0536 2014 人権教育 同和教育
  • 550 販売中 2014/06/24
  • 閲覧(3,649)
  • 教育相談の研究 合格レポート
  • 学校カウンセリングの意義、方法及び今度の課題について述べなさい。  カウンセリングと言う言葉が最近、よく使われているがそもそもカウンセリングとは「人が日常生活を営む上で生じる悩みに対して相談や指導をする」と言うことであるが、学校カウンセリングとなると少し異なる。カウンセリングは全ての年齢層を対象としているが、学校カウンセリングでは学校に通う生徒を対象としている。カウンセリングを行うのはカウンセラーや牧師・僧侶などであるが、学校カウンセリングは教師が行うとすれば、教師は教師として生徒に授業をする立場と、カウンセラーとして生徒の相談を受ける立場の2つの立場を持たなければならない。教師が2つの立場を持つと言うことは生徒も教師を2つの立場として見なければならず、カウンセリングに支障を来すのではないか。そして、生徒側から見れば、教師を相談相手とほとんど思っていない現状が調査で分かっている。これらのことから学校カウンセリングを教師がするのは不適切であろう。平成7年度から学校に臨床心理士をスクールカウンセラーとして配置する事業が始まった。学校カウンセリングを教師が行うのではなく、心理の専門家が学校に入り行う形になる。しかし、このことは教師から見れば衝撃である。
  • 教育相談 研究 相談 教育相談の研究 佛教大学 通信教育 小学校免許 S0534 学校カウンセリングの意義 方法及び今度の課題について述べなさい。
  • 550 販売中 2009/11/16
  • 閲覧(1,618)
  • S0536 人権(同和)教育
  • S0536 人権(同和)教育 『同和教育実践:新たな人権教育の創造』 佛教大学 設題 50年に及ぶ戦後の同和教育史を概括すること。また、人権(同和)教育の意義と学校における人権(同和)学習のあり方を具体的に論述すること。   評価 B 所見 テキストなどを参考に丁寧な論述となっていますが、P4~の実践はあり方を具体的に論じること。
  • S0536 人権(同和)教育
  • 550 販売中 2022/05/02
  • 閲覧(2,638)
  • 教育相談の研究試験対策
  • ・教育相談の研究(縦書き) ・非行をしている子供の心理と、学校や家庭における指導のあり方を述べなさい。 ・カウンセリングの種類をあげて、それぞれの理論や方法について比較検討しなさい。 ・不登校について、そのタイプ別に学校及び家庭における対応のあり方を述べなさい。 ・現代の子供たちは、仲間同士の人間関係が希薄になっているといわれるが、その原因と考えられることを述べ、学校教育全般にわたる対応策について論じなさい。 ・教師カウンセラーとスクールカウンセラーそれぞれの長所(メリット)と限界について述べなさい。 ・現代の社会や学校において、カウンセリングがますます重視されるようになってきている背景や原因について考察しなさい。 以上の6つについてまとめました。 自分用に作成していますので、誤字や微妙な表現についてはご容赦ください。 皆様の勉強の一助となれば幸いです。 ・非行をしている子供の心理と、学校や家庭における指導のあり方を述べなさい。 非行を行う少年少女には家庭的な背景がある場合が多い。親が常に家にいないことで、家族の機能が完全に停止しており、崩壊している。非行少年たちとの関わりを持つにはその少年の置かれている状況、特に家庭環境に留意しなくてはならない。 非行の直接的きっかけは友人が多い。中学生における友人の結びつきの広さ。世界のすべて。非行少年の多くは自分の居場所や存在感を家庭や学校で感じられないことが多い。彼らにとって居場所となる飛行集団は非常に大切なものなのである。 学校においては非行という行為ではなく、常にそれを行っている子供のほうに目を向けることが重要。その罪をとがめ罰を与えるという発想ではなく、何とか
  • 佛教大学 科目最終試験 解答用
  • 1,980 販売中 2009/05/14
  • 閲覧(2,972)
  • 社会科教育法1
  • 設 題  ⇒「3年生または4年生の地域学習について、具体的な学習指導案を作成しなさい。5年生の国土産業学習について、具体的な学習指導案を作成しなさい。」 第3学年A組社会科学習指導案 平成21年○月×日(△)第▽校時 指導者  1.単元 空き缶のゆくえ 2.目標 (1)空き缶が資源としてリサイクルされていることを知り、どのような物に生まれ変わるかや自分達の暮らしとの関わりに興味・関心を持つ。(関・意・態) (2)日常生活の中で空き缶をリサイクルする方法を考える。(思・判) (3)リサイクルの方法や空き缶の行く末など、学んだことをわかりやすくまとめ、表現する。(技・表) (4)空き缶が大量に消費されていることを知り、リサイクルの方法や結果を理解する。(知・理) 3.指導計画(全10時間) 第1次 空き缶の種類と分別(2) 第2次 空き缶の消費とリサイクル  第1時 空き缶はどれくらい?  第2時 リサイクルってどうするの?・・・(本時)  第3時 リサイクルの方法と流れ 第3次 ゴミ処理場を訪ねてみよう 第4次 まとめと発表(4) 4.指導上の立場 (1)教材観  本単元では実際にゴミ処
  • 佛教大学 佛大通信 レポート 第1設題 社会科教育法
  • 550 販売中 2009/05/19
  • 閲覧(2,914)
  • 教育社会学試験回答
  • 教育社会学 1、 国際化する社会に対応した教育とは何かについてまとめ、そのために学校はどのように変わらなければならないか説明せよ 20 2、 学力低下の実態についてまとめ、その問題点を整理せよ 16 3、 イギリス、アメリカ、中国からひとつを選び、日本の教育改革と比較し、それぞれの特徴を整理せよ 14 9   4、 いじめ問題の国際比較を通して、その共通性と異質性について具体的に説明せよ。 5、 いじめの原因についてまとめ、それが学校だけの問題ではないことについて説明せよ 6、 日本型の学歴社会の特質についてまとめ、学歴社会の今後の展望について述べよ 24 8
  • 日本 アメリカ 中国 小学校 学校 子ども 社会 イギリス 国際 日本語
  • 660 販売中 2009/12/30
  • 閲覧(2,301)
  • 教育相談の研究 問題回答
  • 教育相談の研究 1、 カウンセリングの種類を挙げて、それぞれの理論や方法について比較検討 2、 不登校について、そのタイプ別に学校及び家庭における対応(指導)のあり方を述べなさい 3、 非行をしている子どもの心理と、学校や家庭における指導のあり方 4、 教師カウンセラーとスクールカウンセラーそれぞれの長所と限界について考察 5、 現代の子どもたちは、仲間同士の人間関係が希薄になっているといわれているがその原因と考えられることを述べ、学校教育全般にわたる対応策について論じなさい。
  • 環境 子ども カウンセリング 学校 教師 心理 発達 不登校 問題 家庭 佛大 試験 教育相談の研究
  • 880 販売中 2009/12/30
  • 閲覧(1,988)
  • 教育の方法と技術(1分冊)
  • 個人差に応じる授業とは、児童の個人差に適合するように授業のあり方を変えることである。個人差とは、児童の知能や学力、学習スピード、認知スタイル、学習スタイル、特殊能力、パーソナリティ特性等があり、 一つ一つの特性の全てにわたって、個人の中で一様の発達を遂げているものはない。そのため、学習を進めていくうえで個人間の差異・個人内差異を重視していかなくてはならないのである。そして、その方法には3つあげられる。 ①児童の個人差に応じて、指導あるいは学習の目標を変える・・・学習の方法は変えず、児童がそれぞれに応じて異なった目標を与えられたり選択することである。 ②児童の個人差に応じて、指導あるいは学習の方法を変える・・・児童の目標は皆同じであるが、児童により学習方法が異なる。異なる指導を受けたり、自分に合った学習方法を選択することが出来る。 ③児童の個人差に応じて、指導あるいは学習の目標と方法の両方を変える  これらの方法には、次のような問題点もあげられる。児童のどんな種類の個人差に応じて行うのか、児童の特性に対してどのようなレベルの目標を設定すべきか、目標や方法を教師と児童のどちらが選択するか
  • 教師 学習 児童 問題 評価 指導 授業 個人 方法 目標
  • 550 販売中 2008/03/18
  • 閲覧(1,767)
新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
写真のアップロード
一括アップロード
管理ツールで資料管理
資料の情報を統計で確認
資料を更新する
更新前の資料とは?
履歴を確認とは?