連関資料 :: 人間が人間であることとは

資料:337件

  • 人間関係の心理学レポート
  • 対人関係の理解について進化論的視点が必要である理由について考えるには、まず対人関係にはどのような関係があるか考えなければならないと思う。対人関係には配偶者関係、親子関係、友人関係、さらに親族関係などがある。これらのそれぞれの対人関係を理解する上で、別々の進化論的視点が存在する。その進化論的視点が必要である理由を検討体と思う。 まずは、対人関係において重要だと思われる配偶者関係を理解するために必要な進化論的視点を検討する。配偶者関係というのは子どもを共に作り投資する関係である。親が子に投資する理由は、自分の遺伝子を確実に残すためである。女性は体内での妊娠や擁護を通して、自分の体をもって貢献する。そして男性は主として自分遺伝子とお金や保護といった間接的な資源によって貢献する。これらのことから配偶者の選択基準は、男性はパートナーに若さと魅力を求め、経済的、情緒的資源を女性に約束する。一方、女性は資源を求め、魅力を申し出る傾向が高いのである。すなわち、良い夫とは、経済的・社会的に高い地位をもっており、いい妻とは繁殖能力とよく労働(家事・育児)をするということである。年の差は一般に夫のほうが妻よりも年上である。これは双方にメリットのあることである。女性にとってのメリットは、年上の男はもめごとが起こったときに地位的に守れる権力を持っており、さらに経済的な点で年上の男は自分と子どもを飢えさせないという可能性が高いのである。男性にとってもメリットは若い方がたくさん子どもを生むことができるという点である。つまり若い方が繁殖能力が高く、子どもを育てるなどの労働力も多く持っているということである。配偶者関係においてこのような進化論的視点は、自分が結婚相手を探す時、また結婚相手として選んでもらう時に女性として(男性として)自分は何を求めているのか、また男性(女性)が何を求めているかが分かるといった対人関係にとって必要であると考えられる。
  • レポート 人間関係 心理学 進化論
  • 550 販売中 2005/06/24
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  • 大学生の人間関係と不登校
  • 大学生の人間関係と不登校 最近ではうつ病も一般的に知られ、また誰でも風邪のようにかかる可能性があると言われているようだ。私は小学3年生のときに環境の変化の影響で1年間自律神経失調症になった経験があるので、精神から影響する病に強いわけではないのだと思う。そしてこの私自身も大学に入学してから似たような体験があったので、そのことについて書こうと思う。 まず、大学に入学する以前は入試に向けて、ひたすら受験勉強をし、多大な達成感、開放感、希望を持ってこの大学に入学したのを覚えている。しかし、今は当時とは全く違った印象を大学に対して持っている。もちろんその印象は大学に対してのみにとどまらず、日本の世間一般に対しても同じようなことを思うのである。 大学に入学してまもなく、多くの学生がするように、サークルを選ぶためのオリエンテーションに参加していた。趣味の合う友人と大学生活を過ごすことができれば、これほどいいことは無いだろうと思い、私自身もこれから付き合っていく友人を作るために、半ば必死になって明るく振舞っていたと思う。しかし、実際にはそううまくはいかなかった。ある程度は話すことができる相手はできたが、実際に仲間と言えるほどではなかったと思う。私自身がそう思うことができなかった。なぜなら、ある飲み会で聞いた一言に大変傷つき、その後その言葉は私の大学生活の中で度々思い出され、私の大きな部分を占めることになったからである。それは飲み会が始まるときに、私を見た上級生が他の部員に大声で言った「ねえ、ぽっちゃりとデブの違いって何?」という一言である。同じような体験をしたことが無い人にとっては、その程度かと思う話かもしれないが、私にとっては本当につらかった。それも、その言葉の意図は敵意を含んでいる。本当に疑問に思っているわけではなく私に聞こえるように言ったのは明らかだし、その人は何とかして私を罵倒したかったのだと、あとから何度も何度もそれについて悩んだ。その結果、その男性は私の外見だけで私のすべてを否定し、自分に不要なものとして受け入れないのだろうという結論に至った。今ですら思い出すと吐き気がするし、何もかも投げ出してしまいたくなる。私はその飲み会で明るく人と話したりすることは到底できなかったし、それを言った相手の顔すら確認できなかった。そしてそれがトラウマのようになり、それ以降男性を信用できなくなったと言ってもよいと思う。どんな男性も結局そのような考えを持っているのだろうと思わずにはいられなくなってしまったのである。 そしてもう一つは私の父親についての問題である。私の父親は、中学生のときくらいまでは他の子の父親とさほど変わらない普通の父親だと思っていた。しかし、これについてもまた、今はそうは思わない。私は小さい頃からよく「お前は本当に不細工だなぁ」と言われたりしていた。これはそこまでショックではないものの、やはり父親でもそれなりに不快である。彼がテレビに出ている女優でもない一般人の外見について非難する行為もかなり不快だ。わたしはそのような価値観に対して怒りすら感じるようになっていた。相手から特に攻撃を受けたわけでもない状況で他人の外見を批判するのはナンセンスだし、全く理解できない。あとは彼による暴力である。父はアルコールにかなり依存していて、泥酔の状態で家に帰ることも少なくない。酔ったまま私に話しかけ、勉強の話を持ち出してはヒステリックになり私を思い切り叩く。高校生の時はそれが毎日のようだった。そして不思議と、姉に対して父が暴力を振るっているのは見たことがない。父が私の中
  • レポート 社会学 大学生 不登校 うつ病
  • 1,100 販売中 2007/02/15
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  • 人間の発達と学習(1分冊)
  • はじめに、子どもが生まれながらにして持つ能動性について考えていく。  赤ちゃんが授乳の際に、母親の揺さぶるという養育行動により行動パターンが一定化し、自立的な反復行動を確立していくということから、乳児は母親からの一方的な働きかけにより育つ受身の存在ではないことがわかる。乳児は、生まれながらにして身の回りの環境に働きかけて人間関係を作り出そうとしている。人間関係とは生まれながらに相互作用であり、乳児は人とかかわりあう能力を持って生まれている。このことから、子どもは自ら働きかけて関係を作り出そうとする能動的な存在であるといえる。  子どもは自己主張をする権利をもった能動的な存在である。子どもの自己主張は主体的自我の芽生えとして位置づけることができる。  えてして自己主張とは、大人から見るとわがままと決め付けられやすく、受け入れられないことが多い。そのため、学校教育では、子どもたちがわがままになっているので、我慢を育てようという方向にあるが、ここでは自己主張を自己抑制が対立しているものとしてとらえられている。子どもは、自己主張を実現しようとする活動の中で自己抑制力を育てていく。自己主張を認
  • 子ども 社会 発達 自己 人間 人間関係 指導 行動 理解 自我
  • 550 販売中 2008/03/18
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  • 動物の心と人間の心の違い
  •  「不安」はなぜ起こるのであろう。「不安(強い心配)」は避けたい、困った事が起こるかもしれないという心配である。  動物にとって明日は無い。したがって不安は少ない。人間はありもしない事、ありそうもないこと考える事ができるから不安が起こるのである。  一口に「動物」と言っても種によりとても差がある。多くの動物にみられる欲求は「生きるための欲求」である。食べたい、寝たい、排泄したいという生理的欲求を満たすための働きが心の大部分を占める。そして種の保存(自分の遺伝子を残すという)欲求である。人間も動物であるという意味でも、これらの欲求を持っているのである。 「人間ほど未熟な脳を持って生れてくる動物はいない。人間は生理的に早産だ」とスイスの動物学者ポルトマン博士は言った。人間は自動的に人間になるのではなく、教育されなければ、まともな人間にはならない。インドで発見されたオオカミ少女(1920)のように、オオカミに育てられれば、オオカミのように人間は行動してしまうのである。  アブラハム・マズローは、自分の人生を、自分をごまかさず、楽しめている人を「自己実現した人」と呼んだ。そして、この自己実現に至るまでの人間の欲求の変化を段階的に整理し、欲求段階説を提唱した。第1段階を「生理的欲求」また、安全に生きるという第2段階を「安全欲求」と呼び、このような基本的な欲求が満たされると、人は周囲の人間関係の中で、自分の生き方を見つめるようになるのである。  動物の中でも、犬などは社会的欲求がある。しかし人間のそれとは基本的なものが違うと思われる。
  • レポート 心理学 動物 マズロー 不安 欲求
  • 550 販売中 2005/10/20
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  • 情報化社会と人間関係
  • 情報化社会と人間関係 現代の社会は情報化社会だと言われている。アトムからビットへというフレーズが示すように、あらゆるものが電子化されつつある。情報革命によって情報化社会が急速に世界に浸透しつつあるのである。 そもそも、情報とはそれ独自には存在しえず、何らかの媒体を必要とする。はるか昔、まだ言語すら発明される以前は、人々は情報を何らかの形で伝達していた。たとえば、ボディランゲージなどである。そして言語が発明されると、人々は情報を言語によって伝えるようになった。文字が発明されると、人々は文字によって情報を伝達するようになった。そして現在、コンピュータの発明と発達により、情報は電子化され、電子によっ
  • 情報 社会 電子 言語 人間 人間関係 情報化 現代 情報化社会 変化
  • 550 販売中 2009/01/28
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  • ホーソン実験と人間関係論
  • アメリカ合衆国では人間性の疎外が招いた科学的管理法に対する労働組合の反発、そして1929年に起こった恐慌が引き起こした経済的危機などを理由に科学的管理の見直しに取り組んでいった。科学的管理法における最大の問題である「個人の軽視」の解決の兆しを示したのは、1924年からウエスタン・エレクトリック社(The Western Electric Company)ホーソン工場にてメイヨー(E. Mayo)やレスリスバーガー(F. J. Roethlisberger)らが展開したホーソン実験である。ホーソン実験は現場における労働環境と生産性における費用対効果の改善を目的とした実験であり、実験開始当初は、「現場における費用対効果の改善は、物的要因のコントロールが最も重要である」という仮説が立てられていた。 その仮説のもとで最初に行われたのは、工場の照明をコントロールして費用対効果の高さを求める実験(証明実験)である。メイヨーらは照明をあげるほど生産性も向上していくという仮説の立て、実験に臨んだ。工場の労働者を2つのグループに分け、一方は普段と同じ明るさの照明のもとで作業を行わせ、もう一方は普段よりも照明をあげた状態で作業を行わせた。その結果、照明をあげたグループの生産性は向上した。
  • レポート 経営学 経営管理論 人間関係論 ホーソン実験 公式組織 非公式組織
  • 550 販売中 2006/02/02
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  • 人間の発達と学習(2分冊)
  • (1) 人間にとって刺激のない状況が苦痛に感じるように、人間には刺激を求めようとする性質を持っている。そのような性質に関連して、人間には新奇な情報を求める行動を起こさせる知的好奇心と呼ばれる動機がある。  知的好奇心には拡散的好奇心と特殊的好奇心の2種類があげられる。拡散的好奇心とは、人間が刺激のない状況で、刺激を求めようとする性質でもあるように、明確な方向性を持たず、幅広く情報を求めようとすることである。特殊的好奇心とは、特定の対象に対してより多くの知識を求めようとすることである。  知的好奇心を高める仕組みは、条件の一つとして認知的葛藤が生じることである。認知的葛藤とは、人間の内部で起こる背反する複数の概念間の衝突である。背反する複数の概念を意識することにより葛藤が生じ、葛藤を解消しようとする方向に関心が向いていく。その結果、葛藤を解消するために情報を集めようとする内発的な学習行動が起こるということである。  知的好奇心を高める方法としては、様々な方法がある。まず、認知的葛藤を利用して知的好奇心を高める方法は、3通りである。1番目は子どもの持つ誤った信念や先入観を利用するという方法である。授業で、自分の考えとは違う答えを告げられると、そこに認知的葛藤が生じる。その後で、なぜその答えになったのかについて学習を進めていくといった方法である。2番目は既存の情報間のずれに気づかせる方法である。背反する複数の回答が考えられるような問題の答えを選択肢のような形で用意しておき、選択肢の中から回答を選ばせるといった方法である。これらの2つの方法は、子どもが事前に誤ルールを持っていること、子どもたちが迷うような複数の考えを持っていること、指導者がそれらを事前に特定しておくことが条件となる。3番目は新しく作られた認知的標準を利用するという方法である。大雑把な主要ルールのみを与え定着した後、このルールの例外の事例を提示することで、事例の矛盾によって知的好奇心を引き起こさせるのである。この方法には条件がないので、授業での利用の範囲は広いといえる。  認知的葛藤による方法以外にも、日常の現象を説明してくれるような事例を伴わせる方法、既有知識を使って「~するにはどうすればよいだろう」という形式をもつ工作的発問により、思考を巡らせられるような方法がある。 (2) 知的好奇心を高めるために、ルールを学ぶ知識の学習が有効である。  そこで、ルールの意図的設定が重要になってくる。ルールを学習することは、記憶にかかる負担がはるかに小さく、自然や社会の一貫性を楽しく味わうことが出来る。そのうえ、ルールを使って未知の事象の予測も可能にする。そのため、教科学習の内容を指導者がいかにルール化できるかという視点が重要である。  しかし、子どもは自分の経験の中から知らず知らずのうちに自分で作り上げたルールを身につけていることがある。そのルールが誤った知識の上で成り立っている時、この誤ルールがあるために、正しい知識が定着しにくいことが多い。  そこで、以下の学習援助が有効となる。  学習者が誤ルールを所有しているかどうかで、つみかさね型方略とくみかえ方略に分けられる。つみかさね方略は誤ルールがなく白紙の状態にある場合の方策であり、指導者は学習援助系列を構成すればよいのである。くみかえ方式は誤ルールを所有している場合で、誤ルールを正しいルールへと組みかえる方策である。  くみかえ方略はさらにドヒャー型とじわじわ型の学習援助方略に分けられる。  ドヒャー型方略は、誤ルールからの予想が事実と一致しな
  • 情報 子ども 学習 ルール 授業 人間 課題 方法 記憶 指導
  • 550 販売中 2008/03/18
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  • 人間の成長過程における発達課題
  •  ハヴィガーストは1930年代のアメリカ社会から要請された発達像を子供の実態と要求に合わせた課題を提唱した。普遍的な課題も挙げいているが、当時の多くの社会状況を考慮に入れたため課題に様々な側面が混在する。したがって現在に対応する課題に絞ってここでは述べる。  乳幼児期の発達課題は人間として生きていくために欠かせない行動の学習が主である。歩行、固形食物を食べる、排泄方法、言葉を話す、文字の読み書きなどの学習の他に成熟した人格を形成するための基本的な能力を身につける時期でもある。母親の愛情から精神的安定感を得て信頼感を築く。そして、親のしっかりした躾の方針のもと乳幼児の要求を受け入れたり、我慢させたりして自己統制力をもって行動できる能力を身につける必要がある。  児童期の発達課題は就学して学校生活を送ることから、集団生活への適応が中心となる。同年代の友人と仲間を作って仲間の活動を通して集団の規律を知り、それに従って行動できるようにする。その過程で集団における個人の立場、役割を学習する。また、対人関係を通して他者の期待や自分のために社会的秩序を維持することに努める。一方、身体や知能の発達とともに外界に対する興味が広がり探求しようとする。この探究心を育てるためにも親や教師は様々な体験をさせることが大切である。  青少年期は社会人になるための準備段階でありそれに関する課題が中心である。まず、これまでの生活基盤であった家庭からの独立がある。この段階では経済的独立というよりも親から心理的に独立し、自分が家庭を築く時のことを考えてその心構えもすることが課題となる。対人関係においては、男女お互いの性差を認めた上での新たな人間関係を保つことが必要となる。そして自分なりの価値や倫理体系をもち、それをもとに行動して社会に対する責任を遂行できるようにならなければならない。
  • レポート 教育学 発達課題 人間の成長 ハヴィガースト
  • 550 販売中 2006/01/14
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  • 人間の発達と教育―アダルトチルドレンについて
  • 文献を読んで、この高校生の娘がアダルトチルドレンになった原因は母親にあるように感じました。母親と娘の育った環境は、父親がアルコール依存症であるなどよく似た状況にあるので、母親は自分の子供時代の経験から娘の気持ちを理解してあげることが可能なはずです。しかしこの母親は娘の気持ちを理解できていません。自分自身は夫に対して不満がありながらその状況を変える努力もしていません。また、自分のことを考えるだけで精一杯になっていて、子供のことにまで配慮する余裕がないように思えました。「子どものことで悩んでいるからまだいい」と考えることで、自分の存在価値を見つけようとしている部分にも問題があると思います。娘の悩みを取り除いてあげることよりも、自分のことしか見えていないように感じられます。  しかし、この母親自体がアダルトチルドレンなのであり、その原因も親にあることから子供の成長に親の与える影響がどれほど大きなものなのか考えさせられました。この娘の状況を改善するためには、母親の精神的な安定も重要なポイントになっていると考えられます。
  • レポート 教育学 教育原理 人間 発達
  • 550 販売中 2006/01/12
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