連関資料 :: 行動分析

資料:12件

  • 応用行動分析
  •  応用行動分析の諸原理を挙げ、それぞれの適用例を示しなさい。  応用行動分析において最も中心的な原理は「強化」である。望ましい行動には正の強化子(報酬)を随伴させることによってその行動を強め、望ましくない行動には、負の強化子(罰刺激)を随伴させるか、あらかじめ与えられていた正の強化子をその行動の生起するたびにとりあげるかによって弱めることができる。適用例としては集団に入らず一人ないしは大人と居たがる自閉傾向があると思われる4歳10ヶ月の男児に集団に入ることができるたびに保育士が褒めて本児の好きな数唱をしたり写真カードを与えたりした。これをはじめる前はクラスが集まるとき10回に1回ほどしか参加できていなかったが2ヵ月後には10回に9回は参加できている。  応用行動分析において次に重要な原理は「シェイピング(暫時接近)」である。子どもがすでに持っている行動の中から目標行動に最も似ているものを発見して、その行動に対して最初の強化が与えられ、スモールステップによって徐々に目標行動に近づけていくという手続きである。適用例としては4歳9ヶ月の興奮性の強い男児は欲しいものがあると顔を赤くして首をかしげる。(誰も気がついてくれないと暴れ始める。)はじめは「○○が欲しいの?」とたずね「うん」と答えるので「先生にちゃんと答えてくれてありがとう」と対応し欲しいものを与えることを繰り返す。次には同じサインを出してきたら「○○が欲しいのね? ○○ちょうだいっていってごらん」といっていわせる。1ヵ月半後には「○○ちょうだい」と保育士に言ってこれるようになり欲しいものがいえないせいで暴れるということが飛躍的に減った。  他に重要な原理として「罰」がある。罰刺激を直接使う罰技法はどうしても必要な場合にのみ限定すべきでなるべく消去、レスポンスコスト、タイムアウトなどを使い望ましくない行動を弱めるように試みた方が良い。
  • レポート 心理学 行動療法 応用行動分析 子ども
  • 550 販売中 2006/02/08
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  • 応用行動分析 セルフマネジメント事例
  • 応用行動分析 セルフマネジメント事例 1 はじめに  今回変容を試みたのは、自身の「目的の場所に決められた時間の直前に到着する」という行動であり、具体的には「決められた時間の10分前に目的の場所に到着できるようにする」という行動を目標とした。  社会生活において、時間を厳守するということは集団に属し、集団行動を行う上での大前提の規律ではないかと思われる。特に仕事など、個々に責任があることにおいては、時間を守れなければ全体の予定や計画が乱れてしまうため、皆に迷惑がかかり、自分にも集団にも悪影響が出てしまう。 しかし、これまでの学生生活では、講義や友人同士での待ち合わせなど、多少の遅刻が許されてしまう場面が多かったため、時間厳守による社会的な罰を強く意識することがなかった。そのため、アルバイトや実習など、時間を厳守しなければいけない時の時間配分が上手くいかず、到着が決められた時間の直前になって焦ることも多々あった。 これから先、社会に出て行くにあたって時間を守らなければならない場面は増えてくる。今のままの状態では、仕事などに何らかの悪影響を及ぼす可能性があると感じ、改善が必要であると考えた
  • 行動分析 ABデザイン セルフマネジメント 事例 行動療法 心理学
  • 550 販売中 2008/07/29
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  • 行動分析学から見るモチベーションとモラル
  • ルールに罰は必要か ~行動分析学からみるモチベーションとモラル~ 1.強化随伴性によって形成された行動について (1)自分が他者の行動に強化や弱化を与えた例 ・出来事①  私はバンドサークルに所属していて、日吉代表と言う役職についているが、全体のライブパフォーマンス向上のためにMVPと努力賞という賞を毎回のライブに設置することとした。MVPは8バンドほど出るバンドの中で一番良かったバンドを投票で決めるもので、努力賞は個人に対して一番努力したと思う人を三人選び投票で決めるものである。これによってMVPや努力賞を設置する前よりも設置したあとのほうが格段にクルー全員のライブに対するモチベーションが上がり、ライブパフォーマンスが向上した。 ・随伴性ダイヤグラム ・出来事②  私は幼少時から地元の道場で少林寺拳法を習っているのだが、最近では小さな子供に教えることのほうが多い。小さな子供が真面目に練習しないと、私は拳立て(腕立て伏せを拳でやる)を命じる。すると子供たちは拳立てを課された後からは真面目に練習をするようになった。 ・随伴性ダイヤグラム ・分析の結果 前者は正の強化子の呈示による行動の強
  • 法律 語学 分析 授業 行動 人間 子供 ルール モチベーション 電車
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  • 教育心理学 幼児の行動分析
  • 幼児の学習には、それぞれ理由や属する分野があり、根拠となる学習理論が必ずある。学習とは、練習の結果に生じる比較的永続的な行動の変容のことである。学習の理論には2つある。古典的条件づけと、道具的条件づけである。古典的条件づけとは、新しい刺激と反応の連合をもたらす学習のことである。そして、道具的条件づけとは、自発的に環境を刺激したり、操作したりして、強化を受け取ることによる学習のことである。  古典的条件づけ、道具的条件づけの基本性質には、強化、消去と自発的回復、般化と文化、高次条件づけがある。  他にも学習には、模倣、観察による学習の観察学習、洞察による学習の問題解決学習がある。  ここで、幼児の学習の例として、「テレビによってダンスを覚える」という行動を分析してみよう。分析を行うために、まず、動機漬けを行う。動機づけとは、行動の原因となるもののことである。どんな学習にも、それが引き起こされる動機がなくては成立しない。これは、内的なものと、外的なものに分けられる。外的動機づけとは、他からの刺激、いわゆる、賞や罰などが学習の誘因となっており、学習の目的が、学習そのものよりも、その誘因の方に
  • 教育心理学
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  • 高速道路サービス・エリアにおける「ゴミ捨て行動」の分析
  • ゴミ捨て行動の問題 ・集め捨て、散らし捨て 1)ゴミ捨て行動の特性 ・空き缶の散らし捨てはその場の物理的状況に左右されやすい。 ・空き缶がすでに散らし捨てされている場所にさらに多くの空き缶が捨てられやすい。 ・散らし捨て抵抗:散らし捨てを行うことに対して何らかの心理的抵抗感 2)ゴミ捨て行動の規則性 ゴミが集中的に捨てられやすい環境構造特性と地表面の属性を指摘し、ゴミ捨て行動には環境の秩序度(汚れている場合では集中しやすい)、複雑度(目立ちやすい凹部へは集中しやすい)、明暗度(暗い部分には集中しやすい)のような外的要因を指摘する。 1.研究の背景と研究目的  ゴミは人が社会的活動を行う限り必ず発生し、人が移動すればそれに伴って移動する‘社会的排泄物’であるという意味で、「ゴミ捨て行動」は人間の社会的行動を跡づけるバロメータとして位置付けられ、より一般的な人間の行動、心理の理解にも示唆をあたえうると考えられる。 観光地などの日常生活圏外の行動場面では程度の差こそあれ、その地域の地理に不案内な人々が主役であり、習慣行動は生じにくいと考えられるために自らが意識しないうち認められる他の歩行行動特性がより現出しやすいと考えられる。そして日常生活圏外の行動場面での「ゴミ捨て行動」の実態を観察・分析し、その結果をふまえ、より社会的に望ましいゴミ捨て行動が予測される場面操作を行い、その「結果」を測定する。このような「ゴミ捨て行動」の分析をとおして、行動主体が無意識のうちにとる歩行行動特性を明らかにすることを目的とする。
  • レポート 心理学 ゴミ捨て行動 東名高速道路 分け捨て行動 誘導
  • 550 販売中 2006/01/11
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