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連関資料 :: 社会

資料:4,235件

  • 太平洋戦争時の人種主義とアメリカ社会
  • 1 日米の「敵」イメージの創出 この文献は第二次世界大戦期のアメリカと日本における双方の「敵」の見方について記してあるものである。アメリカ、日本の両側ともプロパガンダにより「劣った人種としての敵」を創出し、国家総動員体制を作っていったということが克明に記してある。 日本は有名な「鬼畜米英」の標語に表されるように、欧米列強は17世紀以来アジアの諸民族を隷属させ搾取し続けてきた極悪非道の国家であり、その国民は鬼畜であるという敵のイメージを創出した。そのイメージはニュース映画や新聞、雑誌、ラジオといったマスメディアや教育の場で国民に刷り込まされていった。その一方で日本はそのような欧米諸国や諸国民と自らを対置するようなイメージを作り上げる。日本はアジアを「鬼畜」の帝国主義者から開放する国家であり、その国家を構成する「大和民族」はアジアの指導的民族であり、世界でも最も優秀な民族であるという自民族優越主義を唱えた。「大東亜共栄圏」のキャッチフレーズに代表されるような思想がそれである。  一方でアメリカも同様に日本に対して「敵」イメージを創出した。新聞、雑誌等のメディアや政府要人の発言など様々な場面において、日本に対する敵対的プロパガンダが行われた。その内容は日本人は異常な集団主義者であり、精神倒錯者であるといった人種主義的なものに及ぶこともしばしばであった。具体的にこの文献で書かれていることから言えば、日本人を猿に喩えた風刺画や逸話、また日本人を幼児に喩えて風刺した書籍など様々な資料が残されているようだ。 これらの日米双方のプロパガンダは両国民にとって相当のインパクト、説得力のあるものとして出現した。例えば本書には日本人はプロパガンダによってアメリカ人はどんな極悪な所業も恐れない悪人だと刷り込まされたため、サイパンや沖縄など各地での集団自決を生んだと記されている。
  • レポート 国際関係学 アメリカ 社会史 容赦なき戦争
  • 550 販売中 2006/08/09
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