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戦後の社会福祉の展開と今日の課題について述べよ。
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「戦後の社会福祉の展開と今日の課題について述べよ。」
現在、日本は高齢社会で全人口の21%が65歳以上の高齢者である。社会福祉制度が成り立たなく成りつつある現代であるが、その社会福祉制度は、戦後、どのように作られてきたのか、また、今後の社会福祉制度の課題について以下に述べる。
〈戦後~1950年代〉
戦後の混乱した社会情勢のもとにおいて、浮浪児対策は緊急課題であった。戦災で両親を失った孤児、引き揚げ孤児等が物資の不足と、日常生活をなんとか維持することで精一杯という世相のもとで、浮浪しては物を乞い、金品を窃取するなどの不良行為を繰り返した。
ほかに、母子、障害者、復員軍人等生活能力を失った人々の困窮も深刻で、占領軍(GHQ)は1946年2月、「社会救済に関する覚書」を発表し、基本原則を確認した。それは、①無差別平等の原則、②公私分離の原則、③救済の国家責任、④必要な救済は制限しない、というもので、政府はこうした原則のもと、旧生活保護法の制定に着手する。そして同年の9月に旧生活保護法を制定したのである。
やがて、浮浪児、孤児対策が進んで1947年12月、児童福祉法の公布となり、児童委員や児童相談所の設置となった。次いで、主として戦争の結果、一挙に増えた戦傷病者を救済することを目的に、1949年12月、身体障害者福祉法を制定し、これに生活保護法をあわせた「福祉三法」出来上がったのである。
〈1960年代~1970年代初頭〉
1960年代になると、日本経済は既に戦前の経済力まで回復し、工業化、産業化が著しく発展した。いわゆる高度経済成長と呼ばれ、新しい時代の幕開けとなった。この経済復興は企業の発展や個人所得の上昇のみならず、税収等の大幅増で国や自治体も恩恵を被ることになった。国家・地方財政が潤ってくることにより、社会福祉は年を経ることに充実していったのである。1958年には国民健康保険法改正、翌年には国民年金法改正でようやくわが国は国民皆保険、皆年金体制をむかえた。
そして、1960年に「精神薄弱者福祉法(1999年知的障害者福祉法に改正)」、1963年「老人福祉法」、1964年「母子福祉法(1981年母子及び寡婦福祉法に改正)」が制定され、生活保護法、児童福祉法、精神障害者福祉法の三法体制から、六法体制に変わった。
〈1970年代後半~1980年代〉
1973年に老人医療の無料化が制度化され、福祉元年と呼ばれた。しかし、日本経済とともに整備されてきた公的福祉制度は、この年に起こった石油ショックを契機に見直しが始まる。1981年には第2次臨時行政調査会が設置され、財政再建を目標に社会保障や社会福祉に対して厳しい引き締め政策を提言した。その提言を反映し、老人医療の一部有料化を制度化した老人保健法が1982年に制定された。
このように1980年代は社会福祉の後退期であり、「私的扶養」と「自助精神」を強調した日本型福祉社会の構築が目標とされた。
〈1990年代〉
1989年12月に「高齢者保健福祉推進十ヵ年戦略」(ゴールドプラン)が策定されたが、1983年度中に都道府県・市町村によって策定された地方老人保健福祉計画においてゴールドプランを大幅に上回るニーズが明確になったことにより、ゴールドプランを全面的に見直した「新・ゴールドプラン」(新・高齢者保健福祉推進十カ年計画)が制定された。さらに、1999年12月には、①活力ある高齢者像の構築、②高齢者の尊厳の確保と自立支援、③支え合う地域社会の形成、④利用者から信頼される介護サービスの確立を基本的
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社会福祉
東京福祉大学
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社会福祉援助技術における直接援助技術について
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「社会福祉援助技術における直接援助技術について」
直接援助技術には、「個別援助技術(ケースワーク)」と、「集団援助技術(グループワーク)」がある。以下では、その2つについて述べる。
1.個別援助技術
個別援助の対象は「個人または家族」であり、彼らが自らの力で解決不可能となった生活困難な状況及びそれを生み出している生活環境全般にある。これら困難状況における生活ストレスを緩和するためには、援助者は個人と生活環境の相互関係に着目し、改善に向けて両者の接点に積極的に働きかける。個人に対しては、生活環境への適応が可能になることを目指し、パーソナリティの発達や安定を図り、対処能力を高めていく。一方で生活環
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援助
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問題
援助技術
プログラム
個別援助技術
理論
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戦後の社会福祉の展開と今日の課題について述べよ
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終戦直後の国民生活対策は、何よりも生活困窮者の最低生活を保障することが緊急の課題とされた。このような状況のなかで、占領軍(GHQ)は1946年2月、「社会救済にかんする覚書」を発表し、基本原則を確認した。つまり、?無差別平等の原則、?公私分離の原則、?救済の国家責任、?必要な救済は制限しない、というもので、政府はこうした原則のもと、「(旧)生活保護法」を制定した。しかし、「(旧)生活保護法」では、積極的な保護請求権は認めらなかった。
だが、翌年施行した日本国憲法の25条で「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」(1項)、「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」(2項)とあるように生存権が国の最高法規によって明文化されたのである。それを受けて、1950年には、「(新)生活保護法」が成立し、要援助者の保護請求権が明確になり、その自立を助長することを目的として位置付けられたのである。
また、戦争浮浪児・引揚孤児の保護や栄養不良児などに対する保険衛対策のため、1947年に、「児童福祉法」を制定した。
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社会福祉援助の技術と援助過程について述べよ
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社会福祉援助の技術と援助過程について述べよ。
1、はじめに
ソーシャルワークは、社会福祉における援助の中核をなすものとして重要な位置を占めている。歴史的にみれば、19世紀後半にイギリスで萌芽し、20世紀初頭にアメリカ合衆国で発達し、体系化したものである。
この諸援助技術は、「直接援助技術」、「間接援助技術」、「関連援助技術」、と三つに大きく分類されている。またこれらはさらに12個に分けられている。それでは以下に、
社会福祉援助技術について述べていく。
2、直接援助技術
直接援助技術とは、伝統的な二つの方法からなる①個別援助技術と②直接援助技術で構成されている。
その展開過程について、まずは個別援助技術から述べていく。
(1)個別援助技術
個別援助技術とは、支援者が利用者の立場に立ち、環境を整え、社会福祉諸サービスを提供し、科学的な論理と技術で利用者の持つ潜在的な力を十分に発揮させ、利用者自身の力で問題解決を促す技術である。その概念は19世紀イギリスで、「ケースワークの母」といわれるリッチモンドを出発点に体系化されてきている。
個別援助技術は次のような展開過程をたどる。
①援助の開始期:利用者と援助者が抱える問題を明らかにし、利用者の問題解決への意思を形成し、援助の手順と目標について両者が確認する。また、利用者と援助者の信頼関係を形成する。一般に、面接によるインテーク、援助についての情報提供、環境と個人からの資料収集・分析によるアセスメント、具体的な援助計画や目標を利用者と共に作るプランニングからなる。
②展開期:利用者と環境の相互関係への働きかけによって構成される。援助者と利用者、または関連機関で目標達成を確認するモニタリングを行なうことで援助効果を把握し、必要に応じて援助計画の見直しを行なう。
③終結期:利用者と共に問題解決への評価を行ない、共通の認識を持っていることが大切である。また今後の課題について、しっかりと道筋を立て、利用者がそれへの対応の準備を援助することも大切である。
(2)集団援助技術
集団援助技術とは、問題を抱えている個人を対象として意図的に小集団を形成し、集団での体験を通して個々のメンバーの成長と問題の克服を援助し、集団全体の発展を援助しようとする技法である。それは次の展開過程で構成される。
①準備期:準備期とは、施設・機関等において集団援助の必要性が生じたことから、援助者が集団援助を開始するために、グループの計画を立て、利用者たちに予備的な接触を始める段階を指している。
②開始期:最初の集まりからグループとして動き始めるまでの段階を指す。「個人」と「グループ」が目的に向かって取り組んでいけるように援助をしていく。
③作業期:「個人」と「グループ」が自分たちの課題に取り組み、展開し、目標達成のために明確な成果が出るようにすすめていく段階である。援助者はメンバー同士の相互援助体制をつくる。
④終結期:グループ援助を終わりにする段階である。メンバーが次の生活にスムーズに移行していけるよう援助を行なう。
3、間接援助技術
間接援助技術とは、社会福祉援助活動を促進させ、直接援助技術と併用、または統合されて実践的な効果を発揮する援助技術をいう。これらは、「地域援助技術(コミュニティワーク)」、「社会活動法(ソーシャルアクション)」、「社会福祉調査法(ソーシャルワーク・リサーチ)」、「社会福祉運営管理(ソーシャル・ウェルフェア・アドミニストレーション)」、「社会福祉計画法(ソーシャル・ウェルフェア・プランニング
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レポート
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社会福祉援助の技術と援助過程について述べよ
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「社会福祉援助の技術と援助過程について述べよ。」
社会福祉援助技術とは、その人がその人らしく生き、自らの目標とするよりよい生活に近づくことへの支援過程を展開する方法である。利用者を理解し、ともに課題の解決を追求する専門的で科学的な支援の姿勢や態度、行為や行動の過程そのものである。
社会福祉援助技術は、大きく直接援助技術・間接援助技術・関連援助技術に分けられる。
1.直接援助技術
直接援助技術は、個別援助技術(ケースワーク)と集団援助技術(グループワーク)から成り立つ。
個別援助技術とは、援助者が利用者それぞれの生活に応じた個別の対応を専門援助といて行う方法をいう。その展開過程を「開始期」、「作業期」、「終結期」の3段階に分けて考察する。
①援助の開始期
インテーク:実際の援助を提供していくための準備作業を行う段階である。問題に対して必要な情報を収集し、利用者の現在の問題状況、主張、要求などを明確にする。
アセスメント:問題解決のための援助を始めるにあたっての事前の評価である。利用者の置かれている問題状況やクライエント自身についての基礎的な情報を得て、処遇方針やその方向性を検討するため、できるだけ早く効果的に十分な情報の収集をする。
プランニング:援助処遇の方向性や焦点を定め援助の一貫性を保ち、さらにガイドラインを示し、計画的に効率的な処遇を行う。
②援助の展開期
「介入」:従来、社会福祉援助活動では、
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戦後の社会福祉の展開と今日の課題について述べよ
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「戦後の社会福祉の展開と今日の課題について述べよ。」
1戦後社会福祉の展開について
(1)戦後改革期の社会福祉
戦後わが国は1951(昭和26) 年まで米国の占領下にあり、その占領政策の下に社会事業の方向付けがなされたものである。
終戦直後の混乱期には、多くの戦争犠牲者、生活困窮者が街に溢れかえっていた。そのため、この緊急事態に対処するために、政府は占領軍当局の覚書に基づき、「生活困窮者緊急生活援護要綱」(昭和20年)を作り、予算措置を講じ、生活困窮者に対する応急援護を行った。
次いで、1946(昭和21)年2月、占領軍は公的扶助に関する覚書(SCAPIN775号)を政府に送り,①無差別平等の原則、②公私分離の原則、③救済の国家責任、④必要な救済は制限しないという4原則を示し、この原則に基づいて、1946年10月に「(旧)生活保護法」が成立した。しかし、同法は戦前の救貧法的色彩が強く残存しており、1950(昭和25)年に現行の「生活保護法」に改正された。改正のポイントとしては、①同制度が憲法25条の生存権の理念に基づくことを明記したこと、②欠格事由の撤廃、③保護の水準を「健康で文化的な
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