連関資料 :: 実験

資料:274件

  • 消毒実験
  • 大腸菌及び大腸菌ファージを用いた塩素消毒実験を通して,その解析方法と結果の意味について考察する. 〈課題1〉   図3,4では,縦軸に微生物の生残率,横軸にCT値をとり,不活性化速度定数kの値を求めた.この図から,各班の塩素消毒でkの値に差が出たことが分かる.最初に1.0ppmの塩素を加えた1班と3班で比較すると,1班よりも3班のほうがkの値は小さかった.ここから,大腸菌ファージよりも大腸菌群で消毒効果が高かったと考えられる.大腸菌群よりも大腸菌ファージの方が塩素耐性が高いことが知られており,理論上,同じ塩素濃度なら大腸菌ファージのk値の方が小さくなるはずで,今回の結果はその予測通りだったといえる. また,2班のデータがないため4班と比較できないが,2.0ppmの塩素を最初に加えた場合でも同様に,大腸菌群よりも大腸菌ファージのk値の方が小さくなるはずである.
  • レポート 理工学 大腸菌 ファージ 消毒 塩素
  • 550 販売中 2005/07/08
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  • フィルタの実験
  • 考察 実験で用いたフィルタを受動フィルタと能動フィルタという点から考察してみる。  フィルタ?の実験で用いた定K型フィルタは抵抗、キャパシタ、インダクタなどの受動素子から構成されていたので、受動フィルタ呼ばれる。受動フィルタは、単に増幅素子(トランジスタ、オペアンプなど)を使用しないフィルタである。この点で、特定の伝達関数を(必要な素子数に関して)最も簡略に実現する。受動フィルタには他の利点もある。受動フィルタは能動素子を含んでいないので、電源が不要である。オペアンプによる帯域幅の制限を受けないので、非常に高い周波数でも正常に動作する。受動フィルタは、能動デバイスで処理できないような大きな電流や電圧レベルを伴う分野で使用できる。また、受動フィルタは、能動利得素子を使用した回路と比べてわずかな雑音しか発生しない。受動フィルタが発生する雑音は、単に抵抗素子からの熱雑音だけであり、注意深く設計すれば、この雑音の振幅も相当小さくできる。受動フィルタの欠点は、能動素子を使用しないので信号利得を与えることができないことである。非常に有用な受動フィルタを製造するには性能の良いインダクタが必要となるので高いコストがかかる。更に、複雑な受動フィルタは設計するのが難しく、時間がかかる。
  • レポート 理工学 フィルタ 情報学 実験
  • 550 販売中 2006/05/09
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  • 真空実験
  • 真空実験 実験日 5月17,18,19日 実験場所 物理学生実験室1(1301),2(1303) 実験環境 17日 気温:25.4℃ 湿度:82% 気圧:752.8hPa 18日 気温:24.8℃ 湿度:76% 気圧:752.4hPa 19日 気温:25.5℃ 湿度:86% 気圧:752.4hPa 目的 真空計を組み立て、放電管を用いて真空度による放電状況の変化を知る。次に、油拡散ポンプで排気し、到達真空度を測定する。排気速度を計る。 原理 廃棄ポンプは単位時間に排気する体積S[l/sec]で表される。圧力p[Torr]、体積V[l]の真空容器を排気することを考える。 気体の状態方程式からpV=nRTであり一定体積、温度の下では圧力と分子数は比例している。単位時間に排気される分子数は比例している。単位時間に排気される分子数 は (1) である。これを圧力で書き直すと より (2) これを解くと (3) となる。この式は充分に長い時間排気すれば、完全な真空になることを意味している。実際には、真空容器の漏れなどの制限要因によって、ある真空度までしか排気することはできない。漏れは大気との間で生じると考えてよく、大気圧に比較すれば真空容器内の圧力はゼロとみなしてよいから、真空容器の圧力pには依存せず一定値であるとしてよい。 単位時間内に容器内にもれこむ分子数をqとすると (1’) 圧力に書き直して (2’) ここで、 の単位は[Torr・l/sec]で、単位時間の漏れを表す。到達圧力はこの式から (4) であることがわかる。 実験装置 注射器ポンプ、ダイアフロムポンプ、アスピレーター、誘導コイル 油回転ポンプ - 油回転ポンプの主要部分は固定子と回転子及びスプリングで固定子の内壁に接触しながら回転する翼板からできている。ローターが回転することで、膨張による吸気と圧縮による排気を同時に行うことができる。 油拡散ポンプ - 油拡散ポンプは油の蒸気で噴流を作り、拡散で噴流に飛び込んだ気体分子を捕らえて運び去り、高真空を得るポンプである。油拡散ポンプは単体で真空を作ることはできず、補助真空側に油回転ポンプをつなぎ、ある程度の真空状態にしておく。 ブルドン管 - ブルドン管は数Torrまでの真空をモニターする真空系である。構造は単純で、息を吹き込むと巻いていた紙の筒が伸びる玩具と同じで、薄い金属板を張り合わせて筒を作っている。管内の気圧が低くなると大気に押されて巻きが戻るように作られていて、その先端に目盛の指示器がついている。 ガイスラー管 - ガイスラー管はガラス管に1対のアルミニウム電極を10cmくらいの間隔で取り付けたものである。両端を誘導コイルにつなぎ、その一次線に100Vの交流を入れると二次側には高圧 (10~50kV) が得られる。放電管の真空度が進むにつれて放電状況がさまざまに変化する。この放電パターンによって圧力のおおよその見当と発光の色でガスの種類についての情報を得ることができる。 ピラニー真空計 - ピラニーゲージは気体の熱伝導を利用した真空系である。タングステンや白金の細線に電流を流し200度から400度に加熱しておく。周辺の真空度が上がり、熱を奪う分子が減少すると温度の低下が少なくなり抵抗が下がる。これを精密なホイートストーンブリッジ回路で検出し真空度と対応づける。 電離真空計 - 電離真空計は、気体分子を電離させ、生成したイオンの数から圧力を求める真空計で、高真空から超高真空領域で広く用いられており、定量性に優れている。 実験方法 A-
  • レポート 理工学 真空 油拡散ポンプ 放電
  • 550 販売中 2006/12/21
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  • タンパク質実験
  • タンパク質実験   <目的>  タンパク質の立体構造は、温度やpHによって容易に変化する。この実験では牛乳タンパク質の加熱凝固と等電点沈殿から、それらの性質を理解する。また、摂取したタンパク質は消化酵素によって分解されてから吸収される。この実験では、トリプシンによるタンパク質の消化についても理解する。 <結果> タンパク質の加熱変性 試料 加熱温度 試験管内の試料の様子 卵白 80℃ 全て固まっていて白色 65℃ 上のほうは少し泡が立っている。 下のほうは固まっていて白色 卵黄 80℃ 全て固まっている。黄色 65℃ ある程度固まっているがそうでない部分もある タンパク質の等電点沈殿   濁りが見え始めたpH(6.02)   pH4.6になった時の試料の状態(上が透明になり、下に沈殿物が出来た)   さらにHClを添加し、濁りが消えた時のpH(2.81) タンパク質の消化 試料番号 試料の処理方法 遠心分離後の沈殿量 吸光度 ① 加熱変性卵白にトリプシン添加 0.5863 ② 加熱変性卵白に緩衝液添加 0.5781 ③ 生卵白にトリプシン添加 0.6484 ④ 生卵白に緩衝液添加 0.6252 <考察> タンパク質の熱変性  加熱によってタンパク質の(立体構造)が壊れ、その結果、凝固したと考えられる。また、(卵黄)の場合、65℃でも80℃でも完全に凝固したが、(卵白)の場合は、65度ではまだ流動性のあるゲル状のいわゆる「半熟」状態であるが、80度で完全に凝固した。このように、タンパク質によって、凝固温度が異なる。したがって、熱変性を起こす温度はタンパク質によって異なることが推察される。殻付きのまま卵を普通にゆでると、(卵白)の部分から加熱され、徐々に(卵黄)部分の温度が上昇する。加熱時間を調節することによって、卵黄と卵白が完全に凝固していない半熟卵ができ上がる。しかし、65度の卵黄は凝固するが卵白は凝固しないので、この温度で十分に加熱すると、(卵白)が半熟で、(卵黄)が完全に凝固する。これが(温泉卵)の原理である。 タンパク質の等電点沈殿  スキムミルクのpHを塩酸によってカゼインの等電点の(4.6)付近にすると(沈殿物)が生成され、さらにpHを下げると、(沈殿物)が消失する。このことから、牛乳中のカゼインタンパク質は、等電点付近で(不溶性沈殿物)になることが認められた。この原理は、ヨーグルトの製造で見られる。すなわち、乳酸菌の産生する乳酸によって、牛乳のpHが徐々に低下し、(4.6)付近になると牛乳中のカゼインタンパク質が等電点沈殿を起こし、全体が凝固する。 タンパク質の消化  この実験では、消化酵素(トリプシン)を作用させた後、トリクロロ酢酸添加と100℃での加熱によって酵素タンパク質を変性させ、その後遠心分離している。(消化酵素)によって消化されなかった変性卵タンパク質は(凝固)して沈殿するが、消化された(ペプチド)は沈殿しない。っしたがって、遠心後の沈殿量が少ない、あるいは(ローリー)法で発色する物質が上層に多いということは、トリプシンによるタンパク質の消化が進んでいることを意味する。  遠心分離後の沈殿量を比較すると、トリプシンを生卵白に添加しても、添加していない試料でも沈殿量はほとんど(変わらなかった)。また、(ローリー)法で調べた吸光度も2本(③と④)の試料の間にほとんど変化がなかった。これに対して、(加熱変性)させた卵白にトリプシンを加えたところ、遠心後の沈殿量は明らかに(減少)し、ローリー法で調べた吸光度もトリプシン添加
  • レポート 農学 タンパク質 変性 等電点
  • 550 販売中 2006/12/16
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  • サイリスタの実験
  • ・概要 今回の実験はサイリスタ(SCR)の動作原理を、基本的な特性について実験をおこなった。 まず、今回始めて触れるサイリスタだが、サイリスタとは導通状態(オン状態)、遮断状態(オフ状態)という2つの安定状態を持つスイッチング素子であり、その特性と動作原理について学んだ。 まず、サイリスタがオフ状態とオン状態との波形の形の違いを観測した。サイリスタがオフ状態の時は入力波形とアノード・カソード間の波形が同じ形となりRL間の両端にはあまり電圧がかからなかった。サイリスタをオンにする(ゲート電圧を4Vくらいまで上げる)と、アノード・カソード間の波形の上側が切り取られたような形になり、RL間の波形がA・K間の切り取った部分の波形が現れた。そのとき入力波形は変わらなかったが、RL間とA・K間の合成した波形が入力電圧の波形になることが確認できた。 次はA・K間の電圧Vaを固定しゲート電圧を上げターンオンさせ、その時のゲート電圧VRG、ターンオン前後のA・K間の電圧Vaの変化、ターンオン後の電流Iaを観測した。ゲート電圧を徐々に上げて行くと、だんだんVaが低下していき、ある位まで行く急激に低下した。その値はVaが高くなればなるほどVRGが低い値、ターンオンが起こる直前のVaも高いところでターンオンが起きていた。ターンオン後のVaの値はどの時でもあまり変化はなく2〜3Vと一定だった。ゲート電圧を0Vにした時のIaの変化は85〜95VまではIaが0になったが、あとはIaの値が下がらずVRGが0Vで流れていた。 次にVaを100Vと設定し、ゲート電圧を上げターンオンさせ、直流電源Vsを100〜0Vまで5V刻みで変化させた時のVaとIaの値を測定した。Vaが100〜90VまではVaが徐々に上がりIaが徐々に下がっていった。
  • レポート 理工学 電気 電子 実験
  • 550 販売中 2006/11/09
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  • DNA実験
  • DNA実験 1、目的 制限酵素処理したDNAと未処理のDNAを用いて電気泳動を行い、その移動差を測定する。この移動差がプラスミドDNAのどのような違いに基づくものかを推定する。また、実験結果から制限酵素によりベクターがどのような作用を受けたかを調べる。 2、材料と方法  Ⅰ制限酵素処理    まずマイクロピペットを用いて、プラスミドDNAを4μℓ、10x制限酵素用バッファーを2μℓ、H2Oを13μℓ、制限酵素1μℓをマイクロチューブに入れる。プラスミドDNAはa,bの2種類。制限酵素はEcoRⅠ、PstⅠの2種類を用意した。それぞれの組み合わせにより4種類のサンプルを作った。 1…a/Ec 2…a/Ps 3…b/Ec 4…b/Ps それぞれのサンプルは軽く撹拌して数秒程度遠心して37℃の恒温槽で1時間反応させた。反応させている間にアガロースゲルの作製を行った。  Ⅱアガロースゲル電気泳動   ア、アガロースゲルの作製     0.6gのアガロースの入った三角フラスコに泳動バッファー50ml加えて電子レンジで温めた。約60℃になったところでゲル作成台に流し込み約30分間放置した。ゲルが固まったところで、少量のH20を注いでコームを引き抜いた。   イ、泳動機のセッティング     泳動機に泳動バッファー400mlを加えてゲルを入れた。泳動機と電源をリード線でつないだ。   ウ、サンプルの添加     Ⅰの工程で反応させておいたサンプルを取り出し、10x泳動用サンプルバッファーを2μℓずつ加えて、撹拌、遠心を行った。また、未処理のプラスミドDNA a/bを3μℓとり、水を7μℓ加えて、10x泳動用サンプルバッファー2μℓを加えた。(未処理のaをa´、未処理のbをb´とした) まず、分子量マーカー10μℓをゲルの穴の両端に添加した。その後、a´、a/Ec、a/Ps、b/Ec、b/Ps、b´の順に10μℓずつ添加した。   エ、電気泳動      全てのサンプルを添加したのち、泳動機の電圧を100Vに設定してスイッチを入れて約1時間泳動させた。   オ、ゲルの染色と観察      発泡スチロール容器にEtBr溶液を深さ1cmほど入れ、撹拌したのち、ゲルを台からはずして液につけた。約15分間染色した後、紫外線下で観察してポラロイド写真を撮影した。 3、結果  Ⅰ分子量マーカーを泳動したレーンで観察されるDNAの各バンドの移動差を測定し、片対数のグラフ用紙にプロットした。(図Ⅰ)7700bp以下の分子量ではほぼ一直線上になった。  Ⅱ制限処理したプラスミドDNAのレーンに見えるバンドの移動度を測定し、Ⅰで作製したグラフを利用して各バンドの分子量を推定した。(図Ⅱ) それぞれのサンプルのレーンで見られたバンドの位置と分子量(推定)を下に示した。 サンプル 泳動距離 分子量 a´ 2.10cm 2100bp a/Ec 1.75cm 3090bp a/Ps 1.75cm 3090bp 2.10cm 2100bp b/Ec 1.75cm 3090bp 2.42cm 1550bp b/Ps 1.47cm 4400bp b´ 1.70cm 3250bp   4、考察  Ⅰ、制限酵素処理のDNAと未処理のDNAの移動には明白な違いが現れた。プラスミドDNAのaにおいては。EcoRⅠで処理したものは泳動距離が短くなり、PstⅠ処理したものでは、泳動距離が短くなったものと、未処理のときと距離が変わらない2つのバンドが出現した。プラスミドDNAのbについては、EcoRⅠ処理し
  • レポート 理工学 DNA 電気泳動 制限酵素
  • 550 販売中 2007/01/19
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