道徳教育論 設題1

閲覧数713
ダウンロード数17
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2021年度合格レポートです

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    我が国の道徳教育の歴史の変遷を要約的にまとめ、その問題点について自らの考えを述べなさい。

    日本の近代的な学校教育制度は明治5年「学制」の頒布によって法的に整えられ、道徳教育のための「修身科」という教科が置かれたが、教科としては独立させず口授として扱われていた。しかし、「学制」の制度は日本の国情や民力から見れば著しく高く、社会の実情にそぐわない点が多く、批判や不満が強かった。そこで、政府は教育行政を各地の実情に即したものとするため「学制」に代わる「教育令」を明治12年に公布した。だが、学制と比べて大きな変更があったわけではなかった。
    教育令で、学校の設置義務や就学の督促などが地方に委ねられた結果、教育の量や質が低下を招くこととなり明治13年教育令は「改正教育令」に改正された。ここでは、教科目の配列が改められ修身科が筆頭科目とされた。これまでの口授ではなく、独立教科として位置付けられ文部省は教科書を刊行した。
    しかし、西洋の近代化と儒教思想の対立抗争は教育も混乱させており事態改善のため明治23年、教育勅語が発布され、教育勅語の精神に基づいた道徳教育が小学校教育の中心になった。修身の授業は...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。