代表キーワード :: 日本文学

資料:190件

  • タンホイザーにおける、2つの愛について
  • タンホイザーには、2人の女性が出てくる。一人は、乙女エリーザベト。もう一人は、官能の神、ヴェーヌス。この2人の登場人物は、この物語においてどういう役割をはたすのであろうか。 ヴァーグナーは、この話を二つの伝説をつなぎあわせ作っている。1つは「タンホイザー伝説」...
  • 550 販売中 2006/03/13
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  • 「やまんばのにしき」を読んで
  • 私は、小さい頃から絵本に親しんできた。家にはたくさんの本があり、母がいつも読み聞かせてくれたのだ。そこで、絵本をテーマに取り上げることにした。 私の思い出の一冊は、『やまんばのにしき』(文 松谷みよ子、絵 瀬川康男)である。この本は、昭和42年に発行され、母が小...
  • 550 販売中 2006/01/29
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  • 古今和歌集・竹取物語・伊勢物語概説
  • 『古今和歌集』は日本最古の勅撰和歌集として、延喜五(九〇五)年、醍醐天皇が紀貫之、紀友則、凡河内躬恒、壬生忠見を編集にあたらせ成立することとなった。 成立にいたる大きな要因として、かな文字の発生が挙げられる。九世紀の唐風謳歌の時勢にあって和歌は衰微していたが、私...
  • 550 販売中 2008/06/28
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  • 「風の中の牝鶏」と「小津的作品」の比較
  • 小津安二郎監督の作品には「お早う」や「東京物語」などに代表される、いわゆる小津的作品のほかに、劇的作品といわれる映画がある。「風の中の牝鶏」は後者の劇的作品に該当する作品であり、本来の小津的作品とはまったく違うものであるといえよう。 「風の中の牝鶏」と小津的作...
  • 550 販売中 2005/11/30
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  • 会津の戊辰戦争について
  • 会津の戊辰戦争について 戊辰戦争で佐幕派の東北諸藩が奥羽越列藩同盟を組み、官軍に対抗したことは有名である。 特に会津藩は居城・鶴ヶ城の落城まで徹底抗戦の姿勢を見せ、白虎隊や娘子隊等数々の悲劇を生んだ。 今尚美談として語られる会津の抵抗は、実際には膨大な犠牲を払った...
  • 550 販売中 2007/01/05
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  • 土佐日記・蜻蛉日記・枕草子概説
  • 平安時代に入り初めて仮名書きの日記文学というジャンルが成立するが、その嚆矢というべき作品が紀貫之の『土佐日記』である。紀貫之は『古今和歌集』の撰者として活躍ののち、延長八(九三〇)年、土佐守として下る。その任期を終え、承平五(九三五)年帰京するまでの五十五日間...
  • 550 販売中 2008/06/28
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  • 詩のことば
  • 普段私達は、意味を先に優先させて、それからその意味に見合うことばを探していく。そのせいか、逆に同じように、人間の多くがまずはことばに意味を求めるに違いない。ふと、音の響きが綺麗だと感じることがあっても、それが意味を伴わなければ、ほとんどの人間がそこで頭に疑問符...
  • 550 販売中 2005/06/21
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  • 室町文化論(能と狂言)
  • 能と狂言はいずれも室町時代に大成されたものであり、総称して「能楽」と呼ぶ。 能は笑いを含まない重厚な歌舞劇で、狂言は笑いを中心とした軽妙な対話劇であり、一見対照的に感じられる。しかしいずれも平安時代から続く「猿楽」から発展したものであり、同じ舞台で対に演じ、互...
  • 550 販売中 2010/08/03
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  • 和解を読んで
  • この小説は何年間も父と憎み合ってきた主人公の順吉が、ついに父親と和解するという話である。作者の志賀直哉自身も父親との長年の不和とその後の和解を体験しており、その体験がベースになった小説である。この小説の中では、どういう理由で順吉が父親のことを長年に渡って憎んで...
  • 550 販売中 2006/01/12
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  • オイディプス王
  • 今回この『オイディプス王』を読んで、まず疑問を感じた箇所があった。 それは主人公オイディプス王達がなぜアポロンの神託に従ったのかという、ギリシャ神話、または哲学に無知な私らしい非常に素朴な疑問だった。今日、日本に無宗教に近い状態で占いもさほど信じない私にとって...
  • 550 販売中 2010/08/03
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  • 日本の厄払い
  • まず厄年とは、人の一生のうちにある、一種の折り目である。厄年は、何か災厄の降りかかる年だから身を慎むというものであり、そのために種々の厄払いを行う。 厄年の考え方は、もともとは中国大陸からもたらされたものであるが、日本でもすでに平安時代から、厄年のことが文献に...
  • 550 販売中 2005/06/29
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  • 源氏物語における斎院の考察
  • この場面は、女三宮が斎院になり、儀式・御禊をするところである。 斎院とは何なのか。また、儀式とは何なのか。 「斎院」について、『源氏物語有職の研究』には、「天皇即位の度毎に、その命に依り賀茂神社に奉仕する、未婚の内親王若くは女王。(中略)初め斎院に卜定がある...
  • 550 販売中 2006/03/13
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