現在、人間の経済活動の副産物として排出される大量の二酸化炭素などによって引き起こされている地球温暖化が、異常気象・海面上昇など顕著に見られる自然現象で、現実味を帯びてきている。
国際エネルギー機関(IEM)がこのほど発表した「2004年版世界エネルギー見通し」(World Energy Outlook 2004)によると、2030年になっても世界の化石燃料依存の傾向は変わらず、エネルギー関連の二酸化炭素排出量は現在と比較し、60%以上も増加するという予測がでた。これは各国の政策が変わらないことを前提とした予想だが、これが予想どうり、現実のものとなれば恐ろしいことである。
日本でも政府や関係省庁、企業は環境問題に対して、以前にもましてセンシティブになっている。対策を怠れば、取り返しのつかないダメージを被ることになるのは明白である。
地球温暖化-二酸化炭素
二酸化炭素は安全だという意識がある。しかし、二酸化炭素は、有害な物質のひとつであるということを学んで欲しい。そして、その二酸化炭素が、地球温暖化を引き起こす原因となっている。
二酸化炭素とは? CO2
私たち人間の身体は、酸素を吸入し、二酸化炭素を吐き出す。石油や石炭など化石燃料の燃焼などによって排出される二酸化炭素。その排出された二酸化炭素許容濃度は低く、0.5%といわれている。たった0.5%上昇するだけで、人間は意識不明となり、25%以上の濃度になると数時間のうちに人は生きていけなくなる。さらに二酸化炭素濃度が30%以上になることで、その場に生息することはできない。なにげない生活の中で、二酸化炭素が危険であるということをわからずに生活している人がほとんどです。しかし、この二酸化炭素は、地球温暖化に影響を及ぼす、温室効果ガスのひとつなのです。
二酸化炭素は、地球温暖化の原因 Cause
二酸化炭素は、地球温暖化の原因とされる温室効果ガスのひとつです。これ以上被害を増やさないためにも、地球温暖化を防ぐ措置が必要になってくるのです。私たち自身ができることとして、二酸化炭素を減少させ、温室効果ガスを出さないようにする。私たちが住んでいる日本では、世界でも4番目に、二酸化炭素排出をしている国のひとつです。二酸化炭素など、地球温暖化にかかわる温室効果ガスを出さないようにしていかなければならないのです。この世界を救うためにも、これから先、日本だけでなく、世界で地球温暖化に対する対策を行っていくことが、地球温暖化の原因となる物質を防ぐことになっていくのです。
地球温暖化問題 Global warming
地球温暖化問題として、難しい問題がある。この地球温暖化問題は、日本だけで行っても、なかなか、それが快方へとつながっていくことは難しい。そのために、世界各国で、地球温暖化問題として、いろいろな対策をねっているのだが、実際その地球温暖化対策をしたくてもできない国も多い。さらに加えて、この地球温暖化問題は、ほとんどの国が、赤字で取り組んでいるということになる。結果が見えづらいだけに、積極的に動くという体制は、とれないのが現状です。世界規模で取り組んでいかなければならない問題だけに、なかなかその問題に取り組んでいくことができない。二酸化炭素の排出など、これ以外にも多くの温室効果ガスを生み続けている私たちは、もっと積極的に取り組んでいかなくてはならない問題であることを知ってほしい。実際、地球温暖化を防止するための政策はできていても、それ以上に難しい問題なのです。
二酸化炭素排出対策 Measure
地球温暖化を防ぐには、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を減少させていかなければなりません。しかしながら、世界規模の問題であるために、ひとりひとりの認識も大切です。二酸化炭素は、いろいろなことの燃料として利用している、石油・ガソリンの燃焼、多くの電気を供給するための発電所などといった場所での排出が多いです。そのために、二酸化炭素を減少させることにおいて、これから先、同じような生活では、その排出量では意味がないのです。二酸化炭素を排出することが、生活を豊かにしているだけに、二酸化炭素を排出しないようにするとういうことは、生活レベルや考え方も根本的な改革が必要になってくるのです。これから先、未来のためにも、私たちが今、二酸化炭素の削減を行っていかなければならないのです。もっと積極的に温暖化防止に取り組むことが大切なのですが、経済的に難しい部分もあるかと