連関資料 :: 心理学

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  • 福祉心理
  • 障害福祉における福祉心理学の課題と展望 障害者を対象とした障害者福祉について、小林ら(2002)は「障害者福祉は施設や在宅サービスなど、社会福祉の枠組みの中で行われる、障害のある人への対人的援助サービスである。」という位置づけをし、この対人援助サービスの実践をソーシャルワークとした。また、ソーシャルワークはジェネリックな部分とスペシフィックな部分から成り立つとした。 ジェネリックな部分とはどのような対象、どのような分野での援助にも共通する部分のことである。相手の立場に立つことによって、対人関係を進めながら、クライエントの問題解決への自発性を高めていこうとするカウンセリングとほぼ共通であるとされる。カウンセリングと違うところは、具体的・社会的なサービスへの結びつきを行うことにある。それに対し、スペシフィックな部分とは援助の対象あるいは方法によって求められる特殊化した専門性である。援助の対象や方法によっては、臨床心理学の専門性そのもの、その知識や技術が必要とされる。本レポートでは、障害福祉の中から主に軽度知的障害を対象とする。対象として軽度知的障害を選んだのは、知的機能が低く、適応行動にお
  • 障害 福祉心理学 課題 展望 障害者
  • 550 販売中 2009/08/10
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  • 生理心理2-2-1
  • 長期記憶は、短期記憶からリハーサルから転送された、ほぼ無限の容量をもつ永続的な記憶である。長期記憶はその内容により、宣言的記憶と手続き記憶に分けられる。  宣言的記憶とは、言語的に想起可能な記憶であり、エピソード記憶と意味記憶がある。私自身が持つエピソード記憶の例としては、小学校2年生のときに、近所の用水でザリガニ採りをしていたが、そのザリガニを興味本位で食べてみたら、エビのような味がしておいしかったが、母親に怒られ下剤をのまされたことである。現在もその用水の近くを通ることがあるが、そのときの思いでは今もはっきり覚えている。エピソード記憶は、いつどこでなにを経験したかという記憶であり、想起の
  • 情報 記憶 言語 知識 意味 経験 文字 長期記憶
  • 550 販売中 2009/09/16
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  • 生理心理2-2-2
  • 失語症とは、脳出血や脳梗塞などによる脳の言語中枢(右利きの人で97%・左利きの人で50~60%で左半球が優位半球であるといわれている)の損傷によって、一旦獲得した言語機能である聞く・話すといった音声に関わる機能や、読む・書くといった文字に関わる機能が障害された状態である。構音器官の麻痺などによって発音に障害が生じる構音障害とは異なり、声の出なくなる失声症などとも異なる。  運動性失語とは、大脳皮質の外側溝に近接した前頭葉にあるブローカ野(ブロードマンの領野第44・45野:運動言語中枢)に障害が起こることにより、話し言葉が出にくい・発話量が少ない・流暢に話すことが難しい等の発話能力に障害がみら
  • 言語 障害 ネットワーク 運動 理解 特徴 ことば 話すこと ネット 感覚
  • 550 販売中 2009/09/16
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  • 社会心理2-1
  • 同調とは、個人の信念や行動が他者や集団の基準に一致した方向へ変化することをいう。同調行動についてアッシュ(1951)は、1人で行うと100%の正解率であった課題を、集団のなかで行う実験で検討した。実験協力者の誤った回答で、50人の被験者の全判断のうち誤答が32%あり、74%の被験者が少なくとも1回は誤った回答をした。また、実験協力者が3人の場合に最も同調が強く生じ、それより人数が増えても同調率にあまり変化がないことが明らかとなった。同調が起こる理由として、ドイッチとジェラード(1955)は、他者からの賞賛を得たい、罰を避けたいという動機に基づき集団規範に合致した行動をとるという規範的影響と、他者の意見や判断を参考にして、より適切な判断や行動を行おうとする情報的影響の2つの要素をあげ、状況によってどちらかが優位に働くと考察している。ケルマン(1961)は、社会的影響を3つの段階としてとらえている。第1段階は追従であり、影響を受ける人は報酬を得たり罰を避ける為に表面的に行動を一致させるが、私的な信念や態度を変化させることはないことをいう。第2段階は同一化であり、自分が尊敬し価値をお
  • 同調 社会的影響 集団心理
  • 770 販売中 2009/09/16
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  • 社会心理2-2
  • 社会的促進とは、作業や仕事を行う時に、他の人と一緒に行うことで、仕事量や効率が向上することである。また、他の人と一緒に行うことで、逆に仕事量や効率の低下が起こることもあり、社会的抑制という。社会的促進や社会的抑制は、他者がいることで、身体や精神の覚醒水準が高まり、活動や感情や思考等が活発になることが原因である。覚醒状態では頭や体がよく働き元気になるが、行動の正確さや慎重さは低下し、全般に雑となる。それでも日頃からやり慣れている作業や、簡単な仕事では活発さがプラスとなり、他者の存在によって自己意識が高まり、評価や達成水準の向上への欲求が生じるため、作業効率は上昇する。逆に、複雑な仕事
  • 社会的促進 社会的抑制 集団心理
  • 770 販売中 2009/09/16
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  • 臨床心理
  • 「臨床心理学における人間理解の必要性および面接場面における留意点において述べよ。」 1.臨床心理学とは 臨床心理学は、ある個人に対して心の問題を解決したり、問題の改善を練ったり、不適応を解消したり、より適応した状態に導くために行われる心理学である。 精神医学と近い領域であるが、その大きな違いは「治療」か「援助」である。臨床心理学は、困難さを抱えつつどのように生きていくか、というところに焦点をあてて当事者を援助している。 臨床心理学は、面接や心理療法を使って援助を行う。面接は、カウンセリングと言い、カウンセラー(援助者)とクライエント(来談者)という。また、福祉の領域でも面接を行うことがある。福祉の領域では、ケースワーク(個別援助)で主に面接を用いる。支援者をケースワーカーと言い、利用者をクライエントという。どちらも、面接して諸問題を解決していく援助方法である。 しかし、ただ単に向かい合い対話するだけではない。カウンセリングには様々な理論、方法があり、またカウンセラー独自のやり方がある。さらに、クライエントもそれぞれに様々な問題を抱えており、同じカウンセリングは一つとない。 2.カウンセ
  • 心理学 福祉 カウンセリング 倫理 心理 女性 理解 問題 カウンセラー
  • 550 販売中 2009/10/08
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  • 心理実習 記憶
  • 私達は日頃からよく「書いて覚える」ということを行ってきた。小学校の頃の漢字の練習が良い典型例である。このように書くと良く覚えられるという認識は、広く流布しているが、英語圏では、書いて覚えることは一般的ではないという。果てして本当に書いたほうがただ眺めるだけの場合よりもよく覚えられるのだろうか。 1995年にNaka&Naoiは、日本人とアメリカ人に対して次の被験者内実験を行った。単語、発音可能な無意味綴り、発音困難な無意味綴り、無意味図研の4つの材料を用意し、書く場合と見る場合のどちらがよく覚えられるか、というものである。その結果、人種間で差はないが、無意味図形でのみ「書く」という学習方法の効果が見られた。 今回の実験では、Naka&Naoiの実験結果のように、書くことが記憶に及ぼす効果は図形に対してのみ現れるものなのかを検証したい。 ?.方法 被験者:京都大学の学生21名 実験計画:完全被験者内2要因計画:学習方法は、「書く」と「見る」の2通り。材料は、無意味綴りと無意味図形の2通りである。 材料:Naka&Naoi(1995)を参考に、無意味綴り、無意味図形をそれぞれ10個用意し、書く条件と見る条件に5個ずつ割り当てた。 手続き:A5サイズの冊子に、「書く」と「見る」の二種類をページごとに交互に用意した。各ページには、無意味綴りと無意味図形が一つずつ交互に配置されており、「書く」条件では、無意味綴り、無意味図形の横に5つの空欄を用意しそこに一つずつ書いていった。「見る」条件下では、無意味綴りまたは無意味図形を5つずつ用意し、見たことを確認するために順番に○をつけた。
  • レポート 心理学 記憶 書く 覚える 見る
  • 550 販売中 2006/06/09
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  • 臨床心理における枠
  • 治療構造とも呼ばれる心理療法における「枠」とは、「物理的な空間」と「時間」とクライエントも含まれる「関わる人」によって規定・構成される。 (1)時間の枠 面談のひにちと時間を設定し、よほどの都合がない限り、治療者は決められた日の決められた時間にしかクライエントと会わない。例えば、週1回、水曜日の午後3時から3時50分にAさんとカウンセリングを開始することになれば、原則として、初めに相互了解された休み以外はその曜日また時間にしか面談しないようにする。 (2)場所の枠 面接室や子どもの場合はプレイルームで面談するなど、一度会う場所を決めたらそれ以外の所では面談しないようにする。 (3)料金の枠  相談をする側、受ける側が責任感を持って心理療法を進めていける金額を設定する。これは相談機関によって異なり、公共の相談機関では無料となるが、病院や民間の相談機関では料金をかけることになる。この場合、当たり前のことではあるが法外に高い料金ではいけない。 (4)治療者という枠   治療者はよほどの事情がない限り同じ人間が面談し続ける。そして、(1)から(3)を維持するのは、当然相談を受ける治療者でありそこにも治療者という枠が生じる。
  • レポート 心理学 心理療法 治療構造
  • 全体公開 2006/05/24
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  • 心理実験レポート
  • 1)実験方法 左図のように,黄色の紙の中心に十字を書き,十字を残して半分を灰色の紙で覆う.被験者は黄色の紙の中心に書かれた十字を40秒間見つめる.その後、被験者が十字を見つめたままの状態で灰色の紙を取り外す.灰色の紙で覆われていた部分はどう見えるか. 2)実験結果 灰色の紙で覆われていた部分は,覆われていなかった部分よりもやや明るく見えた.しばらくすると,全体が同じ色に見えるようになった.3)考察
  • レポート 心理学 色彩 認知 情報 実験
  • 550 販売中 2006/08/19
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