連関資料 :: 実験

資料:319件

  • DNA実験
  • 1.表題 分子生物学 基礎実験 そのⅠ 2.目的 細菌やカビがもつ、染色体とは独立に自己複製を行う核外遺伝子であるプラスミド。このプラスミドについて今回の実験では、プラスミドベクターと外来遺伝子を挿入したプラスミドベクターを用いて形質転換の実験とプラスミド調製の実験を通して形質転換とプラスミド調製の原理を知る。制限酵素で調製したDNAを切断し、アガロースゲル電気泳動で目的DNA断片(外来遺伝子)を確認する実験を通して制限酵素の意義を理解し、アガロースゲル電気泳動の原理を知る。 3.材料と方法 Ⅰ.形質転換 材料:LB培地、アンピシリン(Amp)、0.1M塩化カルシウム、SOC培地、 X-gal(β―ガラクトシダーゼにより分解され青色に発色)、 IPTG(lacリプレッサーに結合し、LacZプロモーターからのLacZの転写を誘導するオペロンにおける誘導体として機能する。代謝によって分解されないので、ラクトースの代わりに使用する) pUC19(α断片をコードする遺伝子の途中にMCSがあり、このMCSの向きがpUC18とは逆になっている。Amp耐性遺伝子を持つ) pUC(3HBDH)19(pUC19に3HBDHという挿入遺伝子[インサートDNA]が存在する) JM109(α相補性が可能な宿主大腸菌。対数増殖期の初期ではOD₆₀₀=0.540である) 装置:高速遠心機、50ml遠心チューブ、1.5mlエッペンチューブ、インキュベータ      恒温水槽、卓上クリーンブース、ガスバーナー、マイクロピペット、チップ、   ボルテックスミキサー A)塩化カルシウム法(無菌実験であった)  ①37℃で16-20時間培養(前培養)しておいたプレートより単一コロニー   (直径2-3mm)をとる。 ②50ml遠心チューブに入った15mlLB培地に300μℓ前培養した大腸菌を植え継ぎ、これを37℃で2時間位、OD₆₀₀が0.4~0.8になるまで振とう培養する。 ③培養液を50ml遠心チューブに移し、0℃になるまで氷上で10分間冷却する。 →ここまでは用意されていた。 ④4000rpm、4℃で10分間遠心した。 ⑤卓上クリーンブース内でコニカルビーカー上清を捨てた。この際クリーンブース     内に持ち込む器具は70%エタノールで拭いた。50ml遠心チューブの蓋は火で炙った(滅菌処理)。 ⑥DNAの細胞膜表面への吸着を引き起こすため冷0.1M塩化カルシウムを1.5ml  (750μℓ×2 )加え、静かに攪拌してペレットを溶かした。氷上で15分間放置した。 ⑦4000rpm、4℃で10分間遠心した。 ⑧卓上クリーンブース内でコニカルビーカー上清を捨てた。1分間乾燥した。 ⑨冷0.1M塩化カルシウムを0.6ml (600μℓ×1 )加え、静かに攪拌してペレットを溶かした。 →コンピテントセル作製 ⑩ピペットチップを使い、塩化カルシウムでのコンピテントセルをエッペンチューブに50μℓずつ分注した。(ピペットチップ、エッペンチューブは滅菌してあるものを使った)ここに、プラスミドDNA溶液を静かに加えた。(下表参照)氷中でチューブをかき回す程度に混合した。そのまま氷上で30分間放置した。 コンピテントセル50μl コンピテントセル50μl コンピテントセル50μl プラスミドDNAは何も入れない pUC19 50μl/mlを5μl pUC(3HBDH)19 50μl/mlを5μl 上記二つを混ぜる 上記二つを混ぜる 上記二つを混ぜる ⑪ヒートショックで細胞内にDNAを入れるため4
  • レポート 理工学 DNA 形質転換 電気泳動
  • 550 販売中 2007/07/01
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  • 動物実験
  • 実験動物とは科学上の目的に利用するために合目的に繁殖した動物である.これらの動 物は教育・試験・研究および材料採取などのために利用される(=動物実験).動物実験 は,ヒトでは行えない個体レベルの実験ができ,実験によって得られた知見はヒトにも適 用可能な事が多いことから医学・薬学領域において特に有用である.  使用される主な動物種は,無脊椎動物でショウジョウバエ・線虫,魚類でメダカ,両生 類でアフリカツメガエル,鳥類でウズラ,哺乳類でマウス・ラット・ハムスター・ウサギ などである.様々な要因が実験動物の形質に影響を与えるので,厳密にコントロールが行 われる.遺伝的コントロールはそのうちの一つで
  • 実験 動物 医学 生物 遺伝子 影響 遺伝 微生物 工学 目的
  • 550 販売中 2009/09/28
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  • DNA実験
  • DNA実験 1、目的 制限酵素処理したDNAと未処理のDNAを用いて電気泳動を行い、その移動差を測定する。この移動差がプラスミドDNAのどのような違いに基づくものかを推定する。また、実験結果から制限酵素によりベクターがどのような作用を受けたかを調べる。 2、材料と方法  Ⅰ制限酵素処理    まずマイクロピペットを用いて、プラスミドDNAを4μℓ、10x制限酵素用バッファーを2μℓ、H2Oを13μℓ、制限酵素1μℓをマイクロチューブに入れる。プラスミドDNAはa,bの2種類。制限酵素はEcoRⅠ、PstⅠの2種類を用意した。それぞれの組み合わせにより4種類のサンプルを作った。 1…a/Ec 2…a/Ps 3…b/Ec 4…b/Ps それぞれのサンプルは軽く撹拌して数秒程度遠心して37℃の恒温槽で1時間反応させた。反応させている間にアガロースゲルの作製を行った。  Ⅱアガロースゲル電気泳動   ア、アガロースゲルの作製     0.6gのアガロースの入った三角フラスコに泳動バッファー50ml加えて電子レンジで温めた。約60℃になったところでゲル作成台に流し込み約30分間放置した。ゲルが固まったところで、少量のH20を注いでコームを引き抜いた。   イ、泳動機のセッティング     泳動機に泳動バッファー400mlを加えてゲルを入れた。泳動機と電源をリード線でつないだ。   ウ、サンプルの添加     Ⅰの工程で反応させておいたサンプルを取り出し、10x泳動用サンプルバッファーを2μℓずつ加えて、撹拌、遠心を行った。また、未処理のプラスミドDNA a/bを3μℓとり、水を7μℓ加えて、10x泳動用サンプルバッファー2μℓを加えた。(未処理のaをa´、未処理のbをb´とした) まず、分子量マーカー10μℓをゲルの穴の両端に添加した。その後、a´、a/Ec、a/Ps、b/Ec、b/Ps、b´の順に10μℓずつ添加した。   エ、電気泳動      全てのサンプルを添加したのち、泳動機の電圧を100Vに設定してスイッチを入れて約1時間泳動させた。   オ、ゲルの染色と観察      発泡スチロール容器にEtBr溶液を深さ1cmほど入れ、撹拌したのち、ゲルを台からはずして液につけた。約15分間染色した後、紫外線下で観察してポラロイド写真を撮影した。 3、結果  Ⅰ分子量マーカーを泳動したレーンで観察されるDNAの各バンドの移動差を測定し、片対数のグラフ用紙にプロットした。(図Ⅰ)7700bp以下の分子量ではほぼ一直線上になった。  Ⅱ制限処理したプラスミドDNAのレーンに見えるバンドの移動度を測定し、Ⅰで作製したグラフを利用して各バンドの分子量を推定した。(図Ⅱ) それぞれのサンプルのレーンで見られたバンドの位置と分子量(推定)を下に示した。 サンプル 泳動距離 分子量 a´ 2.10cm 2100bp a/Ec 1.75cm 3090bp a/Ps 1.75cm 3090bp 2.10cm 2100bp b/Ec 1.75cm 3090bp 2.42cm 1550bp b/Ps 1.47cm 4400bp b´ 1.70cm 3250bp   4、考察  Ⅰ、制限酵素処理のDNAと未処理のDNAの移動には明白な違いが現れた。プラスミドDNAのaにおいては。EcoRⅠで処理したものは泳動距離が短くなり、PstⅠ処理したものでは、泳動距離が短くなったものと、未処理のときと距離が変わらない2つのバンドが出現した。プラスミドDNAのbについては、EcoRⅠ処理し
  • レポート 理工学 DNA 電気泳動 制限酵素
  • 550 販売中 2007/01/19
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  • 消毒実験
  • 大腸菌及び大腸菌ファージを用いた塩素消毒実験を通して,その解析方法と結果の意味について考察する. 〈課題1〉   図3,4では,縦軸に微生物の生残率,横軸にCT値をとり,不活性化速度定数kの値を求めた.この図から,各班の塩素消毒でkの値に差が出たことが分かる.最初に1.0ppmの塩素を加えた1班と3班で比較すると,1班よりも3班のほうがkの値は小さかった.ここから,大腸菌ファージよりも大腸菌群で消毒効果が高かったと考えられる.大腸菌群よりも大腸菌ファージの方が塩素耐性が高いことが知られており,理論上,同じ塩素濃度なら大腸菌ファージのk値の方が小さくなるはずで,今回の結果はその予測通りだったといえる. また,2班のデータがないため4班と比較できないが,2.0ppmの塩素を最初に加えた場合でも同様に,大腸菌群よりも大腸菌ファージのk値の方が小さくなるはずである.
  • レポート 理工学 大腸菌 ファージ 消毒 塩素
  • 550 販売中 2005/07/08
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  • 色感実験
  • 1 目的 色感テストによって、色彩感受性(色によって伝えるメッセージを読み取る能力)の敏感さと色彩の嗜好性(好みの色)をそれぞれ測定し、自分の特性を診断し確認する。色感テストの枠組みになっている、色彩の表現方法ならびに色彩の調和に関する基礎を学び、製作過程の筋道を通じて、測定の道具としてのテストを作る場合に考慮すべき要因や段階を理解する。 2 方法 a.装置 ・色感テスト(大学・成人編) 普通の教室での実験だったため、明るい照明条件下で実験する。 b.手続き TAが前でチャートを掲げ、集団で一斉に測定した。手続きは以下の通りである。 テストA:40種のチャート(色彩の印象を表す言葉と、3種類の配色選択肢から成り立つ)を見て、その言葉で表された印象を強くあらわす順に1位から3位までの順位をつけ、配色の番号を各順位の下に書き込む。1シート毎に訳30秒ずつ見ていき、テストAが終了した時点で2,3分休憩をした。 テストB:70種のカード(2色配色)に対して、好きか嫌いかを判断した。用途や機能は考慮せず(例えば洋服として、インテリアとして、等)色として好きか嫌いかを判断した。好きと感じた配色には○(まる)を、嫌いだと感じた配色には×(ばつ)をつけた。どうしても判断が出来ない配色については空欄で残しても良いとする。 採点:次の要領で、採点し、解答欄の1~18で示した□(四角)の中に得点を記入する。全部で18項目の採点を行う。 テストA: 採点シート1を使い、採点シートに記入された3位までの順位No.が採点シートと完全に一致したものを正答とし、正答の場合には採点欄に○(まる)を書く。テスト項目No.1~40までの採点が終了した後、○(まる)の合計数を①の□(四角)内に書いた。 テストB: テストBのうち、②~⑧は解答欄のかっこで括られた範囲の○(まる)の合計数を記入する。  ②No.1~No.20の20問 ③No.21~No.40の20問 ④No.1~No.20の20問  ⑤No.21~No.59の20問 ⑥ No.1~No.60の21問 ⑦No.6~No.54の19問  ⑧No.61~No.70の10問 ⑨~⑱では採点シート2から11を使用する。解答用紙と採点シートの問題No.の位置を合わせて重ね、空白窓の位置につけられた○(まる)の数だけを数え、合計数を下の⑨から⑱の□(四角)に記入する。 評価:採点によって与えられた①から⑱の得点に従って採点する。色彩感受性は診断1に対応する、テストAでの正答数に丸印をつけた。嗜好配色タイプはテストBの結果の②から⑧までを診断2に、嗜好色相傾向は⑨から⑬までを診断3に、嗜好トーンは⑭から⑰までの診断4の合計点のところに印をつける。そして一般的嗜好傾向との比較は⑱に丸印をつけた合計点を、診断5に印をつける。 診断:診断1から診断5までの結果と診断の欄に記載されている事項をもとに、自己の色彩感受性と配色の嗜好タイプについて、自分がどのような傾向にあるか判断する。 c.被験者 自分自身。18歳女性 3 結果 診断1 表1 テストA(色彩感受性の敏感さの診断)の自己採点 正答数 30 パーセンタイル順位 75 五段階評価                 4(やや高い) 分布 21.9% 診断 優れた配色感覚の持ち主です。あと一歩の努力で、配色感覚を磨き上げることができます。意欲を持って、色彩に取り組んでください。  正答数はやや多かった。パーセルタイル順位の数値が大きいので、得点は高い。配色感覚は優れているほうであった。 図1
  • レポート 心理学 色彩 同一色相 対照色相 類似色相
  • 550 販売中 2007/04/10
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  • タンパク質実験
  • タンパク質実験   <目的>  タンパク質の立体構造は、温度やpHによって容易に変化する。この実験では牛乳タンパク質の加熱凝固と等電点沈殿から、それらの性質を理解する。また、摂取したタンパク質は消化酵素によって分解されてから吸収される。この実験では、トリプシンによるタンパク質の消化についても理解する。 <結果> タンパク質の加熱変性 試料 加熱温度 試験管内の試料の様子 卵白 80℃ 全て固まっていて白色 65℃ 上のほうは少し泡が立っている。 下のほうは固まっていて白色 卵黄 80℃ 全て固まっている。黄色 65℃ ある程度固まっているがそうでない部分もある タンパク質の等電点沈殿   濁りが見え始めたpH(6.02)   pH4.6になった時の試料の状態(上が透明になり、下に沈殿物が出来た)   さらにHClを添加し、濁りが消えた時のpH(2.81) タンパク質の消化 試料番号 試料の処理方法 遠心分離後の沈殿量 吸光度 ① 加熱変性卵白にトリプシン添加 0.5863 ② 加熱変性卵白に緩衝液添加 0.5781 ③ 生卵白にトリプシン添加 0.6484 ④ 生卵白に緩衝液添加 0.6252 <考察> タンパク質の熱変性  加熱によってタンパク質の(立体構造)が壊れ、その結果、凝固したと考えられる。また、(卵黄)の場合、65℃でも80℃でも完全に凝固したが、(卵白)の場合は、65度ではまだ流動性のあるゲル状のいわゆる「半熟」状態であるが、80度で完全に凝固した。このように、タンパク質によって、凝固温度が異なる。したがって、熱変性を起こす温度はタンパク質によって異なることが推察される。殻付きのまま卵を普通にゆでると、(卵白)の部分から加熱され、徐々に(卵黄)部分の温度が上昇する。加熱時間を調節することによって、卵黄と卵白が完全に凝固していない半熟卵ができ上がる。しかし、65度の卵黄は凝固するが卵白は凝固しないので、この温度で十分に加熱すると、(卵白)が半熟で、(卵黄)が完全に凝固する。これが(温泉卵)の原理である。 タンパク質の等電点沈殿  スキムミルクのpHを塩酸によってカゼインの等電点の(4.6)付近にすると(沈殿物)が生成され、さらにpHを下げると、(沈殿物)が消失する。このことから、牛乳中のカゼインタンパク質は、等電点付近で(不溶性沈殿物)になることが認められた。この原理は、ヨーグルトの製造で見られる。すなわち、乳酸菌の産生する乳酸によって、牛乳のpHが徐々に低下し、(4.6)付近になると牛乳中のカゼインタンパク質が等電点沈殿を起こし、全体が凝固する。 タンパク質の消化  この実験では、消化酵素(トリプシン)を作用させた後、トリクロロ酢酸添加と100℃での加熱によって酵素タンパク質を変性させ、その後遠心分離している。(消化酵素)によって消化されなかった変性卵タンパク質は(凝固)して沈殿するが、消化された(ペプチド)は沈殿しない。っしたがって、遠心後の沈殿量が少ない、あるいは(ローリー)法で発色する物質が上層に多いということは、トリプシンによるタンパク質の消化が進んでいることを意味する。  遠心分離後の沈殿量を比較すると、トリプシンを生卵白に添加しても、添加していない試料でも沈殿量はほとんど(変わらなかった)。また、(ローリー)法で調べた吸光度も2本(③と④)の試料の間にほとんど変化がなかった。これに対して、(加熱変性)させた卵白にトリプシンを加えたところ、遠心後の沈殿量は明らかに(減少)し、ローリー法で調べた吸光度もトリプシン添加
  • レポート 農学 タンパク質 変性 等電点
  • 550 販売中 2006/12/16
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