連関資料 :: 【介入について】

資料:20件

  • 発熱時の介入 (体温調節中枢 発熱のメカニズム 氷枕 湯たんぽ 酸素吸入 等)
  •   発熱時の介入 体温調節中枢 体温調節中枢には視床下部にあり、体温がある一定の基準値(セットポイント)になうように調節している。皮膚や脳内各所、腹部内臓などの温度情報は視床下部に集められ、セットポイントと照合し高すぎれば、皮膚血管の拡張や発汗をおこして熱の発散を増加させる。逆に低すぎてば、ふるえをおこすなどによる産熱量の増加と、皮膚血管の収縮などによる熱放散の減少がはかられる。これによりセットポイントになるように調節される。 発熱のメカニズム 発熱物質により、体温が異常に上昇することを発熱という。発熱物質はリポ糖類があり、細菌の破壊によって遊離される毒素(内毒素)や、腫瘍・心筋梗塞などにより生体組織が破壊されると遊離される。これらを外因性発熱物質という。また、発熱物質は、細菌や壊死組織を貪食した白血球からも遊離され、これを内因性発熱物質という。これらの発熱物質は、前視床下部に作用してプロスタグランジンE2(PGE2)を遊離させる。このPGE2が最終的な発熱物質として体温中枢に作用する。  発熱物質は、体温調節中枢のセットポイントを高温側にずらす作用がある。その結果、体温調節のうえでは、相対的に体温が低すぎる状態と同じ反応がおきる。すなわち、寒いと感じ(悪寒)皮膚血管が収縮して熱放散が減少する。同時に熱産生量を増加させるために、しばしばふるえ( )を生じる。これらによって体温が上昇してセットポイントに到達すると、不快感は消え、皮膚血管の収縮やふるえもとまる。 罨法の種類 罨法は、温熱刺激を与える温罨法と寒冷刺激を与える冷罨法に大別できる。またそれぞれ、水分でぬれた状態である湿性のものと、貼用する部分がぬれていない状態である乾性のものとがある。 温罨法 目的:皮膚の保温、末梢血管の拡張、代謝促進、炎症の治癒 湿性・・・貼付:温湿布・部分温浴・部分蒸気欲・温パップ・ホットパック・その他      蒸気:部分蒸気浴・蒸気吸入・その他      全身:電気毛布・電気シーツ・その他 冷罨法 目的:皮膚の冷却、末梢血管の収縮、代謝抑制、炎症の抑制 湿性・・・湿性:冷湿布・冷パップ・その他 乾性・・・氷枕・氷嚢・氷頸・CMC製品・その他  湯たんぽ 目的 寝床温度の一部または全体を上昇させることによって皮膚温の上昇をはかり、 保温する。 身体の一部に温熱刺激を与え、血管・筋・神経系に作用させ、安静や安楽を図る。 使用物品 湯たんぽ(ゴム製) 温度計 湯たんぽカバー 漏斗 ピッチャー 雑巾 温湯 手順 留意点 根拠 ①ピッチャーに60℃の湯を準備する。 ②湯たんぽに湯を1/3ほど入れ、湯たんぽを温める。 ③栓を閉め、逆さまに振って栓からの漏れ、湯たんぽの破損の有無を確認し、湯を捨てる。 ④湯を湯たんぽの2/3程度入れる。 ⑤空気を抜く ⑥栓をする。   ⑧湯たんぽの回りの水滴を雑巾で拭く。 ⑨湯たんぽカバーに入れ、カバーの口を結ぶ。 手順 ・パッキンが古くなっていると漏れやすいので、その場合は交換する。 平らな場所に置き、片手で口元を持ち上げるようにして、他方の手でピッチャーの湯を入れる。 湯たんぽを平らに置き、口を上に向け、湯を口まで押して空気を出す。 カバーの口から湯たんぽの本体が露出しないようにする。 カバーの素材は保温性の高い厚地のネル、毛布地、綿入れなどがよい。 留意点 ・ゴムは熱に弱いため60℃程度とする。 ・あらかじめ温めておくと、湯の温度低下が少なくてすむ。 安定感をよくするため 空気が入っていると熱伝導が悪くなる。 ・水滴は冷感を与え、体温
  • レポート 医・薬学 看護技術 温罨法 冷罨法 発熱時の看護 パルオキシメーター
  • 660 販売中 2010/10/18
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  • 為替フロート(変動相場)の下でさえ通貨当局が為替市場に介入しなければならない理由は何か
  • 国際金融取引や貿易の決済に不可欠のもの、それが、異なる通貨間の交換レートすなわち「外国為替相場」である。為替相場の安定を維持するために通貨当局が市場介入していた固定相場制度から、変動相場制度へと移行した現代、それでもなお通貨当局が市場に介入しなければならない理由は何であろうか。 戦間期、金本位制の硬直的かつデフレ的側面や為替レートの競争的切り下げ、および貿易縮小的な為替規制や二国間主義の台頭を経験した世界経済は、通貨の安定と世界経済の復興、開発の理念を実現することを目的としたブレトン・ウッズ会議にて、国際通貨制度の枠組みである「IMF協定」を設けた。この協定が想定したものは、経常取引における通貨取引の自由化と多角的決済制度の確立を目的とした、調整可能な金ドル本位制に基づく固定相場制度であった。この制度は、ドルを基軸通貨と定めてドルと金の交換比率を固定しておき、各国がドルと自国通貨の交換比率を固定することによって、自国通貨の価値に裏づけを持たせるというもので、米国がドルと金の交換を保証することから、各国はドルを国際取引の決済通貨や準備通貨として利用した。しかし1960年頃から、基軸通貨国
  • アメリカ 経済 国際 政策 市場 制度 自由 金融 影響 日本大学 通信
  • 550 販売中 2009/01/29
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