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日本語史で検索した結果:16件
1、 ウルハシ (1) ウルハシの語源 『字訓』 「『ウルフ(潤ふ)』の形容詞形とみてよい。」 『小学館古語大辞典』 「『うる(潤)ふ』の形容詞形で、水にぬれてつやつやと光沢のある、冷たい感じの美を表すのが原義であるという。」 『語源海』 「ウル(心)・クハシ...
台湾はもっとも長い期間日本語教育が行われた国である。台湾での日本語教育が始まったきっかけは、日清戦争(1894~1895)で日本に敗北し、下関条約を締結したことが端緒である。その後、日本の植民地となった台湾では、第二次世界大戦が終わるまでの50年間に渡り「日本語」を「国語」とした...
朝鮮では1910年(明治43年)の日韓併合の前から日本語教育があった。1891年に開校され、のち、英語学者・英語教育者として有名だった岡倉勇三郎もおしえた日語学堂は1895年官立外国語学校官制による日本語学校となったが、1903年までの入学者は、毎年20名以下であった。1895年...
ヨーロッパ人による最初の体系的な日本語教育は、16世紀中頃から17世紀にかけて来日したイエズス会の宣教師によって行なわれた。1549年にフランシスコ・ザビエル一行8名(うち3名は宣教師)の来日から数十年の間は、語学の才ある修道士が日本人に質問して記述するという方法で日本語を学んで...
戦前期に国内外で日本語教育に従事した松本亀次郎は嘉納治五郎の創設した宏文学院で教鞭を執る。宏文学院では、牧口常三郎氏が留学生に「人生地理学」を講義されていたことでも知られている。そのなかで、彼は「言文対照・漢訳日本文典」を著す。この教科書は中国語で解説したものであり、その中国語訳...
私が日本語教育に役立つと考えたのは、ケース2の「音便」における「現在の発話されている音便の変遷を辿ること」とケース5の「アクセント」である。 ケース2「音便」について、現在発話されている音便化の分類は、過去にその言葉がどのように発話されていたかを辿ることで分類の根拠が明らかにな...
私が日本語教育に役立つと考えたのは、ケース10の「ローマ字」におけるとケース13の「漢語・外来語」である。 まずケース10の「ローマ字」について考察する。現在、日本におけるローマ字表記は数多く存在し、特に指定の形式で使わなければならないといったことはない。ローマ字の発生は室町時代...
私が日本語教育に役立つと考えたのは、ケース18の「呼応の副詞」とケース20の「係り結び」である。 ケース18「呼応の副詞」について。日本語には、話し手・書き手の態度や気持ちを表すひとつの方法として副詞を用いるものがある。呼応の副詞とは、「おそらく~だろう」や「決して~ない」等と...
まずケース22「敬語」について考察する。日本ほど敬語を重視し、敬語を使用する場面によって使い分けを厳しく行っている国も珍しいだろう。例えば、アルバイト先の店長に、会社の上司に必要といった上下関係や、隣人、親族といった親疎関係に用いるのが日本の敬語使用場面である。日本では、使うべき...
1895(明治28)年の下関条約の締結から1945(昭和20)年の第二次世界大戦終了まで、日本語教育は同化政策の主流であった。多くの日本語教育者はその流れに抗えなかったが、松本亀次郎は自身の信念を貫き通した。本稿では日本語教育における松本亀次郎の業績について述べる。 松本の最...
日本語教師として知っておくべき知識は、子音の清濁の対立は無声音と有声音が原則であるがハ行音とバ行音は対立せず、それはハ行音の歴史によるものであることと、表音文字である仮名に実際の発音と表記が一部対応しないことの理由である。これらのことをケース4とケース7から学んだ。 ケー...
私は日本語教師として、ケース22で違和感のある敬語をしばしば聞かされるのは、敬語の意味が時間の経過で変化したことと、敬語を話し手が使うとき、なんらかの思惑がはたらいているということを、ケース23でモダリティの使い分けは学習者にとって難しいので、同一領域内の表現形式に複数の観点を設...