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聖書で検索した結果:46件
ジョセフ・フレッチャーの「状況倫理」の長所とその問題点 倫理的一般原則が、様々な文化的価値観や歴史的文脈を無視したかたちで設定される時に、それは人を束縛するだけの命令となる。「愛と律法は矛盾する」などという言い回しで表現されるときの律法はそれに近い。フレッチャーの状況倫理は、愛...
パウロは人間は自らの責任を自覚しながらも、神に感謝し服従することを拒否する、神の被造物と見なす。 体、魂、霊、心、肉という人間学的概念はそれぞれ人間の一部分を表すのではなく、全体としての人間を言い表している。 1.被造物としての人間 ・パウロにとって、神は創造者であり、父で...
子ども向けに最初に作られた絵入りの本は、1658年にドイツで出版された『世界図絵』である。作者のヨハン・アモス・コメニウスは、絵は子どもがものごとを学ぶのにわかりやすい方法だと考え、宇宙から動物まで様々な事物を素朴な木版画とわかりやすい文章で解き明かしている。これは、教育史・思想...
テーマ:教科書『ベーシック 新しい英語学概論』において言及されている「英訳聖書」に関しての理解を更に深めるべく、New Revised Standard Version(1989年)とContemporary English Version(1995年)の「新約聖書 マタイ伝(M...
ユダヤ・キリスト教世界における悪魔の変遷 ユダヤ人の歴史 前10C イスラエル・ユダの二王国に分裂 前8C イスラエル王国滅亡(アッシリアのサルゴン2世) 前587 ユダ王国滅亡 (ネブカドネザル) →バビロン捕囚 その後 ペルシア・マケドニア・エジプト・シリア・...
(3,991字)
私がこの本を読んで最も印象に残ったのは、「イエスは神との交わりに対して、常に主体的な決断を迫っていた」という部分である。 イエスはさかんに「神の国」ということを口にした。これは国家や政治形態をもった外面的なものではなくて、内面的、精神的な共同体であり、地上において始まり、終末に...
ミサの意義と構造について書かれています。
訪ねて見よう!日本の戦争遺産 2009年08月20日 安島 太佳由 宮崎市の市外を一望できる平和台公園に、異様な姿で空高くそびえ立つ「八紘一宇の塔」がある。宮崎の戦争遺跡を象徴するこの塔は、軍事施設でも戦災建造物でもなく、いわば戦争遂行のための精神的支柱としての役割を担っていたも...
イエスを語る時、必ずついてくるのが十二使徒たちの物語である。果たして彼らの存在は、どのような意味を持っていたのだろうか。 イエスが生まれてから約2000年の月日が流れ、近年、奇跡を次々と起こす伝説的なイエスではなく、「ナザレのイエス」「人間イエス」の研究が非常に盛んになってきて...
A・マクグラスによる、神学の歴史を記した書物『キリスト教神学入門』の最終章「最後の事物——キリスト教的希望」の中で、終末論を扱い、神の国と天との両方に言及している。神の国(basileia)と天(uranos)は聖書において異なる単語であるが、極めて類似...
パウロの律法理解 —聖書学演習19を通して— パウロと言えば異邦人伝道や信仰義認が思い起こされるであろう。パウロはガラテヤ書2章16節「・・・人は律法の実行ではなく・・・イエス・キリストへの信仰によって義とされる・・・。」やロマ書3章28節「・・・人が義とされるのは律法の行いに...