連関資料 :: 認知について

資料:190件

  • 心理学基礎実験 認知的葛藤
  • 第一章 序論 一般的に、葛藤状態とは、同時に2つ以上の要求が存在し、しかも、目標間の誘意性の強さがほぼ等しい場合には、生物体はいずれかの目標を選択するか決定できない状態のことである。我々の日常生活の中には、日々葛藤が生じている。Lewin(1935)によれば、この葛藤には3つの基本形が存在する。第一に、2つ以上の要求に対し、いずれの要求も応じたいという接近−接近型、逆にいずれの要求も避けたいという回避−回避型、そして他の場合と違い要求が一つだけであり、この要求に対して応じたい一方で、避けたいという接近−回避型である。この3つの基本形が単独、または組み合わさることにより、葛藤状態が生じている。 では,このような葛藤が、認知的水準において起こる場合ではどうであるだろうか。人間は、外界の刺激に反応する場合に、反射などのように、常に意識的にその反応を操作することはできない。さらには色、形、大きさ、方向などといった刺激の持つ属性を選択的に取り出して、それぞれ独立に注意を払うことはできない。例えば、聴覚の場合では、男性が女性の言葉を使用するのを奇異に感じてしまう。これは、刺激の持つひとつの属性を明示する場合に、同時に必ず他の属性をも指示することになるからである。 また、視覚における認知的水準における矛盾葛藤には、Stroop Testがあり、認知心理学の課題では有名なもので1935年、John Ridley Stroop博士が考案した。彼の名前をとって一般的にはStroop testと呼ばれている。(正式にはcolor word conflict testと呼ばれている。)この課題は,単に文字を読む,色を言い当てるだけではなく,色の判断と文字を読むという二つの異なる情報が同時に脳に入ったときの「葛藤」により色を答える反応が遅くなる現象があることを教えてくれる。このことはStroop効果と呼ばれている。近年の研究では、文字を読むことは色を命名することより簡単であることが明らかになっている。 今回の実験では、単語がどのように処理されるかを明らかにするためにストループ干渉課題を用いる。この課題では、インク色と語の意味とが不一致な色単語に対して、そのインクの色を命名するように課される。すると命名に要する反応時間が増大し、反応が困難になるという認知的葛藤現象―ストループ干渉効果が生じる。この現象は、言葉の意味がインク色の認知を阻害していると考えられる。
  • レポート 心理学 ストループ効果 ストループ干渉 逆ストループ干渉 Stroop ストループテスト
  • 550 販売中 2006/04/14
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  • 認知言語学の観点からみた虹の色
  • はじめに 色は一体どこから生まれてきたのでしょうか?自分が思っている色と他の人が思っている色は全く同じ色なのでしょうか。色について、各国、地域、民族の虹の色を検討し、なぜ、虹の色の範囲が各国、地域、民族によって違うのかということを、虹の色の歴史や色の歴史を通して、述べたいと思う。 虹の色 日本では一般的に虹の色は、7色であるとされています。日本語の中では、虹の色は、7つに区分されているからです。 しかし、他の国や、民族の虹の色を調べてみると、虹は全てが7色ではありません。 なんと虹の色が2色である民族も存在します。 これは実際に見えている虹の色が少ないのではありません。色が見えていないというわけではないのです。 このことは、虹を言語によって何色に区分しているのかという問題なのです・・・
  • 認知言語学 虹の色 民族 認識 カテゴリー化
  • 550 販売中 2010/01/26
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  • 0075 「認知構造の再構造化」の過程について
  • 0075 「認知構造の再構造化」の過程について 1.運動機能の向上 トレーニングの効果は可逆性があるが、運動の機会が途切れると、やがてその効果が失 われてしまう。練習で築き上げた技能は、半永久性を持ち、一生自分のものになるという 特徴を持っている。 2.練習の効果 「練習」とは上達に関連した反復のことであり、その反復の中で目的に応じた動作の変 化が起こり、完成していく過程が練習の効果としてみていける。これは、情報処理機能と しての中枢過程の働きによるものである。 よって、大脳にその情報が伝えられる。大脳では、その情報をそれまでに経験してすでに 記憶されている情報と照合して、どのよう
  • 0075 保健体育 認知構造 再構造化
  • 550 販売中 2009/03/17
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  • 認知症について A判定 東京福祉大学
  • 2014年 提出レポート 所見 認知症についてパーソンセンタード・ケアを含めて、よく書かれています。 誤字脱字や文章表現を工夫することで、さらにより良いレポートにすることが可能でしょう。 誤字脱字ならびに先生による指導部位は改善致しました。
  • 医学概論 認知症 東福大
  • 550 販売中 2014/09/24
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  • 判断を誤った体験とそれに対する認知心理的考察
  • 本レポートでは、これまでの人生の中で、自分自身判断を誤ったと考えられる体験について、講義でとりあげられた概念を用いて認知心理的に考察していく。本文は3つの事例から構成される。部活選びに関する失敗、アパート選びに関する失敗、日常生活の中での体験について、の3つである。 まずは部活選びに関する失敗である。中学校に入学したばかりの頃、どの部活に入ろうか考えているときに、テニス部の顧問である理科の教師が、授業のときにテニス部の勧誘をしていて、とても優しそうな先生だという印象を受けたので入部してしまったが、実際はなかなかの鬼コーチであった。
  • レポート 心理学 認知心理学 ローボール 確証バイアス
  • 550 販売中 2006/11/06
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  • 社会と人間  認知的不協和論
  • 社会と人間 「認知的不協和の理論について」 私が今回のテーマを選らんだ理由は、第一に授業を聞いてとても興味深く、そしておもしろいと感じたからである。そして第二に自分が認知的不協和を実際に経験している事があると思ったからである。なぜ自分の認知したものに対して不協和が生まれ、そしてどのように協和とし自分と折り合いをつけていくのか?その疑問について調べた内容をまとめたいと思う。   『1ドルの報酬実験』とはなにか 授業内で解説されたフェスティンガー(L.Festinger)とカールスミス(J.M.Carlsmith) の行った『1ドルの報酬実験(1959)』をもう一度振り返りたい。この実験により彼らは不協和解消のメカニズムを実証した。被験者の男子学生は実験室に1人で到着すると、非常に退屈な作業を1時間させられた。糸巻きを容器に並べては取り出すのを繰り返したり、ペグを回しては元に戻すのを繰り返したりしたのである。この作業が終了したあとで、実験者は、この実験の目的が作業に対する期待の効果を調べることであり、この被験者が期待のない条件であったと伝える。期待のある条件では、作業に取りかかる前に、作業がとても面白かったと、前の実験に参加したばかりの被験者を装ったアルバイトの学生から聞くことになっていると説明された。  実験者はさらに、実は次の期待のある条件の被験者が来ているのだが、アルバイトの学生から急に来られなくなったという連絡が入っていると行って、この被験者にその代役を依頼した。このときにアルバイト報酬として20ドル支払われると言われた被験者と、1ドル支払われると言われた被験者がいた。この被験者は次の被験者(実はサクラ)に紹介され、自分が体験した作業がいかに面白いものであったかを語った。  次の被験者が実験室に赴いたあとで、最初の本当の被験者は別室に案内された。実験に参加する前に被験者は、心理学部が実験実習授業を改善するために、実験の体験者に意見を聴取すると聞かされていたので、被験者は面接官によって、直前に体験した実験の作業に対する感想などを聞かれた。  退屈な作業をしてすぐにその作業の面白さを回答する統制条件と比べて、20ドル支払われた条件では、その作業の面白さの評定はあまり差がなかった。しかし、1ドル条件の被験者は、それら2つの条件よりも、あの退屈な作業を面白いと評定したのである(表1参照)。20ドルは、このような実験状況で嘘をついたことを正当化するには十分であった。しかし、たった1ドルでは、その嘘は十分に正当化できなかったので、被験者はあの作業を面白いと思い込むことによって、自身に生まれた不協和を解消したのである。 表1 『1ドルの報酬実験』の結果 統制条件 1ドル条件 20ドル条件 面白さの評定(*) -0.45 +1.35 -0.05 (*)-5(非常に退屈)~+5(非常におもしろい)の11段階の平均値 なぜこのような結果になったのか 一般的に考えれば、20ドル条件の人が面白さを高く評定するのではないかと考えられる。良い条件なのだから、面白いと言うのは当然のように思われるが、この結果を考察するには、認知的不協和の理論を理解する必要がある、この理論の前提には「人間には自分の行動や感情も含めて、さまざまな事物・事象に関する知識の間に、不一致がないような協和状態を求める傾向がある」とい考えが成り立っている。実験に当てはめて言えば、被験者自身の中の「この作業はつまらない」という認知と、「楽しかったと言わなければいけない」という状況に、協和状態を求めるこころ
  • 認知的不協和論 1ドルの報酬実験 レポート 心理学
  • 550 販売中 2008/05/19
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