連関資料 :: 高齢者福祉

資料:97件

  • ライフサイクルの変化と高齢福祉について
  • 人間の一生は、児童期、青年期、成人期、老年期などのいくつかの特徴的な段階を、階段を上っていくように越えていくものと考えられている。人生にいくつかの段階があり、そのような時間的な変化を、心理学および社会学ではライフサイクルという。D.レビンソンは、ライフサイクルとは、出発(誕生)から終了点(死亡)までの過程(旅)であると述べている。  わが国の平均寿命は明治期の男女とも50年を下回る水準から、現在の世界でもっとも長命な水準へと上昇してきた。簡易生命表(厚生労働省大臣官房統計情報部)によれば、平成13年では、男子78.07年、女子84.93年、平成14年では、男子78.32年、女子85.23年である。  寿命の改善によって、どのくらいの人びとが高齢者になっているかをみると、戦後の昭和22年では出生した者が65歳まで生存する確率は、男子39.8%、女子49.1%であった。その後の寿命の改善により、平成14年は男子が85.4%、女子が92.8%までにそれぞれ上昇した。 このような寿命水準の改善は、現在進行しつつある少子化や未婚化現象や離婚の増加と伴って家族員のできごとに関わる事象、すなわち人びとのライフサイクルを大きく変容させる要素となっている。
  • レポート 福祉学 ライフサイクル 高齢者福祉 老人福祉
  • 550 販売中 2006/03/06
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  • ライフサイクルの変化と高齢福祉について
  • 「ライフサイクルの変化と高齢者福祉について」 ライフルサイクルは、人間の誕生から死に至るまでの一生の過程の事である。また個人ではなく、人間全体の流れにおいて考えられている。具体的に見ると人は子孫を残すということだ。そして、その子孫もさらに子孫を残していく流れだ。こういった世代交代や、その当時の社会状況による生活リズムの違いなどで、ライフサイクルでは「人」が考えの基本対象になっている。   その反面、ライフステージでは「個人」が対象とされているのだ。人間の一生における幼年期・児童期・青年期・壮年期・老年期などの、それぞれの段階を指している。家族については新婚期・育児期・教育期・子独立期・老夫婦期などに分けられる。これは、人の一生を輪切りにして側面から見たもの、と考えればわかりやすい。 第二次世界対戦終了頃までは人生50年時代と言われていたが、経済成長に合わせ長寿社会へと歩みを早め、平成18年の簡易生命表によれば平均寿命が男性は男79.0歳、女性は85.8歳と世界的にも高い水準を示している。この急激な変化は、私達のライフサイクルに大きな変化を与えただけではなく、家族関係の変化や少子化など長寿社会を取り巻く周囲にも影響を出している。 「男女共同参画白書」を参照して、大正時と最近とでの特徴的な変化をみていきたい。①晩婚化 男女共に初婚年齢が高くなり、晩婚化が進んでいる。その背景には結婚することが幸せであるといった考えが薄れ、仕事を持ち自立した生活をする傾向が見られると言える。つまり、結婚に対する価値観が変化したのだ。 ②少産少子化 晩婚化などの影響を受けて、女性が一生涯の中で生む子供の数が1.3人と低下傾向を辿っている。そこには、女性の高学歴や社会進出が要因ではないかと考えられており、そこから子供の人口と出産人口が減少していき、変りに高齢者人口が今後も増加するのは明白である。 ③ 定年後の長期化 長寿になったことにより、定年後の期間が昔よりも長くなった。余生といった言葉は死語となり、新しい人生を送るには相応しい長い期間があるということだ。しかし、妻は子離れ後から徐々に老後の準備を進めることができるが、夫はそれまで仕事一筋だった人生が定年により一転した日常生活になる。その変化に対応できず、気力などを失ってしまう場合がある。また、この定年後の生活に対しての不安からか、定年前後に離婚をしてしまう夫婦も増加傾向を辿っている。そういった問題に対し、最近では企業側が定年間近の職員や、その妻を対し定年準備に関するセミナーを開催し、定年後の行き方のアドバイスをおこなっているところも出てきた。 ④ 寡婦期間の長期化 老人福祉施設などに入所している男女の比率は、やはり女性の方が高く、長生きするのが普通で自然な形にみえる。しかし、夫の死後、つまり寡婦期間がどんどん長くなっていき、長期間の一人暮らしをどうやって過ごしていくかが重要な問題だ。 ⑤ 独居生活の長期化 昔は三世代が同居をして暮らす姿が基本で家庭生活が営まれていた。老後の生活もその子供の世代の扶養や介護に支えられていたのだ。しかし、世帯構造が核家族へと進み、独り暮らしや高齢者夫婦のみでの孤立的な世帯が急増した。また、家族観も変化をし、親が元気なうちは子供世帯が独立世帯を形成し離れて生活をする姿が強い。これからも、扶養意識が変化を続け子供世代に頼らないという姿が増え、子供世代も親の介護などについて自分の手で行っていくという考えが希薄化する可能性が高い。 こうした長寿化によるライフサイクル変化にあわせ高齢社会の問題が出てき
  • レポート 福祉学 ライフサイクル 高齢化 少子化 余暇の過ごし方
  • 550 販売中 2007/10/25
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  • ライフサイクルの変化と高齢福祉について
  • わが国においては50年前に比べてライフサイクルが大きく変容している。要因として高度経済成長、少子高齢化、核家族化、女性の社会進出、平均寿命の伸長などがあげられる。 1.少子高齢化  65歳以上の老年人口比率が7%を超えると高齢化社会と呼び14%を超えると高齢社会と呼ばれる。わが国においては欧米先進諸国と比較して急速に高齢化が進んでいった。1970年に高齢化社会へと突入し24年後の1994年には高齢社会へと移行している。  欧米先進諸国においては1950年頃には高齢化社会となっている。その後日本では急速に高齢化が進み西欧諸国を追い抜き、2000年時点では日本が最も高い。  老年人口比率が7%から14%に推移するまでのスピードは西欧先進諸国では一番長いフランスで114年、一番短いドイツでも42年と日本は極端な短期間で高齢化が進展してきた。  欧米先進諸国では緩やかなスピードで高齢化が進展してきた為、その社会及び経済システムの構築にも時間をかけて行うことができたが、日本では急速に整備する必要があり、様々な問題が発生している。  これに加えて同時に進行してきたのは少子化である。合計特殊出生率は1949年の4.32が最高値とし、その後急激に減少していった。第二次ベビーブームである1973年時点で2.14その後緩やかに減退していき、その二年後には近郊痴漢水準である2.08を割り込む結果となる。2005年には過去最低の1.26を記録、その年のインフルエンザの流行も合わさり総人口も初めて減少し、人口減少社会に突入するかと思われた。その翌年の2006年には若干持ち直し1.32を記録
  • ライフサイクル 高齢者 福祉 老人
  • 550 販売中 2010/03/29
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  • ライフサイクルの変化と高齢福祉について
  • 「ライフサイクルの変化と高齢者福祉について」 1.はじめに  近年わが国は、世界的にも類を見ない速さで高齢化が進んでいる。総務省のまとめによると2008年9月現在、65歳以上の高齢者率は22.1%となり、その人口は全人口の2819万人にもなり、75歳以上は初めて1割を超えたのである。 また厚労省によれば、2008年9月末時点で100歳以上のお年寄りは過去最高の3万6276人と前年より3981人増えたのである。45年前は、100歳以上が153人だったことを考えると、いかに急激に高齢化したかが分かる。 わが国の高齢化率を先進国と比べると、急速なのが分かる。総人口に占める65歳以上の割合を高齢化率といい、これが7%だと高齢化社会といわれる。 そこで7%からその倍の14%に達するまでの期間をみると、フランスが115年、スウェーデンが85年、英国が47年かかったが、日本はわずか24年間だったのである。高齢化は今後も止まらず、今世紀半ばには2.5人に1人が高齢者となる。 また一方で、わが国の14歳以下の人口は1718万人と少子高齢化傾向が顕著になり、少子高齢・人口減少社会が始まり、すでに高齢社会と
  • 福祉 日本 経済 高齢者 子ども 社会 女性 介護 少子化
  • 550 販売中 2008/11/21
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  • ライフサイクルの変化と高齢福祉について
  • ライフサイクルの変化と高齢者福祉について  近年、我が国は他国に類を見ない速度で超高齢社会を迎えようとしている。一般に高齢社会とは、総人口に占める65歳以上の人口の割合(高齢化率)が14%を超えた社会を指し、さらに21%を超えると超高齢社会である。我が国では2002年の時点で、高齢化率18.5%であり、日本はすでに高齢社会を迎えている。そして、我が国が超高齢社会を迎える日も迫っているということである。 (1)高齢者と取り巻く環境の変化 高齢者と取り巻く環境は以前と比べ、様々な点で異なっている。そして、高齢者を取り巻く環境が変化してきたという事は、高齢者のライフサイクル(人生)も、その状況に合わせ変化している。
  • レポート 福祉学 ライフスタイル 老人福祉論 老人の環境の変化
  • 660 販売中 2010/02/03
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  • ライフサイクルの変化と高齢福祉について。
  • 高齢者とは、一般に65歳以上の人々のことを指し、さらに前期高齢者(74歳以下)と後期高齢者(75歳以上)に分けられる。 今日のわが国は、2004年簡易生命表の平均寿命によると男性は78.64 歳、女性は85.59 歳となり、男女ともに世界最高の水準に達している。これ程までに平均寿命が伸長したのは、医療の進歩、食料の量の向上、労働条件の向上、生活レベルの向上等があるといえる。また高齢化率は約20%を記録し、団塊の世代が高齢者となっていく現在、いよいよ超高齢社会に移り変わろうとしている。  そこで以下に、ライフサイクルの変化に関することや高齢者の生活問題を述べていきたい。 <ライフサイクルの変化に関して>  ライフサイクルとは、生活周期ともいい、人が誕生してから死に至るまでの一連の過程を生活のレベルで捉えた観念のことである。 ?ライフサイクルの変化  現代社会におけるライフサイクルの変化は、急速な高齢化に伴い様々な形として現れている。主に以下の4つの変化がみられる。 (1)家族形態の変化  この変化の1つに少子化問題がある。厚生省国立保障、人口問題研究所算出の合計特殊出生率によると、昭和23年頃は4.32人であったが、平成16年には1.29人へと大幅に減少している。
  • レポート 福祉学 ライフサイクル 高齢者福祉 生活問題 ニーズ
  • 550 販売中 2006/05/22
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  • 高齢福祉施設の概要
  • 【施設の説明】 ・特別養護老人ホーム   65歳以上で、要介護認定の結果要介護に該当する高齢者(特定失病により要介護の状態になった40歳以上の者も含む)が対象であり、居宅への復帰を念頭に置き、日常生活が可能になるよう、必要な便宜を提供する施設である。 ・養護老人ホーム   65歳以上の者であって、環境上の理由及び経済的理由により居宅での生活が困難な者を対象にし、社会復帰の促進や自立した日常生活を送ることが出来るよう必要な指導及び訓練等を行う施設である。 ・軽費老人ホーム   低額な料金で、家庭環境、住宅事情等の理由により居宅において生活することが困難な老人を入所させ、日常生活上必要な便宜を提供する施設である。   経費老人ホームは目的別に、食事の提供や日常生活上必要な便宜を供給する「A型」、自炊が原則の「B型」、高齢者が車椅子になっても自立した生活を送れるよう配慮した「ケアハウス」の三つに大別される。
  • 環境 高齢者 介護 健康 家族 家庭 老人 自立 生活 住宅
  • 550 販売中 2009/11/06
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