資料:136件
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精神科リハビリテーションの概念について
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(1)精神科リハビリテーションの概念について
世界保健機関(WHO)はリハビリテーションを、「障害の場合には、機能的能力を可能な限りの最高レベルに達するように、医学的、社会的、教育的、職業的手段を併せ、かつ相互に調整して、個体を訓練あるいは再訓練することである」と定義している。
医学、社会、教育、職業は、リハビリテーションの4分野とされ、それぞれ個別に発展した経緯があるが、精神科では4分野の統合されたリハビリテーションが必要である。
イギリスのウィング(Wing,J.K.)とモリス(Morris,B.)は、精神障害リハビリテーションを「精神障害に伴う重度の社会的原因を明らかにし、予防し、最小にすると同時に、個人が自らの才能を伸ばし、それを利用して、社会的役割の成功を通して自信と自尊心を獲得するのを助ける過程である」とし、社会的役割の強化を中心に、障害をアセスメントし、残った能力を活性化し、自信を得させて、失われた機能や社会における生活能力を具体的に回復させる過程という機能的なとらえ方を基本としている。
一方、アメリカのアンソニー(Anthony,W)らは、「精神科リハビリテーションの使命は、長期精神障害を抱える人々の機能回復を助け、専門家による最小限の介入で、彼ら自身が選択する環境において落ち着き、満足するようにすることである」として、本人の技能開発(個人的社会生活技能の増進)と環境面での支援開発を二大介入として重視した。
これらの代表的な定義に対して、ワッツ(Watts,F.N.)は、「リハビリテーションの成功の基準は、個人が可能な限り最高の適応を達成することであり、それは著しい生活能力の改善によるものであっても、そうでなくてもよい」として、伝統的な「生活能力の改善」というリハビリテーション目標に新しい視点である、「社会環境」の改善目標も導入した。
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レポート
福祉学
理念
リハビリテーション
分類
精神科
精神障害
5,500 販売中 2005/11/11
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精神科リハビリテーションの概念
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1. 精神科リハビリテーションの概念
世界保健機関(WHO)は1 9 8 1年「リハビリテーションとは、能力障害あるいは社会的不利を起こす諸条件の悪影響を軽減させ、障害者の社会統合を実現することをめざすあらゆる措置を含む。障害者を訓練してその環境に適応させるだけでなく、障害者の直接的環境および社会全体に介入して彼らの社会統合を容易にすることを目的とする。障害者自身、その家族、そして彼らの住む地域社会はリハビリテーションに関係する諸種のサービスの計画と実施に関与しなければならない。」と定義している。
また2 0 0 1年に発表した「ICF:国際生活機能分類−国際障害分類改訂版(ICIDHが身体機能の障害による生活機能の障害が中心であったのに対し、ICFはこれらに環境因子という観点を加えた)は障害の分類を?心身・身体機能と構造=body functions & structure、?活動=activity、?参加=participationと示した。
2.リハビリテーションの分類
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レポート
精神障害
リハビリ
ICF
精神科リハビリテーション
550 販売中 2005/12/28
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精神科リハビリテーションの構成について
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精神科リハビリテーションの構成について
1. はじめに
精神科リハビリテーションは、確たる学術的背景なく多種多様な業種の人間の実践によって発展してきたものであるため、その構成も多様である。以下に精神科リハビリテーションの対象とそれに関わる専門職と社会資源について整理するとともに、その連携の意義について考察する。
2. 精神科リハビリテーションの対象
精神科リハビリテーションの対象となるのはもちろん精神障害者であるが、精神障害は非常に広い概念であるためにそれをもつもの全てが精神科リハビリテーションの対象となるとは限らない。我が国における実態としての精神科リハビリテーションの利用者は「精神障害のために生活の困難や生活のしづらさを抱え社会参加や活動に制限のある人々が対象となる」と言われている。よって、精神障害の医学的側面だけでなく、生活障害となる側面も正確に評価する必要がある。
かつて障害の度合いを評価する際には国際障害分類(ICIDH)が用いられていたが、障害を負の側面からしか評価していないとの批判を受けたために、2001年5月からは国際生活機能分類(ICF)が用いられるようになった。ICFでは、人間の生活機能と障害について、「心身機能・身体構造」、「活動」、「参加」だけでなく、それぞれに影響を及ぼす「環境因子」と「個人因子」についても評価する。こうした評価を踏まえ、要支援者に必要なサービスを提供していくのが精神科リハビリテーションの重要な役割と言えよう。
3. 精神科リハビリテーションに関わる専門職
精神科リハビリテーションにおいても医療は重要な役割を占めるため、精神科医師や看護師、作業療法士といった医療系の専門職種の存在は必須である。精神障害を「要治療者」として捉える場合は、医師を頂点とした医療チームで治療にあたる必要がある。そのため、精神保健福祉士には「業務を行うに当たって精神障害者に主治の医師があるときは、その指導を受けなければならない」と義務づけられている。ただし、先にも述べたように精神科リハビリテーションは精神障害の「生活障害」としての側面も支援するものである。こうした視点においては、各専門職がお互いの専門性をしっかりと認め合い、同列のパートナーとして要支援者に必要なサービスを提供していく必要があるだろう。
4. 精神科リハビリテーションの社会資源
精神科リハビリテーションを必要とする人間が最初に利用する社会資源は医療機関であろう。かつて医療機関においては入院による治療が中心であったが、近年通院でのリハビリテーションとして精神科デイケアやナイトケアなどに注目が集まっている。
急性期から脱した後に利用する社会資源は、要支援者の病状や環境によって適時適切に選択されるべきである。我が国の精神保健福祉対策の根幹である精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)において規定されている社会資源の内、比較的医療機関に近いものとして、社会復帰施設(5種類)があげられるだろう。(なお、これらの社会資源は障害者自立支援法(自立支援法)の施行に伴い平成18年10月以後廃止され、自立支援法のサービスに移行したが、現段階では経過措置段階で施設名が混在している状態であるため、ここでは旧来の名称で説明する。)
(1) 精神障害者生活訓練施設
(2) 精神障害者授産施設
(3) 精神障害者福祉ホーム
(4) 精神障害者福祉工場
(5) 精神障害者地域生活支援センター
このうち、(1) 精神障害者生活訓練施設と(3) 精神障害者福祉ホームはともに生
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環境
福祉
社会
障害
障害者
介護
精神
医療
精神障害
地域
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精神科リハビリテーション 「精神科リハビリテーションの概念について述べよ。」 課題レポートA判定
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リハビリテーションとは、原語の「rehabilitation」を英和辞典で引いてみると、「復権」「復位」「復職」とある。中世ヨーロッパにおいては、教会から破門されていた人が許されて復権するという意味で用いられた。歴史的には、1910年代のイギリスやアメリカで、障害者への医療・福祉活動を総合してリハビリテーションと呼ぶことを提唱されたのが始まりである。それを日本語でもカタカナで「リハビリテーション」と呼んでいる。
リハビリテーションの概念として、世界保健機関(WHO)は1968年にリハビリテーションを「障害の場合に機能的能力(functional ability)が可能な限りの最高のレベルに達するように個体を訓練あるいは再訓練するため、医学的・社会的・教育的・職業的手段を併せ、かつ調整して用いること」と定義している。
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環境
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日本
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