連関資料 :: キリスト教

資料:44件

  • キリスト ニグレンのアガペ論
  • 1936年に『エロスとアガペ』という著作を出版したスウェーデンの神学者ニグレンは、ギリシャ哲学の愛はエロスであり、エロス的な要素を含まない純粋なアガペこそが、キリスト教本来の愛であると規定し、アガペ論を論じている。本レポートにおいては、はじめにニグレンのアガペ論とはどういうものかを述べ、その後、そのアガペ論に対する批判をする。 新約聖書において、キリスト教の根本モチーフである「愛」は、すべて「アガペ」というギリシャ語によって表現されている。それ故にニグレンは、キリスト教は本質的にアガペとしての愛の宗教である、という点を真っ先に指摘し、また、アガペの性格を「神の愛にかかわる限りにおけるキリスト教の愛の観念」であるとした。アガペの4つの特徴を挙げ、ニグレンのアガペ論の内容を述べる。
  • キリスト教 宗教 人間 道徳 差別 平等 聖書 キリスト イエス 価値 アガペ エロス ギリシャ哲学 ニグレン
  • 550 販売中 2010/03/15
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  • 日本人の世界観とキリストの世界観
  • 「日本人の世界観」とは日本の文化と伝統である。これ以外には絶対にあり得ない。日本の文化と伝統は長い過去の歴史において、世界の多くの国々から学びとりそれを育成して来た。この過去の業績を大切にしなければならない。外から来るものをただ拒むのではなく、それを統合発展させる道こそ、我々民族に与えられたものなのである。日本人は古来より自然を愛しこれを育んで来た。自然界のあらゆるものに神が宿っているものとしてこれを敬い大切にしてきた。自然の恩恵を神とする精神文明を守り育ててきたのである。「日本人の世界観」とはまずなによりも、この神と一体となった日本民族の信念でなければならない。それが日本人の世界観の基本をなすものである。神・国家・家、それらが一体となってこそ日本人は日本的世界観を自分のものとすることができる。万世一系の天皇、私たちの国の体系の基本である日本的世界観は長い日本の歴史の中に『道』として存在して来たのである。この『道』を広く世界に紹介し進めることこそ我々の使命である、と考えていたかつての戦前の日本人はこれを「八紘一宇」の精神と呼び、その信念を貫いて戦った。
  • レポート キリスト教 歴史 日本人 宗教
  • 550 販売中 2006/09/21
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  • キリスト神学における「神の国」の教理的発展
  •  A・マクグラスによる、神学の歴史を記した書物『キリスト教神学入門』の最終章「最後の事物——キリスト教的希望」の中で、終末論を扱い、神の国と天との両方に言及している。神の国(basileia)と天(uranos)は聖書において異なる単語であるが、極めて類似した最後の事柄を表現している。 「個人の生や世界の終わりについての議論であり、伝統的に終わりの時に付随する出来事(審判、天国と地獄)についての議論」である最後の事柄の思想、終末論の歴史を概観してみたい。 参考文献;『キリスト教神学入門』(A.E.マクグラス、教文館) 『現代キリスト教神学辞典』(マクグラス編、新教出版社) 1. 新約聖書  イエスの宣教の主題は、神の国の到来であった。この「神の国」(マタイにおいてはよりユダヤ教的な同意語の「天の国」)言葉はイエスの宣教の最大の特徴のひとつとして認められている。
  • レポート 神の国 新約聖書学 終末論 千年王国 アウグスティヌス
  • 550 販売中 2006/06/05
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  • アメリカ社会における新興宗教とキリストとの関わりあいについて
  • 「アメリカ社会においてNew Ageの思想がいかなる影響を与えたのか?」 序論  このレポートでは、アメリカの新興宗教であるNew Ageのアメリカ社会への影響について、考えていきたい。そのために、アメリカにおける宗教の特殊性、とりわけ、キリスト教との関わりについて考えたい。先進国の中でも、特に宗教的関心が高いといわれるアメリカだが、その宗教はキリスト教が主流である。しかし同じキリスト教である、といってもその中で細かな考え方の違いが存在しているのもまた事実である。こうした差異はあるものの、アメリカの伝統的価値観にキリスト教が強い影響を与えてきた。  1960年代に端を発するNew Ageの広まりは、既存の価値観と完全に対立するするものであった。つまり、輪廻転生をはじめとする非欧米社会の宗教的概念に、多くのアメリカ人が強い拒否反応を示したのである。こうした、経緯はShirley Maclaineの著書“Out on a Limb”に詳しい。この本の引用から、われわれはNew Ageの思想に触れることができるだろう。それでは、始めていきたい。 宗教的な国、アメリカ まず、アメリカにおける信仰について考える前に、そもそも宗教というものがどういうものなのか考えてみたい。日本人であるわれわれは、ともすれば宗教というものを何か胡散臭いものと捉えがちである。そして、多くの人が自分は無神論者であると考えている。しかし、本当にわれわれの中に信仰というものがない、と言い切ることができるのだろうか? そもそも宗教に関して、辞書ではどういう説明がなされているのだろうか?三省堂の大辞林で「宗教」を調べてみると、『[1]神仏などを信じて安らぎを得ようとする心の働き。また神仏の教え。[2](補説)religion 経験的・合理的に理解し制御することができないような現象に対し積極的な意味と価値を与えようとする信念・行動・制度の体系。アニミズム・トーテミズム・シャーマニズムから、ユダヤ教・バラモン教・神道などの民族宗教、さらにキリスト教・仏教・イスラム教などの世界宗教にいたる様々な形態がある。』とある。実際のところ、宗教というものは概念的で実態として捉えにくいものであり、こうした辞書の説明は、あまりわれわれの理解の助けにはならないのかもしれない。しかし、この辞書の定義にあるように、宗教の基盤にあるのは超人的な現象の理由をどうにかして捉えようとする姿勢である。 こうした姿勢は、多くの哲学者の「宗教」の定義にも見ることができる。たとえば、マレットは宗教を「人間の有限性の克服」と考え、フレーザーは「超人的な力・存在に対する宥和」であると定義した。この定義は今回のレポートの重要な論点であるNew Ageの主要な考え方をずばり言い表しているのだが、これを言った哲学者がキリスト教の価値観に多分に支配されていたであろうという事実は示唆的である。かの有名なカール・マルクスは「宗教は阿片である。」と表現し、宗教が死後の世界や来世での救いを餌に革命を阻止していると激しく非難している。 アメリカという国においては、宗教というものがわれわれの想像以上に人々の意識の中に根付いている、ということが統計的に示されている。1997年にミシガン大学によって、主な国別の毎週の教会への出席率が調査された。その調査によると、アメリカ人の40%が教会のミサに出席していると回答した。この数字は、いわゆる欧米先進国の中ではイタリアと並んで高い水準である。この調査は電話によるものだったために、実際にそれだけの割合のアメリカ人が
  • レポート 国際関係学 アメリカの宗教 キリスト教 ネオコン new age out on a limb
  • 550 販売中 2007/01/11
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  • ユダヤ・キリスト世界における悪魔の変遷、本当 az HC
  • ユダヤ・キリスト教世界における悪魔の変遷 ユダヤ人の歴史 前10C  イスラエル・ユダの二王国に分裂 前8C   イスラエル王国滅亡(アッシリアのサルゴン2世) 前587  ユダ王国滅亡   (ネブカドネザル) →バビロン捕囚 その後   ペルシア・マケドニア・エジプト・シリア・ローマの支配  異民族による圧政       アレクサンドロス大王の東征→ギリシア人の中東への進出                     文化の混交(ヘレニズムの風潮)  <ディアスポラ>の民として諸国に四散したユダヤ人→ヘレニズム化 パレスチナのユダヤ人→反抗 前2C初頭 セレウコス朝シリア(アンティオコス4世)  ユダヤ教の根絶・ヘレニズム化政策       強引な弾圧 エルサレム神殿の略奪 ヤハウェ礼拝の禁止 ⇒反撥 <ハシディーム(敬虔派)>の登場 …律法を遵守してユダヤ人の民族的伝統を守ろうとする保守主義者 終末論が盛んになる …人間は善人・悪人の2種類に分かれ、現在は悪人が支配しているが世界の終わりに悪人は滅ぼされ善人が報われる メシア思想 …終末論で、この世の終わりの際に救世主が現れ、選ばれた善人を救ってくれる 黙示文学 …世の終わりの時を神が当時の義人に幻視させる形式の文学 現在目の前に存在する巨悪を神の仕業とは考えたくない         ⇒神のほかに悪の元凶が必要 支配民族の宗教思想                        悪魔の出現  <初期の悪魔の性質>   人に対する敵対者(サタン)。地位は低く地獄の王でもなく、意地悪な岡っ引き程度の存在。悪を憎む心から生まれる。過激な善悪二元論の宗教での闇の天使。   審判の日に天に復讐され永遠に火中に投げ込まれる。   名前はギリシア語、ヘブライ語などが新約聖書の時代に固有名詞化。    <その後の悪魔> ペルシア渡来のゾロアスター教もユダヤ教に影響(悪の権化アハレマン) 悪霊→悪の権化、悪魔 一神教。絶対善と絶対悪に分かれ、世の終わりまで不断の戦いをする。  <後期ユダヤ教における偽典での悪魔>ヘレニズム時代  ・悪霊の頭として、人に悪い思いを吹き込む ・新たな神の被造物、人間に対する嫉妬の為に(もしくは思い上がりから)楽園を追い出された天使の一派。その後楽園でサタナエルがアダム・エバを唆した。  ・神に真っ向から刃向かっているわけではなく、神から甚だしい悪事をしでかす人間を惑わし苦しめる一定の権限をあたえられている悪魔も存在する。  ・神から地上の番人、管理者に任じられた天使たちが美しい人間の娘と交わって(しかし人は肉に過ぎないのでこのとき神によって“死”が与えられた)巨人を生ませ、堕落させる知恵を授け神に閉じ込められた堕天使たち(総称サタン)。  ・偉大なる英知の持ち主、ソロモン王に指輪で操られたりする。   名前、星座、働き、対抗する聖者や呪文も多く考えられる。 キリスト教、新約聖書 初期キリスト教…外典・偽典を生み出した後期ユダヤ教の一分派。                  布教の際に最大の敵は異教。 <初期キリスト教の悪魔> ・絶対悪 ・“死”を司るもの ・罪を犯した堕天使 ・現在のこの世の支配者(後期ユダヤ教と共通、圧政下の弱者の宗教) ・異教徒の神々 ・巨大な竜(年を経た蛇)の姿で書かれたりもする ・黙示録で終末の日に現れる悪魔像の多様性(悪魔の眷属、異形の相)  アバドン(アポリオン)、二匹の獣、バビロンの大淫婦 ・悪霊として人に憑いて悩ませる ・サタン( =ベルゼブル) ・誘惑者
  • 人間 思想 キリスト 聖書 影響 契約 民族 裁判 ユダヤ 知識
  • 550 販売中 2007/12/17
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  • 「日本的心情とキリスト的信仰の交錯とその信仰基盤」
  • 「日本的心情とキリスト教的信仰の交錯とその信仰基盤」 はじめに  千原英喜の合唱曲『マリア・オリエンタリス [東方のマリア] ~混声合唱のための5つの聖母賛歌』の中に「Ave Maria」という曲がある。この曲はいわゆる聖歌のうちのひとつ、Ave Mariaでありマリアを称える歌なのであるが、彼の作曲したこの「Ave Maria」は歌の元となる信仰基盤がキリスト教世界ではなく、日本のこころや原風景といったところに置かれている。 今回は講義で配布されたレジュメのいくつかも参考にしながら、歌の背景である信仰基盤をキリスト教的信仰ではなく、日本という世界に置くということの意味を明らかにし、日本的心情のキリスト教的信仰との出会い、交錯の可能性を考えていく。 1、「Ave Maria」とキリスト教的信仰  キリスト教は三位一体の神を信仰する宗教である。三位一体とは父なる神と子なる神、精霊はすべてひとつの神であるということである。この中で子なる神というのがキリスト教の救世主イエス・キリストであり、神が人間として受肉した姿であると考えられている。 そして、このイエス・キリストを産んだのが聖母マリアで
  • 日本 キリスト教 宗教 人間 キリスト エネルギー 言葉 信仰 日本人 イエス
  • 550 販売中 2008/12/07
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