硫酸バリウム法による硫酸イオンの定量 評価:優

閲覧数11,417
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    SO42++Ba2+→BaSO4↓の沈殿反応で生じたBaSO4が水に難溶性でろ紙とともにバーナーで強熱しても化学形が安定で変化しないことを利用した重量分析法である。

    タグ

    実験分析イオン目的重量定量

    代表キーワード

    重量

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    実験3
    ・テーマ
      硫酸バリウム法による硫酸イオンの定量
    ・実験原理
      SO42++Ba2+→BaSO4↓の沈殿反応で生じたBaSO4が水に難溶性でろ紙とともにバーナーで強熱しても化学形が安定で変化しないことを利用した重量分析法である。
    ・実験操作
    (1)よく洗浄した300 ml容ビーカーに氏名を記入し、時計皿でふたをして未知試料を受け取った。
    (2)試料が入ったビーカーに約250 mlの水を加え、さらに塩酸(1+1)2 mlを加えて酸性とした。
    (3)沸点近くまで加熱したのち、ガラス棒でかき混ぜながら塩化バリウム溶液(5%)20 mlを徐々に滴下して硫酸バリウムの沈殿を生成させた。
    (4)弱い火で加熱し、上澄液が澄んできたら、塩化バリウム溶液を少量、器壁を伝わらせて加え、新たにBaSO4の沈殿が生成しないことを確かめた。
    (5)ビーカーにごみやほこりが入らないよう時計皿でふたをして、一夜放置して沈殿を熟成させた。
    (6)定量ろ紙(No.5C)を用いてろ過をした。つぎに洗びんから温水をろ紙に吹きかけて沈殿をろ紙上に移した。(温水は、ビーカーに蒸留水を採取し、加温した後で洗びんに移し...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。