臨床医科学Ⅰ 姫路大学 【設題2】

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    資料紹介

    姫路大学 通信教育課程 臨床医科学Ⅰ(設題2)の2022年度合格レポートです。(2019年度以降入学生)

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    臨床医科学Ⅰ 設題2
    免疫に関与する細胞とそのはたらきについて説明しなさい。

     免疫とは、病原体や異物の侵入を防いだり、侵入してきた病原体や異物を排除・死滅させたりすることで自己を守る生体防御機構のことである。この免疫は、生体が自己と非自己を識別して、非自己を排除する仕組みで成り立っている。こうした防御機構は、自然免疫と適応免疫の2つに分けられる。自然免疫は生体が生まれながらに持っている、異物を即時的直接的に排除しようとする働きである。他方、適応免疫は個々の病原体や異物を特異的に排除しようとする働きである。この2つの機構が相互に関連し合うことで生体防御能力が発揮されているのである。
     こうした免疫機構ではたらく細胞のことである免疫細胞には多くの種類がある。自然免疫では主に食作用を持つ細胞である食細胞が働いている。食作用とは異物を取り込み消化分解などの処理を行うことである。マクロファージや好中球は強い食作用を持つ細胞である。また、マクロファージは病原体の処理で出来た病原体の情報である抗原をT細胞に伝え、適応免疫を開始させる抗原提示の役割も担っている。マクロファージと類似した機能を持つ樹...

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