臨床医科学Ⅰ 姫路大学 【設題1・設題2】

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    資料紹介

    姫路大学 通信教育課程 臨床医科学Ⅰの2022年度合格レポートです。設題1と2のセットです。(2019年度以降入学生)

    設題1
    細胞の損傷とその適応について説明しなさい。
    設題2
    免疫に関与する細胞とそのはたらきについて説明しなさい。

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    臨床医科学Ⅰ 設題1
    細胞の損傷とその適応について説明しなさい。

     ヒトの体は約60兆個の細胞からできている。それらの細胞は、消化や呼吸などのある特定の機能だけを持った細胞集団である組織としてまとまっている。その組織がさらに集まって胃や肺などの器官が構成され、それら器官が集まって人体が構成されている。ゆえに、人体の最小単位は細胞であると言えるのだ。この細胞が内的・外的要因により傷害を受けると、体には様々な症状が現れ、健康な状態から病的な状態へと移行する。つまり、ヒトの体を構成する最小単位である細胞の損傷こそが病気の本態と言える。
     細胞の損傷の原因には、循環障害による酸素欠乏や外傷・熱傷・凍傷や放射線・紫外線などの物理的因子、 重金属や有機溶剤による中毒、酸やアルカリによる腐食などの化学的因子、病原体感染などの生物学的因子、免疫系からの攻撃、遺伝的異常、栄養障害、老化などが挙げられる。こうした細胞の正常な働きを阻害するような状況が生じると、細胞は刺激の程度に応じて3段階の反応を示す。
     第1段階では、細胞を傷害する刺激を乗り越える反応として「適応」が起こる。細胞に損傷をもたらす様々な...

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