教育心理学 「論理的知能の発達と言語発達の間における相互作用」【玉川大学】

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    資料紹介

    ※この資料は、玉川大学通信教育部・科目名「教育心理学1」平成22年度課題の合格済レポートです。
    教員による評価・批評は以下の通りです。

    <評価>
    B(合格)

    <批評>
    認知の発達については良く述べられているが、言語の発達との相互作用はあまり述べられていない。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    このレポートでは「論理的知能の発達」と「言語の発達」の間における相互作用について説明する。
    言語の発達は、まずコミュニケーションの手段として発達し、成長にしたがって、理解や思考の場面での役割が増大し、思考の手段へと発達していく。乳児は自分の欲求を 最初は声や視線で訴えるが、やがて指さしのような手段を用い、やがては意味と音声を結び付けて言葉を使用し始める。
    一般的には1歳前後の初語の後、急速に語彙が増え、2、3歳までには2語文、3、4歳までには3、4語文以上の獲得がみられる。2歳代には「なに?」「どこ?」「だれ?」等、3歳代には「いつ?」「どうして?」「どんな?」等の疑問詞の理解や主な助詞の使い方の獲得がみられるという。しかし、この時期のことばはその時々の状況的手がかりなしでは理解できないものである事が多い。というのも、他人の視点から物事を考えることができない自己中心性が強く、見た目に左右され思考の一貫性を保てない直観的思考をしているからである。
    自己中心性とは、他人の視点から物事を考えることができないことであり、わがままという意味とは異なる。それを実験的に検証したのが三つの山の実験であ...

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