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日本書紀で検索した結果:21件
大国主神は国譲りで有名な神である。主に出雲神話に登場し、素盞鳴尊と大国主神の二柱を軸として出雲神話は展開する。大国主神は出雲大社の祭神であるが、出雲神話での神威が高く受け取られていたのか素盞鳴尊と混同されることが多い。このように大国主神と素盞鳴尊が混同される理由の一つに、大国主神...
1 はじめに このレポートは、古事記と日本書紀の内容的相違や、両文献研究の歴史的変遷を示した『古事記と日本書紀』(神野志隆光著 講談社現代新書)を基に、本著の批評、そしてその批判の根拠となった事実の理由を考察したものである。 このレポートの流れとしては、まず2章で本著を要...
神楽について 神楽には御神楽と、里神楽があり、前者は宮廷での神楽、後者は民間での神楽と分けられることが多い。 御神楽次第を列挙すると、 人長式(開始の式) 庭日(燎)の歌 阿知女作法 採物の歌 榊・幣(みてぐら)・篠(さき)・弓・劒・桙・杓(ひさご)・葛・韓神 勧盃 和(倭)舞...
今回私は、メドゥーサの持つ蛇髪を通し、神話の世界で蛇とは如何なるものなのか、またその中でメドゥーサの持つ蛇髪の意味を考えてみたいと思う まず始めにメドゥーサについて詳しく述べる。メドゥーサは、ギリシア神話の中でも有名な怪物であるが、元々は海神ポセイドンの愛人で、美しいニュンフ(妖...
歴史と人間 レポート 蘇我馬子について 蘇我馬子は550年頃、大臣であった蘇我稲目の長男として生まれた。569年に死去した稲目の後を継いで572年の敏達天皇即位の際に大臣に就任、稲目と同様に仏法に帰依し、大連であった排仏派の物部守屋と対立した。 585...
『風土記』は、『続日本紀』和銅六年甲子条 機内七道諸国・郡・郷、名著好字。其郡 内所生、銀銅彩色草木禽獣魚虫等物、具 録色目。及、土地沃脊、山川原野名号所 由、又、古老相伝旧聞異事、載史籍言上。 という詔命があり、これを基に作成されたものである。 この...
日本人はお祓いという言葉をよく口にするが、その有名なお祓いの一つに六月祓という伝統行事がある。この行事について起源と意義について述べてみる。 この六月祓は天武天皇(六三一〜六八八)の頃より始まったとされる。平安時代には六月の晦日に、天子は節折の儀を行い、百官らは西刻(午後六...
蘇我赤兄は蘇我馬子の孫にあたる。父は蘇我倉麻呂であり、兄は大化改新に加担したとされる石川麻呂である。 蘇我氏は馬子の世代以来いくつもの家に分裂していた。大化改新において滅ぼされたのは、蘇我蝦夷・入鹿の蘇我本宗家のみであり、その他の家や枝分かれした氏族はいずれもその後も政府に重...
『古事記』と『日本書紀』におけるヤマト タケルと父の景行天皇との関係の相違を中心 にこの課題について考えてみたい。『古事記』 では征西の場面で、小碓命(ヤマトタケル) が天皇に兄の大碓命の説得を命じられたが、 捕まえ手足をちぎり、こもに詰めてしまう。 このことから天皇はヤマトタケ...
「古事記」や「日本書紀」によると、神武天皇以下すべての天皇が「天皇」号で呼称されている。しかし、天皇号で呼ばれるようになった時期についての説は二つに大別される。 一つは七世紀はじめの推古朝(五九三年〜六二八年)からとする説で、もう一つは天武朝(六七二年〜六八六年)からとする説で...
上代説話の六つの類型説話と農耕説話から一つ取りあげて、それぞれの特徴について説明しなさい。 その時には「古事記・日本書紀・風土記」などを参考にして、それぞれの説話に一例ずつ具体的に示すこと。 ポイント →通信教育教材をよく理解すること キーワード →内容・性格・モチーフ・起源 ...
小林行雄は、明治44(1911)年に兵庫県神戸市に生まれた。昭和初頭に浜田耕作・梅原末治・森本六爾らと出会い、京都大学で教鞭をとった。平成元(1989)年死去(享年77歳)。研究分野は、弥生時代から古墳時代の埋葬施設についてで、特に古墳の副葬品である三角縁神獣鏡の研究に精通してお...