連関資料 :: 学力

資料:56件

  • 学力とは何か
  •  学力は、普通、能力の中で学校で学習する個人または集団の認識能力を中心にいわれる。それは手技や慣習の中で、勘やこつによって習得されるものではなく、科学と技術に基づいて、すべての人にわかち伝えることのできる能力の部分を指す。学力は、自然と社会の概念・知識と、それを把握する方法、芸術の形象とそれを構想し表現する方法から成り立っている。 『国民教育小事典』1979年、田辺徹、草土文化、p112 学力とは何か <定義と歴史>  ふつうには学校における学習で獲得した能力とされるが、より広く意図的、計画的な学習によって達成された能力、とくに認識能力のことをいう。 <学力観の諸相>  学力をその内容をなす文化(科学・芸術・技術など)との関係を重視してとらえるとき、学力はものごとに対処する能力のうち、だれにでも分かち伝えうる部分であるという規定が生まれる。これは対応する文化の範疇(たとえば教科としての領域や区分)と知識や習熟の度合いを想定し、学力形成や学力評価の望ましいあり方を追究するという立場である。 
  • レポート 教育学 学力 学力観
  • 550 販売中 2006/01/30
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  • 学力論について」
  •  現在私は家庭教師を3件もっている。高校3年生と中学2年生と3年生である。今まででは2件担当した。どの子も一生懸命で毎回楽しく勉強をしている。さて、この子達の勉強方は現在ほとんど学力検査つまりは、学力テストに向けての勉強となっている。ではその学力テストとはどういったものであろうか。 学力テスト Achievement test  学校教育によって児童・生徒が学習し,獲得したものを測定しようとするテストで,アチーブメント・テストともいう。どれだけ学ぶことができるかその可能性を予測する適性検査 aptitude test に対置される。その形式は,客観化されたペーパー・テストによるものが多く,20世紀初頭まで試験の際に用いられた口頭試問や論文体テストの恣意性と主観性を克服するため,アメリカにおいて E. L.ソーンダイクらによって開発されて以降急速に普及した。例えば彼が初めて作成した客観的テスト(書き方考査尺度,1910)以降,1928年には,アメリカで標準化されたテストは約1300種,40年には2600種にもなった。日本においては,大正から昭和にかけてその研究が盛んになり,田中寛一の《算数計算問題基準》《算数応用問題の考査基準》《国語書き取り成績の考査基準》などはその代表的なものである。
  • レポート 教育学 学力 基礎知識 学力テスト
  • 550 販売中 2006/02/25
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  • 確かな学力
  • 「『確かな学力』を育てる授業の確立のために必要な基本事項について述べよ。」  現代社会において、子どもの学力低下が深刻な問題となって浮上している。子どもの基本的な学力・応用力・読解力などが軒並み低下しているのである。しかし疑問に思うのは、現代の子どもたちは学校が終わった後塾に通うこと、また家庭教師を雇ってまで勉強しているのに、なぜ学力低下という問題が起きるのか、ということである。この問題を解決するために、わが国において学習の中核を担うべき「確かな学力」を育成すべきであるとされ、小学校において子どもたちの将来を見据えた学習がなされるようになったのである。 1. 学力及び確かな学力とは  平成15年学習指導要領の改正に伴い、中央教育審議会では学校教育で育成すべき学力観について次のように述べている。まず、生きる力に対しては、「知の側面からとらえ『確かな学力』を育むため、学習指導要領に示されている基礎的・基本的な内容を確実に定着させること、各学校における創意工夫を生かした特色ある取組みを充実させる。」とされている。次に、「確かな学力」の定義とは「知識や技能、学ぶ意欲、自分で課題を見つけ、
  • 全体公開 2009/02/09
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  • 学力とは何か
  • 「新学習指導要領に対して、「学力の低下」が議論されている。「学力とは何か」について論じなさい。」 「ゆとり教育」のもとで、近年学力の低下が叫ばれている。ここでいわゆる「学力の低下」といわれているのは、従来の教育におけるいわゆる「基礎学力(基本的な知識理解、漢字の読み書き、計算、理科や社会の知識等)」である。それに対して、現行の学習指導要領でいう「学力」は「新しい学力観」として唱えられた「情報を取捨選択し、活用する能力」と「生涯学び続けようとする意欲」の2本柱からなる。 学力とは、これら両方の力をあわせたものであるといえる。近年学校教育現場では、前者の「基礎学力」がおろそかにされ、後者の「新しい
  • レポート 教育学 教育課程 学力 学力低下 通信 佛教大学
  • 660 販売中 2006/11/27
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  • 学力調査を読み解く
  • 私は『希望をつむぐ学力』の「学力調査に見る日本の子どもたちの学力実態最近のPISA・TIMSS・文部科学省の調査結果から」を読んだ時、全体として著者の論に異議はありませんでした。しかし、PISAとTIMSSから提示されているデータとして3つ挙げている内の最後の3つ目、つまり「三つ目に、クラシックな蔵書数の違いなどの家庭の社会経済文化的背景が学力格差に強く影響するようになっていることである。」(田中耕治、『希望をつむぐ学力』、明石書店、2005年、134ページ)という部分が非常に気になりました。本文献には、そのデータが割愛されているのでこの本を読んだだけでは納得できなかったというのもあります。しかし、それ以上にこの部分が気になったのは、次のような文献を以前読んだことがあったからです。『読書の発達過程読書に関わる認知的要因・社会的要因の心理学的検討』(秋田喜代美著、風間書房、H9年)この文献は、学力調査とはほとんど関係のない本ですが、蔵書量と子どもの読書に関して次のように述べています。「一方、『子の読書量』へは、親の好意度や蔵書量との弱い相関が見られ、(中略)『蔵書量』は『感情』とは有意な関連はないが、『読書量』とは有意な生の相関を示している。すなわち、家に本があることは、読書量には影響を与えるが、感情へは直接影響を与えていないと推察される。 学力格差の問題を論じている場に子どもの読書に関することを出してくるのは場違いかもしれません。
  • レポート 教育学 PISA 学力調査 教育
  • 550 販売中 2006/05/05
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  • 学力低下の実態について
  • 学力低下の実態についてまとめ、その問題点を整理せよ。  高学歴化が進むと、いつの時代も学力が低下してきている、という議論が沸きあがってきた。さかのぼれば、学力低下は明治時代でもいわれており、けして新しい議論ではない。時代とともに高校卒業後、大学などの高等教育機関への進学率が高まり、全体として大学入学者の数が増える中で、「大学生」の平均学力の低下は避けられないことであり、大学の大衆化による必然的な結果であった。  しかし、これまでの学力低下論では、全体的には教育レベルは上がっており、新しい世代は前の世代以上の学力を下回ることはなかったと認識されているのに対し、現在の学力低下は、新しい世代の学力が
  • 学力低下 実態 問題点 教育社会学 通信 佛教大学
  • 660 販売中 2008/02/25
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  • あなたにとっての学力とは?
  • あなたにとっての学力とは?  まず、この授業を受ける以前、そしてこのレポートを書く以前の自分の学力に対しての価値観は以下のようなものであった。 社会に出ていくために、ある程度は必要なもの 大学受験や将来の自分を左右するために、身につけなければ夢が達成できないもの 大部分の自分と同じ世代の学生が、学力に対してこのような価値観を抱いていると思う。しかし、このような価値観は非常に曖昧なものであり、“受験勉強”といった狭義の意味での学力とゆう定義なのだと気付いた。 そこで、やはり教職を目指すものとして、“教育”といった観点から学力とはどういったものであるのかを考えてみようと思った。 近年の傾向から言え
  • レポート 教育学 学力 学習 教育 受験 教職
  • 550 販売中 2007/07/25
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  • 学力の国際比較
  • 比較教育学レポート はじめに 授業によれば、比較教育とは、外国の教育の特徴を学び、それと日本を比較することで、日本の教育の特色を明らかにするものだという。本レポートでは、「学力」という点から、実際の比較を通して実際に得られる知見や意味を考えてみようと思う。 A)学力に関して、最近よく叫ばれていることといえば、やはり学力低下の問題だろう。授業の資料による2004年のOECD国際学力到達度調査では、日本の「数学的リテラシー」は6位、「読解力」は14位、と大きく順位を下げたらしい。また学力低下と並行するように、興味や関心が薄れてきている、とも言われている。特に習熟度レベルの低いグループの落ち込みは深刻なようだ。少年犯罪の増加は学力低下のせいだ、とか、根拠のよく分からない話すらでつつある。 B)この原因として、やはりよく叫ばれるのが、「ゆとり教育」の弊害である。いわく、ゆとり教育は単に学ぶ量を減らしただけであるから、前の詰め込み型学習に戻すべきだ。とか、あるいは週休5日制もよくない、学習時間が減っただけだ、というものである。以下に一例をあげよう。 たとえば小学校4~6年の算数について、昭和43
  • レポート 教育学 比較教育 学力低下 国際比較
  • 550 販売中 2006/12/11
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  • 学力社会とは何か
  • 学力社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて学力の視点から述べよ  学歴社会とは「社会における社会的・職業的地位などの配分の基準として学歴が重きを占める社会」を意味する言葉であると考えられる。よく混同される「高学歴者が多い社会」の高学歴社会とは全く異なるため、「低学歴社会だが学歴社会」や「高学歴社会だが非学歴社会」もあり得るのである。  重要な事は学歴社会が、ただ単に教育を重視する社会ではないということであり、その意味以上のものが学歴社会の中の教育にあるのである。  現代社会では公教育=教育の錯覚が生じがちであるが本来、教育はより広いものであり家庭におけるしつけや地域社会における学習も含み、公教育システムで行われる教育は「学校で行われる教育」の一部にすぎないのである。しかし、現実はそこに他の領域の教育を次々と取り込んでいくのが現代社会の特徴である。その結果、学校の役割が大きくなり過ぎて問題点の一つとなっているのである。  ときに学歴社会は「実力社会・能力社会」と対置されて語られてきており、その実現を阻害するものであるかに語られることが多かったが「実力社会・能力社会」を実現している国では、むしろ手段の一つと考えられたと見るべきである。ただ、アメリカ合衆国などにしても、むきだしの「実力社会・能力社会」を現実のものにしているのではなく過去の実績や職業経歴が重視されるのであり日本の場合はそれが教育経歴(学歴)であるのに過ぎないとも言えるのである。  では、その学歴はどのように評価されるのであろうか。 さまざまなパターンがあると思うが5つのパターンに分類してまとめていきたい。①漠然とした社会的評価は世間に蔓延している評価であり偏差値、就職率、各種国家試験の合格者数などから比較的、大きな枠組みから評価している。②ブランドとしての大学は学生の社会階層上の特性から生まれるイメージで側面的な評価と言え就職にも影響するが結婚や交友関係の形成に役立つと考えられる。③人的資本論は知識・技術の水準が学歴によって表現されると考える理論である。④スクリーニング仮説は人的資本論の逆で訓練可能性を重視するのであるが学歴との間にズレがあるため難しい問題でもある。⑤統計的差別理論は学校歴が大事で学習歴や訓練可能性を重視しない考え方だが1つの枠が大きすぎて学歴がその水準を表すと考えるには無理ということになる。  以上のような評価をふまえて今、日本では盛んに学歴社会批判が展開される一方で途上国では明治時代の日本のように意図的な学歴社会を進めようとする社会もあるが重要な事は学歴は固定的な個人の属性と捉えずに可変的なその人の知識・水準を表すものとして、また受けてきたトレーニングの証として受け取ることである。  しかし、こういった教育機会の問題以上に学歴社会において問題とされているのは学歴が一体何をどの程度あらわすと考えられるのか、という問題である。これについては主に二つの疑問があり、一つは学歴が大学入試を受験する18歳から20歳頃の時点での学力を表すに過ぎない問題である。若いときに獲得した学歴が、その人の将来の可能性を拘束する、つまり一種の身分と化する点である。もう一つはその時点の学力はいわゆる受験学力であり実力・能力の一部を表すにすぎないのに、あたかも実力・能力の主要部分を表現し人格の評価にまで関わってしまうのはおかしいというわけである。また当該大学・学部で求められる人材の選抜を適切な入試方法が行われているかも問題であるとされている。
  • レポート 教育学 学歴社会 教員 二極化
  • 550 販売中 2007/04/07
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  • 学力の定義を明らかにしたうえで、学力をめぐってどのような問題が生じているのか。
  • 学力の定義を明らかにしたうえで、学力をめぐってどのような問題が生じているのか。  まず、学力とは何か。読んで字のごとく、「学ぶ力」であることも1つの考え方である。しかし、一般的に使用されている「学力」という言葉は違った意味で使用されているように思う。  文部省の学力の考え方を引用すると「学力は学習及び学習対象への関心・意欲・態度への点からでも評価されなければならない。」この学力観に立って様々な評価をするよう推進している。  先に挙げた一般的に使用されている「学力」の意味とは、どれだけの知識や知恵を持っているのか。どのくらいの偏差値なのか。そういう数字などで判断できることを「学力」とよんでいるよ
  • レポート 教育学 生徒 進路 進路指導
  • 550 販売中 2007/06/22
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  • 学力論 〜学力問題をどう考えるか・臨床的視点から〜
  • テキスト「今日の学力問題を考える」で述べられている、学力という言葉に示されている要素についての三つの視点、「社会的視点」「臨床的視点」「認識論的視点」の中から、特に臨床的視点について考察していきたい。 学力とは何なのか。一般的に世間では「受験学力」に代表される、試験の得点と重ねたイメージがもたれている。新学力観以前に教育を受けてきた学生、特に身近な存在である親世代は、そのイメージを根強く持っている。私たちに代表される新学力観世代でさえ、そのことに拒否感を覚えつつもとらわれることがある。それはなぜか。 私たちの学校の印象として「とにかく授業をして、先生に教えられたことをどれだけ覚えているかで点数をつけられ評価された。」という偏ったものになっている人が多い。特にそれは中学校時代以降の経験からのものである。例えば授業中の発表でも、中学生になると激減する。それは自分の答えが他の人にどのように思われるか、教師や他人のもっている正解と食い違っていたら…という不安感から人前で曝されることを嫌うからである。受験学力があるということが、その人間の価値を決め、そのフィルターで見られることが否めないので、人とのかかわりにも影響を及ぼすことになる。「頭のいい子」が重要な役員を押し付けられたりする。発表に関しても、「頭のいい子」の解答は絶対的権威がある。出来る出来ないで大人に自分を判断されるのはひどく嫌うが、自分たちの中にもそのような意識が意識的にも無意識的にも根付いてしまっているのである。「知」は値踏みし、自分を傷つけ、抑圧するものという印象がある。それに適応しようとする子どもは落ちこぼされることへの不安感や競争による強迫によって学習しようとするし、「知」に対して斜めに構え、反発する子どもは学習から離脱する。
  • レポート 教育学 学力 社会的視点 臨床的視点 思考力や表現力 少年犯罪
  • 550 販売中 2005/07/20
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