犯罪者のソーシャルインクルージョン

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    1.はじめに
    2009年6月29日、国内初の国立保護更正施設「北九州自立更生促進センター」が北九州市小倉北区西港町に開所した。この施設は、刑務所を仮出所した者を対象に出所後の社会復帰を促す目的で設立されたものである。当初法務省は、他地域についても同様の施設を開所予定であったが、地域住民の強い反対により、実現しなかったと述べている。もちろん今回開所された北九州の地域住民が、当該施設の開所を快く受け入れたわけではない。1万4千人分もの反対署名が法務省に寄せられていたという。
    本稿では、主に軽微な罪を犯した者が服役を終え、出所後再び一般社会に復帰することが出来ることを目的とした新たな刑事施設や保護更正施設の建設と、その開所に対する国民、とりわけ施設周辺住民の反対・嫌悪についてどのように折衷し、よりよい社会を構築するかを検討するものである。
    2.現状
    冒頭にも述べたように、法務省(行政側)の期待とは裏腹に地域住民による根強い反対のためにいくつかの都市において政策の実施が頓挫してしまっているのが現実である。つまり、行政側の要請と住民との要望との間に齟齬が生じてしまっているのである。いくら行政側が..

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